２５年目のキス

　ラブ・コメ王道作品。でもちょっと設定に強引さがあるところが難点でしょうか。説教くさいラブ・コメは引くとは思うのですが本作は落とし込みどころが若干不明瞭なのでラストシーンに重さが感じられなくなってしまっています。仕事と愛情、友情と実利などなどテーマは散見されるのですが、いずれも突込みが浅いのです。やはり何かを失って本当に大事なものを手に入れるみたいなものが無いとカタルシスが無いですね。せっかく社会派的なテーマも盛り込んでいるんですからもう少し芯を作っても良かったのではと思います。
　とおっさんがラブ・コメなんか観るから能書きをたれてしまいましたが気楽に見る分には楽しい映画だと思います。脇役にジェシカ・アルバなんかが出ていたりします。個人的にはもてないガリ勉タイプのリーリー・ソビエスキーが一番可愛いと思いましたが・・・。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

25歳が17歳になりきり、高校へ潜入取材をするお話。

主人公は勿論ドリューバリモア♪

彼女の高校生時代は散々な物だった。
いわゆるいじめられっこでダサイと呼ばれる生徒
この潜入取材で高校生時代を取り戻す！（？）

弟の手を借り、どんどんイケてる生徒になるドリュー
彼女は高校生活を楽しんでいたけど、これは仕事。
優しくしてくれた友人と離れ、イケイケ軍団と仲良くする。
心優しい先生に目を付けた会社側が、教師ネタを書けと・・・
戸惑うドリュー
そして、プロムの日、事件は起こる
先生とダンスを踊っている最中に、先生が話があるという
ドリューも話があると・・・
その時、優しくしてくれた友人に悪戯をしようとしている生徒を
発見したドリューは、止めに入る。
そこで自分の事を全て暴露してしまった

先生は前の気持ちには戻れないと去っていってしまい、
会社では他社に侵入取材を取り上げられ、上司はカンカンｗ
が、ドリューは自分の気持ちを正直に記事に書いた
これまで感じてきた事を全て素直に書きあげた
そして最後に先生への気持ちも。。。

5分だけ先生を待つドリュー
5分経過。先生は来ない。。。
が、その時戦線の姿が！！！
ドリューの元へ駆け寄る先生、そして25年目のキス。。。キャ。


出来過ぎっちゃー出来過ぎですが、それがどうした文句があるかｗ
幸せならば良いじゃ無いか！って感じです！！！

これ以上無いってくらいの感動のハッピーエンド♪
そうこなくっちゃ♪待ってましたのドリューの満面の笑み。

ドリューきゃわゆいな〜〜〜♪
今月はドリューのキスシリーズ（別にシリーズでは無いけどｗ）
をあと2本上位に入れてる♪
たまにはこういうかいらしい映画も見ないと女って事を忘れそうで
怖いですわｗｗｗ
　
　§*≧з≦) ぷっ!

ドリューも魅力いっぱい
高校時代のドリューは・・・ヤバイくらいイケてません・・・
私もしてたんですよね〜、歯の矯正ｗ
あれは見た目に凄くイケてないし、食べ物があちこちに挟まって
大っ嫌いでしたｗｗｗ　あんまり嫌だったので、自力で取ったら、
母親に偉い剣幕で怒鳴りつけられたｗ
「一体なんぼしたとおもてんのーーーｗほんまにこの子はーーーーｗ」
と・・・・ｗ　だって嫌だったんだもーんｗ
しかし、即効又矯正・・・矯正を強制・・・（ダダすべり・・・ｗ）
が、ドリューはシンデレラの如く変身しちゃいました♪
ちょっと歩き方なんかがイケて無かったりするけど、そこはお愛敬♪

安心して見てられるハッピーシンデレラストーリー♪

是非♪




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　pokorou♪

「２番目のキス」のラストシーンでこの映画を思い出して、見直してみました。結論からいうと、私は「２番目のキス」の方が断然好きです。ラストの設定が似ているというだけで、中身も感動の度合いも全く違いました。

たとえ地方紙といえども、「高校潜入レポート」なんて幼稚な企画をやるのか？というのがまず疑問。そして主人公のジョージーの書いたレポートが彼氏への求愛が目的で、こんなレポートを新聞に載せてそれを読者が喜んで読むとはとても思えない。とにかくこの設定が非現実的。

