霊幻道士　２　キョンシーの息子たち！

子供の頃に一大ブームとなり
金曜ロードショーなどで放送されれば釘付けで観て
様々なグッズも買えば
ごっこ的な遊びも繁栄に行い
結構本気で怖かった
それがキョンシー。
一作目を再鑑賞したときは
たくさんのシーンを鮮明に覚えていて
それが当時の思い出とつながり
興奮しました。
やっぱり面白かったです。
で、二作目となる今作ですが、
再鑑賞してみると・・・・
ほとんど覚えていませんでした・・・
初見？というぐらい色んなシーンが新鮮でした。
新鮮なくせにグっときませんでした。
そこでハっと気付くのです。
当時、あんなにキョンシーが大好きで
ほとんどの作品を観ていたであろうビンス少年が
これだけ観てないとか、そういうのはあり得ないのだと・・・
となると・・・
導かれる答えは・・・・
つまらなかった。
コレしかありません。
つまらなっから忘れちゃった。
それがスムーズに導かれた結論だと思います。
今観ても、全く恐怖を感じません。
ホラーコメディの「コメディ」に針が振り切っているんです。
しかもベビーキョンシー登場させて
「かわいい」路線推し進めてるからさらにアカン・・・
おもんない・・・
そんなの観たいわけじゃない。
こうなると、つくづくわかる
一作目の偉大さが。

御馴染みのメンバーが
一作目とは異なるキャラで登場しています。

前作『霊幻道士』のヒットを受け、シリーズ化されることになる口火を切った第2弾作品。
作品の舞台を現代に移し子供人気を期待して（？）
キョンシー自体の魅力を全面に押し出した内容となっており、
キョンシーの家族愛、人間とキョンシーの子供らの友情など、
『E.T.』もどき（？）の要素も不断に取り入れているのですが…

可愛くないのです…

太ってるのです…
それも二人とも…

”太っている＝幸せに育っている”的なイメージが当時あったのかしら？

モーニング娘。が5期で失速したように、
子供人気目当てに走り過ぎ、作品の魅力自体が損なわれてしまったように感じました。

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霊幻道士は香港映画の新しい波として、大いに受け入れられた作品。
香港映画の鉄則として、金のなる木は次々と作品をリリースしないと、亜流で同じような
作品が他からどんどん出てくる事もあり、今回はその正当な続編として出てきている。
ショージキ、昔に見たかどうか全然記憶に無い。
前回からのラム・チェンイン、ムーン・リー、ビリー・ラウ
に加えて、チン・シュウホウの替り（？）にあのユン・ピョウが出ている（若いね！！）。
日本では、前作以上にヒットしたらしい。
前回が時代劇であったのに対して、今回は現代を舞台としている。
「あざとい！」といった見方をすれば、何なんですが、子供のキョンシーを出すことによって
ファミリー向けに作られているので、怖さは全然ありません。
子供のキョンシーが抜けだして、シングルファーザーの血色の良い兄妹に匿われて仲良くなる。
なんで、こんな太った子供がキャスティングされたんだろう．．．不思議だ。
しかも、子供の友達がチマキ、ハルマキ、カステラって名前が適当すぎる．．．。
何故か子供のキョンシーだけ特殊能力を持っていて、知性があります。
（もう設定が、なんでもコイです。）
それに比べるとパパキョンシーとママキョンシーは凶暴です、子供にたしなめられるのですが、
まあ、基本的にゾンビの様な存在なので、最後は悲しい別れになるのですが．．．。
アクション、コメディといった面では、前作以上に見どころを作っている気もします。

またロードショーで放送すればいいのにと思っちゃいます★