ミラル

ミラルの画像・ジャケット写真
ミラル / フリーダ・ピント
全体の平均評価点:
(5点満点)

8

  • DVD
ジャンル:

「ミラル」 の解説・あらすじ・ストーリー

「夜になるまえに」「潜水服は蝶の夢を見る」のジュリアン・シュナーベル監督が、イタリアで活躍するイスラエル出身の女性ジャーナリスト、ルーラ・ジブリールの自伝的小説を映画化したヒューマン・ドラマ。イスラエル占領下のパレスチナを舞台に、私財を投じて孤児たちのための学校を創設し生涯を教育に捧げた一人の女性の信念と、そこで学んだ少女の数奇な運命を中心に、イスラエルに生きる4人のアラブ人女性の過酷な人生とかすかな希望を力強いタッチで描き出す。主演は「シリアの花嫁」のヒアム・アッバスと「スラムドッグ$ミリオネア」のフリーダ・ピント、共演にウィレム・デフォー、ヴァネッサ・レッドグレーヴ。

「ミラル」 の作品情報

製作年: 2010年
製作国: フランス/インド/イタリア/イスラエル
原題: MIRAL

「ミラル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ミラルの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
112分 日本語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 ASBX4967 2012年05月25日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
19枚 1人 0人

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ユーザーレビュー:8件

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1〜 5件 / 全8件

道端に咲く、小さな赤い花ネタバレ

投稿日:2012/04/11 レビュアー:パープルローズ

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「潜水服は蝶の夢を見る」のジュリアン・シュナーベルが監督で、ヒアム・アッバスとフリーダ・ピントが共演ってことで、どうしても観たかった映画。

イスラエル建国の1948年から、オスロ合意の1993年までを生きる、パレスチナの4人の女性を描いた作品です。
シュナーベル監督はユダヤ系なのだそうですが、ユダヤ系の人がパレスチナ人の目線の物語の映画を作っているということに、まず驚きます。

物語の中心となるのは、ヒンドゥ(ヒアム・アッバス)とミラル(フリーダ・ピント)のふたりの女性。
建国直後のエルサレムで、孤児となった55人の子どもたちを保護したヒンドゥは、私財を投げ打って孤児たちのための学校を創設する。
そして30年後、紆余曲折の末に、ヒンドゥの学校に預けられることになったのがミラル。

冒頭で、「ミラルとは道端に咲いている小さな赤い花。きっとあなたもどこかで見たことがあるはず。」というミラルのナレーションがはいりますが、そんな道端の小さな花のように、激動の時代を力強く生きるミラルの姿を映画は追っています。

樹木を下からぐるっとなめるように撮ったカットとか、ある登場人物が雇い主(?)からレイプされる様子を揺れるベッドの鉄枠で表現したり、そのレイプされた女性の苦難をベリーダンサーとなった彼女の揺れる腹部で表したりしてるのは、シュナーベル監督ならでは、と感じました。

ミラルは、難民キャンプでのボランティアの経験を契機に、次第に反イスラエル運動に傾倒してゆきます。
そして運動のリーダーと恋仲になるのですが、その彼氏に「この本はおもしろいのよ。」と自然災害の写真を集めた本を見せます。
水害で水没した街、干上がった大地。そんなものが、紛争の土地で生きる人にとってはもの珍しく、「おもしろい」と感じるのだということが、軽くショックでした。
狭くて自然災害ばかりの小さな国だけど、単一民族で紛争のない日本は、彼らにはどう見えるのでしょうか。

