るろうに剣心 / 佐藤健
るろうに剣心
/大友啓史
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(136)
解説・ストーリー
和月伸宏の同名人気コミックスを、主演に佐藤健、ヒロインに武井咲を迎えて実写映画化したアクション・エンタテインメント。“不殺(ころさず)”の誓いを立て流浪の旅を続ける伝説の暗殺者・剣心が、様々な出会いを重ねる中で陰謀に巻き込まれ、大切な人を守るために新たな戦いへと臨む姿を迫力のアクション満載で描く。監督は「ハゲタカ」の大友啓史。明治になって10年。幕末に暗殺者“人斬り抜刀斎”として名を馳せた男は、いまは緋村剣心と名を変え、自ら立てた“不殺の誓い”に従い、斬れない刀“逆刃刀”を手に流浪の旅を続けていた。ある日剣心は、亡き父から道場を受け継いだ女剣士・神谷薫と出会い、やがて邪悪な実業家・武田観柳の陰謀に巻き込まれていくのだが…。 JAN:4988135967527
和月伸宏の同名人気コミックスを、主演に佐藤健、ヒロインに武井咲を迎えて実写映画化したアクション・エンタテインメント。“不殺(ころさず)”の誓いを立て流浪の旅を続ける伝説の暗殺者・剣心が、様々な出会いを重ねる中で陰謀に巻き込まれ、大切な人を守るために新たな戦いへと臨む姿を迫力のアクション満載で描く。監督は「ハゲタカ」の大友啓史。明治になって10年。幕末に暗殺者“人斬り抜刀斎”として名を馳せた男は、いまは緋村剣心と名を変え、自ら立てた“不殺の誓い”に従い、斬れない刀“逆刃刀”を手に流浪の旅を続けていた。ある日剣心は、亡き父から道場を受け継いだ女剣士・神谷薫と出会い、やがて邪悪な実業家・武田観柳の陰謀に巻き込まれていくのだが…。 JAN:4988135967527
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「るろうに剣心」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
和月伸宏の同名人気コミックスを、主演に佐藤健、ヒロインに武井咲を迎えて実写映画化したアクション・エンタテインメント。“不殺(ころさず)”の誓いを立て流浪の旅を続ける伝説の暗殺者・剣心が、様々な出会いを重ねる中で陰謀に巻き込まれ、大切な人を守るために新たな戦いへと臨む姿を迫力のアクション満載で描く。監督は「ハゲタカ」の大友啓史。明治になって10年。幕末に暗殺者“人斬り抜刀斎”として名を馳せた男は、いまは緋村剣心と名を変え、自ら立てた“不殺の誓い”に従い、斬れない刀“逆刃刀”を手に流浪の旅を続けていた。ある日剣心は、亡き父から道場を受け継いだ女剣士・神谷薫と出会い、やがて邪悪な実業家・武田観柳の陰謀に巻き込まれていくのだが…。 JAN:4988135967527
「るろうに剣心」 の作品情報
「るろうに剣心」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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るろうに剣心の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
134分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
1000358222 |
2012年12月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
178枚
|
6人
|
2人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
【Blu-ray】るろうに剣心(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
134分 |
日本語 |
1:リニアPCM/5.1chサラウンド/日本語 2:リニアPCM/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
1000358224 |
2012年12月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
67枚
|
0人
|
2人
|
1:リニアPCM/5.1chサラウンド/日本語
2:リニアPCM/ステレオ/日本語
るろうに剣心の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
134分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: |
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レンタル開始日: |
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1000358222 |
2012年12月26日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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178枚
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
【Blu-ray】るろうに剣心(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