さらにここに描かれている高校生活が完全な階層社会で、かなり恐ろしい。勉強はできるけど見た目はパッとしない子のグループと見た目がよくて人気者のグループとは、決して交わることはない。リンジー・ローハンの「ミーンガールズ」の世界と似ています。
geekと言われて惨めな高校生活を過ごした主人公のジョージーが、「やり直したい」と思う気持ちはわかるけど、ちょっとしたきっかけで人気者になってしまうと、最初に自分に声をかけてくれた優等生グループのことなんてすっかり忘れてしまうところも、「それでいいのか？」と言いたくなってしまった。
ただし、ジョージーが「世の中広いのよ！学校だけが全てじゃないのよ！」とよびかけるところはいいですね。私はどうしても親の視線でみてしまうけど、中高生がみるともっと共感できるのかも。

約１０年ぶりに再鑑賞したら、前より面白いと感じました。
単純に年齢を重ねて、高校時代から離れていっているということもあるんでしょうか。このスタンダードなアメリカンハイスクールの設定がとてもバカバカしくて大好きなのでこの映画はまさにストライクゾーン。
今でもアメリカンハイスクールってこれと大差ないようなことが起こってるのでしょうか。日本からすればアメリカンハイのこの設定なんてファンタジー以外の何物でもないのでリアリティは求めてません。
これがホントに現実的な設定なら、それはそれで驚きです。
主人公はオンボロ車、イケメンでも性格ブスな学園のヒーロー、取り巻きの外見だけのアホウなオンナたち、いかにもアメリカンないじめ、冴えない主人公がハッピー（性格もステキな美男or美女）を手にする、こうした色んな学園ラブコメディの設定を確実に押さえてます。
そしてこの作品にはドリューがうってつけでしょう。
カワイイとブスのふり幅がかなり大きいです。チャーミングさに痛々しさが同居した・・・そしてその痛々しさが魅力になりえる数少ない女優。人並み外れた美しさという感じではないドリューの魅力はやはりチャーミングさだと思います。
あの笑顔やポッチャリ体系、マリファナ入りのケーキを食べた後のダンス（特におしりをスパンキンしながらなのでサイコー）、潜入初日の衣装など、ドリューの魅力は全開です。かと思えばブスだった頃のなんと痛々しいことか・・・なのにポジティブだから余計痛々しい・・・その後の展開を思うと胸が痛い・・・というシーンがいくつもありました。
その極めつけがプロムの待ち合わせシーンですね。
卵まみれになったドリュー・・・それでも親に気づかれまいとその場を足早に立ち去るドリュー・・・こうした高校時代の忘れたい過去がラストまでの強烈な「溜め」となり最後に幸せな爆発を起こします。

先生は単純に新聞に気づくのが遅れて、遅刻してしまったのかな？
そうじゃなければ中々ニクい演出ですね。
制限時間５分のところを時間内に現れないで、一旦気持ちをダウンさせといて、登場・・・ダウンしてるもんだから気持ちのふり幅は、時間以内に来て欲しいと待ってる時以上に・・・喜び倍増＆本当のキスとなりました。バナナマンの設楽さんに言わせれば「チョロキュー理論」になります、これ。一度下げといて、その下げた分を利用する。
いや、映画全体が「チョロキュー理論」にあてはまりますね。
因みに日村さんは「モロキュー」理論・・・味噌つければ何でもおいしい・・・映画とは全く関係ありません。

頭カラッポ＆ルックスだけのバービーちゃん３人組のなかにジェシカ・アルバがいました。ビックリです。最初に観たときは全く気づかなかった・・・というよりまだ有名じゃなかった・・・今回もラストあたりまで全く気づかず。気づいたときは思わず「ワっ！」と言ってしまいました。

キュート＆チャーミング、それでいて笑いのキレも抜群♪
男性も女性も根強いファンが後を絶たない
かつて天才子役と言われたドリュー嬢

邦題のイタズラか、キスシリーズとして名を連ねる本作ですが
失われた学生時代を取り戻すっていうのが
実際の彼女の私生活とオーバーラップしましたね〜

コメディなんだけど
もちろんここでのドリューもスベリ知らずで面白いけど
学園の人気者になっていくプロセスが、イマイチだけどｗ
でも
でも
青春を取り戻そうとする姿！
彼女でなければいけない作品ですね、これは♪

私にとっては
唯一のキスシーンもどうでもよくなるくらいの、ちょっと異色のシンデレラストーリー！？

確かに他作と比べるとちょっとポチャってるドリューだけど
活き活きとした彼女の表情は、何よりも素敵でした☆

そして、なんとクラスメイトにジェームズ・フランコが！
ちょっと得した気分♪