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東京公園 / 三浦春馬
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「東京公園」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

人気作家・小路幸也の同名青春小説を「EUREKA ユリイカ」「サッド ヴァケイション」の青山真治監督が映画化。ひょんなことから、都内のさまざまな公園を散歩する人妻を隠し撮りすることになったカメラマン志望の青年が周囲の人々と織りなす切なくもあたたかな人間模様を瑞々しく描き出す。主演は「君に届け」の三浦春馬、共演に榮倉奈々、小西真奈美、井川遥。幼い頃に亡くなった母親の影響でカメラマンを目指し、公園で家族写真を撮り続けている大学生の光司。ある日、見知らぬ男性から“いつも女の子を連れて公園を散歩している美しい母親を尾行して写真を撮ってほしい”という奇妙な依頼を受けるのだが…。

「東京公園」 の作品情報

作品情報

製作年:

2011年

製作国:

日本

「東京公園」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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ユーザーレビュー:32件

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1〜 5件 / 全32件

不思議な依頼がもたらしたもの

投稿日:2012/01/21 レビュアー:ミルクチョコ

「サッドヴァケーション」以来の長編となる青山真治監督による新境地作品です。
東京の公園を巡っては、写真を撮りためていたカメラマン志望の大学生光司(三浦春馬)は、ある日、見知らぬ男性から娘連れで、公園を散歩しているある女性を尾行し、写真を撮って欲しいと頼まれます。
写真の依頼対象である百合香(井川遥)を撮っているうちに、光司は、記憶の中の誰かと百合香とを重ね合うようになっていきます。

多分、女性に対する盗撮という行為を通じて、今まで気付かなかった自分の気持ちや、周りにいる人たちを改めて見つめ直したのだと思います。幼馴染と義理の姉との関わ り合いの中で本当に自分に必要なものは何かを。

不思議な同居人の正体が明らかになるのですが、同居人のガールフレンドで二人の共通の幼なじみでもある富永(栄倉奈々)の異様に元気一杯な感じが、どこか風変わりで、不自然なくらいの快活さであったり。
伊豆大島の両親宅を一緒に訪れた際に血の繋がらぬ姉(小西真奈美)が見せた憂愁な表情。突然泣き出したりして、光司は姉の美咲の思 いに気づきます。
この作品、何かとても抽象的なのですが、断片が主人公の心の中に自然に溶け込んでいくような、消化されていく様子がふわふわとしてファンタジックな演出にびっくりしました。青山監督は、こんなタイプの映画も撮るのか?って。最初はとりとめのない映画に違和感を覚えましたが、段々作中のストーリーに溶け込んで行きました。
何か不思議な感覚の映画でした。
今までは、母親を亡くした悲しみを乗り越えたのではなく、悲しみを直視するのを避けて来たのかもしれませんね。そこには確かに成長した彼がいました。

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黒いおねえさん

投稿日:2012/03/05 レビュアー:裸足のラヴァース

これはボクの去年の邦画ナンバ1です 残念ながら最近は東京で劇場鑑賞激減してるので DVDにて歯がゆいところです

さてその都度テーマとスタイルを変えてきた青山真治が 今回は女性映画ですね 撮影もたむらまさきから新鋭の月永雄太に代わり 「太平洋の奇跡」でも抜群の効果をあげていたREDでの撮影です

冒頭 真正面から春馬君のキャメラが迫ります 窃視の映画の予感 アントニオーニの「ブローアップ」 距離を描くための公園 子連れの美女のミステリー 颯爽と小西真奈美の登場 画面が引き締まります 家には幽霊がいる ガス・ヴァン・サントかよ またもゴーストの映画 馬が出てきたらやばいぞ あちゃ春馬く〜ん 井川遥かもだからゴーストあるいはマクガフィン

舞台の公園と言っても 漠然とした空間で難しい場所だ フォード・テリトリー(モニュメント・ヴァレ)のようにまともには撮り辛い しかし青山は人物を真正面から切り返して 曖昧な空間を拒否 人をまっすぐ見つめることをメッセージとする しかしこれは映画が世界を見つめることでもあるので やはり単純な恋愛映画などではなかったのだ その正統的な映画に対する姿勢は題材のジャンルに絡めて小津やフォードの画面を試したりするだろう

しかしまあ 真正面からの切り返しが近年これほど映画したことがあっただろうか それに応える小西真奈美がやはり素晴らしい 彼女のおかげで青山は最高のキスシーンを遂に撮ってしまったのだ!