134分 |
日本語 |
1:リニアPCM/5.1chサラウンド/日本語 2:リニアPCM/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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1000358224 |
2012年12月26日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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67枚
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1:リニアPCM/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:136件
ドニー・イェンのDNA、息づく。
投稿日:2013/01/23
レビュアー:ぴよさん
殺陣の見所としては、外印(綾野剛)戦に尽きる。『るろうに』はフィクショナルな時代劇だから
厳密な考証などは気にすべきじゃない。楽しめばいいのだ。 「この時代にこんな武器は」とか
「こんな体術は」なんて言ってたら、楽しめない。
刃衛戦の剣使いは、もはや中国剣法だし、番神戦の拳闘術に至っては(いや、ボクシングが
伝わっててもおかしくない時代だけどね)何をかいわんや。でも、いいのだ。 左之助VS番神、
男の子の喧嘩が活き活きと描かれているじゃないか。
佐藤健・剣心は、もちろん元キャラクターから作り出された造形だが、これが非常によく出来て
いる…ばかりでなく、この現代的体型でも、もしかしたら強いんじゃないかと思わせる「説得力」
がある。これはなかなか出来ることじゃない。体型で無く、動きで強さを語れているのだ。
そしてこれらは、第一にアクション監督の谷垣健治の功績だろう。彼が関わっていなければ、
トンデモアクション映画になってしまった可能性は高い。『ボーン・アルティメイタム』ばりに
自らカメラを持って橋から飛び降りて追い撮りした、谷垣の心意気。
彼の言に、こうある。「一番意識してやってもらったのは“斬りにいく意識”です。どこを斬りに
行ってるんだかわからない軌道とか、受けてくださいと言わんばかりの攻撃は絶対やめる。
“これは避けなきゃ死ぬ”と思わせる斬りを目指した」 そう、ほとんどの時代劇、アクションで
不満となるのは、このことがまるで出来ていないからだ。
というか映画界で、それが殺陣の常識として固定化してしまっている。当たらない空間に
向かっての攻撃を「当たってるように見せる」技術ばかりが高められた。これでは、どこまで
行っても、当たらない殺陣でしかありえない。
本編の殺陣は、「距離感」が怖い。ちゃんと攻撃が当たる距離で、当たる軌道で描かれている。
ドニー・イェンとの仕事でみっちり錬成させた谷垣のワザだ。ワイヤーは最低限にし、受ける側
の描写も徹底した。だから、漫画的な技の「龍槌閃」なども一定の説得力を見せている。
(斎藤の「牙突」だけは、あんまりだったが)
冒頭の鳥羽伏見の戦い、そして観柳の屋敷での乱戦、剣心の剣はちゃんと相手に当てに
いっている。神谷道場での乱戦での徒手格闘も、佐藤健は説得力のある体術を見せた。
そして綾野・外印だ。彼の身のこなしと短刀術は見事だ。(映像的に速度は変えているに
しても)ちゃんと刺しにいってるから怖いし、短い時間ながら鮮烈なイメージを残した。
短刀の距離に詰められた剣心が、日本刀を立てて使う場面も、理にかなったアクション設計だ。
もしかしたら、これまでの邦画で、最も見ごたえのある格闘シーンと言っていいかもしれない。
谷垣の言葉。「日本人がカンフーをやったって滑稽なだけだし、同じくアメリカ人が日本刀を
持ってもマヌケだ。どこかの誰かのマネをするのではなく、自分の中のDNAにあるドメスティック
なものを追求することが、逆に世界を切り開くと思う。」
うん、そのとおりだ。
このレビューは気に入りましたか?
41人の会員が気に入ったと投稿しています
予想外に面白い
予備知識全く無しで観に行きましたが、楽しめました。
伝説の暗殺者「人斬り抜刀斎」と恐れられた流浪人緋村剣心(佐藤健)が、決して命は奪わないことを信条に、手にした剣は刃が逆に付いている逆刃刀。斬れない刀で人を守ることが出来るのか、アイデンティティを懸けた戦いに挑むというテーマが面白いです。
軽やかに宙を舞い、目にも止まらぬ速さで剣を抜き、高速剣アクションと妙に爽やかな剣心の姿を見ているうちに、いつのまにか引き込まれました。
整った顔立ちに華奢な体。そんな男が振るう剣は、容姿に似合わない残酷で鋭い刃。アップが多くスピード感がある殺陣は新感覚だと思いきや、香港などで活躍しているアクション監督の谷垣健治が担当しているのですね。
剣心の口癖「おろ?」は良いとしても「ござる」がちょっと気になりました。常に過去との葛藤、人斬りの過去は付きまとい、殺さずの誓いと現実の厳しさ、人斬りは所詮人斬りなのかという疑念。けれど、再び人の役に立とうとそれらの葛藤と戦う剣心。
香川演じる武田観柳は、成りきり過ぎて時として主人公を食ってしまう場面も見られましたが、いやらしいまでにお金と権力に固執する男が似合っています。
ライバルを演じる鵜堂刃衛役の吉川晃司が強くて、彼は「必死剣 鳥刺し」で豊川悦司と凄まじい殺陣を演じていましたが、やっぱりこちらは本格派。怪しげな術を使う瞳が不気味でした。
ラストでの盛り上げ方も見事。十分に見入ってしまう対決になっていたと思います。
このレビューは気に入りましたか?
