ウィンターズ・ボーン

ウィンターズ・ボーンの画像・ジャケット写真
ウィンターズ・ボーン / ジェニファー・ローレンス
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(5点満点)

51

  • DVD
ジャンル:

「ウィンターズ・ボーン」 の解説・あらすじ・ストーリー

サンダンス映画祭でのグランプリ受賞をはじめ各地の映画祭で評判を呼んだインディーズ系クライム・ヒューマン・ドラマ。残された家族を守るため、行方不明となった父を捜して危険な裏社会へと足を踏み入れていく少女の姿を描く。主演はハリウッド期待の新星、「あの日、欲望の大地で」のジェニファー・ローレンス。監督はこれが長編2作目の新鋭デブラ・グラニック。ミズーリ州の貧しい寒村で病気の母と幼い妹弟と暮らす17歳の少女、リー。とうの昔に家を出ていた父が、自宅を保釈金の担保にしたまま失踪してしまい、自宅差し押さえの窮地に陥っていた。そこで彼女は、自ら父を裁判所へ出頭させるため、その行方を追って危険な裏社会へと乗り込んでいくが…。

「ウィンターズ・ボーン」 の作品情報

製作年: 2010年
製作国: アメリカ
原題: WINTER’S BONE

「ウィンターズ・ボーン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ウィンターズ・ボーンの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
100分 日本語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 10DRJ20594 2012年04月03日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
56枚 0人 1人

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ユーザーレビュー:51件

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家族を守るために大人世界に放り込まれた少女

投稿日:2012/03/22 レビュアー:ミルクチョコ

2010年のサンダンス映画祭で、グランプリと脚本賞を受賞したそうですが、そういえば「フローズンリバー」に似たところがあるなぁと思って見ていましたが、インディーズでどちらも低予算、貧困地区の寒い地方で女性が逞しいと通じるものがありますね。

ミズリー州の山間部の村で、音信不通の麻薬ディーラーの父と、情緒不安定の母と幼い弟妹の面倒をひとりで見ているリー(ジェニファー・ロレンス)。
彼女は保安官から、家と森を担保に保釈された父親が失踪した。出廷しなければ、家と森を没収されることを知った彼女は、逃亡中の父の消息を懸命に追います。

しかし村人の口は固くアメリカの田舎の貧困ぶりが強烈で、景色も寒いけれど現実も寒すぎて、心まで凍てつくような映画でした。
リーは17歳にして重い現実と向き合わざるを得ません。周りの大人はロクでもない半端者ばかり。誰も協力してくれないばかりか、邪魔をし嫌がらせまでする始末です。しかも親戚にリンチに合うなんてどこまで荒んでいるのか可哀相で仕方がなかったです。
しかし彼女はどこまでもくじけず健気に立ち上がる強さがかえって痛々しいです。

寒村であるがゆえに見えない掟に縛られている社会。荒んだ大人の中で、凛として生きていく彼女の姿に胸が熱くなってしまいました。
アメリカのムラ社会の閉鎖性と陰湿さに驚きました。村の掟の中に踏み込んで、大人の仲間入りをする姿はすさましいものを感じずにはいられません。
これでもアメリカなのかと疑いたくなります。むしろ閉塞感に満ちたアメリカの希望と取った方が良いのかもしれません。
殺しの場面も死体も一切出て来ませんが、サスペンスとしても謎解きも、十分楽しめました。
ジェニファー・ロレンスの抑えた演技の中に光るものがあるように思えます。
救いが無いようで、見終わった後にそれでも何か感じるものが生まれる不思議な映画です。


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ささやかな冬の贈り物

投稿日:2012/04/30 レビュアー:まみもぉ

生みの親より育ての親…以上に育つ環境、と思います。自覚しています。
これ観ながらまた、そう思いました。

主人公の17歳の女の子。素直でいい子…。
優しくて思いやりのある明るいしっかりした、
笑えばその笑顔が幼い妹と同じ、愛らしい女の子が、
大切な家族を守るためにがんばるお話し でした。

米国は私の”広い”という感覚が及ばないほど広いのだろうなと思います。
欧州にも他民族国家、たくさんありますが、より広さを感じるのは、
米国は人が住める土地が広大であるゆえと思います。
舞台はミズーリ州南部のオザーク山脈の小さな村。
今現在も同様の生活が営まれているのでしょう。
その自然環境からでしょうか、腰回りのしっかりした女達。
歩く姿がたくましい。

ジェニファー・ローレンス。新人ながらすでに演技派女優の風格。
楽しみな女優さんです。
彼女の眉間の皺…見惚れてしまいました。
若い張りのある肌のその皺の演技に目が釘付け。
ジョン・ホークス、いろんな男優さんの雰囲気があって、
幼い兄妹に育ててごらんと小さな命を渡すシーンの表情などとてもよかったです。

字幕では漢字でなく「オキテ」とカタカナで訳されていたこの言葉が一番、寒々しかったです。
この言葉のもと、これに従い、これを守ることによって厳しい自然の中で生活できている人々。
”ボーン”って直訳、”骨”ですけど、”ちょっとした贈り物”という意味もあるそうで、
そのタイトルからも、根のある土着人の逞しさ冷酷さ暖かさが伝わってきました。
悪役がいなかったせいかもしれません。

