ヒューゴの不思議な発明 / ベン・キングズレー
ヒューゴの不思議な発明
/マーティン・スコセッシ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(84)
解説・ストーリー
第84回アカデミー賞で最多5部門を受賞した感動アドベンチャー。駅の時計台に隠れ住む少年・ヒューゴ。父が亡くなり独りぼっちになった彼は、唯一の友達だった壊れたままの機械人形の秘密を探るうち、少女・イザベルと老人・ジョルジュに出会う。
第84回アカデミー賞で最多5部門を受賞した感動アドベンチャー。駅の時計台に隠れ住む少年・ヒューゴ。父が亡くなり独りぼっちになった彼は、唯一の友達だった壊れたままの機械人形の秘密を探るうち、少女・イザベルと老人・ジョルジュに出会う。
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「ヒューゴの不思議な発明」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
第84回アカデミー賞で最多5部門を受賞した感動アドベンチャー。駅の時計台に隠れ住む少年・ヒューゴ。父が亡くなり独りぼっちになった彼は、唯一の友達だった壊れたままの機械人形の秘密を探るうち、少女・イザベルと老人・ジョルジュに出会う。
「ヒューゴの不思議な発明」 の作品情報
「ヒューゴの不思議な発明」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ヒューゴの不思議な発明の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
126分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PDSZ130379 |
2012年08月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
72枚
|
0人
|
2人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】ヒューゴの不思議な発明(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
126分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕・その他 |
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PDBV130379 |
2012年08月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
33枚
|
1人
|
0人
|
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
ヒューゴの不思議な発明の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
126分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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PDSZ130379 |
2012年08月24日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
72枚
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0人
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2人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】ヒューゴの不思議な発明(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
126分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕・その他 |
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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PDBV130379 |
2012年08月24日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
33枚
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1人
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1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語
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ユーザーレビュー:84件
スコセッシマジック
マーティン・スコセッシ監督の愛すべき映画賛歌ですね。彼がいかに映画という表現媒体に誇りと愛情を持っているか、そのことが強く印象づけられた作品です。
基本線は、キッズムービーですが、トリック撮影の創始者ジョルジュ・メリエスを絡ませた事で、作品からスコセッシ監督の映画愛が痛い程に伝わって来ました。最新の3D映像にルミエール兄弟やジョルジュ・メリエスそしてバスター・キートンなどなど映画黎明期の映像が溢れるように流れ出します。メリエスの世界を、最新の3D映像で再現することで、映画のテクニックの歴史が一つになっていきます。
1930年のパリを舞台に、駅の時計台に一人暮らすヒューゴ少年が、亡き父の遺した機械人形を動かそうとするファンタジックなムードで始まり、そこから物語は、映画創世記の夢へと発展していき、予想外のクライマックスへとなだれ込みます。
ヒューゴの悲しみ。尊敬するお父さんが亡くなって、一人ぼっちになってしまった上、お父さんとの思い出の大事なノートが燃やされてしまったときの悲しみと言ったら。それでも頑張って機械人形を完成ささたいと願う少年の姿は心を打たれます。この粘り強い頑張りがあったからこそ、彼の周りで小さな火が灯っていったのだと思います。彼の熱意が人々の心を動かし、物語全体が解明されていくのは良かったです。
