最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜

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10年前の心臓の大手術で生き長らえている俺様キャラ炸裂のスター☆トッコ・ジン（チャ・スンウォン）の強烈な個性にはずっと笑わせられました。
特に前半のセバキのクイズに参加して、我を忘れるトッコ・ジンには超大受けで、このドラマにはそんなトッコ・ジンの強烈な側面がいろんなシーンでコミカルに演じられるチャ・スンウォンさんに
これがあの、チャ・スンウォンさんかと目を疑いたくなるほどの衝撃でした。
まかり間違えば変人ともとれるこのキャラを受け入れられればどんどんトッコ・ジンワールドを堪能できると思いますよ。
そしてそんなキャラとどうしても繋がらないのが心臓を患ってるということ。。。
それでも守り抜こうとしたエジョンへの愛に後半は涙涙で泣かされてしまいます。

ユン・ゲサンさんやユ・インナさんも恋敵としてはユルキャラだったので主役の二人にすっかり掻き消させれそうなくらいでした。
それほどトッコ・ジンとク・エジョンが私に見せてくれる数々のエピソードが印象的で笑えて泣いて、微笑ましかった。
安全値の心拍数6090を乱すエジョンにずっとずっと恋してマインドコントロールできなくなるトッコ・ジンのアタフタぶりや目も当てられない嫉妬の数々・・・その大人げなさを軽快に演じてました。

ちょっとネタバレ。。。私が大好きなシーンはトッコ・ジンが捨てられなかったバラの一片の花びら。
ハンカチで家に持ち帰って開いてみるとそこには赤いハート。
バラの花びらがハンカチの中でハートになるなんて、なんて心憎いばかりの演出！とのけぞってしまいました。うなっちゃいましたよ、まったく。。。

処刑できなかった最後のジャガイモにしてもそう。。。芽から葉がでて、それを大切に育てるトッコ・ジンの可愛さ、
エジョンの目の前を車で通り過ぎる時、これ見よがしに超スローで車を動かしながら顔は１２０キロのスピードで走行してるかのようなアクション！
もう大爆笑でしたーー
克服〜や充電キスなど発するセリフもいっぱい話題に上りましたよね。
車の窓からの充電キスは、『私たち結婚しました』でニックンとビクトリアが再現！
車の窓からチャ・スンウォンさんはすっと出てたけど、ニックンは窓から出れなくて、つっかえてましたけど（笑）
エジョン曰く、スンウォンさんも野獣体型なはずなんですが、どうやってあんなに上手く出れるのか・・・
ニックンにも教えてあげてくださいな〜

自己陶酔の究極のナルシスト魔王トッコ・ジンに魅せられること間違いないでしょう・・・
裏表ありありで性悪な彼、マネージャーのジェソク（イム・ジギュ）をこき使ってたけど、ジェソクは今回も愉快キャラで可笑しかったですよね。
ジェソクという名前は最初は違ってけど、チャ・スンウォンさんのマネージャーがジェソクでスンウォンさんが間違ったため、ジェソクに変更されました。
また、このトッコ・ジンを上手くサポートされてたのはコン・ヒョジンさん。。。
彼女の上手さがあってこそのトッコ・ジンと思えました。
国宝少女として一世風靡しながら、突然の解散によって囁かれる不仲説。。。そのすべての原因を自分が口をつぐむ事でメンバーを守ってきたエジョン。
心無いネットユーザーたちに好感度ゼロのレッテルをはられ、それでも細々と芸能生活を続けてきました。
それしかできないし、家族を養うためにはそうするしかなかったんだよね。
トッコからの熱烈なアプローチにも私はときめかないとバッサリ！お前ごときにオレはふられるのかと言わしめたエジョンも控えめでとても可愛いキャラでした。

この主役のふたりのドラマではありましたが、サブキャストにも楽しませてもらったし、とくにティントンの涙や妙に場を察する彼も楽しくて、ティントンと接することで他では見れないトッコ・ジンの人間味を見せられ親近感がどんどん沸くのです。
トッコ・ジンの寂しい病院で過ごす子供時代や彼の夢などティントンがトッコ・ジンの心の中を見せてくれて、二人の仲を取り持つ立役者でした。

さらにホン姉妹にゆかりのある人たちのカメオ出演にもワクワク！
このトッコ・ジン役、最初はイ・スンギくんが候補だったらしいけど、ドラマ中にミニトッコジンのようなキャラ☆イ・スンギとして登場。
スカーフのエピソードも可笑しかったですね。
スカーフはエジョンともトッコ・ジンはかぶってましたが、このスカーフ、たしか『逆転の女王』のク本部長パク･シフさんが首に巻いてたものと色は違えど同じ柄でした。
他にも、パク・シヨンさんや５dollsキム･ナムギルさんの顔も〜
このドラマはサントラも絶品で、耳に残る素敵な曲ばかりでした。さらにバックの音楽にもわかる人はわかる、遊び心が感じられる選曲でした。

