桐島、部活やめるってよ / 神木隆之介
全体の平均評価点: (5点満点)
(139)
桐島、部活やめるってよ
/吉田大八
全体の平均評価点:
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「桐島、部活やめるってよ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
人気作家・朝井リョウのデビュー作にして第22回小説すばる新人賞受賞のベストセラー連作短編集を、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「パーマネント野ばら」の吉田大八監督で映画化した青春群像ドラマ。バレー部のエース桐島が突然退部したというニュースに騒然となるとある高校を舞台に、生徒たちの間に動揺が拡がる中で次第に浮き彫りになっていく学園内の複雑な人間関係を、“不在の桐島”に振り回される人物それぞれの視点から重層的に描き出していく。主演は「遠くの空に消えた」「劇場版 SPEC〜天〜」の神木隆之介、共演に「告白」の橋本愛と「女の子ものがたり」の大後寿々花。
「桐島、部活やめるってよ」 の作品情報
「桐島、部活やめるってよ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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桐島、部活やめるってよの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
VPBT21390 |
2013年02月15日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
140枚
|
6人
|
3人
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
桐島、部活やめるってよの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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VPBT21390 |
2013年02月15日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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140枚
|
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|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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ユーザーレビュー:139件
面白くないです
ザックリとした内容は
バレー部のスター?桐島君が部活をやめて、なおかつ不登校?になったため
学校生活が変わっていく高校生たちの姿を、個々の生徒の視点で描いた映画。
水面を波紋が伝わっていくように、個々の生徒たちの運命が変わっていく・・
といえば聞こえは良いけど、あまりにも話が地味すぎ。
ドラマチックなイベントは何も起こらず、
高校生の雑談と平凡な日常と
最後に屋上でひと悶着あって終了。
「!?えっ、これで終わり?」て感じでした。
結局、桐島君は一度も登場せず、彼が部活をやめた理由は不明。
学校にも来ない、彼女の電話・メールも全部シカとする理由も不明。
生徒達の心情描写がメインとはいえ、あまりにも何も起こらない。
さらに
高校生のリアルな日常をうたっている割に、登場する生徒達がリアルとは言い難い。
・3年の夏を過ぎても「ドラフトが終わるまでは」と引退しない野球部員。(ちなみにこの学校は野球の強豪校ではない)
・自分の彼氏に片思いしてる子の前で、これ見よがしにブチューと彼氏とのキスを見せつける女の子。
・映画部の子が撮りたいのは「ゾンビ映画」
アメリカの高校生なら理解できるが、日本ではゾンビ映画はそんなに流行ってまへんで。
・桐嶋君の彼女は妙に色っぽい。服装も彼女だけ違う。
これもアメリカならあり得るけど、日本だと一人だけ目立つ子は確実にイジメの対象に・・。
てな感じで「そんな奴おらんやろー」のオンパレード。
というわけで
ストーリーらしいストーリーが無く、登場人物もリアリティに欠けるので
巷の評判は良いみたいだけど、私的には星ひとつです。
でもまあ、僕はアクション映画派で
こういう映画は同ジャンルの連続を避けるために借りているだけなので
普段からこういうのに慣れている人には面白いのかも。
このレビューは気に入りましたか?
