裏切りのサーカス

裏切りのサーカスの画像・ジャケット写真
裏切りのサーカス / ゲイリー・オールドマン
全体の平均評価点:
(5点満点)

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「裏切りのサーカス」 の解説・あらすじ・ストーリー

ジョン・ル・カレの傑作スパイ小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を「ぼくのエリ 200歳の少女」のトーマス・アルフレッドソン監督で映画化したサスペンス・ドラマ。東西冷戦下の英国諜報部<サーカス>を舞台に、ソ連の二重スパイをあぶり出すべく繰り広げられる緊迫の攻防を、主演のゲイリー・オールドマンはじめ英国が誇る実力派俳優陣の豪華競演で緊張感いっぱいに描き出す。陰謀に巻き込まれ英国諜報部<サーカス>から引退した老スパイ、スマイリー。ある日、彼に組織幹部4人の中に潜む“もぐら”を突き止めろという極秘の指令が下る。さっそく信頼を置くかつての部下ピーターらと組み、調査を開始するスマイリーだったが…。

「裏切りのサーカス」 の作品情報

製作年: 2011年
製作国: イギリス/フランス/ドイツ
原題: TINKER TAILOR SOLDIER SPY

「裏切りのサーカス」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

裏切りのサーカスの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
128分 日 日(大字幕) 吹 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
レイティング: 記番: レンタル開始日:
R-15 10DRT20624 2012年11月02日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
117枚 9人 7人

【Blu-ray】裏切りのサーカス(ブルーレイ)の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
128分 日本語・日本語吹替え用字幕 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
3:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(音声解説)
レイティング: 記番: レンタル開始日:
R-15 10XRT20006 2012年11月02日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
46枚 1人 2人

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二度見ました

投稿日:2012/10/21 レビュアー:ミルクチョコ

元スパイの経歴を持つジョン・ル・カレの人気小説「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を映画化。実際に起こった大事件を基にしているらしいですね。
登場人物が多く、設定もかなり複雑で、リピーター割引をしているのも納得で、結構難解でした。最近名画座でも上映していたので、再見しました。

1980年代の東西冷戦下、組織の中枢に20年も潜入しているソ連の二重スパイ(もぐら)を捜し始末せよとの任務を、英国諜報部「サーカス」のリーダー、コントロール(ジョン・ハート)に命令が下ります。ところが、もぐらをあぶり出すために工作員ジム(マーク・ストロング)をブダペストに送るのですが、失敗。責任を問われたコントロールは、自分の右腕だったスマイリー(オールドマン)と共にサーカスを去り、その後コントロールが謎の死を遂げ、スマイリーにもぐら探しの指令が下ります。寡黙な初老の元諜報部員を演じたゲイリー・オールドマンが非情な世界で生きる姿は哀愁が漂っていました。

冒頭ブダペストのカフェのシーンは緊張感たっぷりで引き込まれましたが、ボンドのような華やかさは皆無で、地味な神経をすり減らす情報戦は、見ている方も疲れました。さらに、コードネームで、ティンカー、テイラー、ソルジャー、プアマンなどもあり、複雑怪奇です。
ハリウッドのような頭脳戦やどんでん返しではなく、淡々と情報を集めてはスマイリーが今までの勘を元に分析を続けるというものです。
彼らの活動は本当の意味での諜報活動なのかもしれません。
話はそんなに複雑ではないのに、物語が同時並行して描いている点もあるかもしれません。
ブダペストで死んだはずのジムが死んではいないのでは?イスタンブールに派遣されたリッキー・ターがボリスの妻イリーナに恋をして二重スパイの疑いを掛けられた男との話が並行して描かれるので、分かり辛かったです。

サーカスの裏切り者は暴き出されたけれども、ある意味彼ら全員がもぐらにならざるを得なかったのではないでしょうか?
国家への忠誠を元に反旗を翻すこともできず、その屈折した心は、そこに権力闘争がからみ、男たちの野心と哀愁が漂っていました。