カントリーミュージックの原型となったと言われるヒルドリーの民謡のひとつ「ミズリーワルツ」。
少なすぎる(ほとんどない)音楽ゆえ、バンジョーで奏でられるこの唄が効果的でした。
アシュリーの弾くバンジョーが一番よかった。


げっ歯類の好きなこともあって、
リスの解体は特に目に焼きついてしまいました。
種子の脂肪分多い彼らの肉は少量でも美味しい。
ですが、容姿がかわいすぎ…。
我が家にはげっ歯類が三種類いますが、
ここに指を入れて、こう引っ張るとずるっと剥けて…
腹を撫でながら、柔らかい腹の毛の下にはもっと柔シィな肉が…。
そんな食欲をはぐらかすためにこんなかわいい顔してるんだろうな、
エンドロールラストの可愛らしさこの上ないアシュリーの笑顔同様、
良心の呵責を誘うのも生き残る術なんだ と、
作品の主旨とは違うところでとても納得してしまいました。


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評価高いんだなあ・・

投稿日:2012/04/09 レビュアー:さむこ

ボーンって、「生まれる」かと思ったら「骨」のほうか〜。
見る前からあの冬の暗いパッケージに楽しめるか不安だったけど、この女優さんが見てみたいのとアカデミーで話題になってたのでレンタル。

う、久し振りにこんなに映画を見て眠くなった。
冬の話って、どうも静かで・・。

これが「プラダの悪魔」とか、ニューヨークに住む女の子の恋愛物なんかと同じ国の同じ時代の話かと疑うくらい違う世界。
ほんとみなさんおっしゃるとおり、「フローズン・リバー」と似た状況。

どうしてこれがこんなに評価が高いのかよくわからない。
映画好きの人に揃って絶賛されてるのが理解できないと、なんか自分の経験値が足りないような気がしてくる。
楽しめなくて残念です。

ジェニファー・ローレンスはニコラス・ホルトと交際中?
完璧すぎる・・。

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出口の無い現実の中で必死に生きる人々の姿

投稿日:2012/02/02 レビュアー:KASPAR

1月2日に初詣ついでに(いや、初詣のほうがついでか!?)冬に観ずにどうすんねん映画
『ウィンターズボーン』を観てきました♪(一緒に50/50と宇宙人ポールも見た!)

素晴らしい!
お正月気分も吹き飛ぶ、おもーーい傑作でした←

一級のサスペンス映画であり、一級のハードボイルド(ノワール)映画でありながら、
その(娯楽映画の)側面は、実は映画の推進力の為だけに存在するに過ぎず、
観終わった後突きつけられるのは、出口の無い現実の中で必死に生きる人々の姿。

そして、現実に、この社会が現代社会の中に存在するという事実。

一級の社会派映画が一級の娯楽映画として成立しているというこの凄さはどーよ!?

なんなんだこの作品は?
なんなんだこの監督は?

内容については、フローズンリバーが引き合いに出される映画ではあるけど、
映画的にはルメットが70年代に立て続けに撮り上げた、極上の社会派娯楽映画群を思い出した!!!
(あ、リアルタイムで経験はして無いけど、知識として知ってる「セルピコ」とか「狼たちの午後」とかの社会派娯楽映画)

つい最近みた「灼熱の魂」も、同系列の傑作やったけど、この手の作品は、何もかもが濃密に詰め込まれてるんで、
どないもこないもレビューできないっすね←逃げやろ!

全てがつまっとる傑作っちゅーやつです♪
なので、とりあえず観ましょう!っつーことで、勿論オススメっすね♪

個人的満足度 80点! オススメ度 80点!

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無題

投稿日:2012/06/12 レビュアー:ロンリー火真西

特に派手な事件はないので長い100分ですが、飽きない100分でした
出演しているキャラクターが全て魅力的で、牧歌的な田舎の雰囲気ながら、主人公リーの父親の失踪を巡りどこか緊張感があるので飽きません

舞台はアメリカの田舎町で誰もが住人の名前や素性を知っていながら「おきて」があって、お互いにあまり余計な干渉はしません
よくあるスプラッタホラーでバカンスにきた大学生たちが基地外家族に虐殺される設定で使われるような田舎町です

リーは17歳でありながら、6歳の弟と2歳の妹と病気の母親の面倒を見なくてはならず、家と家族を守るために犯罪を犯して失踪した父親を捜し歩きますが、村人の口は堅く、堅い口をこじ開けるために危ない橋を渡ることになります

俳優さんの演技がとても自然で女優たちもほとんどすっぴんなので、とてもリアルに感じました
画の取り方が庭の木馬のショットを入れたりと牧歌的で生活感も出ているので映画が余計にリアルに感じられます

危ない橋を渡りながらも、さりげなく優しく余計な干渉をせずにリーを助けてくれる村人や叔父などに安心感を覚えました

お金欲しさに入隊しようと軍隊の面接に行ったリーと面接官の会話が個人的に印象的で、あの面接でリーは自分の今やるべきことがはっきり見えたのではないかと思います

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