そして、この作品のもう一方の「対立軸」が、元映画製作者のジョルジュ・メリエス(ベン・キングズレー)。
彼は、ヒューゴとは反対に、自分の過去を封印して生きて来ました。
世間から見放され居場所がなかった孤独な少年と、世間との絆を断ち切って自分の内側に封印してきたメリエスの交流は、どこか寂しげな影を持っていて、 その二人の生き様の対比が素敵です。
ジョリュジュの養女イザベル(クロエ・グレース・モレッツ)と映画を通じて新たな世界を知っていく過程やメリエスが過去を受け入れ再びかつてのようにいきいきと生きていこうとするエピソードが良かったです。
原始的なトリックを使った草創期の映画作りの様子や、「月世界旅行」の一場面が再現され、ラストには大観衆を集めて、復刻版の上映会が開催されます。
3D効果を上手く使った作品は、「アバター」以来かもしれません。流れるようなカメラワークと当時のパリの風景の広がり、美しさに酔わされました。
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37人の会員が気に入ったと投稿しています
不思議な発明なんてしません
一見ファミリー向けの冒険映画のように見えるけど、内容は完全に映画の歴史マニア向け・・
間違って子供に見せたりしたら退屈過ぎて確実に気絶すると思います。
冒頭からヒューゴの現状説明に20分くらい使う拷問的な超スローペースで進み、なかなか話が見えてこない。
チラッと時計を見たら「うげっ、あと1時間も残ってる・・」
猛烈な睡魔に負けそうになる直前、ようやく「ジョルジュ・メリエスと映画の創世記の話」がでてきて
ようやくこれがメインテーマなんだと分かりました。
ヒューゴが孤児でどーたらとか、刺身のツマみたいなもんだったのね・・
ジュード・ロウが一瞬しか出てこないのも納得。
あまりにも退屈なもんで
クロエちゃん成長してブスになったね・・体格も女子プロレスラーみたいだし・・とか
あの警官いらねー、つまんねーくせにやたらと時間使いやがる・・
なんてことばかり考えてしまった。
結局、最後の30分間に、この映画のエッセンスが濃縮されている感じ。
「あの頃の映画の作り方は夢があって素晴らしかった」みたいなノスタルジックな内容で
興味のない人には「あっ、この月旅行の映像はテレビで見たことあるよ」くらいの感慨しかないです。
あと、「警官とヒューゴの追いかけっこ」もかなり蛇足感があったし・・
アカデミー賞作品賞ノミネート!!とか言われても、
そもそもアカデミー会員は70歳前後の業界人の爺ちゃん達が大半なので、
そういう人たちにはストライクなんだろうけど
僕のように「流行りの映画をとりあえず押さえておくだけ」のタイプの人には完全に危険球です。
ただ・・映像は抜群にキレイです。
CG感丸出しなんだけど、リアルさじゃなくて色使いとか緻密さとかがとても美しかったです。
このレビューは気に入りましたか?
35人の会員が気に入ったと投稿しています
常に半歩ズレている
投稿日:2012/08/12
レビュアー:よふかし
スコセッシは根っからの映画ファンとしても知られているが、作品からストレートに感じさせることはあまりない。
ので、メリエスという題材にちょっと意外な感じを持つし、スコセッシとメリエスという組み合わせは正直なところあまり楽しさを誘発しない。ずいぶん偉くなって、映画史のお勉強? という感じがしちゃうから。
常に半歩のズレを感じさせる映画だ。映画への愛――どこか足りない、哀しい。機械人形――楽しいというよりは陰鬱。メリエス(キングズレー)――すごい人というよりはただの因業な爺。足を引きずる公安官との追いかけっこ――鈍重で痛々しく、かつ騒々しい。主人公とヒロイン――中途半端。
一見表面的には、映画愛に満ちた子供も楽しめるファンタジーを装っているが、そんな映画ではまったくなかった。ディズニー的な楽しさを求めれば、がっかりするだろう。
常にスコセッシの視線は暗い背景に置かれているのだ。戦争も、アル中も、事業の失敗も……すべては輝かしく、失われた過去。そんな輝きの、影絵としての「今」でしかない。
それは映画がそういうかなしいものだから、というのは分かる。
映画館で映画を観るとき、スクリーンは輝いている。
僕は真っ暗闇の中で、身じろぎもせず、ただ輝きに眼を凝らす。映画を観ている僕は幸せを感じているが、その瞬間の僕が輝いているわけではない。
我に返ってそんな寂しさを感じさせる、怖い映画だった。50点。
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13人の会員が気に入ったと投稿しています
ほんとうにすてきな映画です。
投稿日:2012/07/26
レビュアー:みみあて
自身の使命を必死で模索し、その使命をぼくは果たしたいんだ!どうしても果たしたいんだ!と一生懸命に走るヒューゴ少年の熱くまっすぐな想いに胸がいっぱいになって、なみだでいっぱいになりました。
またその姿を通してまわりの使命をも見出すという、感動に次ぐ感動でした。
映画愛に溢れたとてもすばらしい、いとおしい、やさしい、そんな作品でした。
実はわたし、この作品が3D上映初体験となりまして、いきなりジェットコースターでおとぎの世界へ連れて行かれたみたいで、ときめきました。
すべてアナログで複雑で繊細でまるで生き物そのものの時計たちがファンタスティックです。
(ただし、普通のシーンではくらくらしちゃったので、3Dはちょっと苦手なのかもしれない。)
カラーは全然ちがいますけど、映画愛にあふれた作品という共通点からか、わたしは「ぼくらのミライへ逆回転」を思い出しました。
こちらも本当にだいすきで愛おしい作品。
ついヒットガールの子と言ってしまうのですが、彼女がほんとうにほんとうにほんとうにワンダフルです。
案の定、末恐ろしい女優です。
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11人の会員が気に入ったと投稿しています
映画に未来はない
冒頭 ねずみのおもちゃを介して ベン・キングスレイと少年の出会いまでが 駅構内を滑走するキャメラのアトラクションまがいの展開で撮られて それが3Dの醍醐味であるのだろうが
出会いまでの手続きがこんなもんでいいんだろうか 根本的に違うだろうよと思うわけですが それは映画のスペクタクルとも又 違うという話になるんだけど つまらん!
