インブレッド

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精神異常者達が大活躍！ ＼(^o^)／

社会福祉士２人が少年犯罪者４人を引き連れ、ある村を訪れる。
やがて１人が首チョンパ。残る５人も村人に取っ捕まり監禁。
早速選ばれた１人は無惨な死。４人は逃げ出すも１人ずつ殺されて行く・・

ま、そんな感じで、なるべくＣＧは使わず
ＦＸを駆使し且つ手作り感満載特殊メイクに力を入れているので渾身さが伝わる。
巨万の富で下手なＡ級映画作るよりも、２００万ポンドの低予算でこんくらい作る方に大拍手を送るのだ！

オープニングから素晴らしかった。
斧が紳士の口を水平に直撃！すると口裂け女状態で即死（ダークナイトのジョーカーみたいな口？＾＾
さらに、一緒にいた淑女が尻餅をついていると綺麗な脚を斧で一刀両断！
驚いたのは、私が口を枯らしながらも探し焦がれている大好きな
「武器が振り下ろされた瞬間に場面が変わらぬ」奇跡の描写だったのだ！
つまり、斧が突き刺さる瞬間を目の当たりにする事が出来るホラーの究極の幸せ。
こ〜れだけで期待値が一気に上がった！

その後も期待を裏切らない。
まず、肉切り中華包丁で１人目の首をめがけてドスンッ！ とどめにもう一発グサッ！
２人目は、薄汚い異常者達から成る観客の前で馬に踏まれ頭がペチャッ！
出来ればここはサラブレッドみたいなスリムボデーな馬ではなく
ラオウの愛馬「黒王」みたいなドデカい馬の蹄で踏んづけて欲しかったなぁ。
３人目は、ガソリンを補給するかのように、糞尿の汚水を直に食道へ一気に大量噴射・・
目玉オヤジが飛び出しお腹はパンパン、パーン！
まだまだ書き足らぬが、こんくらいにして置くか。。。

エンドクレジットで分ったが、あのおばちゃんが主人公だったとは・・（英国では有名らしい＾＾
２番目の主役がじっちゃん＾＾
ま、ＣＭで謳ってるような変態系ではない。
と言いつつ、例えば「変態村」が血で湿気を帯び後味も悪い系統ならば
「インブレッド」は同じ血塗れでもカラっとしていて何だかスッキリ系と言えよう。

また何度も観たいなぁ＾＾

思いっきり安っぽい冒頭の惨劇シーンで、つかみはまずまず。
その後、大人の男女１人ずつと若者が４人（男３人、女１人）、車に乗ってるシーンへ。
どうやら家族でもないらしいし、どんな集団かと思ったら、すぐ判明。
その微妙な人間関係や性格もさらっと描いていて、すべり出し快調♪

グループが向かった先は、異常者の村でした…といえば、よくあるお話なんだけど
惨殺ショーを開催するというのが個性的。

思いっきりグロくて、人体破壊シーンもはっきり見せる！！
（おおげさで作り物っぽいけど^^;）

緊迫感はあまりないですね。どちらかというとコミカルな感じで。
伏線はちゃんと張ってあるけど、思いっきり予想をハズされたりして、面白い。

個人的にはフェレットおじさんがツボでした(^O^)

変態鬼畜集団の血みどろ殺戮ショーなんて言われてるから、どんなにおぞましいのかと思ったら
意外に普通でしたね。（普通の人には普通じゃないか）
ショーも二人だけだったしね。

『変態村』では男達の怪しいダンスがありましたが、
こちらでは楽しい合唱です。
そのせいか全体的にコミカルな雰囲気がして（まぁ変態さんたちの殺され方がオモシロいからかな）
コメディではないし、ホラーに爽やか系なんてないんだけど
後味すっきりって感じでした。

ハーシェル・ゴードン・ルイス監督作品を想起させる不条理な変態スプラッタ映画。ゴア描写は、かなり頑張っていた。ワンカットで足を切断したり顔面に斧を突き立てたりして、「どうやって撮ったの？」と思うほど。特殊効果とメイクと編集のスキルが高い。
……でも、なぁんとなく、理性が邪魔して弾け切れていないんだよなぁ。ひとつ一つの場面はしっかり撮っているけど、全体を通して観るとゴア・シーンが足りないように見えてしまう。もっとハードなシーンの連続でもいいような気がする。鬼畜の発言だな。(笑)

社会に馴染めない問題児４人を連れて、２人の社会福祉士が田舎町にやって来る。しかし、その町の住民は、みんなキ○ガイだった。
……という非常に分かりやすいお話し。
でも、この６人の目的が分からない。家族や親族、友人知人の類いでもない。やがて、少年少女４人が更生中で、ケアワーカーの監視のもとに社会奉仕活動にやって来たらしいことが説明される。うーん、穴だらけなんですけどぉ。(笑)
これなら若者グループがキャンプに来て道に迷った、というアメリカンなスラッシャ映画の方が、よほど説得力があるゾ。

序盤から見せ物小屋の雰囲気がプンプンなのは◎。どこかノンビリした展開で、パブでフリークス君たちが小学生の替え歌みたいなカントリーを歌ったたりする。思わず「マジっすか？」とロペ君状態になってしまいました。『2000人の狂人』みたいじゃん。(笑)　でも、正直なところ、ここが一番コワイかも知れない。
余所者をなぶり殺す様子をショーに仕立てる中盤は、『悪魔のしたたり』の方が、よほど悪趣味で残酷だった。まぁ、紳士の国の作品だし、そこは節度を保っているのかも知れない。基本的に無国籍だが、“パブ”ってトコが英国風かなぁ。

“質”のいい殺害シーンには感心するし見応えもあったが、個人的には、もう少し“量”が欲しいなぁ。６人なんて、少なくないか？ 『13日の金曜日』だって２ケタだぞ。
もう少しパワーが欲しかった。ちょっとだけオススメ！（ススメていいのか？）

　悪魔のいけにえ以来、ホラー映画の典型となったそれをイメージした作品は多く、これも変な人たちが住む村に、何人かの普通の人が迷い込み、ひどい目にあってしまうという話。残酷描写は、とてもよくできていて、満点。残念なのは、前半の目的地について、荒れ果てた家を怪しむことなく掃除したり、くだらない会話がながながと続く場面。まあ、芸がないというか、ただ時間をつぶすための演出としか思えないでき。後半は、まあ、悲惨ななかにも、こういう設定はつくっちゃいかんだろうというものはなく、（とは言っても、残虐に殺すんだからいいってことはないはずですが）明るくよそものをいたぶる変な人たちがえがかれる。
　まあ、この手の映画の中では、がんばっているほうじゃないでしょうか。家族一緒に見られる映画では決してありません。