52人の会員が気に入ったと投稿しています
妄想炸裂の笑えるシーンも絶妙
金曜日の放課後、校内のスター的存在でバレー部エースの桐島が部活を辞めるという噂が駆け巡ります。
びっくりするのが、金曜日が各グループの視点で延々と繰り返される冒頭シークエンス。同じ時間を何度も遡って語る構成で、日常が永遠に続くような学校生活の厭世観を実に上手く捉えていると思います。姿を現さない桐島を巡る10代の多感な心理の描き方がなるほどね。と思いました。
自分の学校内での位置を認識し、分相応にその役割を果たして危ういバランスを保ってきた生徒たちが、この桐島が部活をやめると言う事件をきっかけに、バレー部員を動揺させるだけでなく、彼とは関係のない部活の者にまで多大な影響を及ぼすことに。
桐島の親友・宏樹(東出昌大)や恋人の梨紗(山本美月)はもちろん、彼らとは最も遠い所にいる映画部の前田(神木隆之介)たちにまで、その「事件」の波紋は広がっていきます。
学校という特殊な環境で保たれていた秩序が崩壊していく様を、真っ向から描いたのは面白いと思いました。
いつまでも姿を現さない「桐島」に振り回され、右往左往している彼らを滑稽に感じながらも、いつの間にか彼らと同化し、どっぷりと浸って見てしまいました。
映画部のオタクコンビがツボでした。改めて、神木隆之介って巧い役者だなぁと思いました。
体育の時間のオドオドした様、オーラを消して過ごす教室と、映画部監督としてスタッフたちにテキパキと指示を出す時のギャップ。
映画秘宝を愛読し、「ロメロだよ、そのくらい観とけ!」 啖呵を切るシーンがカッコ良いです。
背が高くて、彼女がいて、桐島の親友でも、やりたいこと、好きなことの見つからない自分は一体、何をしてるんだよ・・・。宏樹の涙が悲しい。
そして何と言っても圧巻なのが、屋上を舞台にしたオリジナル映画のクライマックスです。
前田たちのロケ現場にクラスメートたちが乱入して撮影をぶち壊します。怒った前田はゾンビ役部員に「彼らに襲い掛かれ」と命じ、その光景をカメラに収めていきます。それはオタクとバカにされていた前田たちの僅かなプライドが爆発する瞬間だったのかもしれません。
混乱し暴走しながらも、やがて勇気をもって自分の道を走り始める。ほのかな希望が、心にじんわり沁みました。
このレビューは気に入りましたか?
43人の会員が気に入ったと投稿しています
ゴミ
こんなものを評価する気にもならない。
時間と金の無駄。
人生において全く必要のないもの。
これを面白いと行ってる人間とこれに賞を与えた日本の映画界は救いようが無い。
ほんと馬鹿ばっかり。
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40人の会員が気に入ったと投稿しています
2012年邦画No.1!!
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
とってもおもしろかったです!!
ゾンビ映画を作る話という点においては、「キツツキと雨」と同じなんですが、こちらの方がさらによくできてます。
監督の吉田大八は、「腑抜けども、悲しみの愛をみせろ」「クヒオ大佐」「パーマネント野ばら」そしてこれときて、全くはずれなしです。
県選抜に選ばれるほどの実力があるバレー部のキャプテンで、しかも美人のガールフレンドがいる、人気者の桐島。
そんな桐島が部活をやめるらしい。
「桐島、部活やめるってよ。」
そんな言葉がクラスを駆け巡る、波乱の5日間。
桐島という人物には実態がなく、「桐島くん」は最後まで登場しません。
桐島の噂に右往左往する、彼をめぐるクラスメートたちの様々な視点で物語は進んでいきます。
宣伝ポスターに登場している黒ブチめがねをかけた神木隆之介が演じるのは、映画部の前田。
映画秘宝を愛読してるほどの映画オタクぶりがほほえましいんだけど、普通の高校生からみれば彼らのオタクぶりはただ気持ち悪いだけなんですよね。
学校の中の序列ではいちばん下にいる彼らが哀れなんだけど、「文化部同士なら序列は同じ」と、吹奏楽部のキャプテンにはきちんと主張できるってとこらへんもリアルな感じです。
彼らが撮っている映画は「生徒会・オブ・ザ・デッド」というタイトルのゾンビ映画なんだけど、映画ネタ満載でクスクス笑えちゃいます。
私がツボだったのは、前田の相棒が夢に見る女優が満島ひかりだってこと。映画監督になって女優と結婚というのは、やっぱり憧れだよね。
前田と憧れの彼女かすみ(橋下愛)の、タランティーノについての会話も笑った。
原作はだいぶ前に読んで忘れてしまったんだけど、こんなに映画ネタ満載だったっけ?
