ブラックホーク・ダウン / ジョシュ・ハートネット
ブラックホーク・ダウン
/リドリー・スコット
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(168)
解説・ストーリー
1993年、泥沼化する内戦を鎮圧するためソマリアに兵士を派遣したアメリカ。なかなか収束しない内戦に焦り始めたクリントン政権は、10月3日、ついに敵対するアディード政権の本拠地への奇襲作戦を決行するため特殊部隊を投入した。作戦はものの1時間足らずで終了するはずだった。しかし、敵の思わぬ逆襲に遭い、ヘリコプター“ブラックホーク”が撃墜されてしまう。敵の最前線で孤立する兵士たち。やがて、救助に向かった2機目も撃墜されてしまう。その間にも、兵士たちは必死に応戦するが、一人また一人と仲間が倒れていく……。
1993年、泥沼化する内戦を鎮圧するためソマリアに兵士を派遣したアメリカ。なかなか収束しない内戦に焦り始めたクリントン政権は、10月3日、ついに敵対するアディード政権の本拠地への奇襲作戦を決行するため特殊部隊を投入した。作戦はものの1時間足らずで終了するはずだった。しかし、敵の思わぬ逆襲に遭い、ヘリコプター“ブラックホーク”が撃墜されてしまう。敵の最前線で孤立する兵士たち。やがて、救助に向かった2機目も撃墜されてしまう。その間にも、兵士たちは必死に応戦するが、一人また一人と仲間が倒れていく……。
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「ブラックホーク・ダウン」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
1993年、泥沼化する内戦を鎮圧するためソマリアに兵士を派遣したアメリカ。なかなか収束しない内戦に焦り始めたクリントン政権は、10月3日、ついに敵対するアディード政権の本拠地への奇襲作戦を決行するため特殊部隊を投入した。作戦はものの1時間足らずで終了するはずだった。しかし、敵の思わぬ逆襲に遭い、ヘリコプター“ブラックホーク”が撃墜されてしまう。敵の最前線で孤立する兵士たち。やがて、救助に向かった2機目も撃墜されてしまう。その間にも、兵士たちは必死に応戦するが、一人また一人と仲間が倒れていく……。
「ブラックホーク・ダウン」 の作品情報
「ブラックホーク・ダウン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ブラックホーク・ダウンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
145分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCBP71061 |
2003年06月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】ブラックホーク・ダウン(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
145分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語 2:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCXP70104 |
2013年02月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
1人
|
0人
|
1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語
2:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/日本語
ブラックホーク・ダウンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
145分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCBP71061 |
2003年06月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】ブラックホーク・ダウン(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
145分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語 2:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCXP70104 |
2013年02月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
1人
|
0人
|
1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語
2:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/日本語
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:168件
怖い、怖い、怖い
投稿日:2005/12/26
レビュアー:よふかし
個人的には、とてつもない傑作であると思います。
質に波があるリドリー・スコットですが、ブラッカイマーとの取り合わせで、妙な奇跡が起こったのかも、とすら思いました。
若手スターがたくさん出ているようですが、ドラマ的演出をほとんど排除していますので、誰が誰だか分かりません。でもかまわないのです。アクションというよりは、ここにあるのは、まさに戦場の暴力です。それは限りなく、リアルに感じられました。
作戦の失敗を描く戦争映画には、悲劇的なヒロイズムがつきものですが、この作品には皆無です。なみのホラーを遥かにしのぐ恐怖の戦場描写の連続の後に感じるのは、ただただ徒労感のみ。
ヒロイックな行動をとった兵士に勲章が与えられたことが最後に紹介されますが、それで盛り上げようとするわけでもありません。
ここから、アメリカ的なるものや時事的な問題をすくいとることは不可能ではありませんが、その前に、この作品の意義は、戦争の暴力を切り取った、ただそれだけで一本の映画が成立したことにあろうかと思います。それは製作者の意図するところではないでしょうが。
鑑賞後は、ほとんどの人は戦場だけには行きたくないとおもうのではないでしょうか。その意味では、稀有な反戦映画でもあります。95点。
このレビューは気に入りましたか?
