劇場版「私立バカレア高校」

TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスで観ました。ファンでなければ、お金を出してまで見るべきものではないような気がします。
テレビ版を映画にしたもので、ファン向けの作品ですね。それにしてもストーリーがなくて見るに堪えません。
一応、内容を記するならば、不良学校とお嬢様学校が合併した事で争いが生じ、ジャニーズjr.たちが他校とドンパチする中で、平和主義の島崎ぱるるが和解のために奮闘するというのが話の骨子で、彼らが自分のプライドよりも大切なものを見つけていく姿を描いています。

ジャニーズjr.たちの不良の乱闘シーンは、中々様になっていたと思いますが、コスプレありの学内メイド喫茶みたいなので人気を競ったりするのは、どうなんでしょうね？
何度も同じ曲がかかり盛り上げようとしていましたが、私は全くもって気分が上がりませんでした。出演しているアイドルも地味だと思ったら、B級アイドル勢揃いですか？

　ジャニーズとAKBの人たちがいっぱい出てきて、その人たちがカッコよく可愛く撮られていると思うのでファンであれば楽しめる内容だと思いました。喧嘩シーンなんかは迫力が凄くてさすがジャニーズでした。AKBの人たちもいっぱいコスプレするので楽しめました。

　が、ドラマを見ていないと理解できないのかわかりませんが。ジャニーズパートとAKBパートがあまり有機的に絡み合っておらずバラバラに進む印象でした。
　ジャニーズサイドは他校の生徒から喧嘩をふっかけられ、これ以上騒ぎを大きくしたら退学の危機にあるけど。やっぱり大乱闘を起こしてしまう。AKBサイドは、主人公たちとは別のグループとの対立、そして留学の旅立ちと恋みたいな。

　ちょっとわからないのが、ジャニーズの人たちの価値観みたいなものでこの人たち勉強しているのかバイトしてるのか就職に悩んでいないのかとかが描かれず。ひたすら「オレが最強だ」みたいな不良たちって、こんなに最強を目指してるんだと勉強になります。ただ「オレのダチになにすんだ」と同じ台詞をすぐ2回繰り返したり、映画全編にわたって主題歌が何回も流されたり同じことを何回繰り返すんだと思う事が90分程度に幾度も思いました。
　AKBサイドに動きが少なく、ただ学園祭でコスプレして大騒ぎするだけのくだりしかなくてチト退屈でした。喧嘩シーンでカットバックで男の子を待つぱるるさんを見せるのとか喧嘩シーンもぶつぎりになってる印象でした。

　主人公同士が一体いつ好きになったのかもわからないため、留学に旅立つ女の子を追いかける気持ちとかも何だかよくわからず。ここで昔の回想が挿入されるためおそらくテレビドラマ版を見ていればもう少し理解できたと思います。

　とはいえ、ジャニーズ、AKBファンなら楽しめる映画だったと思います。

劇場版をするにあたって漫画をしていたのでそれで宣伝を知って劇場版を見たくなり借りました。見ながら漫画を思い出しました。原作は秋元康さんなんですね。作詞だけじゃないんですね。借りようとしたら私のファンのキスマイの玉森君がパッケージに出ていたので驚き得をした気がしました。出演者はジャニーズの人達がたくさん出ているからイケメン揃いでファンの人は嬉しいだろうなと思いました。女子高生役はAKB48のメンバーでファンは嬉しいでしょうね。ぱるるの島崎遥香ちゃんが出ていて驚きました。大きく人気を上げて前進したのはドラマ出演も大きかったのかもしれないですね。ファン以外の人は楽しめないかもしれないけど私はこういうの嫌いじゃないです。ドラマも玉森くん出てなくても借りたくなりました。キスマイの主題歌も聞けてますます得した気分です。(笑)漫画を見てなかったら作品自体知らなかったと思います。

もう少し違う内容を予想して借りてみたけれど全然違う面白くない

ストーリーはみなくてもよかったかなって感じ。
劇場でみるほどではないかと思いレンタル。
出演者が見たくて最後まで見ましたが、うーん。