27人の会員が気に入ったと投稿しています
とりあえず、佐藤健 がたまらなくセクシーだ。
美しい。
私は原作は読んだことないけど、何でもいいけど、かっこよすぎる。動きもしなやかだし、さすがの身体能力だ。
ダンスの基礎ができてるからかなあ。
映画全体としては、なんとなく、「惜しい」って感じ。
原作を知らないせいかもしれないが、どうしたいのかよくわからない部分と、おそらく長い話を凝縮したため、剣心と薫の関係性にいまいち深いものが感じられない。
二時間を優に超える映画なんだけど、佐藤健の殺陣だけ観ていたい。
監督が「龍馬伝」の大友啓史ということで、おそらく佐藤健の起用になったんだろうね。
龍馬伝での「人斬り以蔵」役は、それはそれは素晴らしかったもんね。
主演で観たいと私も思った。
そして、「龍馬伝」関係者が多いね。青木崇高 なんか一瞬わからなかったけど「後藤様」だからね。
蒼井優 、香川照之 なんかもそうだしね。
蒼井優、いまいち微妙で、なんて言ってるかわからないシーンが多かった。
武井咲 は重要なんだろうけど、最近どうも、出すぎているせいか、ちょっと違うかな、という気もした。
そして同じく、今、がんがん稼いでいるのが綾野剛 。出れるときに出ておこうという感じなのか、やたらと出てくるので、ファンなんだけど、だんだんどうでもよくなってきた。
でも彼も、身体能力はかなり高いので、アクションシーンはなかなか見もの。
須藤元気 も出てるんだけど、意外といいよ。
吉川晃司 頑張ってるし、江口洋介もかっこいいです。
ところどころ、ふざけ過ぎているのか、なんか、演出が子供向けなのか、ターゲットがちょっと私世代と違うからか、ピンとこないところはあります。
それにしても、佐藤健がとにかく良い。
以前の「人斬り以蔵」のときもおもったけど、「人斬り」のときに見せる表情が、すごい。
普段の緋村剣心のときとのギャップをものすごくうまく演じています。
ファンは必見です。ファンじゃなくても、佐藤健の緋村剣心を観てほしいなあ。
これは海外でうけるとおもうなあ。
このレビューは気に入りましたか?
13人の会員が気に入ったと投稿しています
しびれたーーーで、ござる。
最高にシビレました。
「人斬り抜刀斎」と恐れられた男が新しい明治という時代を贖罪の意味を込め、不殺の誓いを立て、逆刃刀を腰に下げ正義の味方となって悪に立ち向かう。
少年のような華奢な体、茶系の長い髪をひとつに結わえいつも笑顔を絶やさない柔らかいイメージから一変して、悪に対して身体から沸き起こる怒りがこもる鋭い眼光。
佐藤健君は緋村剣心を演じるために生まれてきたと言っても過言ではないと思います。
映画の冒頭、江口洋介がタバコを加えての登場。
あの時代に紙巻タバコが存在している筈もなく、製作者側はここでこの作品はあくまで「漫画」なのだと観客に大々的に宣言しちゃっています。なので、こちら側は迷うことなく作り物のカッコ良さに酔いしれることが出来るわけです。
とにかくアクションシーンに魅入られました。
特に、武田観柳邸で大勢を相手に一人で立ち向かうシーンでは鳥肌が立ち、頭が痺れて、涙なんかもちょっと出そうになったくらい興奮しました。
取り留めもなく書いてしまいましたが、もう2度3度と観たいくらい参っています。
降参です。
「龍馬伝」の撮り方は踏襲されていて、私の好きなカメラワーク、照明で、充分楽しめました。脇役も問題なし。綾野剛君の扱いが軽かったかな?怪しげな役で出ています。
このレビューは気に入りましたか?