36人の会員が気に入ったと投稿しています
やっぱり只者ではない。
投稿日:2006/06/24
レビュアー:JUCE
リドリー・スコットが俳優・監督ランキング17位ということに納得がいかないJUCEです。
だってこんな戦争映画も撮れるんですよ。
ドキュメンタリー映画を見ているような臨場感。
戦争映画だというのにこの映像美。その才能をまざまざとみせつけてくれます。
でも、私は社会派リドリースコットよりも、エンターテイメントを追求した作品の方が好みではありますが・・・。
目指せ監督バリュー1位。みんなの応援待ってます。
このレビューは気に入りましたか?
22人の会員が気に入ったと投稿しています
生き地獄はたった一人の新米兵士の墜落から始まった・・・。
投稿日:2004/11/15
レビュアー:RUSH
東アフリカの通称「アフリカの角」にあるソマリアで発生した内戦に国連が米海兵隊など多国籍軍による「リストア・ホープ(希望回復)」作戦と名付けられた軍事介入を行っていた時代(1992年以降)でのアメリカの国連には内緒で行った極秘作戦“アイリーン”の失敗を描いている。この作戦にはデルタフォース部隊、レンジャー部隊、ネイビーシールズ、第160特殊作戦航空連隊などが参加して行われた作戦であるが、この作品では作戦開始から収束するまでの15時間に渡る死闘を中心に描いている。
この作品は言うまでもなく実話ベースでペンタゴンの全面協力を得て制作されている。製作は「パールハーバー」のジェリー・ブラッカイマー、監督は「グラディエーター」のリドリー・スコットである。この二人が集えば怖いものなどない。俳優陣も豪華キャストである。ちょっと驚きだったのがオーランド・ブルームである。この作品に出ていたとは!しかもきっかけとなるヘリから落下するブラックバーン上等兵役だったなんて今回久しぶりに見て初めて気が付いた(笑)。
最初にこの作品を見た時、しばらく放心状態だった事を思い出す。何で劇場で見なかったのかと後悔もした作品だ。とにかく作戦が始まってからというもの、その圧巻とさえ言える迫力と強烈な説得力を持つ映像で見る者の目を画面に釘付けにする。途中、日が暮れ少々落ち着くシーンまでは一気に戦闘シーンを延々と見せつけられ、市街戦の恐怖や難しさをいやという程思い知らされることになる。その間30分以上である。監督の撮影手法と編集の手腕のおかげで凄惨さは感じられず、ストーリー展開のテンポが速く時間など全く感じられなかった、いや感じている暇などなかったといった方が正しいかもしれない。私は数ある戦争映画で背筋が寒くなるような怖さを感じたのはこの作品が初めてであった。とにかく強烈に説得力を持った映像である。映画である事を忘れさせ、まるで自分が画面の中にでもいるかのような錯覚を覚えさせる。こういう映像の事を体感映像とでもいうのであろうか。全く素晴らしい映像を見せてもらった気分だ。
今現在も戦われているイラク戦争。この戦争にもこの“アイリーン”作戦に参加し生き残った兵士達が参加し戦っている。しかもその内何人かは既に戦死しているとの事である。こういう戦争や内戦は映画だけにして欲しいものだ。
このレビューは気に入りましたか?
20人の会員が気に入ったと投稿しています
胸が詰まる
投稿日:2004/12/16
レビュアー:iuiu
事実に基づいての映画なので、戦闘の悲惨な映像を目の当たりにするとそれだけで胸が詰まり、ストーリーを追うこともつらくなる。どんな映像を見せられても、実際はそれよりも悲惨だったのだと思うと、映画として純粋に楽しむことができない。
言いたいことはいくらでもあるのに、ここに書くにふさわしい言葉は出てこない。こんなにレビューの難しい作品も珍しい。
ソマリア内乱についてあまり知らなかった私が、この映画を見て、そして内乱について調べた。そしてもう一度見た。多分また見るし、また調べる。それだけでもこの映画を見た意味はあったのだと思う。
このレビューは気に入りましたか?
