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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 / メリル・ストリープ
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
/フィリダ・ロイド
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(79)
解説・ストーリー
主演のメリル・ストリープがみごとアカデミー主演女優賞を獲得した伝記ドラマ。男勝りの決断力とリーダーシップで“鉄の女”の異名をとった英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの人生と知られざる実像を家族との関わりを軸に描き出していく。共演はジム・ブロードベント。監督は「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド。孤独な晩年を送る86歳のマーガレット・サッチャー。すでに他界した夫デニスの幻想を相手にしてしまうこともしばしば。そんな彼女は、ふと自らの人生を振り返る。父の影響で政治家を志し、下院議員選挙に立候補したマーガレットだったがあえなく落選。失意の彼女を実業家のデニス・サッチャーが優しく励まし2人は結婚。子どもにも恵まれ、幸せな家庭を築くが…。
主演のメリル・ストリープがみごとアカデミー主演女優賞を獲得した伝記ドラマ。男勝りの決断力とリーダーシップで“鉄の女”の異名をとった英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの人生と知られざる実像を家族との関わりを軸に描き出していく。共演はジム・ブロードベント。監督は「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド。孤独な晩年を送る86歳のマーガレット・サッチャー。すでに他界した夫デニスの幻想を相手にしてしまうこともしばしば。そんな彼女は、ふと自らの人生を振り返る。父の影響で政治家を志し、下院議員選挙に立候補したマーガレットだったがあえなく落選。失意の彼女を実業家のデニス・サッチャーが優しく励まし2人は結婚。子どもにも恵まれ、幸せな家庭を築くが…。
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「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
主演のメリル・ストリープがみごとアカデミー主演女優賞を獲得した伝記ドラマ。男勝りの決断力とリーダーシップで“鉄の女”の異名をとった英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの人生と知られざる実像を家族との関わりを軸に描き出していく。共演はジム・ブロードベント。監督は「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド。孤独な晩年を送る86歳のマーガレット・サッチャー。すでに他界した夫デニスの幻想を相手にしてしまうこともしばしば。そんな彼女は、ふと自らの人生を振り返る。父の影響で政治家を志し、下院議員選挙に立候補したマーガレットだったがあえなく落選。失意の彼女を実業家のデニス・サッチャーが優しく励まし2人は結婚。子どもにも恵まれ、幸せな家庭を築くが…。
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 の作品情報
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
10DRT20611 |
2012年09月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
109枚
|
3人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
【Blu-ray】マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
10XRT20003 |
2012年09月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
42枚
|
1人
|
0人
|
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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10DRT20611 |
2012年09月04日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
109枚
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3人
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
【Blu-ray】マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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10XRT20003 |
2012年09月04日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:79件
マーガレットは、幸せな女性だったのか?
イギリス初の女性宰相となったマーガレット・サッチャーの伝記物。
ただ伝記物語としてのストーリー性は残念ながら単調で退屈でした。
晩年認知症を患い、亡くなった夫のデニスの幻覚と一緒に暮らしているマーガレットは、過去と現在が、フラッシュバックしたように次々と現れて、回想するような形で描かれています。フラッシュバック的に回想するのが自らの政治家としての人生です。
男性社会の政治家として活躍するためには女性を捨てざるを得なかったのだと思います。
夫のデニス(ハリー・ロイド、ジム・ブロードベント)の幻影が心を去らなかったのは、彼だけが心の支えだったのでしょう。
その想いが、メリル・ストリープの演技を通して、痛いほど伝わって来ました。
いつの世もトップは孤独なんですね。
国のトップに就いたことで、双子の子供たちの面倒を見てあげることが出来ず、追いかけてくる子供たちを残して車で仕事場に向かうシーンが悲しく、親しかった仲間たちと距離が生じていく様子が切ないです。
晩年になって、初めて彼女は自分にとって本当に大切なものが何だったのか?に気付いたのではないでしょうか?