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もう一度観たくなる秀作

投稿日:2012/10/16 レビュアー:よふかし

面白かった。物語が分かりにくいという前評判を聞いていたので、できるだけ集中して観ようと構えていたのだが、案外杞憂だったと思う。映画が始まってすぐに引き込まれてしまったからだ。ル・カレの原作を読んでいないし、細部やエピソードの関係性などに分からないところも多い。けれども、分からなくてよい、いつかもう一回観ようという気にさせてくれる、確かな演出の作品なのである。劇場ではリピート客もけっこういたそうだが、二度目は格段に分かりやすいはずだ。
よく考えると、物語そのものはそれほど複雑ではない。MI6の幹部五人の中にソ連の二重スパイ(もぐら)がいる。その疑惑に関連して、大きな事件が二つ起こる。
ひとつは、もぐらの情報を得るためにブダペストに送った工作員が銃撃される事件(このシーンの演出はほんとうによい)。これでボスであるコントロール(ジョン・ハート)やスマイリー(ゲイリー・オールドマン)はMI6を離れ、失意のコントロールは死亡(不審はあるがこの詳細は描かれない。死の描写すらない)。
もうひとつはイスタンブールで工作員ター(トム・ハーディ)が疾走した事件(この一連のシークエンスは重い英国の描写とは対照的)。
二つの事件には時間的な経過があるが、明示されない。もぐらあぶり出しにスマイリーが密かに呼び寄せられ、外から調査を行う(引退した職員や資料の調査)。内部調査にはピーター・ギラムという若い工作員を使う。つまりMI6をスパイするのだ。そしてもぐらがソ連に情報を渡している経路が分かり、スマイリーは罠を仕掛ける――、というお話である。
 次々と変わる時間を台詞やスーパーや演出で説明しようとしていないので、シーンが切り替わるたびに「これはどこだ? いつだ?」と考えなくてはならない。混乱の中で緊張を強いられるのは、映画内のスパイたちと同様だ。
台詞ではなく映像で、淡く表現される登場人物たちの思いや企みは、ひとつの物語を練り上げるために寄与しない。細部はことごとく、想像するしかない。行間を読む力、が要求されているような気がしてくる。こういう作品を見ると、いかにいつも一つのルートにきちんと乗せて理解させてくれる心優しい(苦笑)作品ばかりを見ているのか分かる。
どちらが豊かな作品世界と言えるだろうか。
『ぼくのエリ 200歳の少女』が面白かった監督が、見事にメジャーな作品を仕上げた。そんなことも嬉しい、本年ベストテンに当然入るべき秀作である。80点。

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燻し銀仕立て

投稿日:2012/12/11 レビュアー:まみもぉ

精根使い果たしました。
劇場で暗闇鑑賞したかったです。
縦糸と横糸、織りも仕立ても素晴らしい職人技で仕上げられたスーツのような作品。(エンドクレジットにSir Paul Smith!)
ひと針ごとの縫い目が鳥肌となりました。
それをまた完璧に着こなす英国俳優ら。
緊迫感、臨場感、高揚感の九十九折。全神経ストレッチもできました。

Tinker, Tailor, Soldier, …”マザーグース”のSpy達が「La Mer」のメロディーに乗って極秘愛のステップを踏む…
溜め息のむ良質な燻し銀スパイ映画です。



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50点(凡作)ネタバレ

投稿日:2012/11/05 レビュアー:ホヨマックス

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良く寝た。
ぐ〜っすり朝まで寝てしまった。
早寝早起きは良いよね。
そんな心地良い眠りを誘う映画だ。

静か過ぎるし静止画を眺めてるようで起伏が無い。

勿論「ゲイリー・オールドマン」は好きだが
劇場で観てたら間違いなく途中退場してたね。。。

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わたしたちの心は、それを選びとれないネタバレ

投稿日:2013/06/27 レビュアー:ykk1976

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(映画に関する重要なネタバレあります)