17人の会員が気に入ったと投稿しています
さすがはリドリー・スコットと思わせるが、この路線はもう食傷気味
投稿日:2006/10/27
レビュアー:吟遊旅人
巻頭、テロップを流して多少の説明らしきことを最初にさっさと済ませると、後は映画はひたすら戦闘シーンを映し出すのみ。説明なんてない。ドラマもない。ストーリーもない。二時間以上、ずっと戦場にカメラを持ち込んでただ回しただけ、という感の画像が延々と繰り広げられる。
カメラは1993年10月3日に起こった戦闘をただひたすら追う。この一日だけの出来事が、ソマリアに派遣された米軍の凄惨な戦闘のすべてなのだ。
アイディード将軍を捕獲するために市街地に降り立とうとしたヘリ、ブラックホーク号がソマリア民兵に撃墜される。「Black Hawk down, Black Hawk, down!」という乗組員の叫びがこの映画のタイトルだ。ここからが悪夢の始まりで、撃墜されたブラックホークの生存者を救出するために2機目のヘリが派遣されるが、それも撃ち落とされる。またしても生存者と遺体を基地に取り戻すための戦車部隊が投入される。だが、ソマリア民兵はウンカの如く現れて、倒しても倒しても不気味なほどの数で押し寄せてくる。もう米軍兵士達はなんのために闘っているのかわからなくなり、状況も見えず、ひたすら弾を撃ち尽くすのみ。
ものすごい量の弾丸が放たれるが、ほとんど当たらない。弾の無駄遣いだ。でも当たれば人命の無駄遣いだ。まったく戦争は、どっちが勝っても最大の愚挙であることは間違いない。
いったい制作費にいくら使ったんだろう。本作には、金にものをいわせた迫力は存分にある。押さえた色彩や、短いカットのスリルと迫力に満ちたカメラワーク、高低のメリハリが利いた鳥瞰図。さすがはリドリー・スコットと思わせる映像も悪くない。
だが、制作費がなくても、「Uボート」のような優れた戦争映画だって作れるのだ。「プライベート・ライアン」のような恐ろしくリアルな映画をもう見てしまった観客には、この作品は二番煎じにしか映らない。しかも、「プライベート・ライアン」にはドラマがあったし、スピルバーグらしい通俗なヒューマニズムが溢れていて、観客を飽きさせなかった。
本作は、感傷的な部分がほとんど退けられていて、戦争に対する冷徹な目が貫かれてる。リドリー・スコットの視点はクールだ。だが、このストーリーの欠如には少々疑問も残る。そもそもなんで戦争やってんのか、何の説明もないというのはいかがなものだろう。そこを解説するとかえって政治的な対立点に話が飛んで、戦場の悲惨さが描けないとでも思ったのだろうか。
ストーリーがないと書いたが、こうも延々と戦闘場面を見せられると、しまいには厭戦気分にたっぷり浸れるようになる。セリフや説明なしに戦争の愚かさを見せつけたスコット監督の手腕の賜とも言える。
丸一日の戦闘が終わって、米軍の死者は19人。あれほど凄惨な場面をたくさん見せられたのに、死者はたったの(!)19人。ソマリア人の死者は1000人。ウンカやアリのように湧いて出て、あっという間に殺されて、1000人。命の重さがかくも異なるとは! 観客は、1000人の命に勝る19人の命の重さを実感させられたのだ。アメリカ側の事情しかいっさい描かれていない。その切り捨てぶりは潔いとも言える。
飢餓で何十万人が死ぬのに、なぜ高性能の武器を持っているのか? 愚かな内戦にも怒りがわく。映画を見たら、次はアフリカの飢餓と内戦がなぜ起こったのか、それを知る努力をすべきだろう。
劇場の大スクリーンと大音響で観ていたら、きっと70点つけたと思うけど、家庭のテレビではなあ。映画館で観た予告編はものすごい迫力だった。
このレビューは気に入りましたか?