あれほど嫌がっていたティーカップを洗うことでようやくマーガレットは男を忘れることが出来て、穏やかな女の幸せを見つけ出したのではではないでしょうか?メリル・ストリープが、期待を裏切らない成りきりぶりを披露しています。
混迷する時代に、リーダーのあり方を示している教本ような作品です。今の日本で一番欲しい物ではないか?なんて思ってしまいました。
このレビューは気に入りましたか?
23人の会員が気に入ったと投稿しています
いつから物真似が「名演」になったのか
投稿日:2012/07/13
レビュアー:よふかし
つまらない映画でした。だって、サッチャーという人のしたことの意味なんかにちっとも迫らないで、ただただ物真似に終始している映画だったから。
ここにあるのは、サッチャーという人のイメージに過ぎない。一通り人生のポイントを押さえて、「いい場面」を並べようとするばかり。
なぜ彼女が首相の地位に上りつめ、なぜ様々な改革を断行し、何と戦ったのか、僕にはちっとも分らなかった。
だから限りなく退屈だ。
サッチャーをほめてもいいしけなしてもいいけれど、ただふわふわと何となく、苦労して最後はボケたのねえ、それなりに生きたのよ……と描けばよいというのか。
サッチャーという人については何にもわからない映画なのに、いったい、メリル・ストリープの物真似がなんでこんなに評価されるのか……わかりやすい「演技」だからかな。たとえばはるかにジュディ・ディンチとかのほうがすごい役者じゃない?
凡作。15点。
このレビューは気に入りましたか?
19人の会員が気に入ったと投稿しています
見る者を選ぶ知的作品
1979年の東京サミットのとき、小学生だった自分は、
参加各国の首脳の名前を全員言えたのですが、この
ことが学校の職員室で話題になるほどでした。当時
から新聞を読んでいた自分にとっては、ごく当たり
前のことだったんですが…。
そんな各国首脳の中にいて、圧倒的な存在感を誇る女性、
サッチャー首相の存在こそが、小学生の自分にとって、
当たり前でなく、センセーショナルでした。
当時は、世界中の誰もが、サッチャー首相のことを
知ってたんです。翻っていま、英国首相の名前を
言える人、意外と少ないのでは…?
先日の新聞で、サッチャー首相の娘が「母は日常生活
を送るのが困難なほど認知症が進行している」と語る
記事が出ていました。
「鉄の女」と言われたサッチャーも、「鉄の女」の
ままで生涯を終えず、ひとりの女性、一人の人間と
いった存在に戻っていくんだ、という感慨…、
それこそが、この映画を見る人の心の琴線にふれる
ところです。
当然、サッチャーの往時の活躍を知らない人には、
映画の魅力も半減でしょう。
ブライトンのホテルで宿泊中にIRAによる爆弾テロに
遭ったくだりも描かれていますが、いちいち細かい
説明は省かれています。「不屈」の首相のエピソード
の意味も、それが分からなければ、「退屈」に感じる
でしょう。
FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの一生涯を
描いた近年の映画「J・エドガー」と同じく、説明過多
でない分だけ、「見る人を選ぶ」映画だと言える
かもしれません。
しかし、ほんの少しだけ予習して観れば、この映画の
魅力が何倍にも増すと思います。
なぜ彼女は10年以上の長きに渡って英国首相を務めた
のか、日本の政治家と何が違うのか、考えながら
見ると興味深い作品になるのではないでしょうか。
このレビューは気に入りましたか?
