依頼人／ザ・クライアント

法廷がらみがお得意（？）のＪグリシャムが原作ということで、
無難に楽しめるだろうということと、
「ゴールデンボーイ」で背筋の凍るような狂気の美少年を演じた
ブラッドレンフロが出演ということで観てみました。

11歳の少年マークが弟と一緒にいった森で
マフィアの顧問弁護士で、上院議員殺人事件のキーを握る男の
自殺現場を目撃。
事件の重要事項も聞いてしまったことから、
マフィア、警察、ＦＢＩから追われる身になってしまう。

小さな目撃者は逃げ延びられるのか・・・・
それとも立ち上がるのか・・・・

少年は１ドルで弁護士をやとい、
自身と母と弟を危険から守ろうとする・・・。

お話はそんなにビックリするようなことは起こりません。
ですが、面白かったです。

11歳の少年なんで、こんなことに巻き込まれたら
もっと怖気つくと思うんですが、
この少年、大人を上手に利用しながら、
時には騙しながら・・・なんとタフなこと。

ラストの別れのシーンはベタながら
ちょっとウルウルしてしまった（汗
あんな子に「もう会えないの？」といわれたら
そりゃ、抱きしめたくなるわなー（笑
アノ場面はフツーの11歳の少年に見えました。


タフで少し（いやかなり？）生意気な、大人びた少年
でも時に見せる「あ、やっぱり子供だ」という表情。
この子役ブラッド君、うまーーい！

クリスチャンベイルの子役時代を思い出させる
この歳ですでに端正なマスクと、
タフで生意気だけど、やっぱり子供！というところの演じ方。

さすが5000人の中から選ばれた少年、
のちに「ゴールデンボーイ」の主役に抜擢も納得。

「スリーパーズ」にも出ていたそうで、
いい映画に恵まれてたのに、残念ですね・・・。

弁護士役にスーザンサランドン
検事役にトミーリージョーンズ
この２人ももちろん良いです。

期待通り安心してみていられる１本でした♪

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たまらないですね。
１１歳の背伸びをしたカッコつけの男の子。
弟のことも、若くして自分を産んだ母親のことも
必死で守ろうとしてて・・・

ストーリーもグリシャムの原作だけあってしっかりしているし
キャストもスーザン・サランドンにトミー・リー・ジョーンズとくれば間違いないですよね。

スーザン・サランドンが若いなぁとは思いますけど
そんなに古さを感じさせない良いサスペンス映画ですね。

マーク役の少年、『ホームアローン』の子に似てるなーと思ったんですが、
別人なんですね。
それにしても、演戯がうまい！ひとつひとつの表情がすごくいい！
それに、顔もいい。
今２０代後半くらい？どんな俳優さんになってるんだろう。
他の作品に出てるなら観てみようかなーと思ったら
一昨年２５歳で亡くなってたんですね。
なんだか悲しくて、作品の感動がちょっと飛んじゃいました。
これだけの演戯力ですから、当時きっととっても注目されたんでしょうね。
それがおそらく早すぎたんでしょう。彼にとって。

作品に関しては、とってもよかったです。

なんとなく引き込まれて、最後まで目が離せないです。

ストーリーももちろんですが、
マーク少年の演戯力によるところも大きいと思いますし、
女性弁護士もカッコいいです。

ラストはお決まりではあるものの、心が温まって、感動しました。

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こちらも何気に又観たくなったシリーズです。

ストーリーは読めるんですが、結構好きな役者さんが出てるし、面白かった記憶が有り、借りました。

改めて観た感想、マーク役の子がとっても素敵。
眼力がある俳優さんは好きなので、この子をチェックしてみた。

すると…今年の1月に亡くなっていた…

なんて事…ブラッド・レンフロ君…25歳の若さで…

麻薬撲滅運動でデビューし、ドラッグで死亡…

彼の生い立ちも合わせ、悲しい限りです。


本作での彼は家族を守る勇敢な少年の役。
大人から言わせると、言う事をきかない生意気なクソガキ。

私は大人になり切れていない大きな（ほんとは大きくないけどｗ）クソガキなので、彼の行動に反論は無い。

親の立場からすると、大人の言う事は聞きなさい、となりますが、子供の立場からすると、するなと言われるとしたくなる心理。
なんで大人だけ良くて子供は駄目？的な気持ちって誰だって経験して大人になったはずですよね。

私はこう言う子はかなり好きだ。大好きだ。

人さえ傷付けたりしなければ、結構何でもありな我が家。

「何でもやれ」って言うと返ってしないもんです。


ですが、マークの身に起こった事は普通では無い。
みんな心配して当然。が、マークが家族を守りたい気持ちもわかる。

一番バカに見えたのはマフィアと警官。

ラストで夕日でオレンジに光る空で飛ぶ飛行機から手を振るマークが印象的でした。


まさか映画鑑賞、2作連続こうなるとは夢にも思ってませんでした。。。

マーク役、ブラッド・レンフロに…合掌…

　　　　　　　　　　　　　（ρ_；） ・・・

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「森へ行ってはダメ」という母の言いつけを無視。
11歳のマーク少年は、8歳の弟リッキーを連れて森へ行き、偶然自殺の瞬間を目撃し、図らずもマフィアに命を狙われることになる。
このマーク少年、大人顔負けの知恵が働き、女弁護士レジー・ラブ（スーザン・サランドン）を雇うのだった。
マークを追求する連邦検察官ロイに扮するのは、トミー・リー・ジョーンズ。
レジーとロイのかけ引き、マークの子供らしからぬ言動が面白い。
生意気なマーク少年だが、時折、母や弟を守る優しさや勇敢さが見られ、憎めないのだ。
ラストでマークとレジーが抱き合い別れるシーンでは、二人は本当の母と子の様だった。
法廷物と言うよりは、ハラハラドキドキのサスペンス物。