結婚って、幸せですか

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人もうらやむ幸せな家庭が小悪魔の出現によって崩壊するといったお話は、昔よくあったお話ですが、最近は昼メロでさえも見かけなくなって来ています。
台湾で、この古典ドラマがなぜ熱狂的な指示を受けたのか？
期待しての視聴でした。

アンジェン（ソニヤ・スイ）は専業主婦。決して裕福ではないルイファン（ウェン・シェンハオ）と結婚して１０年。
幼い娘がいて、今では家も高級車もあり、ルイファンも副社長候補までなるほど成功した。
アンジェンは夫の実家のお世話や家族を大事にし、夫が仕事に専念できる環境を作ってきた。
主婦としては、自分よりまず旦那というタイプ。

アメリカからアンジェンの従妹ウェイエン（アマンダ・ジュー）がやってくる。両親の離婚で深く傷ついているウェイエンをほっとけなくて、面倒を見ることになる。
ウェイエンはアンジェンとは見た目も性格も正反対の女の子。頭の回転が速く、度胸もあり、身勝手、自由奔放だ。
ルイファンはこのタイプに弱かったのね。家でも会社でも一緒にいるうちに、彼女から目が離せなくなってまう。
ウェイエンも会社でも家庭でも完璧なルイファンにあこがれ、やがてお互いの気持ちが抑えなくなり密会を重ねるようになっていく。

ウェイエン役の女優さん、おかっぱ頭で子供っぽくて、とても良かったですよ。スラリとした美人女優のソニア・スイとは見た目も対照的でした。
でも、視聴者としては１０話過ぎのここいらまで、う〜ん・・・耐えどころでしたが。

ルイファンの心が完全にウェイエンに行き、アンジェンに怒鳴るようなってからがこのドラマの見せ所でした。アンジェンは意味がわからない。
ルイファンの同僚で元カノのキャリアウーマンに夫の浮気の心配しかやることがないのか、夢はないのかとバカにされ、黙ってしまうアンジェンですが、彼女は家庭が一番。
夫と共に年を重ねていくのが夢。それのどこが悪いのかな？個人的には。

夫婦の衝突が何度かありますが、それに魅入られます。泣くしかないアンジェンが可哀想過ぎます。
男と女の違い、永遠の家庭内テーマなのかもしれません。
結局、心の準備のないままアンジェンは強引に離婚させられます！（怒怒怒怒怒）
しかし、アンジェンは見事立ち直り、自立への道を進みます！
それに比べ、離婚したルイファンは――というと・・・

アンジェンは、結婚していたときは見てくれも構わない、ちょっとドジな主婦だったけど、自立してからはその行動、言動には説得力がある賢い女だっということが判ります。
完璧な家庭を羨ましく思い、ルイファンを略奪したウェイエンはバカにしていたところはないだろうけど、その家庭がアンジェンによって作られものだと悟るんですねぇ。

離婚の暗い話ばかりじゃありません。イケメンの爽やかな（そうでもないか偏屈か？）年下君役ラン・ティエンウェイも登場して、アンジェン達に関わってきます。
今回はウェン・シェンハオが顔を見るのも嫌な役だっただけに、彼の若々しさがとっても花を添えていました。

不倫ドラマとは一線を引いたところがあります。それが熱狂的な指示に繋がり、映画化までにもなったのでしょう。
考えさせられるセリフが多いです。

離婚後の二人の道行きは対照的なものとなり、夫婦とは家庭とはと、特に３０、４０代の既婚者の方は考えさせられるでしょう。
まあ、生きて半世紀を過ぎた私は、余裕というわけではないけど、没落していくルイファンにざまぁみやがれ〜と痛快・爽快・いい気分でしたが。

台湾で社会現象をおこした人気ドラマということに納得。

主人公のアンジェンに自分を重ねて見入ってしまいました。

結婚したって愛の形は変わるもの。

浮気したって愛の形は変わるもの。

女友人にもお勧めしています。

たまたま、店頭で見かけてタイトルだけで借りましたが、中盤になるにつれハマっていきました。

結構、名言も出てくるし笑いもあり全体的に飽きないと思います。既婚者にはお勧めです★

Ｐ．Ｓ．男で、共演していたウェン・シェンハオとソニア・スイが夫婦役です。この二人はお似合いですね。

幸せな夫婦（家族）が、夫ルイファンの浮気によって・・・

浮気相手が妻の・・・

妻のアンジェンは、強くたくましく生きていきます。。

楽しいドラマではないかな。。。

結婚経験は無いですが幸せだと願っています