15人の会員が気に入ったと投稿しています
なりきり演技はすごいけど。
メリル・ストリープのなりきり演技と老けメイクはすごかったけど、映画自体はあまりおもしろいと思えませんでした。
かつて「鉄の女」と呼ばれたマーガレットは、政治の表舞台から去って久しく、今ではひっそりと隠遁生活を送っている。
夫デニスがこの世から去って8年も経っているが、マーガレットは未だに時々夫の面影を見、彼と会話を交わす。娘や世話係、医者からみれば、そんな彼女は「認知症」ということになるのだ。
年をとると、人間の意識はこんなふうになるのか、という意味では興味深いです。
「カーネーション」の中で、糸子の母千代がとっくの昔に亡くなった夫の面影を見つけ、そっとお酌をしにいくシーンを思い出してしまいました。あれと同じですね。
マーガレットの混濁した意識は、過去と現在を行き来します。
効率主義を掲げ多くの労働者を切り捨てていったこと、フォークランド紛争などが当時の映像も交えてさらりと説明されますが、それはあくまでもマーガレット側からの話で、しかも彼女がどんな信念に基づいてそれらの政策をとったのかということは、全くわかりません。歴史的な検証をしようなどという考えは製作者側にはないのでしょうね。
夫デニス役をジム・ブロードベンドが演じているのですが、同じく認知症の妻を持つ男を演じた「アイリス」と重なります。夫の視点から描いた方がもっとおもしろかったかもしれません。
気になったのはラストシーン。
老いたマーガレットがティーカップを洗います。それは、若い頃の彼女がデニスに、
「ティーカップを洗うだけの妻にはなりたくない。」
と言ったことに呼応してるのはわかるのですが、ラストにあえて「そうなりたくない」と言っていた姿をいれたのはなぜなのでしょう?
女がそういう生き方をしたいと望むことを否定してるのでしょうか?ちょっといやな感じがしました。
このレビューは気に入りましたか?
15人の会員が気に入ったと投稿しています
メリル・ストリープの演技ありきではある。
もはや一人芝居状態。メリル・ストリープの演技を堪能する映画だ。
演技に比して作品の質は劣るという一般的な評が、おおいに納得できた。ただし、楽しめなかったかというと、そうでもない。確かに『ガンジー』や『ラストエンペラー』といった重厚な傑作伝記映画に比べると内容が薄く、二段も三段も落ちるのだが、波乱の人生を送った一人の女性の物語としては、なかなか興味深く観られた。
サッチャー自身、政治家としては毀誉褒貶ある人だから、あえて時代や政治的な背景は削ぎ落としたのだろうか?ただ、さすがに晩年の描写には尺を割きすぎだろう。欧米初の女性首相である点や政策の意義(是非は別として)を、もう少し掘り下げてほしかったとは思う。
それはそれとして、メリル・ストリープの演技はやはりスゴい。サッチャーにそっくりかどうかは僕には分からないが、少なくともイチ議員から大臣を経て首相となる過程で徐々にカリスマのオーラをまとい、その強硬さゆえに没落していく、傑出した人物の“空気”がとてもリアルだ。
さらに驚くのは晩年。こういうのは大体において、老けメイクはしていても目の光や声などに実年齢が垣間見えて違和感を覚えるものだが、本作の彼女は、描かれているサッチャーの年齢(たぶん80代前半の設定)にほぼ見える。背の曲がり方や足の運び方も、まさに老女のそれ。このあたりは特殊メイクの効果だけで得られるものではないだろう。
どうせなら20代のサッチャーもメリル・ストリープが演じればよかったのに(笑)。いや、半分は冗談ではなくて、『ベンジャミン・バトン』のブラピやケイト・ブランシェットみたいにCGで肌の質感さえ補正すれば、ほんとにこなせそうだ。
ほとんど彼女のワンマンショーみたいな映画なのだから、どうせならそこまで徹底した方が面白かったと思う。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
マーガレットは、幸せな女性だったのか?