11人の会員が気に入ったと投稿しています
不殺の誓い 逆刃刀
監督:大友啓史(2012年・日本・134分)
原作:和月伸宏の漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚』
今頃になって初めて観ました。しかも今夜は、テレビで本作が放映されるとか。
私の間が悪いのはいつもの事なので…
それで感想ですが、思った以上に佐藤健が剣心役にハマっていて、剣術アクションが本格的なのでビックリしました。
時代劇なのかと思っていたら、幕末の動乱を経て、明治の初期の設定なのですね。
緋村剣心(佐藤健)は、“人斬り抜刀斎”の異名をとる暗殺者でしたが、いまは「不殺(ころさず)の誓い」を立て、流浪人(るろうに)として全国行脚の身なのかな?
刀は身につけてはいるけれど、「逆刃刀」という通常の刀とは刃と峰が逆になった刀。劇中、斉藤一(江口洋介)が、「自身に向けた刃はいつか己の身を傷つけるぞ」とか言ってたような・・・
幕末期に多くの人間を斬ってきた悔恨があり、もう二度と人を殺めないという誓いを体現したものらしいですが、これは原作者の発案であり架空のものだという事です。
原作は知らないのですが、香川照之が演じる武田観柳という人物はどのような描かれ方なのでしょう。あまりの怪演ぶりに笑ってしまいます。
取りあえず、まだ一度観たきりなので、佐藤健への絶賛ぶりが掛け値なしの本物だったことは確認しました。
うん、なかなかよかった。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ドニー・イェンのDNA、息づく。
投稿日
2013/01/23
レビュアー
ぴよさん
殺陣の見所としては、外印(綾野剛)戦に尽きる。『るろうに』はフィクショナルな時代劇だから
厳密な考証などは気にすべきじゃない。楽しめばいいのだ。 「この時代にこんな武器は」とか
「こんな体術は」なんて言ってたら、楽しめない。
刃衛戦の剣使いは、もはや中国剣法だし、番神戦の拳闘術に至っては(いや、ボクシングが
伝わっててもおかしくない時代だけどね)何をかいわんや。でも、いいのだ。 左之助VS番神、
男の子の喧嘩が活き活きと描かれているじゃないか。
佐藤健・剣心は、もちろん元キャラクターから作り出された造形だが、これが非常によく出来て
いる…ばかりでなく、この現代的体型でも、もしかしたら強いんじゃないかと思わせる「説得力」
がある。これはなかなか出来ることじゃない。体型で無く、動きで強さを語れているのだ。
そしてこれらは、第一にアクション監督の谷垣健治の功績だろう。彼が関わっていなければ、
トンデモアクション映画になってしまった可能性は高い。『ボーン・アルティメイタム』ばりに
自らカメラを持って橋から飛び降りて追い撮りした、谷垣の心意気。
彼の言に、こうある。「一番意識してやってもらったのは“斬りにいく意識”です。どこを斬りに
行ってるんだかわからない軌道とか、受けてくださいと言わんばかりの攻撃は絶対やめる。
“これは避けなきゃ死ぬ”と思わせる斬りを目指した」 そう、ほとんどの時代劇、アクションで
不満となるのは、このことがまるで出来ていないからだ。
というか映画界で、それが殺陣の常識として固定化してしまっている。当たらない空間に
向かっての攻撃を「当たってるように見せる」技術ばかりが高められた。これでは、どこまで
行っても、当たらない殺陣でしかありえない。
本編の殺陣は、「距離感」が怖い。ちゃんと攻撃が当たる距離で、当たる軌道で描かれている。
ドニー・イェンとの仕事でみっちり錬成させた谷垣のワザだ。ワイヤーは最低限にし、受ける側
の描写も徹底した。だから、漫画的な技の「龍槌閃」なども一定の説得力を見せている。
