係長　青島俊作２　事件はまたまた取調室で起きている！

評価６８点(１００点満点)
おなじみ湾岸署の刑事青島俊作係長が活躍するオリジナルストーリーで織田祐二が軽妙な演技を見せてくれるがストーリーは商店街の会長が何者かに殴打されるというどこかほのぼのとした事件。湾岸署の取り調べ室を舞台にした流れで自分が犯人だと３人が名乗り出ることで事件は複雑化、「翔んでる警視」に同じような設定があったがこちらはもっと単純。
基本は商店街の人達の人間関係の温かさというところ。かくして青島係長、無事に事件を解決。
お疲れさまでしたで一件落着。

まぁ、前作よりマトモだったかな。――というレベル。
ミステリーではないし、サスペンスフルな物語もスリリングな展開もない。ステキな映像が見られるワケではないし、素晴らしい楽曲に酔いしれることもない。スケスケヒラヒラの薄衣をまとった美女が歌ったり踊ったりもしない。何だか小粒のヤローばかり出て来る。(笑)
端的に言って、中途半端な顔見世興行みたいなものだった。

なぎさ商店会の会長がゴルフクラブで殴打される。湾岸署が調べ始めると、次から次へと容疑者が現れる。
……というお話し。(笑)
勝手に容疑者たちが現れて自供をしたから仕方なく取り調べを始めたってカンジが、もう少し明確に欲しかった。そうでないと、睡眠不足の青島係長がズルズル事件に引きずられる面白さが出て来ない。

いくら携帯動画とはいえ、リリースする以上は手を抜かないで欲しいと思った。
さしたる演出もなく、脚本にも工夫がみられない。マウンドに立ったピッチャーのような迫力と真剣さはなく、ブルペンで肩慣らしをしている控えの投手のようにユルイ投球が続く。見ていて退屈だった。
正直、役者さんたちのお芝居もコントのレベルだ。

ただ１人、夏帆さんだけがマジメに演技をしていた。彼女は、根がマジメなのか、どの出演作品でも真摯に役づくりに取り組んでいる。BeeTV 『ブリザード』でも、１人だけ印象に残る演技をみせてくれた。
細くて目ばかり大きな“マッチ棒”みたいなのに、不思議と腰が据わっている。妙な色気も◎。鼻にかかった枯れた声のせいかも知れない。或いは、もしかしたら性悪の冷たい女かも知れない。ヒールでグリグリ踏まれたいと願っているＭ男くんには女神のような女性と映るに違いない。その辺りが、彼女の魅力かも知れない。(笑)

携帯コンテンツだから、移動中に見るには、これくらいユルイ方がいいのだろう。
でも、ＤＶＤでリリースされたら、真剣に観ようとする視聴者がいることも、少しは考えて欲しかった。

事情聴取に怪談話しで応える葬儀店の男が面白かった。

でも、オススメ致しません！(笑)

収録時間１５０分と書いてありますが、実際は１２０分です。

登場人物が、次から次へと自白してしまう奇妙な事件。
本当の犯人は誰だ？

よくもこう複雑な人間関係を作り上げたもんですね。
NOTTVで観てた人は、途中で訳分からなくなったんじゃないでしょうか？
でもＤＶＤで観ると、意外にすんなり頭に入ってくる。
作り方が巧いんでしょうね。

ほとんどが取調室での、このお話。
最後まで退屈せずに観れました。

７０点。

事件の謎は途中ですぐに分かりましたがおもしろかったです。出ている出演者もたくさんいて豪華でした。たくさん事件の関係者がいるのにこんがらがず分かりやすかったです。いろんな「踊る」が見れて良かったです

DOCOMOからスマートフォン用に独占配信された「踊る大捜査線」の番外編です。
10分で１話となっていて、全部で10話が入っています。
とてもコンパクトにストーリーが展開しています。

番外編とは思えないほどキャストが豪華だったので借りてみてよかったです。
やっぱり「踊る」の世界観は見ているだけでテンションが上がります♪
キャラクターがしっかりしていると、他愛もないやり取りだけで充分楽しめるんだなーと改めて思いました。
ただ、本筋のストーリーはイマイチでした、やっぱり「踊る」は映画が一番だと思いました。