たちまちスコセーシの3D演出に疑念が湧き起こるわけです のっぺりとシームレスに世界をなめまわすように撮る それは古典的な映画のデクパージュ等を破壊していくのだ
こんなものは少なくとも映画のメインストリームにしゃしゃり出てきてほしくない 映画の片隅で色物として進化しながら いつのまにか映画技術に貢献しているつのが望ましいのではないか
この映画の舞台設定はある意味でスピルバーグの「ターミナル」だが ボクはあまり好きではない映画だけど ある特定の場所が舞台となる映画の演出としては スピルバーグの方が全然面白い
結局 3Dにひきずられてスコセーシは非映画的なものに妥協している
何よりもいらいらするのは主演の少年少女の撮り方だ ブルーレイで見ているのだが その画面はなにかフレーミングがおかしいのではないかと思われたりするわけで 安定せず少しも魅力がない
同時にWOWで見てるヘンリー・ハサウェイの「勇気ある追跡」ではジョン・ウエインとキム・ダービーの二人の会話はまったく普通に撮られているのに 気持ちよく見ていられる
本題はと言えば これが何とジョルジュ・メリエスへのオマージュでありその晩年の物語なのである それが一時間半も経ってから駆け足で展開されて まるでそれは「ニューシネパラ」のセンチメンタルな短縮版で見るのに耐えられないレベルなのだ
結局 少年はマクガフィンであり なんでこんなふにせにゃならんかと言うと 3Dでなければ 天下のスコセーシでもGOサインがでなかったのであろうか 腑に落ちない話ではある
リュミエールの「映画には未来がない」との謎の言葉は 未来の色物3Dなどの映画に対するあり様を洞察したんではないかと想いにふけったりするのだけど 同時にウエス・アンダーソンを むやみに見たくなったりするのだ
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
スコセッシマジック
投稿日
2012/08/18
レビュアー
ミルクチョコ
マーティン・スコセッシ監督の愛すべき映画賛歌ですね。彼がいかに映画という表現媒体に誇りと愛情を持っているか、そのことが強く印象づけられた作品です。
基本線は、キッズムービーですが、トリック撮影の創始者ジョルジュ・メリエスを絡ませた事で、作品からスコセッシ監督の映画愛が痛い程に伝わって来ました。最新の3D映像にルミエール兄弟やジョルジュ・メリエスそしてバスター・キートンなどなど映画黎明期の映像が溢れるように流れ出します。メリエスの世界を、最新の3D映像で再現することで、映画のテクニックの歴史が一つになっていきます。
1930年のパリを舞台に、駅の時計台に一人暮らすヒューゴ少年が、亡き父の遺した機械人形を動かそうとするファンタジックなムードで始まり、そこから物語は、映画創世記の夢へと発展していき、予想外のクライマックスへとなだれ込みます。
ヒューゴの悲しみ。尊敬するお父さんが亡くなって、一人ぼっちになってしまった上、お父さんとの思い出の大事なノートが燃やされてしまったときの悲しみと言ったら。それでも頑張って機械人形を完成ささたいと願う少年の姿は心を打たれます。この粘り強い頑張りがあったからこそ、彼の周りで小さな火が灯っていったのだと思います。彼の熱意が人々の心を動かし、物語全体が解明されていくのは良かったです。
そして、この作品のもう一方の「対立軸」が、元映画製作者のジョルジュ・メリエス(ベン・キングズレー)。
彼は、ヒューゴとは反対に、自分の過去を封印して生きて来ました。
世間から見放され居場所がなかった孤独な少年と、世間との絆を断ち切って自分の内側に封印してきたメリエスの交流は、どこか寂しげな影を持っていて、 その二人の生き様の対比が素敵です。
ジョリュジュの養女イザベル(クロエ・グレース・モレッツ)と映画を通じて新たな世界を知っていく過程やメリエスが過去を受け入れ再びかつてのようにいきいきと生きていこうとするエピソードが良かったです。