(後日読み直したら、映画秘宝はキネ旬、満島ひかりは蒼井優と、あまりオタクっぽくなかったです。)
終盤近く、映画部が屋上でクライマックスシーンを撮影するところでは感動してしまいました。
「ロメロだよ!!そんくらい観とけよ!!」
オタクだと馬鹿にされ、序列の最下位に置かれてきた前田たちの、強気の自己主張。
いじめ問題がクローズアップされている昨今ですが、とことん好きなことを追求しろ!!そうすれば世界は広がるんだ!!とエールを送りたくなってしまいます。
カメラを向けられた前田は、「将来の夢は?女優と結婚?アカデミー賞?」といわれ、小さく答える。
「いや、それはないでしょ。」
現実をちゃんと見据えている。偉業は達成できなくても、そのこだわりは必ず君の人生を豊かにするんだよ。
そして、前田が映画の最後に入れたせりふ。
「こんな世界だけど、僕達は生きていかないといけないんだ。」
学校という狭い世界で、あちこちに気を使いながらも、そこで生きてゆくしかない子供たち。でもね、いつかはそこから出てゆけるんだよ。
そうだ、塚本晋也の「鉄男」観ないとね!!
このレビューは気に入りましたか?
23人の会員が気に入ったと投稿しています
トールマンに会いたい
荒々しい「腑抜け」から フェミニンな「パーマネント」を経て 吉田大八の新たな学園群像劇 なかなか難しい演出になるお話で今回はどうでしょうか
冒頭の赤いジャージが良いので撮影はのれそうです あら神木君はすっかり大人になっている 同級の高校生達の顔をかなり選んでいるね ふむ
エンドクレジットでわかるのだけど 高知が舞台なのか しかし高知である必然性などない わざわざ高知くんだりまでロケハンして頑張ってるわけだ
スタッフの気合いがわかろうと言うもの このシネマの流麗な撮影の空間設計のためにそれは選ばれたのだね シネコン映画の予算の贅沢か
この閉じた空間の出来事は 親も教師も絡まない純粋な構造をしていて その中の学校カーストとゆうのか 体育会系と文化部の活動の二重構成を中心に
そこから分枝分離してゆく物語の流れがあり スポーツ映画でもありながらその意味など問われづに 桐島が抜けるとそれらの意味もお話もは宙づりに
されてしまうだろう
金曜日と火曜日がプレイバックされて「エレファント」仕様になるのか 桐島の不在は時間的に伸ばせないからね工夫がいる 上映時間は100分が限度なのか
やっこさんはしかし不在でなく死んだのか 宏樹君を愛する野球部のキャプテン(この顔だけが高知で素晴らしい)に嫉妬によりバットで撲殺されたのか?
桐島部活やめるってよのフレーズが頻出しだすと白けてくるのだが それを邪魔するようにして映画部がせり出してくるのがいいぞうと なんだそれが狙いかと
でないとスマートなシネマで終わっちゃうものね まるで「トールマン」のように一本の映画の中に二本の映画を存在させるのだ 原作ではキネ旬らしいのだが
映画秘宝を読む神木君に大笑いだ
桐島はどうどうと誰もがマクガフィンであると言うのだが 桐島が自分を消し去るその核心を描いたもうひとつの物語を見てみたいと思う この作品は
桐島以外の生徒たちが実はマクガフィンに見えるようなあり方を問題にしている映画であると思うのだが それはアントニオーニの「情事」にはなっても
「レベッカ」には届かないもどかしさが残るのだ
生徒達にとって親と教師は意味のない存在として排除されている しかし桐島は意味のあるマクガフィンとゆうか 意志を持つマクガフィンなのではないか
桐島は不在なのではなく 他の生徒達の動態視力では届かないところへ 超スピードで意志的に分子運動の様にして逃げ去っているので 彼らの視界には存在しないのだ
と夢想してみたい
しかし計算しつくされて時に嫌味にも見える映画は それをゾンビの様に食い破らんとしてクライマックスの破調で見事に覆らせてしまう 屋上のシ−クェンスは
稚拙と洗練の身もだえにより等身大の高校生達の人間的側面を曝け出して あれっと思う呆気なさで映画は終わってしまう 勿論それは夕陽が落ちてしまったので
映画撮影は終了してしまうのだが 見事な夜間撮影のグラウンドを見詰める宏樹君はなにを思うのだろうか
このレビューは気に入りましたか?