わたしたちは、本当は確実に選び取ることができます。

本当は今何をするべきなのか、何をすべきではないのか、何が得で何が損か、行くか戻るか、
善か悪か、何が正しくて、何が間違っているのか(その判断が合っているかどうかは別として)、
きちんと考えればその答えが出て、その通りに行動することができるはずなのです。

でも、それができることは、ほとんどありません。
心は、正しい正しくないで判断はしません。心が感じるその強い思いに、目がくらみ、正しいことは見えなくなっていきます。
だからいつしか、愛は何なのか、裏切りは何を選ぶことなのかわからなくなっていきます。

まだ「鉄のカーテン」がそこにあった東西冷戦下のイギリス諜報機関MI6(通称:サーカス)。ソ連の諜報機関KGBと情報戦を繰り広げていた時代。
サーカスのリーダー、コントロール(ジョン・ハート)は、数々の失敗や情報漏れから裏切者のスパイ(もぐら)がいると気づき、
その調査のためにジム・プリドー(マーク・ストロング)をハンガリーへ向かわせるも失敗し、彼自身とその右腕スマイリー(ゲイリー・オールドマン)は
引退を余儀なくさせられます。コントロールは引退後すぐ謎の死を遂げます。
しかし、スマイリーはその後「もぐら」の存在をコントロールから匂わされていた外務英連報省のレンコン次官(サイモン・マクバーニー)から、もぐら探しをするように
言われ、スマイリーに忠実なピーター・ギラム(べネディクト・カンバーバッチ)らと調査を始めるのです。

もぐらと疑いのかかる人物が本名で呼ばれたり、、ティンカー(鍵掛け屋)、テイラー(仕立て屋)、ソルジャー(兵士)、プアマン(貧乏人)など
コードネームで呼ばれたりして混乱し、なおかつ場面が現代と昔を行き来し、これは伏線ではないのかという思わせぶりな演出も細部にすみわたるため、
非常に頭が混乱し、謎が謎を呼ぶような展開ですが、観終わってみるとわりかし単純なストーリーで、魅せ方の妙をつくづく感じさせます。

原作や脚本も撮影もそりゃすばらしいのでしょうが、『ぼくのエリ 200歳の少女』を観てからすっかりファンのトーマス・アルフレッドソン監督の力量と思いたいところです。
彼の映画は本当にいいです。映画のすみずみに監督の美意識を感じます。

生身の女がKGBのイリーナ( スヴェトラーナ・コドチェンコワ)だけで、あんまり出てこないのが一番いいです。
必要最低限の色っぽいシーン。
ポール・スミスのスーツを粋に着こなしたスパイたちが、ボンドの華やかさこれっぽっちもないし、ハゲやチビもいるけれど、かっこいいのです。
眼鏡をかけなおすスマイリー(ゲイリー・オールドマン)、黒のショートトレンチを羽織っているピーター(ベネディクト・ガンバーバッチ)など、
イギリス男たちの魅力を堪能できます。

それにしても、配役ですぐ誰がもぐらかはわかってしまいます。つい最近イギリス人男性でアカデミー賞主演男優賞を取った誰かさんがもぐら候補にいます。
これって、わかりやすくて観客は、だれがもぐらかわりかしすぐ検討つけちゃうと思うんですが、それも演出でしょうか。

スマイリーらとともに辞めさせられた元サーカス職員のコニー(キャシー・バーク)が劇中で、
かの大戦の時代を「いい時代だった。イギリス人として誇りを持てた」というシーンに、大戦後の七つの海を支配したイギリスの斜陽を感じられて、
印象的なセリフでした。セリフも必要最低限で、後は視線や表情、手の動きなどで、人物に心境を語らせた演出もよかったです。

映画館で観て、DVDで2回観ましたが、飽きない映画です。発見がいろいろあって楽しめます。
ラストに流れる「La mer」の音楽を聞きながら、この映画は傑作に違いないと思わせてくれます。

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