15人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
怖い、怖い、怖い
投稿日
2005/12/26
レビュアー
よふかし
個人的には、とてつもない傑作であると思います。
質に波があるリドリー・スコットですが、ブラッカイマーとの取り合わせで、妙な奇跡が起こったのかも、とすら思いました。
若手スターがたくさん出ているようですが、ドラマ的演出をほとんど排除していますので、誰が誰だか分かりません。でもかまわないのです。アクションというよりは、ここにあるのは、まさに戦場の暴力です。それは限りなく、リアルに感じられました。
作戦の失敗を描く戦争映画には、悲劇的なヒロイズムがつきものですが、この作品には皆無です。なみのホラーを遥かにしのぐ恐怖の戦場描写の連続の後に感じるのは、ただただ徒労感のみ。
ヒロイックな行動をとった兵士に勲章が与えられたことが最後に紹介されますが、それで盛り上げようとするわけでもありません。
ここから、アメリカ的なるものや時事的な問題をすくいとることは不可能ではありませんが、その前に、この作品の意義は、戦争の暴力を切り取った、ただそれだけで一本の映画が成立したことにあろうかと思います。それは製作者の意図するところではないでしょうが。
鑑賞後は、ほとんどの人は戦場だけには行きたくないとおもうのではないでしょうか。その意味では、稀有な反戦映画でもあります。95点。
やっぱり只者ではない。
投稿日
2006/06/24
レビュアー
JUCE
リドリー・スコットが俳優・監督ランキング17位ということに納得がいかないJUCEです。
だってこんな戦争映画も撮れるんですよ。
ドキュメンタリー映画を見ているような臨場感。
戦争映画だというのにこの映像美。その才能をまざまざとみせつけてくれます。
でも、私は社会派リドリースコットよりも、エンターテイメントを追求した作品の方が好みではありますが・・・。
目指せ監督バリュー1位。みんなの応援待ってます。
生き地獄はたった一人の新米兵士の墜落から始まった・・・。
投稿日
2004/11/15
レビュアー
RUSH
東アフリカの通称「アフリカの角」にあるソマリアで発生した内戦に国連が米海兵隊など多国籍軍による「リストア・ホープ(希望回復)」作戦と名付けられた軍事介入を行っていた時代(1992年以降)でのアメリカの国連には内緒で行った極秘作戦“アイリーン”の失敗を描いている。この作戦にはデルタフォース部隊、レンジャー部隊、ネイビーシールズ、第160特殊作戦航空連隊などが参加して行われた作戦であるが、この作品では作戦開始から収束するまでの15時間に渡る死闘を中心に描いている。
この作品は言うまでもなく実話ベースでペンタゴンの全面協力を得て制作されている。製作は「パールハーバー」のジェリー・ブラッカイマー、監督は「グラディエーター」のリドリー・スコットである。この二人が集えば怖いものなどない。俳優陣も豪華キャストである。ちょっと驚きだったのがオーランド・ブルームである。この作品に出ていたとは!しかもきっかけとなるヘリから落下するブラックバーン上等兵役だったなんて今回久しぶりに見て初めて気が付いた(笑)。
最初にこの作品を見た時、しばらく放心状態だった事を思い出す。何で劇場で見なかったのかと後悔もした作品だ。とにかく作戦が始まってからというもの、その圧巻とさえ言える迫力と強烈な説得力を持つ映像で見る者の目を画面に釘付けにする。途中、日が暮れ少々落ち着くシーンまでは一気に戦闘シーンを延々と見せつけられ、市街戦の恐怖や難しさをいやという程思い知らされることになる。その間30分以上である。監督の撮影手法と編集の手腕のおかげで凄惨さは感じられず、ストーリー展開のテンポが速く時間など全く感じられなかった、いや感じている暇などなかったといった方が正しいかもしれない。私は数ある戦争映画で背筋が寒くなるような怖さを感じたのはこの作品が初めてであった。とにかく強烈に説得力を持った映像である。映画である事を忘れさせ、まるで自分が画面の中にでもいるかのような錯覚を覚えさせる。こういう映像の事を体感映像とでもいうのであろうか。全く素晴らしい映像を見せてもらった気分だ。
今現在も戦われているイラク戦争。この戦争にもこの“アイリーン”作戦に参加し生き残った兵士達が参加し戦っている。しかもその内何人かは既に戦死しているとの事である。こういう戦争や内戦は映画だけにして欲しいものだ。
胸が詰まる
投稿日
2004/12/16
レビュアー
iuiu
事実に基づいての映画なので、戦闘の悲惨な映像を目の当たりにするとそれだけで胸が詰まり、ストーリーを追うこともつらくなる。どんな映像を見せられても、実際はそれよりも悲惨だったのだと思うと、映画として純粋に楽しむことができない。