そして黒沢清のWOWの「贖罪」も女性映画だが すると北野武の「アウトレイジ2」は当然 無意識的に女性アクション映画になっているはず 主演は小池栄子ってにらむでどうだろうかみたいな 連体的予感を喚起する映画でもあるのではないか

四十代で珍しい左翼硬派の青山真治の麗しくフェミニンなシネマをデスカスの全女性映画ファンにお勧めします

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ちよっと回り道し過ぎて

投稿日:2012/07/10 レビュアー:こうさま

評価69点(100点満点)
大学生で将来カメラマン志望の光司は公園で家族写真を撮るのを常としているがそんな彼に初島と名乗る男から奇妙な依頼があったことからストーリーははじまる。それは公園を子連れで散策する人妻らしき女性を尾行しながら写真を撮れというもの。なんとなく冒頭部分からわかりにくい感じで全体的に見てもイマイチ描写や表現がまわりくどく要領を得ない感がついてまわる。
光司の周りの人間関係、親友で同居人のヒロ、かれの存在で生と死の世界を同列に並べているようだがちよっと判り辛い。幼馴染の富永、年上で義姉の美咲、バイト先のマスター、それぞれがそれぞれのストーリーを持っている。公園の人妻を撮影しているうちに光司の周囲にいる女性に対して光司が見つめ直すという設定なんだがちよっと違和感を覚えてしまう。勿論彼の生い立ちが関係しており、近すぎてわからなかった想い、潜在的に追っていた女性像なんかがポイントになつているようだがやはりピンとこない。歯科医の初島が光司の話を聞いて豹変する辺りもちよっと首をひねってしまう。
多分観る側の性別、年代によっても感想、評価の異なる作品なんだろう。

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進んでいくしかない。

投稿日:2012/01/07 レビュアー:TOMY

期待ほどはおもしろくなかったけど、後でいろいろ思い返したくなるので、不思議な深みはある映画だったのかなぁ、などと思いました。
一応ラブストーリーなのだけど、私はあんまりそんな感じを受けなかった。
テンポが、すーごーくゆっくり。
もう、途中で飽きそうになるくらい。眠い人は負けるかも。
登場人物の胸のうちをいちいち説明しないし、態度もわかりにくかったりするので、何だか自分の普段の生活、日常みたいな感じ。
現実では、自分のことで精一杯だし、他人が何を考えているかなんて、さっぱりわからない。
そりゃそっか。人なんて、自分のことさえよくわからないのに、他人なんか理解できるわけがない。

カメラマン志望の大学生が、ある男性に、ある女性の尾行をバイトで頼まれる。
その女性が事前にどこの公園に行くのか連絡が入り、そこへ出向いて写真も撮って知らせる。
この大学生が三浦春馬くんで、撮られる側の女性が井川遥。
美男美女。

この大学生・光司は男友達と同居してるのだけど、この友達も何だか不思議な感じ。
しょっちゅう会ってる幼馴染みの女の子(榮倉奈々)は、明るいコなんだけど意味ありげななさげな(笑)。
榮倉奈々の芝居が下手で気になってしまい、要らないシーンが随分あるような気もしたんだけど、ラストに向かってきちんと意味があるのかな、と思えてくる。
光司と姉(小西真奈美)との関係も、ものすごく繊細で微妙。
ファインダー越しに相手を真っすぐ見つめることになったためか、光司とこの3人の女性との関係が動き始める。

あの二人は、ああいうことで気持ちの落としどころが見つかったのかぁ…と思うと、それもとても不思議だった。
でも、そうだな。
自分にはあの環境の経験はないから、やっぱり想像が追いつかないか。

生きていると、望む望まざるとにかかわらず、面倒なこと、煩わしいこと、心底イヤなことも降りかかってくる。
どうしてもイヤだから逃れたいのに、現実だから受け入れるしかない。
全力でふりほどいてもできなかったのに、力をゆるめた途端、ふと楽になることってある。
あれは、何なんだろう?
急に、何の前触れも無く、「越える」のかな。
あれは、「生きろ」ってことなんだろう。
進んでいくしかない。
この映画のそれぞれの人物も私も、前を行こう。