15人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
面白くないです
投稿日
2013/02/16
レビュアー
QWERTY
ザックリとした内容は
バレー部のスター?桐島君が部活をやめて、なおかつ不登校?になったため
学校生活が変わっていく高校生たちの姿を、個々の生徒の視点で描いた映画。
水面を波紋が伝わっていくように、個々の生徒たちの運命が変わっていく・・
といえば聞こえは良いけど、あまりにも話が地味すぎ。
ドラマチックなイベントは何も起こらず、
高校生の雑談と平凡な日常と
最後に屋上でひと悶着あって終了。
「!?えっ、これで終わり?」て感じでした。
結局、桐島君は一度も登場せず、彼が部活をやめた理由は不明。
学校にも来ない、彼女の電話・メールも全部シカとする理由も不明。
生徒達の心情描写がメインとはいえ、あまりにも何も起こらない。
さらに
高校生のリアルな日常をうたっている割に、登場する生徒達がリアルとは言い難い。
・3年の夏を過ぎても「ドラフトが終わるまでは」と引退しない野球部員。(ちなみにこの学校は野球の強豪校ではない)
・自分の彼氏に片思いしてる子の前で、これ見よがしにブチューと彼氏とのキスを見せつける女の子。
・映画部の子が撮りたいのは「ゾンビ映画」
アメリカの高校生なら理解できるが、日本ではゾンビ映画はそんなに流行ってまへんで。
・桐嶋君の彼女は妙に色っぽい。服装も彼女だけ違う。
これもアメリカならあり得るけど、日本だと一人だけ目立つ子は確実にイジメの対象に・・。
てな感じで「そんな奴おらんやろー」のオンパレード。
というわけで
ストーリーらしいストーリーが無く、登場人物もリアリティに欠けるので
巷の評判は良いみたいだけど、私的には星ひとつです。
でもまあ、僕はアクション映画派で
こういう映画は同ジャンルの連続を避けるために借りているだけなので
普段からこういうのに慣れている人には面白いのかも。
妄想炸裂の笑えるシーンも絶妙
投稿日
2013/01/26
レビュアー
ミルクチョコ
金曜日の放課後、校内のスター的存在でバレー部エースの桐島が部活を辞めるという噂が駆け巡ります。
びっくりするのが、金曜日が各グループの視点で延々と繰り返される冒頭シークエンス。同じ時間を何度も遡って語る構成で、日常が永遠に続くような学校生活の厭世観を実に上手く捉えていると思います。姿を現さない桐島を巡る10代の多感な心理の描き方がなるほどね。と思いました。
自分の学校内での位置を認識し、分相応にその役割を果たして危ういバランスを保ってきた生徒たちが、この桐島が部活をやめると言う事件をきっかけに、バレー部員を動揺させるだけでなく、彼とは関係のない部活の者にまで多大な影響を及ぼすことに。
桐島の親友・宏樹(東出昌大)や恋人の梨紗(山本美月)はもちろん、彼らとは最も遠い所にいる映画部の前田(神木隆之介)たちにまで、その「事件」の波紋は広がっていきます。
学校という特殊な環境で保たれていた秩序が崩壊していく様を、真っ向から描いたのは面白いと思いました。
いつまでも姿を現さない「桐島」に振り回され、右往左往している彼らを滑稽に感じながらも、いつの間にか彼らと同化し、どっぷりと浸って見てしまいました。