投稿日
2012/08/21
レビュアー
ミルクチョコ
イギリス初の女性宰相となったマーガレット・サッチャーの伝記物。
ただ伝記物語としてのストーリー性は残念ながら単調で退屈でした。
晩年認知症を患い、亡くなった夫のデニスの幻覚と一緒に暮らしているマーガレットは、過去と現在が、フラッシュバックしたように次々と現れて、回想するような形で描かれています。フラッシュバック的に回想するのが自らの政治家としての人生です。
男性社会の政治家として活躍するためには女性を捨てざるを得なかったのだと思います。
夫のデニス(ハリー・ロイド、ジム・ブロードベント)の幻影が心を去らなかったのは、彼だけが心の支えだったのでしょう。
その想いが、メリル・ストリープの演技を通して、痛いほど伝わって来ました。
いつの世もトップは孤独なんですね。
国のトップに就いたことで、双子の子供たちの面倒を見てあげることが出来ず、追いかけてくる子供たちを残して車で仕事場に向かうシーンが悲しく、親しかった仲間たちと距離が生じていく様子が切ないです。
晩年になって、初めて彼女は自分にとって本当に大切なものが何だったのか?に気付いたのではないでしょうか?
あれほど嫌がっていたティーカップを洗うことでようやくマーガレットは男を忘れることが出来て、穏やかな女の幸せを見つけ出したのではではないでしょうか?メリル・ストリープが、期待を裏切らない成りきりぶりを披露しています。
混迷する時代に、リーダーのあり方を示している教本ような作品です。今の日本で一番欲しい物ではないか?なんて思ってしまいました。
いつから物真似が「名演」になったのか
投稿日
2012/07/13
レビュアー
よふかし
つまらない映画でした。だって、サッチャーという人のしたことの意味なんかにちっとも迫らないで、ただただ物真似に終始している映画だったから。
ここにあるのは、サッチャーという人のイメージに過ぎない。一通り人生のポイントを押さえて、「いい場面」を並べようとするばかり。
なぜ彼女が首相の地位に上りつめ、なぜ様々な改革を断行し、何と戦ったのか、僕にはちっとも分らなかった。
だから限りなく退屈だ。
サッチャーをほめてもいいしけなしてもいいけれど、ただふわふわと何となく、苦労して最後はボケたのねえ、それなりに生きたのよ……と描けばよいというのか。
サッチャーという人については何にもわからない映画なのに、いったい、メリル・ストリープの物真似がなんでこんなに評価されるのか……わかりやすい「演技」だからかな。たとえばはるかにジュディ・ディンチとかのほうがすごい役者じゃない?
凡作。15点。
見る者を選ぶ知的作品
投稿日
2012/09/06
レビュアー
ムービーたろう
1979年の東京サミットのとき、小学生だった自分は、
参加各国の首脳の名前を全員言えたのですが、この
ことが学校の職員室で話題になるほどでした。当時
から新聞を読んでいた自分にとっては、ごく当たり
前のことだったんですが…。
そんな各国首脳の中にいて、圧倒的な存在感を誇る女性、
サッチャー首相の存在こそが、小学生の自分にとって、
当たり前でなく、センセーショナルでした。
当時は、世界中の誰もが、サッチャー首相のことを
知ってたんです。翻っていま、英国首相の名前を
言える人、意外と少ないのでは…?