原始的なトリックを使った草創期の映画作りの様子や、「月世界旅行」の一場面が再現され、ラストには大観衆を集めて、復刻版の上映会が開催されます。
3D効果を上手く使った作品は、「アバター」以来かもしれません。流れるようなカメラワークと当時のパリの風景の広がり、美しさに酔わされました。
不思議な発明なんてしません
投稿日
2012/08/28
レビュアー
QWERTY
一見ファミリー向けの冒険映画のように見えるけど、内容は完全に映画の歴史マニア向け・・
間違って子供に見せたりしたら退屈過ぎて確実に気絶すると思います。
冒頭からヒューゴの現状説明に20分くらい使う拷問的な超スローペースで進み、なかなか話が見えてこない。
チラッと時計を見たら「うげっ、あと1時間も残ってる・・」
猛烈な睡魔に負けそうになる直前、ようやく「ジョルジュ・メリエスと映画の創世記の話」がでてきて
ようやくこれがメインテーマなんだと分かりました。
ヒューゴが孤児でどーたらとか、刺身のツマみたいなもんだったのね・・
ジュード・ロウが一瞬しか出てこないのも納得。
あまりにも退屈なもんで
クロエちゃん成長してブスになったね・・体格も女子プロレスラーみたいだし・・とか
あの警官いらねー、つまんねーくせにやたらと時間使いやがる・・
なんてことばかり考えてしまった。
結局、最後の30分間に、この映画のエッセンスが濃縮されている感じ。
「あの頃の映画の作り方は夢があって素晴らしかった」みたいなノスタルジックな内容で
興味のない人には「あっ、この月旅行の映像はテレビで見たことあるよ」くらいの感慨しかないです。
あと、「警官とヒューゴの追いかけっこ」もかなり蛇足感があったし・・
アカデミー賞作品賞ノミネート!!とか言われても、
そもそもアカデミー会員は70歳前後の業界人の爺ちゃん達が大半なので、
そういう人たちにはストライクなんだろうけど
僕のように「流行りの映画をとりあえず押さえておくだけ」のタイプの人には完全に危険球です。
ただ・・映像は抜群にキレイです。
CG感丸出しなんだけど、リアルさじゃなくて色使いとか緻密さとかがとても美しかったです。
常に半歩ズレている
投稿日
2012/08/12
レビュアー
よふかし
スコセッシは根っからの映画ファンとしても知られているが、作品からストレートに感じさせることはあまりない。
ので、メリエスという題材にちょっと意外な感じを持つし、スコセッシとメリエスという組み合わせは正直なところあまり楽しさを誘発しない。ずいぶん偉くなって、映画史のお勉強? という感じがしちゃうから。
常に半歩のズレを感じさせる映画だ。映画への愛――どこか足りない、哀しい。機械人形――楽しいというよりは陰鬱。メリエス(キングズレー)――すごい人というよりはただの因業な爺。足を引きずる公安官との追いかけっこ――鈍重で痛々しく、かつ騒々しい。主人公とヒロイン――中途半端。
一見表面的には、映画愛に満ちた子供も楽しめるファンタジーを装っているが、そんな映画ではまったくなかった。ディズニー的な楽しさを求めれば、がっかりするだろう。
常にスコセッシの視線は暗い背景に置かれているのだ。戦争も、アル中も、事業の失敗も……すべては輝かしく、失われた過去。そんな輝きの、影絵としての「今」でしかない。
それは映画がそういうかなしいものだから、というのは分かる。
映画館で映画を観るとき、スクリーンは輝いている。
僕は真っ暗闇の中で、身じろぎもせず、ただ輝きに眼を凝らす。映画を観ている僕は幸せを感じているが、その瞬間の僕が輝いているわけではない。
我に返ってそんな寂しさを感じさせる、怖い映画だった。50点。
ほんとうにすてきな映画です。
投稿日
2012/07/26
レビュアー
みみあて
