ベルフラワー

期待していたのと全く違う内容で、がっかり感が大きかったです。
もう少し厳しさのある映画なのかと思っていたのですが、思いっきり恋愛もの。それもダラダラしただめな方の。

定職につかず火炎放射器の開発に明け暮れるふたり組の男。（開発費はどこから調達してるのか？）
片割れがバーで出会った女と恋愛関係に（またその出会いが最悪で、あんなので好きになったりする？と不思議）。彼女に飽きられ、浮気されてしまうも未練タラタラ。

マッドマックス２の世界に心酔してるっていうのがまたよくわからないんだけど、それって単にいろんなことから逃避してるだけじゃないでしょうか。

終盤は男が交通事故に遭い、朦朧とした状況の中、現実なのか空想なのか判然としない世界が繰り広げられますが、もうどうでもいいよって気分になってしまいました。

なんで借りたんだっけなー。

どっかで話に出たんだけど、
まさかこんなに苦手系だとは・・・・


簡単に言うと、
エネルギーをもてあます若者が
火炎放射器と改造車であそび、
出逢った女の子と付き合うが浮気され・・・
みたいな感じ。

映像の質感とか、いかにも何か起こりそうな気配がプンプンするんだけども、
ダメな若者の日常を描いているようだ。
とくに大きなことはそんなに起こらない、終盤までは。

コオロギの早食いをする女の子
見苦しいセックスシーンなど、
とにかく、あえて見苦しくしたかのような映像もちらほらで
見ている間はけっこう苦痛でした。

それと、バイオレンス系という区分けですが、
ベースは恋愛物語？

要するに三角関係の話？


うーーん・・・・・


最後まで自分には合わなかったです。

「マッドマックス」うんぬんという話をさらっと聞いて気になったので「ベルフラワー」を観てみました！
あれ？ぜんぜんおもてたのとちゃうやん！

アクションかとおもてたら、ラブストーリーやん！
かなり閉じてる青春の終り（の終わらない）ラブストーリーやん！

かなりナルシスト（自己陶酔）が入ってるので、受け入れられない人は多いかも知れないっすね・・・・
自分も結構イラっとしましたし（笑）

いつまで青春し続けるのか？
最後（破滅）までやりきるのか？

止めるのを先延ばしにすればするほど、その後の人生はツライ。
しかしより楽しさのピークが高い人生を送れる（満足度/幸福感は高いが短い）。

早く止めれば、満足度/幸福感は低いが長く続き易い。

しかし・・・幸福感とはなんなのか？
満足感とはなんなのか？
生きるとはなんなのか？

それをやらずに何の為の人生か？
それをやらずに何の為に生きてるのか？

青春を続ける男が愛に翻弄されるとどうなるのか（愛に生きることが出来るのか）映画。

いや、どうにもなりません←オイ。

なんやかんやと痛くて熱い映画ではあるけれども、
唯一の欠点は、あまりにも閉じ過ぎてて全く面白くは無いっつーこと←

個人的満足度　65点！
オススメ度　60点！

　『マッドマックス２』の悪役にあこがれてって、もちろん観ているけど忘却の彼方。しかしなぜ『２』？　マッドマックスもエイリアンもランボーも、圧倒的に素晴らしいのは１でさ、２はそんなでもないでしょ？　１はたいてい個人的動機で動いているのに、２になるとヒーローになっちゃうんだよ。それがつまらないの。
　というのはさておき、本作は町山智浩氏がほめ、江頭２:５０氏がクソミソにけなして一部で話題になりました。僕は江頭派です。町山氏は『ブルーバレンタイン』を激賞していたことでも分かるように、「愛した女に裏切られる」ってのに弱いんです（たぶん）。それは分からないでもないけど、しかしこの『ベルフラワー』のウジウジ度にはうんざり。
　最初がもう、「コオロギの早食い競争で出会った二人」ってさあ……まあいいかもしれないけど。で主人公たちっていい年こいて、きちんと働いている気配が微塵もないでしょ。まったく好感度ゼロだよね。
　そんな奴が彼女に浮気されちゃう。彼女の不満の理由は忘れたけど、その浮気シーンがまた洋ピンみたいで汚いの。
　でもそうは言っても、そりゃ可哀そうと思っていると、同情してきた女につい手を出しちゃう。でも元カノが忘れらない。いい加減にしろよ！
　で、……全部が●オチなんだよ。なんだよ、それ。と怒りたくなる気持ちは十分に分かります。
　僕も女性にはこっぴどい目（主観的にはね）にも会わされてますが、こんな恨みつらみは持ち続けられない。
　実をいうと、安っぽい映像に何かが起きそうな雰囲気はよく出ているので、退屈はしなかったけど、うんざり。だから点はひくいです。２０点。

予告見て、サンダンスで話題になったインディ系の映画といういことで一応みておこう、ドロドロした
恋愛映画だろうけど・・・と軽い気持ちで見て見たら、素人感というか、リアルな恋愛のはじまり＆意外に
純な主人公の役柄に、これ、ありそうな感じ。カリフォルニアな感じ！とどんどん引き込まれて
いきました。

自分が基本的にインディ系が好きなのかもしれないけど、こういう青春、恋愛の感じをさらっと
ながめてみるのは楽しい時間の過ごし方だった。リアリティないのにリアルな作品。

この作品がいまの若者の間でうけてるとすれば、私は今の若者の感覚好きだなぁ。
DVDで、監督のインタビューみましたが、感じのいいナイスガイでより好感がもてた。
こういう作品作ったひとでありながら、常識のある普通の青年というのが良かった。

○の作品でした。（みてよかった）