蛇にピアス

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蛇にピアス / 吉高由里子
全体の平均評価点:
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182

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「蛇にピアス」 の解説・あらすじ・ストーリー

金原ひとみの芥川賞受賞作を蜷川幸雄監督、吉高由里子主演で映画化した青春ドラマ。“痛み”だけでしか生きている実感を得られず、ボディピアスや刺青といった身体改造にハマっていくヒロインの心の軌跡を赤裸々かつショッキングな描写満載で描く。19歳のルイは、ある日渋谷の街で一人の青年、アマと出会う。顔中にピアスをしている彼の舌は、先端が蛇のように2つに割れたスプリットタンだった。まったく違う世界に触れ、ルイはその舌に心奪われてしまう。自分も同じような舌になりたいと、アマが紹介してくれた店で舌にピアスをあけるルイ。そこで彫り師のシバと出会ったルイは、背中に刺青を彫ることも決意するが…。

「蛇にピアス」 の作品情報

製作年: 2008年
製作国: 日本

「蛇にピアス」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

蛇にピアスの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
123分 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
R-15 ASBX4263 2009年01月23日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
160枚 5人 4人

【Blu-ray】蛇にピアス(ブルーレイ)の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
125分 日本語・英語 1:リニアPCM/ステレオ/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
R-15 ASBDX1054 2012年08月24日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
37枚 2人 1人

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ユーザーレビュー:182件

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1〜 5件 / 全182件

解決の見込みのない虚無感ネタバレ

投稿日:2009/03/04 レビュアー:ミルクチョコ

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演劇界の重鎮、世界の蜷川幸雄監督ですからね。ちょっと興味があって見ました。
原作は、芥川賞受賞の金原ひとみさんですね。
当時、私の感性が悪いのか?「痛くないと生きているというのが感じない」という感覚が分かりませんでした。今もそうですけど。

渋谷の街をぶらつく19歳のルイは、蛇のような二股の舌を持つ青年アマと出会い、本名さえ知らずに同姓を始め、身体改造に目覚めて、舌ピアスとか、刺青をするわけなのですが、もう何だか痛々しくてちょっと目を背けてしまいました。舌ピアスを拡張するシーンとかはかなり引きます。
こういう痛みでしか生きているという実感できない娘っているのですしょうか?

彼女は、物凄い寂しがりやだということは分かります。
アマと同棲しながら、刺青師シバとも関係を持ち、それも彼のことが好きとかではなくて、孤独感を埋めるためにそうしているかのようです。
アマが疾走しても、どうも愛する人がいなくなったからではなくて、一人になるのが怖かったからのようです。
警察に行って取り乱しているのも、自分一人が取り残されそうになる不安の強さみたいなのを感じました。

原作では、それなりに、足元にぽっかりあいた虚無感みたいなものを感じましたが、この作品ではそれも感じられず、ちょっと残念です。後半のミステリーのところもあまり面白くないし、もっと孤独な女の娘の内面を描いて欲しかったと思います。

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★★★★ 大変もったいないネタバレ

投稿日:2009/03/14 レビュアー:ガラリーナ

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W受賞に湧いた当時、私は発売直後の文芸春秋を買い双方の作品を読みましたが、断然「蛇にピアス」の方が気に入りました。「蹴りたい背中」も良い作品ですが、19やハタチの女性にしてはやたらと達観したような内容に違和感を覚えたのです。私は、若い作家らしい、苦しみやもがきが、がつがつ伝わってくる作品の方が好き。その後も金原ひとみの痛い文学は、独自の境地を開いていると注目し続けています。

冒頭、渋谷の街を無音で舐める映像から始まるのですが、これがかったるい。妙にセンチメンタルな導入です。この時点で蜷川監督は原作をどう解釈しているのが不安になりました。しかし、軌道に乗ると悪くありません。それは、ひとえに主演の吉高由里子 高良健吾 ARATA の3人がこの難役に果敢に挑戦している姿ゆえです。

コギャルのルイが、全くの異ジャンルであるパンキッシュな世界へと没入していく。それは、ルイがそもそもコギャルの世界に何のこだわりがあるわけでもなく、パンクの世界に啓示を受けた訳でもない。それは、アマを殺したのがシバさんかも知れないとわかっていても、彼から離れないことと同じ。ひたすら流されるように、何となく自分の居場所を適当なところで着地させていく。そんな生き方しかできないルイという女の子の空っぽぶりというのは、見るも無惨な代物なのです。だからこそ、痛みという感覚のみが彼女の生きる術となる。

