鋼の錬金術師　嘆きの丘の聖なる星

あまり期待はしてなかったけど、けっこう楽しめて良かったです。
オリジナルキャラもちゃんと原作者の画風なので違和感もなかった。
ナルト映画は、監督画風の気持ち悪い悪役キャラが嫌だったので、
原作ファンが馴染めるような作品作りの姿勢に好感持てます。
ただ、他の方も指摘されてますが、主人公たちの影が薄いのが残念でした。
マスタング大佐、ホークアイ中尉はオマケ扱いだし、兄弟の活躍も派手な
アクションがメインでした。錬金術や禁忌の説明もあまりないので、初めて
ハガレンを観た娘から質問攻めに合いながら、鑑賞(笑　仕方がないけどね。
あと、残酷なシーンもチラホラあるので小学生低学年以下には向かないかも。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

列車アクションとかなかなかに面白い。
手堅いところでアニメーションがすごいのがボンズだなーとか思ったりして。

洞窟のマンションが印象的。
錬金術とか賢者の石とか世界観すごく好きなんだよねえ。

ストーリーも面白いねえ。
ここでもボンズの手堅さが光ってる感じがする。

何が正義なのかというのも面白いね。
手の形というのがすごく印象的。

お勧め作品。

お馴染、漫画でもＴＶでもヒットした人気作の「アナザー・ストーリー」的な作品です。

ストーリーも程良く練られていましたし、まずまず面白かった。

ただ・・・

どうしても映画化するのなら「プラスα」を求めちゃうんですね。私は。
ぶっちゃけ今回の作品なら映画化した意味があるのか、少々疑問です。

先述のようにストーリーは面白かったのですが、アニメとしては肝心の「絵」が残念。

過去、ＴＶシリーズのヒット作を映画化した場合、「動き」「細やかさ」「滑らかさ」等、アニメーションの命である
「絵」がほぼ必ずブラッシュアップされていましたが、今回の作品では、残念ながらそれを感じる事ができませんでした。

むしろ、私の印象ではＴＶシリーズの方がよっぽど「動いて」いました。

これは致命的です。

今回の評価
キャスト（声優）：★★★★☆
演出：★★★☆☆
脚本：★★★★☆
尺：★★★☆☆
映像：★★☆☆☆


総合：★★★☆☆

あと、他の方も書かれていましたがエルリック兄妹以外のメンツ（マスタング大佐、ホークアイ中尉、ウィンリィ等）が
殆ど「顔見世」程度でしか描かれていなかったのは残念。

あと、原作を読んでいる若しくはＴＶシリーズを見ている人以外は面白くないと思います。

人体錬成とは？そしてそれを犯した「禁忌」とは？等価交換の原則とは？そもそも錬金術師とは？
これらが全く説明されていませんので。

その意味では「見る人を選ぶ作品」でしょう。

ただ、これをきっかけに？原作を読んだりＴＶシリーズのＤＶＤを見たりする人が増えてくれれば・・・
素晴らしい作品ですから。

蛇足だろうなと思って期待せず見たら予想外に良かった。
ストーリーもよく練られてたと思う（核心が多少バレバレだったけど）。
何よりキャラ設定が良くカッコ良かった。
ただ、映画オリジナルキャラクターが良かった分、主人公達の活躍が薄かったのが残念。
もっと主人公達にもスッキリする派手な見せ場が欲しかったなと言う事で☆−1

テレビで放映された本編、または原作漫画、いずれも見ていなくても、十分楽しめる構成になっています。
ただ、個人的には、作画が気になりました。多分、スタッフが違うからなのだと思いますが、キャラクター、特にエドの顔が、微妙に違って見えました。テレビシリーズや以前の劇場版を見ている人は、やはり気になったのではないでしょうか。
それ以外は、ストーリーもアクションも、とても面白かったです。