スワロウテイル

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スワロウテイル / 伊藤歩
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「スワロウテイル」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

紙幣偽造のデータを手に入れた娼婦のグリコは、中国系移民のヒョウたちとニセ札造りを始めた。ライブハウスを買い取り、歌手として有名になっていく彼女だったが……。近未来の架空の都市“円都(イェンタウン)”を舞台に、若者たちの姿を描いた作品。

「スワロウテイル」 の作品情報

作品情報

製作年: 1996年
製作国: 日本
原題: SWALLOWTAIL BUTTERFLY

「スワロウテイル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本: 岩井俊二
撮影: 篠田昇
音楽: 小林武史

関連作品

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巷説百物語 飛縁魔

るろうに剣心 伝説の最期編

逃亡者

天使と悪魔−未解決事件匿名交渉課−

ユーザーレビュー:13件

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1〜 5件 / 全13件

蝶が羽ばたいたとき

投稿日:2013/07/27 レビュアー:ひろぼう

正直、岩井俊二は本作と『打ち上げ花火〜』しか観てないので彼の作家性はイマイチ理解できていないが、本作のほとばしるような情熱や生命感には惹かれるものがある。十数年ぶりに観直してみた今回も初見の感想と大きくくいちがうことは無かったが、やはり時代性は感じられた。それをありていに書けば昭和の匂いとなるだろうか。成り上がりのパワフルさ、多国籍ごった煮の胡散臭さ、微妙にズレてるけど違和感を感じさせないストーリーも、昭和ならさもありなんといった感じで受けとめられるのだ。
ストーリーは「円都(イェンタウン)」と呼ばれる日本のある町で「円盗(イェンタウン)」と呼ばれる不法移民たちの、成功を夢見る姿にヤクザやマフィアの暗躍を絡めたものとなっている。キャラ設定が強烈でほとんどマンガだが、グリコとアゲハという二人の女性が名前の由来からしっかり形作られているので、浮ついたバカ騒ぎだけではないペーソスをじんわりと感じられる。バブルの享楽とその後の凋落を揶揄しているとも見て取れるだろう。そういう意味でも昭和な作品である。
あと当たり前ではあるが役者が皆若い。そういう意味でも熱気にあふれている。そして、山口智子や大塚寧々等のうふふなサービスショットも結構あったりする。

はばたくことを夢見て「円都」に来たものたち、そこで生まれた名もなきものたちが、はばたくための羽を手に入れる。
それは芋虫が羽化し蝶になったかの如く。
しかし「円盗」は生きるために必死で、はばたき方を学んだことがなかった。
不器用に羽を振るわす蝶は飛び立つことが出来るのか、はたまた羽をむしり取られ地べたに叩き付けられるのか。
それとも、羽は無くとも飛べる術を見つけるのだろうか・・・。

荒削りだが強烈な作り手のメッセージが感じられる作品で、奇妙な舞台設定には戸惑うが筋書きはオーソドックスなので古びることがないようです。
また数年したら見直したくなるでしょうね。

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我叫グリコ

投稿日:2013/06/28 レビュアー:つぁいず

日本の男はみんなグリコで大きくなったのよ
と言うChara。耳に残るセリフでした。

この映画の魅力は何と言っても円都の世界観です。
中国語と日本語と英語が混ざり合った言葉が飛び交う街。俳優さん大変だったろうな〜。
上海の下町風。もしくは東南アジアの雰囲気に似ている。汚くてごちゃごちゃしていて危険で、こんなところにいたら一生幸せになれなそうな。
私は大学で中国語を勉強していたこともあり、言葉が妙にわかってしまって変な感じがしたものです。
どこかにこんな街があるんだ、と思うようなリアリティある世界観がよかったです。ざらざらした感じ。
バブルを知らない私からすると、この日本が一番スゴイ、という着眼点にびっくりしましたが。こういう想像ができちゃうくらい、景気が良かった時代があったんですか…。

結構グロめで、救いがないっちゃない話です。フェイホンの転落の仕方は正直見ているのがつらかった。
グリコの歌手として上り詰めていくかに思われるところや、アゲハがタトゥーを入れるところはいい意味でどきどきしましたけれど。
観終わった後は、もうこの映画を観ることはないだろうと思ったくらいだったんです。
でも、何なんでしょうね。時間が経つとふと惹かれてしまうんですよ。