秋口からの、東京のあちこちの公園の風景が観られるのだけど、とってもきれい。
この秋は銀杏があまりきれいな黄色にならなかったから、撮影が今年でなくてよかったなぁ。
ぼんやり、何となく通り過ぎゆくような映画だけど、不思議な余韻が残りました。

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なんとも不思議な映画である。 ネタバレ

投稿日:2011/12/05 レビュアー:KEE

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正直観ているときはなんだかぼんやりしすぎるし、エピソードがいろいろあるしで、登場人物が何を考えているのか全くわからず、かなり退屈してしまった。

しかし、観終わったときにいろいろ考えてみると、えらく深い映画だったな、と思うのだ。

登場人物が画面に出てきて、話が進んでいくにつれて、この人が実はどういう人で、どういう関係性があって、実はこういうことを考えているんだ、とういうことが観ている間にわかってくる。

最近の映画は説明が多すぎるか、回想でみせるか、ってことがあるので、ある意味この映画は新鮮だ。

人生普通に生きていると、いろんなことはこんな風に後付けでわかってくることばかりなんだと思う。

相手をまっすぐ正面から、しっかり見るということをいつの間にか忘れてしまって、違う角度で、自分の感覚だけで観てること多いよね。

そんなことを気づかされる映画です。

三浦春馬 みたいな弟とか幼なじみとかいたら人生楽しいだろうなあ。

やっぱり彼は可愛いね。

井川遥 とその夫とのエピソードもよかったです。

榮倉奈々 って下手くそだなあと思って観てたけど、終わってみると、なかなかいい役だった。

小西真奈美 と三浦春馬 の姉弟は、なかなか複雑でした。血がつながってないということがね。
いつも黒っぽい服をきている美咲が気になりましたが、ああ、なるほど、そういうことね、
いろんな想いを自分の中に閉じ込めてきたんだなあ、と。結局、どういう風にけじめがついたのか。

一番素敵だったのは、ゲイのマスター宇梶剛士 。こんなマスターいたら通い詰めますよ、このBAR。

人生って面白い。まずはじっくり相手をみつめることだね。

つまんない映画といえばそうなんだけど、いろいろ私は考えました。

映画館ではイビキがところどころ聞こえていたので、DVDでよろしいかと(笑)






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東京公園

ユーザーレビュー

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不思議な依頼がもたらしたもの

投稿日

2012/01/21

レビュアー

ミルクチョコ

「サッドヴァケーション」以来の長編となる青山真治監督による新境地作品です。
東京の公園を巡っては、写真を撮りためていたカメラマン志望の大学生光司(三浦春馬)は、ある日、見知らぬ男性から娘連れで、公園を散歩しているある女性を尾行し、写真を撮って欲しいと頼まれます。
写真の依頼対象である百合香(井川遥)を撮っているうちに、光司は、記憶の中の誰かと百合香とを重ね合うようになっていきます。

多分、女性に対する盗撮という行為を通じて、今まで気付かなかった自分の気持ちや、周りにいる人たちを改めて見つめ直したのだと思います。幼馴染と義理の姉との関わ り合いの中で本当に自分に必要なものは何かを。

不思議な同居人の正体が明らかになるのですが、同居人のガールフレンドで二人の共通の幼なじみでもある富永(栄倉奈々)の異様に元気一杯な感じが、どこか風変わりで、不自然なくらいの快活さであったり。
伊豆大島の両親宅を一緒に訪れた際に血の繋がらぬ姉(小西真奈美)が見せた憂愁な表情。突然泣き出したりして、光司は姉の美咲の思 いに気づきます。
この作品、何かとても抽象的なのですが、断片が主人公の心の中に自然に溶け込んでいくような、消化されていく様子がふわふわとしてファンタジックな演出にびっくりしました。青山監督は、こんなタイプの映画も撮るのか?って。最初はとりとめのない映画に違和感を覚えましたが、段々作中のストーリーに溶け込んで行きました。
何か不思議な感覚の映画でした。
今までは、母親を亡くした悲しみを乗り越えたのではなく、悲しみを直視するのを避けて来たのかもしれませんね。そこには確かに成長した彼がいました。

