ムカデ人間２

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何と、前作のパート１は「映画」であったと言う設定。

そのＤＶＤを観てマネしたくなった暇な地下駐車場警備員のデブウスノロ野郎が今回の主役。
顔写真だけでイメージすると、巨漢でデブで何をしでかすか分からぬ危ない野郎、そう思っていたのだが
何と巨漢ではなくチビ・・危ない野郎と言うより単なるオツムがおかしい設定。

ほんで餌食となる男女１２人を何とか寄せ集めたのだが「繋げ方」が雑！
このチビデブは医者じゃないので人と人を強引に繋げてしまうのだ。
なのでクチから下痢漏れするわ唇をちぎってでも分離する人も・・

パート２のせいでパート１が芸術的に思えて勝手にグレードアップされてしまった印象だ。
パート１では医者らしく綺麗に「繋げる」 そして刑事もやって来て一悶着する等、ストーリー性があった。
パート２では強引に例えばホチキスで「繋げる」 そして愚行を見せつけるだけの話。
まぁ、映像＝描写だけ良ければ全てヨシ！の私にとってはストーリー性は別にいらんのだけど。。。
がしかし、冗談だろ？と思ったのが、１２人も繋げてねえ・・ 嘘だったのか？怒るでしかし怒るでしかし＾＾

終始モノクロ。
現場の汚らしさをカラーにしたら (いくら１８禁でも) 上映できませ〜んみたいな？

オモロかった＾＾

日常砂漠の中で枯渇して、水を映画に求めるとジャンルはほぼ顰蹙ホラー。（苦笑）
純な水ではもう、このバサバサな枯渇体は潤えないみたい。
そんな体に清涼感ありがとうなゲロ下劣ケッ作でした。

モノクロ画面がとてもいい。トム・シックス監督のセンスの良さが滲みこんできます。
しかも続編が前作を上回る、というか完食してる!! これぞムカデ食い。

作中一番、潤っていたのはローレンス・R・ハーヴェイの目。茹でたて剥きたてのゆで卵みたいな目。
汚物がどこかハマリ間違って凝結してしまって、よりによって高等動物”人間”となってしまったような、
つま先からてっぺんまでパーフェクトで、役が彼にはまってるみたいでした。
時折みせるマーティンの幼稚なあどけなさが潤度をまた上げてくれました。

おすすめなんてできないきったないバッチィ作品だけど、
現実、さっこん流行りのウィルスはあれに近い状態に人間を至らしめてくれて、
それを生カラーで見慣れているこの枯渇体にはさほどのゲロ感なく、逆嘔吐で体内すっきり浄化された感じでした。
マーティンのママも旨味加味してくれて、そのママの始末の仕方の幼児性に疼きました。

ママに憎まれて、そう‥　パパにはひどいことされてマーティンは可哀想なんです。
なのにラストのあなたの悶絶シーンに（爆）してごめんね。でも、大好きなムカデと接合…でなく体内合体できてよかった。
「３」では会えないみたいだけど、
ローレンス氏とは別ジャンルでぜひお会いしたいです。

ヒドい話にもかかわらず惹かれる部分があった前作ですが、
この続編はダメでした。鈍重な感じでメリハリもなく、嫌悪感しか感じません。

主人公の太った男の劣悪な家庭環境を描いたことで、シリアスになってしまったけど
その割に現実味のない展開…
あの人がこれだけの人数をそう簡単に連れてこられるはずがないし。

見た目と言葉を発しない点は不気味だったけど、前作の博士に比べるとインパクト不足。
それに汚すぎる…
おまけにそれだけは絶対にやめてくれということをやるし(>_<)

おぞましいだけで面白味のない作品でした。
ただ、ムカデってエサにパクつく時、あんなに素早いのは知りませんでした。それは新発見。

前作の痛々しいシーンが蘇る。泣き叫ぶ女性が・・・。ん？！これはDVDなのか、男が食い入るように画面を観ている。
主人公のマーティンです。前作はなんと、映画だったらしい。あのハイター博士も随所に登場するので懐かしいです。
ムカデ人間に興味を持ったマーティンは、自分もつなげてみようと工程をスクラップにし眺め研究しています。
そしていよいよ倉庫を手に入れ、映画では3人だったが12人つなげてみようと手荒な方法で男女を拉致します。その中には可哀想に妊婦もいます。
それに、映画「ムカデ人間」に出演した女優もいます。彼らは、裸にされ手足を縛られ口にはガムテームを貼られ並べられている。悲痛な叫び声をあげ怯える12人の男女。
いよいよ手術が始まります。マーティンは医学の知識はまるでないので、アナログな方法でまるでリンチのように残酷に一人一人口や肛門を手術しつなげて行きます。
みーんなもちろんマーティンも床も血まみれ状態です。もはやマーティンは人間ではなくも鬼畜のようです。このシーンがカラーだったら卒倒していたかも知れません。
因みに、手術シーンから私は早送りで目を背けながら観ました。こんなのは観てはいけないと酷すぎると怒りを抑えながら観てました。
しかし、その陰でそれとは裏腹に監督は凄い人だと感心している自分もいました。
又、リアルにつながっているように見えたし、熱演している俳優さんたちの頑張りも評価したいと思いました。
但し、本作はあまりおススメできる作品ではないかも知れません。特に18歳未満は厳禁です！！

12人じゃ無いじゃない。
確認する自分もどうかと思いますけど。

正直言うと、半分以上観てません。
目を瞑ったか早送り……だって、ねぇ。
モノクロじゃ無ければ耐えられませんよ。
これはもうヒネリもユーモアも無い、そのものズバリなんですもん。
『１』が高尚にさえ思えるほどのグチャグチャ感。
関西弁のおニイちゃんも、エキセントリックな博士もいない。
綺麗な舞台（前作は真っ白な邸宅だったのに！）の影も無い。
再登場の彼女、頑張ってはいるものの女優としてはどうなんだろう。
引き合いに出されるタラちゃんの、思し召しは如何なものか。
正視するに耐えきれず色んな事が頭をよぎる。
で、このラストなんですけど……まさか……。

『３』もあるんですか？
……どうしようかな。