(斎藤の「牙突」だけは、あんまりだったが)
冒頭の鳥羽伏見の戦い、そして観柳の屋敷での乱戦、剣心の剣はちゃんと相手に当てに
いっている。神谷道場での乱戦での徒手格闘も、佐藤健は説得力のある体術を見せた。
そして綾野・外印だ。彼の身のこなしと短刀術は見事だ。(映像的に速度は変えているに
しても)ちゃんと刺しにいってるから怖いし、短い時間ながら鮮烈なイメージを残した。
短刀の距離に詰められた剣心が、日本刀を立てて使う場面も、理にかなったアクション設計だ。
もしかしたら、これまでの邦画で、最も見ごたえのある格闘シーンと言っていいかもしれない。
谷垣の言葉。「日本人がカンフーをやったって滑稽なだけだし、同じくアメリカ人が日本刀を
持ってもマヌケだ。どこかの誰かのマネをするのではなく、自分の中のDNAにあるドメスティック
なものを追求することが、逆に世界を切り開くと思う。」
うん、そのとおりだ。
予想外に面白い
投稿日
2012/12/12
レビュアー
ミルクチョコ
予備知識全く無しで観に行きましたが、楽しめました。
伝説の暗殺者「人斬り抜刀斎」と恐れられた流浪人緋村剣心(佐藤健)が、決して命は奪わないことを信条に、手にした剣は刃が逆に付いている逆刃刀。斬れない刀で人を守ることが出来るのか、アイデンティティを懸けた戦いに挑むというテーマが面白いです。
軽やかに宙を舞い、目にも止まらぬ速さで剣を抜き、高速剣アクションと妙に爽やかな剣心の姿を見ているうちに、いつのまにか引き込まれました。
整った顔立ちに華奢な体。そんな男が振るう剣は、容姿に似合わない残酷で鋭い刃。アップが多くスピード感がある殺陣は新感覚だと思いきや、香港などで活躍しているアクション監督の谷垣健治が担当しているのですね。
剣心の口癖「おろ?」は良いとしても「ござる」がちょっと気になりました。常に過去との葛藤、人斬りの過去は付きまとい、殺さずの誓いと現実の厳しさ、人斬りは所詮人斬りなのかという疑念。けれど、再び人の役に立とうとそれらの葛藤と戦う剣心。
香川演じる武田観柳は、成りきり過ぎて時として主人公を食ってしまう場面も見られましたが、いやらしいまでにお金と権力に固執する男が似合っています。
ライバルを演じる鵜堂刃衛役の吉川晃司が強くて、彼は「必死剣 鳥刺し」で豊川悦司と凄まじい殺陣を演じていましたが、やっぱりこちらは本格派。怪しげな術を使う瞳が不気味でした。
ラストでの盛り上げ方も見事。十分に見入ってしまう対決になっていたと思います。
とりあえず、佐藤健 がたまらなくセクシーだ。
投稿日
2012/11/03
レビュアー
KEE
美しい。
私は原作は読んだことないけど、何でもいいけど、かっこよすぎる。動きもしなやかだし、さすがの身体能力だ。
ダンスの基礎ができてるからかなあ。
映画全体としては、なんとなく、「惜しい」って感じ。
原作を知らないせいかもしれないが、どうしたいのかよくわからない部分と、おそらく長い話を凝縮したため、剣心と薫の関係性にいまいち深いものが感じられない。
二時間を優に超える映画なんだけど、佐藤健の殺陣だけ観ていたい。
監督が「龍馬伝」の大友啓史ということで、おそらく佐藤健の起用になったんだろうね。
龍馬伝での「人斬り以蔵」役は、それはそれは素晴らしかったもんね。
主演で観たいと私も思った。
そして、「龍馬伝」関係者が多いね。青木崇高 なんか一瞬わからなかったけど「後藤様」だからね。
蒼井優 、香川照之 なんかもそうだしね。
蒼井優、いまいち微妙で、なんて言ってるかわからないシーンが多かった。
武井咲 は重要なんだろうけど、最近どうも、出すぎているせいか、ちょっと違うかな、という気もした。
そして同じく、今、がんがん稼いでいるのが綾野剛 。出れるときに出ておこうという感じなのか、やたらと出てくるので、ファンなんだけど、だんだんどうでもよくなってきた。