映画部のオタクコンビがツボでした。改めて、神木隆之介って巧い役者だなぁと思いました。
体育の時間のオドオドした様、オーラを消して過ごす教室と、映画部監督としてスタッフたちにテキパキと指示を出す時のギャップ。
映画秘宝を愛読し、「ロメロだよ、そのくらい観とけ!」 啖呵を切るシーンがカッコ良いです。
背が高くて、彼女がいて、桐島の親友でも、やりたいこと、好きなことの見つからない自分は一体、何をしてるんだよ・・・。宏樹の涙が悲しい。
そして何と言っても圧巻なのが、屋上を舞台にしたオリジナル映画のクライマックスです。
前田たちのロケ現場にクラスメートたちが乱入して撮影をぶち壊します。怒った前田はゾンビ役部員に「彼らに襲い掛かれ」と命じ、その光景をカメラに収めていきます。それはオタクとバカにされていた前田たちの僅かなプライドが爆発する瞬間だったのかもしれません。
混乱し暴走しながらも、やがて勇気をもって自分の道を走り始める。ほのかな希望が、心にじんわり沁みました。
ゴミ
投稿日
2013/03/06
レビュアー
いのうえ羊水
こんなものを評価する気にもならない。
時間と金の無駄。
人生において全く必要のないもの。
これを面白いと行ってる人間とこれに賞を与えた日本の映画界は救いようが無い。
ほんと馬鹿ばっかり。
2012年邦画No.1!!
投稿日
2013/01/10
レビュアー
パープルローズ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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とってもおもしろかったです!!
ゾンビ映画を作る話という点においては、「キツツキと雨」と同じなんですが、こちらの方がさらによくできてます。
監督の吉田大八は、「腑抜けども、悲しみの愛をみせろ」「クヒオ大佐」「パーマネント野ばら」そしてこれときて、全くはずれなしです。
県選抜に選ばれるほどの実力があるバレー部のキャプテンで、しかも美人のガールフレンドがいる、人気者の桐島。
そんな桐島が部活をやめるらしい。
「桐島、部活やめるってよ。」
そんな言葉がクラスを駆け巡る、波乱の5日間。
桐島という人物には実態がなく、「桐島くん」は最後まで登場しません。
桐島の噂に右往左往する、彼をめぐるクラスメートたちの様々な視点で物語は進んでいきます。
宣伝ポスターに登場している黒ブチめがねをかけた神木隆之介が演じるのは、映画部の前田。
映画秘宝を愛読してるほどの映画オタクぶりがほほえましいんだけど、普通の高校生からみれば彼らのオタクぶりはただ気持ち悪いだけなんですよね。
学校の中の序列ではいちばん下にいる彼らが哀れなんだけど、「文化部同士なら序列は同じ」と、吹奏楽部のキャプテンにはきちんと主張できるってとこらへんもリアルな感じです。
彼らが撮っている映画は「生徒会・オブ・ザ・デッド」というタイトルのゾンビ映画なんだけど、映画ネタ満載でクスクス笑えちゃいます。
私がツボだったのは、前田の相棒が夢に見る女優が満島ひかりだってこと。映画監督になって女優と結婚というのは、やっぱり憧れだよね。
前田と憧れの彼女かすみ(橋下愛)の、タランティーノについての会話も笑った。
原作はだいぶ前に読んで忘れてしまったんだけど、こんなに映画ネタ満載だったっけ?