「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」、特にあの主題歌は魅力的でした。youtubeで主題歌を聞いたのが、この映画を観るきっかけだったくらいです。
つぶやくようなあの歌声を聞くと、映画の風景が頭をよぎります。

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スワロウテイル ネタバレ

投稿日:2014/10/10 レビュアー:片山刑事

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 英語、上海語、日本語が入り乱れて日本ではない景色が広がり無国籍な世界を作り上げているのは凄いです。

 イエンタウンに住む人たちの動きを追った物語で、少女アゲハが娼婦のグリコのもとへ預けられるところから物語が進み。様々な人たちに出会いますが、次の出来事のきっかけが急すぎると思いました。いきなり渡部篤郎さん演じる男が、偽札の作り方を伝授してそれを元手にライブハウスを経営するくだりなんかも。何故、今のタイミングで偽札を作ったのかがわからなかったり。事件を目撃してた女が、情報を売り渡すタイミングもどうしてあのときなのかとか転がりに必然性を感じることができないので登場人物たちに感情移入できなかったです。

 それに、ヤクザの抗争のもとであるカセットテープを巡る動きがうやむやになってしまったり、人気歌手になったグリコが昔、娼婦をやっていたとかの流れとかもうやむやになってしまうので見終わって何の話だったのかがわかりずらいです。

 せっかくカッコいい登場人物たちが出てきたのにもったいないと思いました。江口洋介さん演じるマフィアも、そんなにテープを探しているように見えなかったり。

 とはいえ、美術や映像でグイグイと引っ張る力は素晴らしかったです。

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日本、とばしてたんだなあ、あの頃…

投稿日:2013/06/21 レビュアー:コタロウ(!)

まだ、日本が景気良かったころの作品ですね…
経済的に潤ってたからこそ作られた作品って感じがします。
日本ばっかりこんなに儲かちゃっててすまん、みたいな。
今だったら、違う雰囲気の作品になってたと思う。

架空の都市、円都=東京、勢いがあります。
おしゃれ感の漂う曲がちょこちょこ流れます。

日本で暮らすアジア系の人たちが、名声を手にしたり、ゴミみたいに死んでしまったり、
犯罪に手を染めたりの群像劇が面白く、飽きさせませんでした。

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まさか今更レンタル開始してくれるとは

投稿日:2013/06/11 レビュアー:ヨックモック

独自の世界観で勝負を仕掛けている、とてもレアな邦画。
近未来を思わせるような、今とはちょっと違う日本を
生活感たっぷりに、細かい美術にもこだわって、魅力的に描いている。
こんな日本映画が、もっともっと増えればいいのに。

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スワロウテイル

ユーザーレビュー

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蝶が羽ばたいたとき

投稿日

2013/07/27

レビュアー

ひろぼう

正直、岩井俊二は本作と『打ち上げ花火〜』しか観てないので彼の作家性はイマイチ理解できていないが、本作のほとばしるような情熱や生命感には惹かれるものがある。十数年ぶりに観直してみた今回も初見の感想と大きくくいちがうことは無かったが、やはり時代性は感じられた。それをありていに書けば昭和の匂いとなるだろうか。成り上がりのパワフルさ、多国籍ごった煮の胡散臭さ、微妙にズレてるけど違和感を感じさせないストーリーも、昭和ならさもありなんといった感じで受けとめられるのだ。
ストーリーは「円都(イェンタウン)」と呼ばれる日本のある町で「円盗(イェンタウン)」と呼ばれる不法移民たちの、成功を夢見る姿にヤクザやマフィアの暗躍を絡めたものとなっている。キャラ設定が強烈でほとんどマンガだが、グリコとアゲハという二人の女性が名前の由来からしっかり形作られているので、浮ついたバカ騒ぎだけではないペーソスをじんわりと感じられる。バブルの享楽とその後の凋落を揶揄しているとも見て取れるだろう。そういう意味でも昭和な作品である。
あと当たり前ではあるが役者が皆若い。そういう意味でも熱気にあふれている。そして、山口智子や大塚寧々等のうふふなサービスショットも結構あったりする。

はばたくことを夢見て「円都」に来たものたち、そこで生まれた名もなきものたちが、はばたくための羽を手に入れる。
それは芋虫が羽化し蝶になったかの如く。
しかし「円盗」は生きるために必死で、はばたき方を学んだことがなかった。
不器用に羽を振るわす蝶は飛び立つことが出来るのか、はたまた羽をむしり取られ地べたに叩き付けられるのか。
それとも、羽は無くとも飛べる術を見つけるのだろうか・・・。

