カットスロート・アイランド

おぉー絵づらが海賊映画だぁーーー。ぷんぷん臭ってくる。
海賊映画とか、中世もののこういう臭いが大好きだ。
パイレーツ・オブ・カリビアンと違うのは主人公が女性、という点。カッコいい〜。つぼキャラです。
こういう女性がいたら、やっぱりどこまでもお供してしまいます。
キャラの配役的にはパイレーツ〜の方がゴージャス、かつコメディ要素が入ってましたが、これはこれでジーナデイビスの太腿が拝めます。
あ、、、でも確かにもう少し若い方が良かった？感はありますが、、。でも、あれより若いと海賊衆を率いる女海賊像にはちょっと頼りな〜く見える感じもするんで、これはこれでOKかなぁ。
ストーリー的には海賊モノの王道系ですが、おらぁ〜じゃまだどけ〜命がおしくばな！具合のジーナデイビスが見られるのでOKです。（こんな喋り方はしてないけど）

特典、予告編

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　お宝が眠るカットスロートアイランドを目指す海賊の話。

　とにかく爆破爆破の迫力が凄くて、CGとかあまりない時代だと思いますが、本物の爆発の迫力を見せてくれて、クライマックスの砲撃戦とか海賊船が爆破とか物凄いことになっていました。

　冒頭で空撮での海辺を馬で走って勇ましい音楽どーん!　というタイトルクレジットで期待の高まるツカミでした。ただ主人公の女海賊の背景や天地人が全くわからないまま物語が転がり始めるので、イマイチ盛り上がることがなかったです。主人公以外の海賊仲間やカタキ役たちの薄さはなかなかのもので、そのためクライマックスでワーワーとみんなでの乱戦も全くテンションがあがることがなかったです。1つ1つのアクションも長くて何のためにこんなに戦ってるんだろう?　と考え始めてしまいました。

　冒険ものとしても上手いこといきすぎて簡単なのでお宝探しの面白さもあまり感じられませんでした。

　とはいえ、木造の船が大爆発するのを見られて満足な1本でした。

制作費100億円に対し興行収入が10億円。ギネスにも認定された大赤字映画。
この作品の失敗がたたり、制作会社は倒産したとか。

なんだか、少女隊とボンド企画みたい！

デビュー時のプロモーション費用30億円ばかり注目を受けますが、
中崎英也さんが作曲された『素直になってダーリン』や『Bye-Byeガール』はアイドルソングとして名曲だと思います。
『ひょうきんベストテン』の常連であった彼女たちをアイドルとしてきちんと評価してあげたいですね。

っで、考えてみた結果、彼女たちをB級アイドルグループと認定してみましたが(*^.^*)、さて本作は？

海賊物としてのお約束はたくさん盛り込まれているように感じるのですが、
アクションシーンの垂れ流しに拘り過ぎたせいか、まとまりが無く時間だけが長い超大作といった感じです。
でも、『西部警察』世代としては、これでもかと言わんばかりの大量爆破で魅せる迫力はシーンは嫌いではないですし、
ジーナ・デイビス嬢の体当たり演技は好印象。

ただ、”じゃじゃ馬”嬢としては可愛さ不足！
『江戸を斬る』の紫頭巾、松坂慶子さんのような方が理想かな？
（『雪姫隠密道中記』の片平なぎささんも捨てがたし。でも、あのドラマの”手袋”のイメージがあるから。。。やっぱり紫頭巾で決まり！(*^.^*)）

中世の女海賊のお話だけど、爆発炎上、ド派手なアクションが
妙に近代っぽいお話。
印象的なシーンは、父親の頭に描かれた地図、2階からダイブして
馬に着地するシーン、その他もろもろのアクションシーン。

パイレーツ・オブ・カリビアンより絶対こっちのほうが海賊映画としてはおもしろい！ただ、主役の女性がもう少し若くて、おてんばが似合う女の子の方が良かったような・・・ナタリー・ポートマンのような・・・ロングキッス・グッドナイトの時はぴったりだったけど、この映画の配役には失敗だったような気がします。でも、ストーリーは絶対おもしろい娯楽大作だと思います。一見の価値はあります！宝探しやアクション物が好きな方には大変お勧めです。