言いたいことはいくらでもあるのに、ここに書くにふさわしい言葉は出てこない。こんなにレビューの難しい作品も珍しい。
ソマリア内乱についてあまり知らなかった私が、この映画を見て、そして内乱について調べた。そしてもう一度見た。多分また見るし、また調べる。それだけでもこの映画を見た意味はあったのだと思う。
さすがはリドリー・スコットと思わせるが、この路線はもう食傷気味
投稿日
2006/10/27
レビュアー
吟遊旅人
巻頭、テロップを流して多少の説明らしきことを最初にさっさと済ませると、後は映画はひたすら戦闘シーンを映し出すのみ。説明なんてない。ドラマもない。ストーリーもない。二時間以上、ずっと戦場にカメラを持ち込んでただ回しただけ、という感の画像が延々と繰り広げられる。
カメラは1993年10月3日に起こった戦闘をただひたすら追う。この一日だけの出来事が、ソマリアに派遣された米軍の凄惨な戦闘のすべてなのだ。
アイディード将軍を捕獲するために市街地に降り立とうとしたヘリ、ブラックホーク号がソマリア民兵に撃墜される。「Black Hawk down, Black Hawk, down!」という乗組員の叫びがこの映画のタイトルだ。ここからが悪夢の始まりで、撃墜されたブラックホークの生存者を救出するために2機目のヘリが派遣されるが、それも撃ち落とされる。またしても生存者と遺体を基地に取り戻すための戦車部隊が投入される。だが、ソマリア民兵はウンカの如く現れて、倒しても倒しても不気味なほどの数で押し寄せてくる。もう米軍兵士達はなんのために闘っているのかわからなくなり、状況も見えず、ひたすら弾を撃ち尽くすのみ。
ものすごい量の弾丸が放たれるが、ほとんど当たらない。弾の無駄遣いだ。でも当たれば人命の無駄遣いだ。まったく戦争は、どっちが勝っても最大の愚挙であることは間違いない。
いったい制作費にいくら使ったんだろう。本作には、金にものをいわせた迫力は存分にある。押さえた色彩や、短いカットのスリルと迫力に満ちたカメラワーク、高低のメリハリが利いた鳥瞰図。さすがはリドリー・スコットと思わせる映像も悪くない。
だが、制作費がなくても、「Uボート」のような優れた戦争映画だって作れるのだ。「プライベート・ライアン」のような恐ろしくリアルな映画をもう見てしまった観客には、この作品は二番煎じにしか映らない。しかも、「プライベート・ライアン」にはドラマがあったし、スピルバーグらしい通俗なヒューマニズムが溢れていて、観客を飽きさせなかった。
本作は、感傷的な部分がほとんど退けられていて、戦争に対する冷徹な目が貫かれてる。リドリー・スコットの視点はクールだ。だが、このストーリーの欠如には少々疑問も残る。そもそもなんで戦争やってんのか、何の説明もないというのはいかがなものだろう。そこを解説するとかえって政治的な対立点に話が飛んで、戦場の悲惨さが描けないとでも思ったのだろうか。
ストーリーがないと書いたが、こうも延々と戦闘場面を見せられると、しまいには厭戦気分にたっぷり浸れるようになる。セリフや説明なしに戦争の愚かさを見せつけたスコット監督の手腕の賜とも言える。
丸一日の戦闘が終わって、米軍の死者は19人。あれほど凄惨な場面をたくさん見せられたのに、死者はたったの(!)19人。ソマリア人の死者は1000人。ウンカやアリのように湧いて出て、あっという間に殺されて、1000人。命の重さがかくも異なるとは! 観客は、1000人の命に勝る19人の命の重さを実感させられたのだ。アメリカ側の事情しかいっさい描かれていない。その切り捨てぶりは潔いとも言える。
飢餓で何十万人が死ぬのに、なぜ高性能の武器を持っているのか? 愚かな内戦にも怒りがわく。映画を見たら、次はアフリカの飢餓と内戦がなぜ起こったのか、それを知る努力をすべきだろう。
劇場の大スクリーンと大音響で観ていたら、きっと70点つけたと思うけど、家庭のテレビではなあ。映画館で観た予告編はものすごい迫力だった。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
-
- 宅配レンタル 定額8プラン

-
- 「新作・準新作」が定額で月8枚レンタルできる!※1借り放題付き※2
- 新規登録する
-
- 宅配レンタル 定額4プラン

-
- 新規登録する
-
- 都度課金 プラン

-
- 新規登録する
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
ブラックホーク・ダウン
(C)2001 REVOLUTION STUDIOS DISTRIBUTION COMPANY LLC AND JERRY BRUCKHEIMER,INC. ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。