ビーストリー

「美女と野獣」をモチーフにしたアレックス・フリンの同名ファンタジー小説を映画化。
ルックス抜群の傲慢な高校生が、魔女の怒りをかい、醜い容姿に変えられてしまうという「美女と野獣」そのまんまなんですが、男性視点で描かれているのが面白いかな？と思いましたが、こんなに解りやすい物語も久しぶりでした。

カイル（アレックス・ペティファー）は「人間は外見が全て」と恥ずかしくて口にできないようなことを、環境委員長の選挙演説で言ったり、共に立候補したケンドラ（メアリー＝ケイト・オルセン）を侮辱したりするものだから、魔法をかけられます。
カイルは醜い顔に変えられてしまうのですが、スキンヘッドにタトゥー、金属を埋め込んだ姿は、これが醜いのか？って思ってしまいました。ハードロック系には結構いそうなタイプで、完成度が高いですよ。
もっと醜くなっても良かったと思います。

正直いうとヒロインは美女という感じには思えませんでした。
同級生リンディ（ヴァネッサ・ハジェンズ）は、悩みや葛藤などが普通の高校生で、どこにでもいそうな女の子。
カイルは反省しても全然変わってないような。その後は特にひねりもなく予想通りの展開を見せて、既に気分はどうでも良く全然盛り上がりませんでした。

『トワイライト』のようなＹＡ映画を「美女と野獣」でやってみましたという作品。
　舞台はハイスクール。鼻もちならないイケメンで金持ちの男子が魔女っ子をいじめたことで呪いをかけられ醜い姿になる。一年で誰かに好きといってもらわないと……というお話。
　ディズニーは知らないのでコクトーの映画をオリジナルと考えますが、野獣になったからファンタジーになっていた。ところが原題を舞台にした本作では、過剰なスカーフェイスというか、「ヘルレイザー」チックなパンク野郎というか、ようするに「アブナい人」。いっそその見た目通り、ギャングか麻薬ディーラーか殺人鬼になってしまえば面白かったのですが、中身はひ弱な男子のままで。引きこもって花なんか育てています。
　つまり驚きの一切ない、つまらない作品でした。どうして見ちゃったかなあ……20点。

美形は世の中に幾らでもいるけれど、それが役者になるかと言うとそうでもない
魔法で醜い姿になったというけれど　もともと顔立ちが端正で　全然見れる美形なビーストに
湖の別荘で手書きのラブレターを渡されるシーンや　最初自分の外見を怖がると思って
マスクを被っておどおどグミキャンディを持って行くシーン
女子には定番のストーリーです。絶対にアリ。
ストーリーがいまいちとか、展開がくさいとか、演技がもう一歩とか、関係ありません。

現代版「美女と野獣」ということです。

主演の2人は美男美女で目の保養にはなります。


容姿端麗の金持ち息子カイルが
ちょっと変わった女の子（魔女娘？）をいじめたために
魔法にかけられて、醜い姿になってしまう。

その魔法を解くには
1年以内に誰かと相思相愛にならなければならない。

ヒビがはいったようなその顔で果たして心をひらいてくれる女性と出会えるか。
そして愛されることができるか。

まあ、確かに現代版「美女と野獣」ですね。

だけどね・・・・・

なんかイマイチだったな・・・・

このビジュアルでラブストーリーってのがいいのかもしれないけど
私はどーもノレなかった。

他の方のレビューにもあるように、
あぶない男に見える。
だから、ちょっとくらいそんなエピソードも混ぜたり
思い切ってちょっとシリアス方面に向ってみたりとかするんじゃないか？
と途中からちょっと期待してみたんですが
なんてことない、ごくフツーのラブストーリー。
外見は醜くても愛せるか、ってことですね。

せっかく王道の物語にアレンジを加えるっていうんだから
なんか、こう・・・もう少しヒネリ的なものが欲しかったです。

残念・・・・

なんで、こんなもの借りちゃったのか、さっぱり検討が着かん。
これは、ＴＥＥＮの恋愛映画。
４０代の女が見る映画じゃないわぁ〜。
ネットサーフィンしながら、流し見。

８６分と、時間が短いので、途中リタイヤせずすんだ。