荒削りだが強烈な作り手のメッセージが感じられる作品で、奇妙な舞台設定には戸惑うが筋書きはオーソドックスなので古びることがないようです。
また数年したら見直したくなるでしょうね。

我叫グリコ

投稿日

2013/06/28

レビュアー

つぁいず

日本の男はみんなグリコで大きくなったのよ
と言うChara。耳に残るセリフでした。

この映画の魅力は何と言っても円都の世界観です。
中国語と日本語と英語が混ざり合った言葉が飛び交う街。俳優さん大変だったろうな〜。
上海の下町風。もしくは東南アジアの雰囲気に似ている。汚くてごちゃごちゃしていて危険で、こんなところにいたら一生幸せになれなそうな。
私は大学で中国語を勉強していたこともあり、言葉が妙にわかってしまって変な感じがしたものです。
どこかにこんな街があるんだ、と思うようなリアリティある世界観がよかったです。ざらざらした感じ。
バブルを知らない私からすると、この日本が一番スゴイ、という着眼点にびっくりしましたが。こういう想像ができちゃうくらい、景気が良かった時代があったんですか…。

結構グロめで、救いがないっちゃない話です。フェイホンの転落の仕方は正直見ているのがつらかった。
グリコの歌手として上り詰めていくかに思われるところや、アゲハがタトゥーを入れるところはいい意味でどきどきしましたけれど。
観終わった後は、もうこの映画を観ることはないだろうと思ったくらいだったんです。
でも、何なんでしょうね。時間が経つとふと惹かれてしまうんですよ。

「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」、特にあの主題歌は魅力的でした。youtubeで主題歌を聞いたのが、この映画を観るきっかけだったくらいです。
つぶやくようなあの歌声を聞くと、映画の風景が頭をよぎります。

スワロウテイル

投稿日

2014/10/10

レビュアー

片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 英語、上海語、日本語が入り乱れて日本ではない景色が広がり無国籍な世界を作り上げているのは凄いです。

 イエンタウンに住む人たちの動きを追った物語で、少女アゲハが娼婦のグリコのもとへ預けられるところから物語が進み。様々な人たちに出会いますが、次の出来事のきっかけが急すぎると思いました。いきなり渡部篤郎さん演じる男が、偽札の作り方を伝授してそれを元手にライブハウスを経営するくだりなんかも。何故、今のタイミングで偽札を作ったのかがわからなかったり。事件を目撃してた女が、情報を売り渡すタイミングもどうしてあのときなのかとか転がりに必然性を感じることができないので登場人物たちに感情移入できなかったです。

 それに、ヤクザの抗争のもとであるカセットテープを巡る動きがうやむやになってしまったり、人気歌手になったグリコが昔、娼婦をやっていたとかの流れとかもうやむやになってしまうので見終わって何の話だったのかがわかりずらいです。

 せっかくカッコいい登場人物たちが出てきたのにもったいないと思いました。江口洋介さん演じるマフィアも、そんなにテープを探しているように見えなかったり。

 とはいえ、美術や映像でグイグイと引っ張る力は素晴らしかったです。

日本、とばしてたんだなあ、あの頃…

投稿日

2013/06/21

レビュアー

コタロウ(!)

まだ、日本が景気良かったころの作品ですね…
経済的に潤ってたからこそ作られた作品って感じがします。
日本ばっかりこんなに儲かちゃっててすまん、みたいな。
今だったら、違う雰囲気の作品になってたと思う。

架空の都市、円都=東京、勢いがあります。
おしゃれ感の漂う曲がちょこちょこ流れます。

日本で暮らすアジア系の人たちが、名声を手にしたり、ゴミみたいに死んでしまったり、
犯罪に手を染めたりの群像劇が面白く、飽きさせませんでした。

まさか今更レンタル開始してくれるとは

投稿日

2013/06/11

レビュアー

ヨックモック

独自の世界観で勝負を仕掛けている、とてもレアな邦画。
近未来を思わせるような、今とはちょっと違う日本を
生活感たっぷりに、細かい美術にもこだわって、魅力的に描いている。
こんな日本映画が、もっともっと増えればいいのに。

1〜 5件 / 全13件