先日の新聞で、サッチャー首相の娘が「母は日常生活
を送るのが困難なほど認知症が進行している」と語る
記事が出ていました。
「鉄の女」と言われたサッチャーも、「鉄の女」の
ままで生涯を終えず、ひとりの女性、一人の人間と
いった存在に戻っていくんだ、という感慨…、
それこそが、この映画を見る人の心の琴線にふれる
ところです。
当然、サッチャーの往時の活躍を知らない人には、
映画の魅力も半減でしょう。
ブライトンのホテルで宿泊中にIRAによる爆弾テロに
遭ったくだりも描かれていますが、いちいち細かい
説明は省かれています。「不屈」の首相のエピソード
の意味も、それが分からなければ、「退屈」に感じる
でしょう。
FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの一生涯を
描いた近年の映画「J・エドガー」と同じく、説明過多
でない分だけ、「見る人を選ぶ」映画だと言える
かもしれません。
しかし、ほんの少しだけ予習して観れば、この映画の
魅力が何倍にも増すと思います。
なぜ彼女は10年以上の長きに渡って英国首相を務めた
のか、日本の政治家と何が違うのか、考えながら
見ると興味深い作品になるのではないでしょうか。
なりきり演技はすごいけど。
投稿日
2012/07/05
レビュアー
パープルローズ
メリル・ストリープのなりきり演技と老けメイクはすごかったけど、映画自体はあまりおもしろいと思えませんでした。
かつて「鉄の女」と呼ばれたマーガレットは、政治の表舞台から去って久しく、今ではひっそりと隠遁生活を送っている。
夫デニスがこの世から去って8年も経っているが、マーガレットは未だに時々夫の面影を見、彼と会話を交わす。娘や世話係、医者からみれば、そんな彼女は「認知症」ということになるのだ。
年をとると、人間の意識はこんなふうになるのか、という意味では興味深いです。
「カーネーション」の中で、糸子の母千代がとっくの昔に亡くなった夫の面影を見つけ、そっとお酌をしにいくシーンを思い出してしまいました。あれと同じですね。
マーガレットの混濁した意識は、過去と現在を行き来します。
効率主義を掲げ多くの労働者を切り捨てていったこと、フォークランド紛争などが当時の映像も交えてさらりと説明されますが、それはあくまでもマーガレット側からの話で、しかも彼女がどんな信念に基づいてそれらの政策をとったのかということは、全くわかりません。歴史的な検証をしようなどという考えは製作者側にはないのでしょうね。
夫デニス役をジム・ブロードベンドが演じているのですが、同じく認知症の妻を持つ男を演じた「アイリス」と重なります。夫の視点から描いた方がもっとおもしろかったかもしれません。
気になったのはラストシーン。
老いたマーガレットがティーカップを洗います。それは、若い頃の彼女がデニスに、
「ティーカップを洗うだけの妻にはなりたくない。」
と言ったことに呼応してるのはわかるのですが、ラストにあえて「そうなりたくない」と言っていた姿をいれたのはなぜなのでしょう?
女がそういう生き方をしたいと望むことを否定してるのでしょうか?ちょっといやな感じがしました。
メリル・ストリープの演技ありきではある。
投稿日
2013/05/23
レビュアー
ゆういちろう
もはや一人芝居状態。メリル・ストリープの演技を堪能する映画だ。
演技に比して作品の質は劣るという一般的な評が、おおいに納得できた。ただし、楽しめなかったかというと、そうでもない。確かに『ガンジー』や『ラストエンペラー』といった重厚な傑作伝記映画に比べると内容が薄く、二段も三段も落ちるのだが、波乱の人生を送った一人の女性の物語としては、なかなか興味深く観られた。
サッチャー自身、政治家としては毀誉褒貶ある人だから、あえて時代や政治的な背景は削ぎ落としたのだろうか?ただ、さすがに晩年の描写には尺を割きすぎだろう。欧米初の女性首相である点や政策の意義(是非は別として)を、もう少し掘り下げてほしかったとは思う。
それはそれとして、メリル・ストリープの演技はやはりスゴい。サッチャーにそっくりかどうかは僕には分からないが、少なくともイチ議員から大臣を経て首相となる過程で徐々にカリスマのオーラをまとい、その強硬さゆえに没落していく、傑出した人物の“空気”がとてもリアルだ。
さらに驚くのは晩年。こういうのは大体において、老けメイクはしていても目の光や声などに実年齢が垣間見えて違和感を覚えるものだが、本作の彼女は、描かれているサッチャーの年齢(たぶん80代前半の設定)にほぼ見える。背の曲がり方や足の運び方も、まさに老女のそれ。このあたりは特殊メイクの効果だけで得られるものではないだろう。
どうせなら20代のサッチャーもメリル・ストリープが演じればよかったのに(笑)。いや、半分は冗談ではなくて、『ベンジャミン・バトン』のブラピやケイト・ブランシェットみたいにCGで肌の質感さえ補正すれば、ほんとにこなせそうだ。
ほとんど彼女のワンマンショーみたいな映画なのだから、どうせならそこまで徹底した方が面白かったと思う。
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