さあ帰ろう、ペダルをこいで

さあ帰ろう、ペダルをこいでの画像・ジャケット写真

さあ帰ろう、ペダルをこいで / ミキ・マノイロヴィッチ

全体の平均評価点:(5点満点)

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「さあ帰ろう、ペダルをこいで」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

ブルガリアの歴史を背景に、共産党政権時代に離ればなれとなった祖父と孫が、タンデム自転車でヨーロッパ横断の旅をする中で喪失を乗り越えながら絆を取り戻していく姿を綴るヒューマン・ロード・ムービー。1980年代、共産党政権下のブルガリア。田舎町に暮らす少年アレックスは、バックギャモンの名人である祖父バイ・ダンからそれを教わる。やがて両親はアレックスを連れてドイツへと亡命する。25年後のドイツ。一家はブルガリアへの帰郷の途上で事故に遭い、両親は命を落としたうえ、病院のベッドで意識を取り戻したアレックスは記憶をなくしていた。そんな孫を心配してドイツにやって来たバイ・ダンは、アレックスをタンデム自転車の後ろに乗せると、故郷ブルガリアへ向けてペダルをこぎ出すのだった。

「さあ帰ろう、ペダルをこいで」 の作品情報

作品情報

製作年: 2008年
製作国: ブルガリア/ドイツ/ハンガリー
原題: SVETAT E GOLYAM I SPASENIE DEBNE OTVSYAK

「さあ帰ろう、ペダルをこいで」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全6件

心に残る映画

投稿日:2013/04/06 レビュアー:ミルクチョコ

とってもハートフルな映画に出会いました。
作風はコミカルで軽いタッチなのに、尚且つブルガリア共産党政権下と背景は重たいのに、心に残るメッセージを感じました。
事故で両親と記憶を失った青年が、再会した祖父と共に祖国へ戻る自転車の旅の過程で、家族の絆を取り戻していく姿を描いたロードムービーです。
幼少期に両親と共に共産党政権下のブルガリアからドイツへ亡命した青年アレックスは、交通事故で両親と記憶を失ってしまいます。ブルガリアからアレックスを迎えにきた祖父バイ・ダンは、アレックスと2人でタンデム自転車に乗り、祖国を目指します。
アレックスはかつて祖父に習ったバックギャモン(ゲーム)を再び教わりながら旅をすることで、記憶から失われた自身の人生を見つめ直すことになります。記憶喪失となったアレックスの過去を取り戻す作業をじっくり時間をかけて炙り出す見せ方が面白いです。
祖父と成人したアレックスの姿を描く一方で、ブルガリアでの幼いアレックスと両親との生活が、巧妙にフラッシュバックで挿入される描き方も上手いです。

旧体制下の東欧の暗さの中のでの人々の陽気さ、反対に自由な国であるはずの西側のちっとも自由とは言えないシニカルな描写、そんな人間観察が隅々まで行き届いていて、重苦しい中にもユーモアを交えたエピソードが効いています。
孫のアレックスの成長を見守る名優ミキ・マノイロビッチの深い魅力に魅せられました。飄々とした装いの中にも、芯の強さがあって、やはり魅せてくれる俳優だなぁと思いました。
見終わって気分のよい映画でした。

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最強のゾロ目♪

投稿日:2013/04/15 レビュアー:パンケーキレンズ

ミルクチョコさんの、おすすめレビューを読んで、早速レンタル♪

両親の死と同時に、自分自身も記憶をなくした主人公
その再生の旅を、温かい目線で描いた、とても美しい自転車によるロードムービーでした

なにもかも失ってしまった主人公に
共産党政権に追い込まれる両親・・・
暗い暗いエピソードが次々襲い掛かります

そんな青年を迎えるためにやってきた祖父との旅

二人乗りのタンデム自転車に乗って、走り出したその瞬間
なんと、なんと、画面の輝かしいこと!
緑の木々と、山々が美しい東欧の風景
それと共に描かれる、過去の色んな出来事を払い落として
新しい人間に生まれ変わるかのような、再生の疾走感が、なんとも言えませんでした

両親と歩んだ、辛い亡命の、往路

祖父と走る、未来への、復路

祖父が名人だったというバックギャモンというゲームになぞらえて、しばし人生が語られますが
自転車に乗り込んだ二人は、まさに最強のゾロ目といったところです

木製のゲーム盤にサイコロが跳ねる、その独特な小気味よい音も印象的♪

ミニカーの重ね方も、絶妙です!