でも彼も、身体能力はかなり高いので、アクションシーンはなかなか見もの。
須藤元気 も出てるんだけど、意外といいよ。
吉川晃司 頑張ってるし、江口洋介もかっこいいです。
ところどころ、ふざけ過ぎているのか、なんか、演出が子供向けなのか、ターゲットがちょっと私世代と違うからか、ピンとこないところはあります。
それにしても、佐藤健がとにかく良い。
以前の「人斬り以蔵」のときもおもったけど、「人斬り」のときに見せる表情が、すごい。
普段の緋村剣心のときとのギャップをものすごくうまく演じています。
ファンは必見です。ファンじゃなくても、佐藤健の緋村剣心を観てほしいなあ。
これは海外でうけるとおもうなあ。
しびれたーーーで、ござる。
投稿日
2012/11/04
レビュアー
おうち大好き
最高にシビレました。
「人斬り抜刀斎」と恐れられた男が新しい明治という時代を贖罪の意味を込め、不殺の誓いを立て、逆刃刀を腰に下げ正義の味方となって悪に立ち向かう。
少年のような華奢な体、茶系の長い髪をひとつに結わえいつも笑顔を絶やさない柔らかいイメージから一変して、悪に対して身体から沸き起こる怒りがこもる鋭い眼光。
佐藤健君は緋村剣心を演じるために生まれてきたと言っても過言ではないと思います。
映画の冒頭、江口洋介がタバコを加えての登場。
あの時代に紙巻タバコが存在している筈もなく、製作者側はここでこの作品はあくまで「漫画」なのだと観客に大々的に宣言しちゃっています。なので、こちら側は迷うことなく作り物のカッコ良さに酔いしれることが出来るわけです。
とにかくアクションシーンに魅入られました。
特に、武田観柳邸で大勢を相手に一人で立ち向かうシーンでは鳥肌が立ち、頭が痺れて、涙なんかもちょっと出そうになったくらい興奮しました。
取り留めもなく書いてしまいましたが、もう2度3度と観たいくらい参っています。
降参です。
「龍馬伝」の撮り方は踏襲されていて、私の好きなカメラワーク、照明で、充分楽しめました。脇役も問題なし。綾野剛君の扱いが軽かったかな?怪しげな役で出ています。
不殺の誓い 逆刃刀
投稿日
2021/04/30
レビュアー
kazupon
監督:大友啓史(2012年・日本・134分)
原作:和月伸宏の漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚』
今頃になって初めて観ました。しかも今夜は、テレビで本作が放映されるとか。
私の間が悪いのはいつもの事なので…
それで感想ですが、思った以上に佐藤健が剣心役にハマっていて、剣術アクションが本格的なのでビックリしました。
時代劇なのかと思っていたら、幕末の動乱を経て、明治の初期の設定なのですね。
緋村剣心(佐藤健)は、“人斬り抜刀斎”の異名をとる暗殺者でしたが、いまは「不殺(ころさず)の誓い」を立て、流浪人(るろうに)として全国行脚の身なのかな?
刀は身につけてはいるけれど、「逆刃刀」という通常の刀とは刃と峰が逆になった刀。劇中、斉藤一(江口洋介)が、「自身に向けた刃はいつか己の身を傷つけるぞ」とか言ってたような・・・
幕末期に多くの人間を斬ってきた悔恨があり、もう二度と人を殺めないという誓いを体現したものらしいですが、これは原作者の発案であり架空のものだという事です。
原作は知らないのですが、香川照之が演じる武田観柳という人物はどのような描かれ方なのでしょう。あまりの怪演ぶりに笑ってしまいます。
取りあえず、まだ一度観たきりなので、佐藤健への絶賛ぶりが掛け値なしの本物だったことは確認しました。
うん、なかなかよかった。
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