レバレッジ　シーズン３

今シーズンは全１６話と短かったレバレッジ。
しかし、相変わらず脚本がしっかりしているので見応えは十分。
基本は同じ事の繰り返しなのに飽きないのは見事です。
ただ、今シーズンを通して登場していた謎のイタリア女性。結局、何者だったんでしょう。
政府に顔が利くのに、政府の人間ではない。それでいて犯罪にも手を染めている？
その辺の種明かしがなかったのが残念です。
ただ、今回はクリフハンガーではなく、綺麗に完結しているので消化不良はなし。
全体的に良くできたシーズンだったと言えるでしょう。
後、気になったのは吹き替え。
ネイトがイタリア語を話すシーンがたびたびありましたが、吹き替え声優とティモシー・ハットンの声があまりにも似ていない。
完全に浮いています。。。
どうせなら吹き替え声優にイタリア語のセリフを言わせてもらいたかった。どうせ、下手くそなイタリア語でもこっちは分かりませんから^^;

そういえば、宿敵ダミアン・モローは【ＥＲ】のルカ・コバッチュを演じていたゴラン・ヴィシュニック。
吹き替え声優まで一緒だったので、いくら悪い事をしても、人の良いドクターにしか見えなかった。。。

まだまだ脂がのっている今作品もシーズン５での終了が決定しています。
後、２シーズン。
ソフィーの本名が語られる事はあるのでしょうか^^;

今シーズンを通して宿敵と位置づけられてきたダミアン・モロー。
とうとう姿を現しました。
そこで判明したのが、エリオットとの関係。実は以前、モローの元で働いた事があったエリオット。
当時は色々と冷酷な事もしていた。。。らしい。
そのせいか、今回はエリオットも本気モードです。
とうとう、普段は持たない銃を持って応戦。本人にとっては十字架を増やす体験だったでしょう。
でも、仲間の為にマトリックスしてました　笑
今回は前後編で構成され、あくどいモローを見事にハメる下りは見ていて爽快！
レバレッジらしい流れでした。

今シーズン通して見ていて一番心に残ったのが、【犯罪者より恐ろしいのは、自分の身を守ろうと躍起になる政治家】と言ったネイトの言葉。
本当にそう思う。失う物が多い人間ほど必死になって戦うのです。
だからこそ、そういう奴らと戦う人達が必要なのね。これこそ【報復−レバレッジ−】なのです。




今回のゲスト。
第１５話【サンロレンゾの決戦−前編−】
ダミアン・モローは【ＥＲ　シーズン６〜１５】のルカ・コバッチュ。
アサートンは【ＣＳＩ：科学捜査班】のエディ・ウィロウズ。
チャップマンは【バミューダトライアングル】のブルース・ゲラー。

またまた出ましたＦＢＩ捜査官マクスウィートン。
いつもハーディソン＆パーカーに上手に持ち上げられて気が付けばエリート街道まっしぐら。
そろそろボロが出るかと思いきや、まだがんばってるｗｗｗ
今回は相棒のオッチャンはお休みです。
でも、ワンシーズン一度は出てくれないとね。何気に良いキャラですから^^;
今回はあまりおいしい思いはしなかったかもしれないけど、本人はパーカーと会えたから本望かも　笑

それにしても、パーカーの【刺さない。刺さない】というおまじないが笑えました。


今回のゲスト。
第１３話【取引】
ベクターは【グレイズアナトミー　シーズン６第１３話】のジム・ウォーカー。

良い意味で全く変わってなくて、楽しさも継続中。
やはりストーリーも楽しいが、一番はキャスティングの妙。
いつもの捻り、そして爽快感があり、最後まで見ていられる。
おそらく、どの回も楽しく見られると思える最良の作品です。

５年前に美術館から盗まれたアクアビの短剣が展示される事になった。
当時、短剣を盗んだのは自分だと言い張るソフィー、エリオット、ハーディソン。
そこで、それぞれが当時の状況を説明する。
まぁ、オチはすぐに分かります。
このエピソードで面白いのは、それぞれの視点。
同じ人物でも見方が違う。主観というのはいかに不確かなものかと言う事が分かります。
特に、ソフィーのアクセントが面白い。
本人はイギリスっぽくしたつもりが、人によっては下品に見えていたり、挙げ句の果てには、何を言ってるか分からない？！
細かなネタが笑わせてくれますｗｗｗ
そして、当時は知り合いでもなかったメンバー達がその場に居合わせていたというのもなかなかしゃれています。

どうでも良いけど、ソフィーが日に日に太ってきている。。。
シーズン３のジャケットは合成じゃないかしら？
今回、ドレス姿のソフィーはボヨボヨの体型してます(T_T)




今回のゲスト。
第１１話【５年前の真実】
コズウェルは【２４　シーズン７第１・２・７話】のマイケル・レイサム。
Ｄｒ．アバナシーは【２４　シーズン３】のカイル・シンガー。
第１２話【キング・ジョージの伝説】
ケラーは【２４　シーズン４】のポール・レインズ。