祖父とのゲーム対決の結末や
美女とのその後・・・
終盤の、光の射す量が爽快で、なんだか嬉しくなってきました

あまりお目にかかれないブルガリア映画
観てよかったです♪

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人生は勝ったり負けたりの繰り返し。じいさんの言うとおり♪

投稿日:2013/04/29 レビュアー:MM3

日本でブルガリア映画公開ってなかなか珍しいな〜なんて思いながら見逃しちゃった(苦笑
劇場ではバックギャモンパーティーとかもやってたらしいです。

ものすごくハートフルで
祖父と孫の心温まるロードムービーながら
ベースには共産党政権下のブルガリアの情勢があり
一歩間違うとどんより暗い話にもなりかねない。

しかも、両親とともにドイツへ亡命したアレックスは
ブルガリアへ帰郷の際に事故に遭い両親を亡くす。
本人は記憶喪失。

このあたりでは、ものすごいくらい展開を想像しちゃったんですが、
ブルガリアにいたじいちゃんがアレックスに会いにきて
なんとか記憶を取り戻すべく、一生懸命な姿がいいですねえ♪

子供の頃に教えたバックギャモンを教えながら
自転車に乗って一緒に旅をする。

その描写とアレックスが子供の頃の描写が交互に差し込まれ、
アレックスの昔の記憶が徐々に戻っていく感覚を
視覚で感じ取れるうえに、
このじいさんとアレックスの絆の強さを思い出しているアレックスの心のうちが見えてくるようです。

おまえ両親はもう来ない。
でも、記憶が戻ればやってくる、お前の心の中に。
さあ、故郷へ帰ろう。


その言葉がグッときました。

バックギャモンをやりながら
人生は勝ったり負けたりの繰り返し
なんて言ってるところも
じいさん、おっしゃるとおりだよ!って思いました。

青空の下自転車をこぐ2人の姿がすごーーーくすがすがしい♪

終わってみれば爽やかな1本でした♪

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記憶を呼び戻すタンデム ネタバレ

投稿日:2015/11/09 レビュアー:alterd

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良い映画だった。

ソ連によってブルガリアが主権を制限されている頃、反体制派だった祖父と孫の話だった。
冒頭、孫の父親が運転する車が事故に遭い両親が死に孫はかろうじて生き残るが事故のショックで記憶喪失になる。

父親も反体制派だった為ブルガリアからドイツに亡命していたので、祖父はドイツまで孫に会いに行く。

元、自転車レースで優勝した事もある祖父と、半ば無理やりタンデムでブルガリアへ向かう事になる。
それは、少し荒っぽい祖父流の記憶を取り戻す旅であった。

途中、かつて難民収容所で人権を踏みにじられた事や恋愛沙汰などの話を挟みつつブルガリアに着いた頃、記憶が全て戻る。

ラスト近く、馴染みが集まるバーで、名人だった祖父に仕込まれたバックギャモンの勝負になる。
それは、祖父と孫の男の名誉を賭けた勝負だった。
二回連続で勝った者が勝者だが勝負の期限である日の沈むまで勝負はつかない。
最後は二つのサイコロの目が多い方が勝つという事になった。
まず、祖父が6と6で最高の目を出した。
そして、映画らしいちょっとしたどんでんがある。

ラスト、孫は旅の途中で良い仲になった女性が居るドイツへ意気揚々と行く。

詰まる所、東や西と言っても、貧富、派手地味、陽気陰気、規律と自由等の違いがあるとはいえ、困難な社会問題が存在する事に大きな違いはないのだ。

どこに住もうが賢明に生きるにしくはない。

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B22

投稿日:2013/11/13 レビュアー:ドッチボン

ストーリー:8
役者:7
映像:7
好み:B

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1〜 5件 / 全6件

さあ帰ろう、ペダルをこいで

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:6件

心に残る映画

投稿日

2013/04/06

レビュアー

ミルクチョコ

とってもハートフルな映画に出会いました。
作風はコミカルで軽いタッチなのに、尚且つブルガリア共産党政権下と背景は重たいのに、心に残るメッセージを感じました。
事故で両親と記憶を失った青年が、再会した祖父と共に祖国へ戻る自転車の旅の過程で、家族の絆を取り戻していく姿を描いたロードムービーです。
幼少期に両親と共に共産党政権下のブルガリアからドイツへ亡命した青年アレックスは、交通事故で両親と記憶を失ってしまいます。ブルガリアからアレックスを迎えにきた祖父バイ・ダンは、アレックスと2人でタンデム自転車に乗り、祖国を目指します。
アレックスはかつて祖父に習ったバックギャモン(ゲーム)を再び教わりながら旅をすることで、記憶から失われた自身の人生を見つめ直すことになります。記憶喪失となったアレックスの過去を取り戻す作業をじっくり時間をかけて炙り出す見せ方が面白いです。
祖父と成人したアレックスの姿を描く一方で、ブルガリアでの幼いアレックスと両親との生活が、巧妙にフラッシュバックで挿入される描き方も上手いです。

旧体制下の東欧の暗さの中のでの人々の陽気さ、反対に自由な国であるはずの西側のちっとも自由とは言えないシニカルな描写、そんな人間観察が隅々まで行き届いていて、重苦しい中にもユーモアを交えたエピソードが効いています。
孫のアレックスの成長を見守る名優ミキ・マノイロビッチの深い魅力に魅せられました。飄々とした装いの中にも、芯の強さがあって、やはり魅せてくれる俳優だなぁと思いました。
見終わって気分のよい映画でした。

