シー・オブ・ラブ

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パチーノBOXにこれが入っていた。

「シーオブラブ」ってタイトルから、勝手にラブストーリーだと
思い、鑑賞は後回しになっていたｗ
ラブストーリーはちょと苦手・・・ｗ

が、これは面白いｗ
こういうのならOKだ！

アルパチーノはバツ一の刑事。
ある事件の捜査中にエレンパーキンと出会うが、彼女が犯人では無いかと疑いを持ち始める。が、犯人は彼女の元彼（？）、と言うお話。

この犯人役をマイケルルーカーにした時点で犯人探しは必要ないかと・・・彼が出てきた瞬間、こいつやん・・・ってわかるのが悲しい・・・元彼とまではわからんかったがｗ

犯人探しの相棒、ジョングッドマンが巨体ながらなかなかチャーミング♪
まるで「ウォーリー」に出てきた宇宙船（？）の船長（？）の様だ。
マルマルしてて可愛らしいｗ

エレンパーキンが良い！とっても良い！
すんげー美人！って訳では無いけど、すんげー好みです！
色気があって、強さもあって、笑顔が可愛い。
そしてスタイルが強烈に良い。
職業が靴やさんという設定からか、高くて綺麗なヒールを履いているが、アルパチーノより大きくなってしまっているが・・・ｗ

アルパチーノの酔ってヨレヨレの情けなさげな演技が又良いのよ！
枯れパチーノって感じで・・・ほんまに見ていて、
「しっかりせんかい！！！」って言いたくなる程の枯れっぷりはお見事ですｗ　こういう情けない男に母性本能をくすぐられる事もあるけど、このタイプは若干イラっとするｗ

が、最後、情けないほど自分の気持ちを訴えるパチーノ。
根負けして笑ってしまうエレンパーキン。
見てる私までニヤけてしまった♪

信じられないほどオーラの無いサミュエルLジャクソンには参ったけど、これはこれで貴重な映像だｗ

いやいや、思いがけず楽しい時間が過ごせた映画だ。
これは良い。

犯人探しが出来ない事以外は満点ですｗ　§*≧з≦) ぷっ!



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　pokorou♪

サスペンスとしてはユルくてツメが甘い気もします。
舞台はニューヨーク。「全裸男性連続殺人事件」を担当する中年刑事フランク（アル・パチーノ）は、同僚刑事（リチャード・ジェンキンス）に妻をとられて孤独な毎日を送るバツイチ男という、地味でどこか憎みきれない哀愁漂う男。肩の力の抜け具合が普通の男っぽくていい感じでした。
本作でのアル・パチーノも悪くは無かったのですが、エレン・バーキンの魅力に尽きますよね。
美人タイプでは無いのですが、作品の内容とも相俟ってか、妙に色っぽくて魅力的です。
囮捜査の末に容疑者のうちの1人エレン・バーキンとよりによって恋に落ちてしまうフランク。
時間を追うごとに怪しさが増していく彼女にのめり込んでしまうフランク。
果たして彼女はシロかクロか？

ツメが甘いと思ったのは、犯人が途中で分かってしまった事。あの人が出て来る時点で怪しいと思ってしまいました。
最後まで観た結果「あぁ、やっぱりね」という感じでした。
アル･パチーノと組んで事件を担当する刑事にジョン・グッドマン。
笑顔がほんとにチャーミング。「シー・オブ・ラブ」を歌うシーンや囮捜査でウェイターになりきってるのが良かったです。

これ、試写会で当選した時は結構楽しみにしてたんです。しかし、観終わってガッカリした記憶があります。

アル・パチーノの疲れた顔芸が、好きになれなかったのも原因かな。男の哀愁は感じられなかったです（笑
タイトルの曲もあまり好きじゃなかったし・・・
刑事モノ・サスペンスかと思ってたら、官能サスだったのも×でした。
刑事が、犯人かもしれない女性にのめり込んで悶々とするシナリオにも退屈しました。エレン・バーキンが特別美人ってわけでもないし超セクシーかどうかも微妙・・・
他のレビュアの方々は、エレン・バーキンを絶賛されてますが、私はどうも苦手でした。ごめんなさい。
オチも、結局そうなんだ・・・と突っ込んで終わり。

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わたしは当時彼女のファンでこの作品をレンタルしたのだが
まいったというぐらい、セクシーで愛くるしい表情がすばらしい
アル・パチーノは言うまでもないがすばらしく、この凡庸な内容の作品を見応えのあるサスペンスに仕上げている
しかし、当時のエレン・バーキンはキャメロン・ディアスと見た目やキャラが酷似しているのがおもしろい
ストーリーは連続殺人事件を追う刑事の話だが、本筋は容疑者と刑事の禁断のロマンスが主で、時間を追うごとに怪しさが増していく彼女に、疑念を募らせながらも益々惹かれていく自分の気持ちを、アル・パチーノが絶妙に演じている
犯人は彼女の元夫ということで閉められているが、現場で流れているシーオブラブは彼女への捜査の目を向けさせる為や、当て付け未練なのか、それとも彼女の関与を示しているのか最後まで分からないのが秀逸で、エンドロールを見ながらシーオブラブを聞いていると、やはり彼女が元夫を炊きつけ完全犯罪を成し遂げたと見るのが妥当な様な気がしてくる。

地味だが脇役も含め俳優人の演技はすばらしく、これぞ王道サスペンスであると言える。

ＮＹ，夜の街、孤独、男と女・・・殺人事件。
危険な香りは８０年代のフィルム・ノワールか？

Ａ・パチーノとエレン・バーキンがドラッグストアで落合うシーンは
Ｂ・ワイルダーの「深夜の告白」のパロディかと思いきや・・。

それにしても見事ハマッた配役。容疑者かも知れない女に
のめり込んでく刑事役のアル・パチーノがチャーミング。

アルの魅力は、巧みな表情、確かな演技に身のこなし、
そして明瞭な発音（アーティキュレーション）。

Ｅ・バーキンは正統派好みの日本人には、
さほど受けは良くないかも知れないが
どこかアンバランスな特徴は本国では魅力的に映るだろう。
ここでのタフな役柄も印象に強く残る。

５７丁目の高級靴店に勤めているが
接客中の彼女のコスチュームといい、物腰といい、
スタイル全体がスクリーンに映える。

口紅落として、アルの部屋で見せる無邪気な表情は
何かホッとさせてくれるものがある。
あらら、アルになっちゃった。

無名時代のジョン・グッドマン、サミュエル・Ｌ・ジャクソン・・も登場する。
Ｊ・グッドマンは、アルの同僚刑事役だが、いい味出してる。
台詞と、その身のこなし（？）が、いちいち笑いを誘う。
「Ｓｅａ　Ｏｆ　Ｌｏｖｅ」の名唱も聞かせてくれる。

彼女は殺人犯か？それとも最高の恋人か？
プロット１本勝負、後味爽快だ！