40年以上にわたる生涯を演じるヒアム・アッバスも素晴らしいですし、フリーダ・ピントも美しさの中に力強さがあってよかったです。

子供たちが幸せに暮らせる紛争のない国を願ったヒンドゥの思いは、いつになれば実現するのでしょう。

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イスラエル建国の歴史

投稿日:2012/11/17 レビュアー:ロンリー火真西

イスラエルという国が建国され何が問題になっているのかがよくわかる映画です

ユダヤ人がイスラエルを自分たちの国だと宣言してから、ユダヤ・イスラエル人と原住民のパレスチナ人の民族闘争が始まりました

パレスチナ人たちを主人公とし、イスラエル人とパレスチナ人の戦争と和平交渉の時代の中、主人公の一人であるミラルの成長を描いています

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フリーダ・ピント

投稿日:2012/05/21 レビュアー:よふかし

 このジャケット写真はあまりこの映画の雰囲気を伝えていないと思う。『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベル監督だから、さまざまに工夫した映像と、カラフルでくっきりした色調が印象に残る。最近はわざと色をくすませた映像が流行りなので、美しい映像、というだけで嬉しくなってしまった。前作が想像力を縦横に働かせることができる素材で、ポップな演出もさまざまに繰り出されていたのに比べると、今回は重い。何しろパレスチナ問題を背景にした、女性たちの苦難の歴史である。随所でシュナーベルの遊び心、躍動する演出はみられるものの、あまり題材と相乗的にはならない。
 ミラルの母親ナディアの話は、今思い起こせば『灼熱の魂』のような話だ。あの映画にあまり僕が感動しなかったのは、この映画を先に観ていたせいかもしれない。
 ミラルを演じたフリーダ・ピントが実に美しい。『スラムドッグ$ミリオネア』のヒロイン、近頃はハリウッド大作にも登場しているけれど、本作とマイケル・ウィンターボトム版の『テス』、『トリシュナ』での薄倖な美しさはほんとうに魅力的だ。一方、フリーダ・ピントに比して、「親を亡くした子供たちの学園」をつくるヒアム・アッバスははまり役であり、かつ老婆メイクまで披露してくれるが、印象は薄い。
 というのは、この学園のあり方(非暴力)が現実に対してさほど有効ではないとしか描きようがないからだ。生真面目なシュナーベルは、この学園の歴史をドラマティックに演出しない。その結果、イスラエルの圧倒的な暴力の前に、学園は無力にしか見えない。ミラルが政治活動にのめり込んだり、ジャーナリズムに光を見いだすのもそれほど珍しいことではないが、彼女自身の若さ=未来がそこに息づいているのだ。
 映画はハリウッド的な単細胞な感動を避けている。それはパレスチナ問題の歴史と混迷を思えば誠実な態度だろうが、いくら監督のテクニックを用いても、感動的な映画に仕上げることは難しかった。
 結果、フリーダ・ピントの美しさを堪能する作品になったと思う。55点。

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パレスティナにも春を。

投稿日:2013/05/04 レビュアー:casey25

ホロコーストを経験したユダヤ人が現在パレスティナ人を迫害している。
この映画はパレスティナ側から見た迫害の実態を静かにしかし怒りをもって描きだす。イスラエル側は軍事大国で実質核武装している。パレスティナはユダヤ人の約束の地であるとし、それを正当化するユダヤ教の神学理論も充分整備している。ではキリスト以前はどうかという質問にも都合の良い説明しかしない。
一方で入植地を拡大し彼らの領土を広げている。
対するパレスティナ側はインティファーダでも武器は石ころだけだ。むしろ石ころで装甲車に立ち向かっているところを報道を通じて世界に流しいかに弾圧されているかをアピールしているように見える。
もはやこの土地がもともとだれのものかという議論は余り意味の無いもののように見える
今は両者の妥協を必要とする「政治問題」でありパワーゲームの真っただ中にある。
アラブ側もアラブの春後どうなるのか?米の中東政策の帰趨、シリアのアサド政権の将来、イスラエルを地図上から抹殺すると公言するイランの台頭など不透明な要素も多い。

この映画は実話に基づくものらしいが主人公ミラルの選んだジャーナリストの重要性は益々増してくると思われ、
ミラルの通った学校を作ったHINDUは本当に偉かった。
教育こそがパレスティナにとり最大の武器となり得るのだ。

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パレスチナから見た紛争や生き方。そしてきぼう

投稿日:2017/02/14 レビュアー:ムービードリンク

ミラル

1948年イスラエル建国宣言の1カ月前のエルサレム。 実話

ユダヤ民兵組織に親を殺された子供55人を引取り施設を作った女性。

親戚の性的虐待から逃げた女。ある日ユダヤ人を、殴った罪で半年刑務所に行く事になった。
出所後刑務所で知り合った看護婦の兄と結婚しミラルと言う子供を産む。

母親は刑務所や生い立ちのトラウマで精神的に立ち直れず自殺。

父親は孤児の施設に自分の子ミラルを預ける。

その後(1987年)のミラルの行動を史劇と共に描く!

・76点。ほとんど知らなかった人種の争い。
パレスチナ人の目から見た紛争と生き方を見せてくれます。

・割と仲良くしていたユダヤ人とパレスチナ人。
しかし、各国の通り道、利便か良いなどの理由から人が集まり、宗教も増え、国取りの戦争や他国の加入で乱れる民間人。他国の加入をキッカケにユダヤ人とパレスチナ人の関係か悪化していく。(憎しみや偏見が増えていき戻るとは到底思えない状況ですね)

・殺された親の子を集め学校を作る。
この教育などが無かったらパレスチナ人の居場所はさらに悪化して行ったのではないでしょうか?★彡きっとこれから先少しづつ分かり合える日がくる事を祈ります。

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