今までたくさんの韓流ラブコメみてきましたが、この作品はかなり上位にくいこみます。
第一話は「？」って感じで、主人公のトッコジンのオレ様ぷりにイラつきましたが、ニ話目からはもう
あのキャラに一気にひきこまれました。
笑えて泣けて、ちょっと切なくて、胸キュン間違いなしです。
ホン姉妹の脚本は、やはり素晴らしい。
オススメです。

ホン姉妹の脚本はほんとに盛り上げ方がうまい。
前作「僕の彼女は九尾狐」、ちんたら視聴していたけど、最後になっての盛り上がりは何だ！
もう、シャッキ〜ン！背筋ピーン！となって身を乗り出した記憶があります。

心臓手術がクライマックスなのかな？と思っていた・・
いや〜、それ以上の感動が待っていたとは・・ここで、涙、涙涙涙でした。
トッコの愛は、屈辱的な愛から始まり、平均、最高を経て、究極まで達した瞬間で、ホン姉妹に降参でした。

ユン・ゲサン君が久しぶりに良かったから癒し系のピルジュさんの方を応援していたけど、
あれを見せられちゃあ〜、あー、あー、、、、あきらめるしかないよね。
これ、カン・セリが良かったら、お前たち一緒になれよと慰めたかったけど・・
イ・ユンナは準主役級だと脇役やっていたときほど存在感がない！このドラマ一人きり減点。
ピルジュさん、一生ひとりで生きてね！

ティントンも良かった。トッコの勝利は、ティントンを味方につけたこと。
エジョンの家族も友達もみんなピルジュさんの味方だったけど、
この子ひとりにはかなわなかったっていうこと。
ティントン少年、セリフがないところもしっかり演技していた。関心、関心。
頭の良さを感じて、なお子供らしもめちゃめちゃあって、おかっぱ頭がとても似合う子役でした。

この作品、最初からツボ。
トッコ・ジンが降りたテレビ番組にライバルのキム・ナムギルが出演。
視聴率悪いと聞いて、ガッハッハッハッ〜とトッコが大喜びし、映し出されたのが「善徳女王」のピダム。
うっうっうう、視聴率４５％ドラマだぞ！おまけにナムギル氏の人気は最高だったんだぞ
以降、こんな感じのシーンが満載。何度も大笑いさせて頂きました。

ずい分前に観終えた作品だけど、今、何が良かったかというと――
性格は全然違うけど、トッコ・ジンもピルジュさんも、ネットの書き込みや人の噂よる最悪なエジョンの人間像より、
自分で見て感じたエジョンの人となりを信じたことです。
私もそうでありたい！

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ホン姉妹の脚本で、「チャ・スンウォン」と「コン・ヒョジン」主演なら、さすがにコケナイだろうと思われ、実際、予想通り面白く見ることができました。
秀作ドラマ「シティホール」を見た人は、やっぱり「チャ・スンウォン」らしいなと思うだろうし、ヒットドラマ「パスタ」を見た人なら、今度はもうちょっと強気な女を演じたのねと「コン・ヒョジン」に感じるだろう。
だから、これを見て損することはありませんが、前出２ドラマがあまり好きじゃないと感じた人は、あまり期待しすぎないほうがいい。
ボサボサ頭でむさくるしい役も上手な「チャ・スンウォン」だけれど、とにかくスタイル抜群。濃さは相変わらずです。
しかし独裁者的な男が、冴えない女（中身は十分チャーミングなのだが、、）になぜかぞっこんになって、本気で愛してって役は、もうしばらくお休みしていいかな。

　最終話まで見ました。今までに見たドラマのなかでも最高ではないかと思います。演じている役者さんの好き嫌いが全然気にならないどころか、主演のふたりは全くすばらしいと言うほかありません。

　皮肉と風刺のきいたコメディとしても、一途でまっすぐな愛を描いたラブストーリーとしても、またハートウォーミングなヒューマンドラマとしても上質で、そのすべてがバランスよくミックスされ、まさに笑って泣いて感動するドラマとなっています。

　最終話がもの足りないドラマが多いなかで、最後にヒロインの幸福そうな若奥様ぶりや、トッコジンのやんちゃな男の子のようなパパぶりまで描いてくれて、嬉しいです。

　最初から最後までトッコジンのひたむきで無垢な愛が美しい。