ＳＡＦＥ／セイフ

なにしろ、いるだけでカッコいい。
私、自分がファンだとは思っていないのですが、出演作は観たくなってしまいます。
既にファンなのでしょうか（笑）

結構ヒタイが頭頂部付近まで後退してるし、
髭も濃いし、さほど身長も高くないし。
（作品中で「１８０ｃｍくらいの男」と探されてますが、
彼が１８０ｃｍなら、周りの俳優さんたちは２ｍクラスってことになりますよね？）

そういったことは個人の好みもあるでしょうし、
決して、男性の魅力がそれだけだとは思いません。
加えて、個人的にも特には気になりませんが、
一般的には決してプラスポイントではないと思います。
なのに、何をしていてもカッコいい。
殴られっぱなしでも、なぜ強さを隠す？とか思ってしまう。
そして、スピーディなのに重みがある、というか、
なんとなく落ちつきとか余裕とかいうものを感じるアクション。
結構緊迫した場面でも危機感がないのも、
演戯としてどうなのかというところかもしれませんが、すごいなーと思うのです。

そして、何の役をやってもジェイソン・ステイサムです。
私、日本の俳優さんで何を演じても同じ、
な、某氏や某氏のことをどうのこうのとよく書いてますが（笑）
ジェイソン・ステイサムに関しては、まったくそういうことを感じません。
突き抜けたカッコよさで、それらのこともプラスに転じているように見えます。

この際、役柄とか、ストーリーとか、どうでもいい気がします。
もう全部ジェイソン・ステイサムって役でいいんじゃないでしょうか。

今作、ストーリーに膨らみを持たせようとしたのか、前半人物描写などが多く、
その分アクション少なめだったことが裏目に出ていると思います。
少なくとも私は不満でした。

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ルーク（ジェイソン・ステイサム）は、NY市警の特命刑事だったが、ワケアリで退職。格闘技のファイターにまで落魄れた。
その後、ある八百長試合で大損したロシアンマフィアに妻を殺害されてしまった。
生きる希望を失ったルークは、地下鉄のホームで飛び込み自殺をしようとしていた。
その時、ロシアンマフィアに追われている中国人の少女を目撃し助け出した。
少女の名はメイと言い、一度覚えた数字は忘れない天才少女だった。
チャイニーズマフィアがメイに重大な暗証番号を覚えさせていたので追って来るし、ロシアンマフィアもNY市警の汚職警官等も必至に追って来ます。
その後、ルークは市長も絡む巨大な陰謀を知り悪党達に立ち向かうのです。
一人ぼっちのメイを命をかけて守る優しいルーク。「父親になってあげる」と言うルークに「お友達がいい」と答えるメイが小生意気で可愛い。

★チャイニーズマフィア・ロシアンマフィア・そして悪徳刑事たちが非情にもバンバン殺し合いをするので一時は冷酷だと思い考えてしまいましたが、
終わってみれば爽快感があり、「面白かったぁ！」そして「良かった(*^・^*)♪」と、つい口に出てしまいました。おススメいたします！！

ロシアンマフィア、中国マフィア、悪徳警官一味が三つどもえで
暗記が得意なブチャイク中国人少女を奪い合い、それをジェイソンが阻止するという
何だかよく分からないストーリー。

ジェイソンが少女を助ける理由がうっすーーーい、とか
そもそも番号を少女に覚えさせる必要あるかな？とか
ジェイソンの口車に簡単に乗せられてカジノを襲撃しちゃう、おバカな悪徳警官一味とか
アレックスのお間抜けな行動とか
まあ、ツッコミどころは満載。

でも、そんなのはどうでもいいのだ。
ファンはストーリーなんかテキトーでよくて、ジェイソンの殺戮祭り♪を見たいだけなのだから。
この映画のジェイソンも悪者を殺しまくりで、その期待に応えてくれました。楽しかったです。

それにしても
スティーブン・セガールが、加齢と肥満で「曙の盆踊り」と揶揄されるようなアクションしか出来なくなってしまった今
ジェイソン以外にＢ級アクション映画のスターが見当たらないのが寂しい・・

製作者が、
「ジェイソン・ステイサム映画を撮りたいけれど、何か目新しい設定ないかな」
「子供がらみがいい♪」
「そうだ、中国人の女の子はどうかな」
と思いついたような、安易な設定の映画でしたね。

そんな安易な映画なんですが、とにかくたくさん詰め込んである映画でした。
少女とルーク（ステイサム）のこれまでのことなど、背景を全部見せようと細切れにすべて映像化。
丁寧と言えば丁寧だけど、少女の中国での授業風景なんか必要かな。ゴチャゴチャしすぎ。
細かい割には、心情的には不自然な部分が多い。

また、中国マフィア、ロシアの組織、悪徳警官メンバー、と敵が多く、
人物も多すぎて混乱する。いちいち「これ誰だっけ？」と思っちゃう。
みんなステイサムのアクションが見たいんだから、話はシンプルでよかったのでは？
ぼーっと見てても展開がわかるような映画にしてほしかった。

アクションのキレはよかったですけどね。

いつものジェイソンステイサムの映画！って感じです。

ステイサム好きな人にしたら、裏切らない出来なんだろうなー。

私はそこまで好きではないんだけど、
なんだかんだで観ている。

でも、最近思った。


ステイサムのアクション映画、
観終わって時間がたつとどれがどれだか頭の中ゴチャゴチャ（笑
てか、どれも似てるんですよね。
ステイサムの演じてるキャラクターが・・・・。

本作では元警官で今ファイターっていう設定ではありますが
結局、ステイサムが暴れまくる、キレキレ♪
求めていたものがそこにある、そんな感じ。

で、ストーリーというか、
登場人物の描写がうっすーいのに
たくさん出てくるから
もうゴチャゴチャなのです・・・・

少女を追っ手から守る。

このシンプルな姿だけで十分よかったんじゃないの？
その分ステイサムのアクションで見せればいいんだしねえ・・・
とか思っちゃったよ。

まあ、いつものステイサム映画なので、ファンの方は楽しめるかと。

もうこの際、映画ジャンルに「ステイサム」って作ったらいんじゃない？ｗ