最強のゾロ目♪

投稿日

2013/04/15

レビュアー

パンケーキレンズ

ミルクチョコさんの、おすすめレビューを読んで、早速レンタル♪

両親の死と同時に、自分自身も記憶をなくした主人公
その再生の旅を、温かい目線で描いた、とても美しい自転車によるロードムービーでした

なにもかも失ってしまった主人公に
共産党政権に追い込まれる両親・・・
暗い暗いエピソードが次々襲い掛かります

そんな青年を迎えるためにやってきた祖父との旅

二人乗りのタンデム自転車に乗って、走り出したその瞬間
なんと、なんと、画面の輝かしいこと!
緑の木々と、山々が美しい東欧の風景
それと共に描かれる、過去の色んな出来事を払い落として
新しい人間に生まれ変わるかのような、再生の疾走感が、なんとも言えませんでした

両親と歩んだ、辛い亡命の、往路

祖父と走る、未来への、復路

祖父が名人だったというバックギャモンというゲームになぞらえて、しばし人生が語られますが
自転車に乗り込んだ二人は、まさに最強のゾロ目といったところです

木製のゲーム盤にサイコロが跳ねる、その独特な小気味よい音も印象的♪

ミニカーの重ね方も、絶妙です!

祖父とのゲーム対決の結末や
美女とのその後・・・
終盤の、光の射す量が爽快で、なんだか嬉しくなってきました

あまりお目にかかれないブルガリア映画
観てよかったです♪

人生は勝ったり負けたりの繰り返し。じいさんの言うとおり♪

投稿日

2013/04/29

レビュアー

MM3

日本でブルガリア映画公開ってなかなか珍しいな〜なんて思いながら見逃しちゃった(苦笑
劇場ではバックギャモンパーティーとかもやってたらしいです。

ものすごくハートフルで
祖父と孫の心温まるロードムービーながら
ベースには共産党政権下のブルガリアの情勢があり
一歩間違うとどんより暗い話にもなりかねない。

しかも、両親とともにドイツへ亡命したアレックスは
ブルガリアへ帰郷の際に事故に遭い両親を亡くす。
本人は記憶喪失。

このあたりでは、ものすごいくらい展開を想像しちゃったんですが、
ブルガリアにいたじいちゃんがアレックスに会いにきて
なんとか記憶を取り戻すべく、一生懸命な姿がいいですねえ♪

子供の頃に教えたバックギャモンを教えながら
自転車に乗って一緒に旅をする。

その描写とアレックスが子供の頃の描写が交互に差し込まれ、
アレックスの昔の記憶が徐々に戻っていく感覚を
視覚で感じ取れるうえに、
このじいさんとアレックスの絆の強さを思い出しているアレックスの心のうちが見えてくるようです。

おまえ両親はもう来ない。
でも、記憶が戻ればやってくる、お前の心の中に。
さあ、故郷へ帰ろう。


その言葉がグッときました。

バックギャモンをやりながら
人生は勝ったり負けたりの繰り返し
なんて言ってるところも
じいさん、おっしゃるとおりだよ!って思いました。

青空の下自転車をこぐ2人の姿がすごーーーくすがすがしい♪

終わってみれば爽やかな1本でした♪

記憶を呼び戻すタンデム

投稿日

2015/11/09

レビュアー

alterd

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

良い映画だった。

ソ連によってブルガリアが主権を制限されている頃、反体制派だった祖父と孫の話だった。
冒頭、孫の父親が運転する車が事故に遭い両親が死に孫はかろうじて生き残るが事故のショックで記憶喪失になる。

父親も反体制派だった為ブルガリアからドイツに亡命していたので、祖父はドイツまで孫に会いに行く。

元、自転車レースで優勝した事もある祖父と、半ば無理やりタンデムでブルガリアへ向かう事になる。
それは、少し荒っぽい祖父流の記憶を取り戻す旅であった。

途中、かつて難民収容所で人権を踏みにじられた事や恋愛沙汰などの話を挟みつつブルガリアに着いた頃、記憶が全て戻る。

ラスト近く、馴染みが集まるバーで、名人だった祖父に仕込まれたバックギャモンの勝負になる。
それは、祖父と孫の男の名誉を賭けた勝負だった。
二回連続で勝った者が勝者だが勝負の期限である日の沈むまで勝負はつかない。
最後は二つのサイコロの目が多い方が勝つという事になった。
まず、祖父が6と6で最高の目を出した。
そして、映画らしいちょっとしたどんでんがある。

ラスト、孫は旅の途中で良い仲になった女性が居るドイツへ意気揚々と行く。

詰まる所、東や西と言っても、貧富、派手地味、陽気陰気、規律と自由等の違いがあるとはいえ、困難な社会問題が存在する事に大きな違いはないのだ。

どこに住もうが賢明に生きるにしくはない。

B22

投稿日

2013/11/13

レビュアー

ドッチボン

ストーリー:8
役者:7
映像:7
好み:B

1〜 5件 / 全6件