そんなルイを吉高由里子はまさに体当たりで演じています。序盤はこの3人の存在感で引っ張れるのですが、後半はずいぶん失速してしまう。これが大変残念。蜷川監督は、もっと痛みを際立たせなければならなかった。舌ピアスのゲージの1ランクごとに、エピソードをつなげてゆく。そんな原作の大胆な換骨奪胎をしても良かったように思います。女性の心理描写が巧みであり、時に冷徹に女性を眺めることができる廣木隆一監督 なら、もっとうまく仕上げてくれたんじゃないだろうか。「ヴァイブレータ」や「赤目」で一躍寺島しのぶが脚光を浴びたような、そんな役回りを吉高由里子にもさせてあげてかった。惜しいです。

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バランスが悪いなあ・・・。ネタバレ

投稿日:2009/03/11 レビュアー:こんちゃん

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 吉高由里子の心意気が心にしみます(笑)
 原作は、金原ひとみの「芥川賞」受賞作。一度は読んでみたんですが、私の琴線に触れるものは無く、
「芥川賞も、ここまで堕ちたか・・・」
と暗澹とした気持ちになった小説です。選考委員の村上龍が絶賛したということですが、確かに昔の村上龍のような尖った感覚がありました。けれど、これは純文学ではなく「直木賞」に分類されるべきなのでは無いかと・・・。まあ、村上龍自体が、文壇の異端児っぽいところがありながら、今や文壇で重要なポジションにいることが、時代の変遷を感じるんですけどね。
 若者の活字離れを憂いて、なんとかしたいと考えたプロパガンダ選考ではないかと勘ぐってしまったのです(笑)
描写されるサブカルチャーに共感できないとか、そういう次元ではなく、文体としての完成度も何も無い、感性だけで綴った文章が評価されてしまうと言うことがどうも納得できなかったんですねえ。

 映画としてみると、今ひとつ踏み込みきれていないように思えます。蜷川幸雄は、さすがと思わせる面もあるのですが、
「やっぱり舞台の人なんだなあ」
と思います。冒頭とエンディングでの「無音の渋谷」をなめる映像は、普通の日常を生きる私たちと、異質な生活のルイやシバ、アマとをつなぐブリッジのようで面白いのですが、それ以外は「映画」と言うメディアが持つダイナミックさを表現し切れていないようです。舞台劇にしたほうがいいんじゃないかと思ってしまいますね。

 吉高由里子は、なかなか演技力もあって面白い女優さんだと思っているのですが(「あしたの、喜多善男」の宵町しのぶ役で、そう思いました)この作品ではヘタクソです。そういう演出をしているのだと思いますが、滑舌の悪さをなんとかしないと、この先厳しそうです。そんな彼女がナレーションをつけると、なんだか危うげな感じが先行してしまい、ストーリーに入り込めなくなっちゃうんですよね。
 あそこまですっぱりと脱いでくれると、すがすがしささえ感じて隠微なシーンも隠微でなくなってしまうと言う弊害がありますが、「女優」と言う仕事に対する彼女の覚悟は十分感じました(ガッキーや長澤まさみも、ちっとは見習いなさい!)
 この作品の話があった時に、
「胸小さいけど、いいですか」
と言ったそうですが、なかなかどうして立派な肢体ですよ。
 ARATAと高良健吾は、なかなか良かったですよ。特異な世界観の中でうごめく人間の虚無感だとか、無為性を上手に演じていたのですが、蜷川作品だからなのか、チョイ役で小栗旬、藤原達也、唐沢寿昭あたりが出てくると、そこでバランスが崩れちゃいますよね。

 主人公のルイに共感できないと言う声が多いようですが、当然です(笑) あんな女の子に共感できる人とはお付き合いしたくないですよ。ルイはアマでもシバでもなく、自分と共にいる誰かを大切に扱っている自分を愛しているのです。ただ、彼女の持っているというか感じている無常感・虚無感としたたかさがもっとうまく描写できていれば、映画としては成功したはずだと思うのですが、それも微妙です。