(後日読み直したら、映画秘宝はキネ旬、満島ひかりは蒼井優と、あまりオタクっぽくなかったです。)
終盤近く、映画部が屋上でクライマックスシーンを撮影するところでは感動してしまいました。
「ロメロだよ!!そんくらい観とけよ!!」
オタクだと馬鹿にされ、序列の最下位に置かれてきた前田たちの、強気の自己主張。
いじめ問題がクローズアップされている昨今ですが、とことん好きなことを追求しろ!!そうすれば世界は広がるんだ!!とエールを送りたくなってしまいます。
カメラを向けられた前田は、「将来の夢は?女優と結婚?アカデミー賞?」といわれ、小さく答える。
「いや、それはないでしょ。」
現実をちゃんと見据えている。偉業は達成できなくても、そのこだわりは必ず君の人生を豊かにするんだよ。
そして、前田が映画の最後に入れたせりふ。
「こんな世界だけど、僕達は生きていかないといけないんだ。」
学校という狭い世界で、あちこちに気を使いながらも、そこで生きてゆくしかない子供たち。でもね、いつかはそこから出てゆけるんだよ。
そうだ、塚本晋也の「鉄男」観ないとね!!
トールマンに会いたい
投稿日
2013/04/17
レビュアー
裸足のラヴァース
荒々しい「腑抜け」から フェミニンな「パーマネント」を経て 吉田大八の新たな学園群像劇 なかなか難しい演出になるお話で今回はどうでしょうか
冒頭の赤いジャージが良いので撮影はのれそうです あら神木君はすっかり大人になっている 同級の高校生達の顔をかなり選んでいるね ふむ
エンドクレジットでわかるのだけど 高知が舞台なのか しかし高知である必然性などない わざわざ高知くんだりまでロケハンして頑張ってるわけだ
スタッフの気合いがわかろうと言うもの このシネマの流麗な撮影の空間設計のためにそれは選ばれたのだね シネコン映画の予算の贅沢か
この閉じた空間の出来事は 親も教師も絡まない純粋な構造をしていて その中の学校カーストとゆうのか 体育会系と文化部の活動の二重構成を中心に
そこから分枝分離してゆく物語の流れがあり スポーツ映画でもありながらその意味など問われづに 桐島が抜けるとそれらの意味もお話もは宙づりに
されてしまうだろう
金曜日と火曜日がプレイバックされて「エレファント」仕様になるのか 桐島の不在は時間的に伸ばせないからね工夫がいる 上映時間は100分が限度なのか
やっこさんはしかし不在でなく死んだのか 宏樹君を愛する野球部のキャプテン(この顔だけが高知で素晴らしい)に嫉妬によりバットで撲殺されたのか?
桐島部活やめるってよのフレーズが頻出しだすと白けてくるのだが それを邪魔するようにして映画部がせり出してくるのがいいぞうと なんだそれが狙いかと
でないとスマートなシネマで終わっちゃうものね まるで「トールマン」のように一本の映画の中に二本の映画を存在させるのだ 原作ではキネ旬らしいのだが
映画秘宝を読む神木君に大笑いだ
桐島はどうどうと誰もがマクガフィンであると言うのだが 桐島が自分を消し去るその核心を描いたもうひとつの物語を見てみたいと思う この作品は
桐島以外の生徒たちが実はマクガフィンに見えるようなあり方を問題にしている映画であると思うのだが それはアントニオーニの「情事」にはなっても
「レベッカ」には届かないもどかしさが残るのだ
生徒達にとって親と教師は意味のない存在として排除されている しかし桐島は意味のあるマクガフィンとゆうか 意志を持つマクガフィンなのではないか
桐島は不在なのではなく 他の生徒達の動態視力では届かないところへ 超スピードで意志的に分子運動の様にして逃げ去っているので 彼らの視界には存在しないのだ
と夢想してみたい
しかし計算しつくされて時に嫌味にも見える映画は それをゾンビの様に食い破らんとしてクライマックスの破調で見事に覆らせてしまう 屋上のシ−クェンスは
稚拙と洗練の身もだえにより等身大の高校生達の人間的側面を曝け出して あれっと思う呆気なさで映画は終わってしまう 勿論それは夕陽が落ちてしまったので
映画撮影は終了してしまうのだが 見事な夜間撮影のグラウンドを見詰める宏樹君はなにを思うのだろうか
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桐島、部活やめるってよ