自身の使命を必死で模索し、その使命をぼくは果たしたいんだ!どうしても果たしたいんだ!と一生懸命に走るヒューゴ少年の熱くまっすぐな想いに胸がいっぱいになって、なみだでいっぱいになりました。
またその姿を通してまわりの使命をも見出すという、感動に次ぐ感動でした。
映画愛に溢れたとてもすばらしい、いとおしい、やさしい、そんな作品でした。
実はわたし、この作品が3D上映初体験となりまして、いきなりジェットコースターでおとぎの世界へ連れて行かれたみたいで、ときめきました。
すべてアナログで複雑で繊細でまるで生き物そのものの時計たちがファンタスティックです。
(ただし、普通のシーンではくらくらしちゃったので、3Dはちょっと苦手なのかもしれない。)
カラーは全然ちがいますけど、映画愛にあふれた作品という共通点からか、わたしは「ぼくらのミライへ逆回転」を思い出しました。
こちらも本当にだいすきで愛おしい作品。
ついヒットガールの子と言ってしまうのですが、彼女がほんとうにほんとうにほんとうにワンダフルです。
案の定、末恐ろしい女優です。
映画に未来はない
投稿日
2012/09/13
レビュアー
裸足のラヴァース
冒頭 ねずみのおもちゃを介して ベン・キングスレイと少年の出会いまでが 駅構内を滑走するキャメラのアトラクションまがいの展開で撮られて それが3Dの醍醐味であるのだろうが
出会いまでの手続きがこんなもんでいいんだろうか 根本的に違うだろうよと思うわけですが それは映画のスペクタクルとも又 違うという話になるんだけど つまらん!
たちまちスコセーシの3D演出に疑念が湧き起こるわけです のっぺりとシームレスに世界をなめまわすように撮る それは古典的な映画のデクパージュ等を破壊していくのだ
こんなものは少なくとも映画のメインストリームにしゃしゃり出てきてほしくない 映画の片隅で色物として進化しながら いつのまにか映画技術に貢献しているつのが望ましいのではないか
この映画の舞台設定はある意味でスピルバーグの「ターミナル」だが ボクはあまり好きではない映画だけど ある特定の場所が舞台となる映画の演出としては スピルバーグの方が全然面白い
結局 3Dにひきずられてスコセーシは非映画的なものに妥協している
何よりもいらいらするのは主演の少年少女の撮り方だ ブルーレイで見ているのだが その画面はなにかフレーミングがおかしいのではないかと思われたりするわけで 安定せず少しも魅力がない
同時にWOWで見てるヘンリー・ハサウェイの「勇気ある追跡」ではジョン・ウエインとキム・ダービーの二人の会話はまったく普通に撮られているのに 気持ちよく見ていられる
本題はと言えば これが何とジョルジュ・メリエスへのオマージュでありその晩年の物語なのである それが一時間半も経ってから駆け足で展開されて まるでそれは「ニューシネパラ」のセンチメンタルな短縮版で見るのに耐えられないレベルなのだ
結局 少年はマクガフィンであり なんでこんなふにせにゃならんかと言うと 3Dでなければ 天下のスコセーシでもGOサインがでなかったのであろうか 腑に落ちない話ではある
リュミエールの「映画には未来がない」との謎の言葉は 未来の色物3Dなどの映画に対するあり様を洞察したんではないかと想いにふけったりするのだけど 同時にウエス・アンダーソンを むやみに見たくなったりするのだ
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ヒューゴの不思議な発明
(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved. TM, (R) & Copyright (C) 2012 by Paramount Pictures. All Rights Reserved. ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。