 シバがSと言う設定ですけど、あれじゃあせいぜいソフトSM程度でしょう。

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添え木

投稿日:2009/03/09 レビュアー:ビンス

本筋と関係ないことばかりが気になる。
吉高ちゃん、十代でこんなに大胆に脱いで大丈夫?
学校とか・・・色んなとこで好奇の目に晒されないのか?
なんでも監督の前で裸になって「アタシの体で大丈夫ですか?」って聞いたらしいですね。
でも相手が十代の女の子だと、絡むアラタとかもやりづらいんじゃないかなぁ・・・とか。
刺青の出来上がり方も初めて知りました。
刺青ってあういう風にして彫るんだ・・・・
ちゃんと下絵があって彫るんだなぁ。
ボクはてっきりスゴ腕の絵の上手な人が、下書きなしに彫るものだと思ってました。
だから「よくこんな上手に彫れるなぁ」と思ってたんですが。
刺青は興味があり、彫ってもらいたいとも思ったりしてましたが、一生もんだから中々踏ん切りがつきませんでした。
痛みには強いほうなので、それは大丈夫なんですけど、やっぱやめておこうと思います。キャラにも合ってないといわれるし。
アラタは宇宙人に見えます。
宇宙人、もしくは異星人。
不気味で、気持ち悪い。
あの顔の装飾も意味不明だけど、「スプリット・タン」とかもう理解不能です。
蜷川監督作品なので「お気に入り」の藤原竜也や小栗旬がチョイ琢で出てます。

この女の子は骨折してます。
心が骨折してる。
でもそのことに根本的に気付いてない。
で、痛みという名の添え木を当ててやると気付く。
生を実感する。
その添え木のおかげでようやく立てる。
ヒリヒリするのは生きてる証拠。
痛いから生きている・・・
原作読んでません。
ラストシーンの意味を感じれなかったボクのレビューは、終着点がみつからない・・・



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うぎゃあああ。ネタバレ

投稿日:2009/01/24 レビュアー:ぴよさん

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個人的な嗜好と言うか、思い方は、ひとまず脇に置いといてのレビュー。

原作小説を読んだ時に思ったのは、モチーフは現代的ながら、この外界との関係の希薄さは「昔の私小説」のようだなぁ、という感想。世界や価値観はこれ以上無い程に限定されているのに、文章は何も規定しないかのように、縛りが無く平面的。何事も言ってしまわないままに、流れてゆく様なユルサだ。思いとどまることに価値は無いとでも言いたげ。『限りなく透明に近いブルー』に通底するとの評もあったが、正直、こちらの方が「古い」と私は感じた。

見事に原作に忠実に脚色し、見事なまでに予想通りの映像化を果たしている。これをわざわざ蜷川幸雄が演出する意味が、あったのだろうか。極めて「無難」な映像なのだ。これだけ「異色」のストーリーを、これだけ普通っぽく撮るのは何なのだろう。これが狙いだったのだろうか? 唯一、作家として主張してみせたのが、最初と最後の渋谷の町を見回す視線だとしたら、何ともぜい弱な映像に思えるのだけど。

シバ(ARATA)アマ(高良健吾)ルイ(吉高由里子)共に、このストーリーの世界には、うまく乗っている。ARATAは、決して器用だとは思わないが、この役に限っては適役だった。こういう役の難しさは、あまりちゃんとした演技をしてしまうと「演技してる」感が浮き上がってしまうことだ。主役三人のセリフ回しの危うさが、この作品では活きたと思う。

ルイには、「未来」がまるでイメージ出来ていない。身体改造願望、それは最終的には自己破壊願望へと繋がっているのだろうか。家族連れや子供達を見て「こんな世界にいたくない、暗い世界で身を燃やしたい」と思うルイ。それが彼女の狭小な世界観なのだ。未来を見られない人の心は、負の磁力を帯びる。

だが捜索願を出す時、初めてアマの本名を知って、泣き笑いになるルイはいい。その一瞬だけ、彼女の本当の感情が露わになった様に見えた。「痛みによる生の実感」などより、よっぽど人間らしい、彼女らしい瞬間に見えたのだが。


いやもう、個人的にはピアス穴一つだってムリ。舌裂くなんて、うぎゃあああ、だ。口内炎一つで、あんだけ憂鬱になんのにっ。ああ、無理。


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