黒いおねえさん

投稿日

2012/03/05

レビュアー

裸足のラヴァース

これはボクの去年の邦画ナンバ1です 残念ながら最近は東京で劇場鑑賞激減してるので DVDにて歯がゆいところです

さてその都度テーマとスタイルを変えてきた青山真治が 今回は女性映画ですね 撮影もたむらまさきから新鋭の月永雄太に代わり 「太平洋の奇跡」でも抜群の効果をあげていたREDでの撮影です

冒頭 真正面から春馬君のキャメラが迫ります 窃視の映画の予感 アントニオーニの「ブローアップ」 距離を描くための公園 子連れの美女のミステリー 颯爽と小西真奈美の登場 画面が引き締まります 家には幽霊がいる ガス・ヴァン・サントかよ またもゴーストの映画 馬が出てきたらやばいぞ あちゃ春馬く〜ん 井川遥かもだからゴーストあるいはマクガフィン

舞台の公園と言っても 漠然とした空間で難しい場所だ フォード・テリトリー(モニュメント・ヴァレ)のようにまともには撮り辛い しかし青山は人物を真正面から切り返して 曖昧な空間を拒否 人をまっすぐ見つめることをメッセージとする しかしこれは映画が世界を見つめることでもあるので やはり単純な恋愛映画などではなかったのだ その正統的な映画に対する姿勢は題材のジャンルに絡めて小津やフォードの画面を試したりするだろう

しかしまあ 真正面からの切り返しが近年これほど映画したことがあっただろうか それに応える小西真奈美がやはり素晴らしい 彼女のおかげで青山は最高のキスシーンを遂に撮ってしまったのだ!

そして黒沢清のWOWの「贖罪」も女性映画だが すると北野武の「アウトレイジ2」は当然 無意識的に女性アクション映画になっているはず 主演は小池栄子ってにらむでどうだろうかみたいな 連体的予感を喚起する映画でもあるのではないか

四十代で珍しい左翼硬派の青山真治の麗しくフェミニンなシネマをデスカスの全女性映画ファンにお勧めします

ちよっと回り道し過ぎて

投稿日

2012/07/10

レビュアー

こうさま

評価69点(100点満点)
大学生で将来カメラマン志望の光司は公園で家族写真を撮るのを常としているがそんな彼に初島と名乗る男から奇妙な依頼があったことからストーリーははじまる。それは公園を子連れで散策する人妻らしき女性を尾行しながら写真を撮れというもの。なんとなく冒頭部分からわかりにくい感じで全体的に見てもイマイチ描写や表現がまわりくどく要領を得ない感がついてまわる。
光司の周りの人間関係、親友で同居人のヒロ、かれの存在で生と死の世界を同列に並べているようだがちよっと判り辛い。幼馴染の富永、年上で義姉の美咲、バイト先のマスター、それぞれがそれぞれのストーリーを持っている。公園の人妻を撮影しているうちに光司の周囲にいる女性に対して光司が見つめ直すという設定なんだがちよっと違和感を覚えてしまう。勿論彼の生い立ちが関係しており、近すぎてわからなかった想い、潜在的に追っていた女性像なんかがポイントになつているようだがやはりピンとこない。歯科医の初島が光司の話を聞いて豹変する辺りもちよっと首をひねってしまう。
多分観る側の性別、年代によっても感想、評価の異なる作品なんだろう。

進んでいくしかない。

投稿日

2012/01/07

レビュアー

TOMY

期待ほどはおもしろくなかったけど、後でいろいろ思い返したくなるので、不思議な深みはある映画だったのかなぁ、などと思いました。
一応ラブストーリーなのだけど、私はあんまりそんな感じを受けなかった。
テンポが、すーごーくゆっくり。
もう、途中で飽きそうになるくらい。眠い人は負けるかも。
登場人物の胸のうちをいちいち説明しないし、態度もわかりにくかったりするので、何だか自分の普段の生活、日常みたいな感じ。
現実では、自分のことで精一杯だし、他人が何を考えているかなんて、さっぱりわからない。
そりゃそっか。人なんて、自分のことさえよくわからないのに、他人なんか理解できるわけがない。

カメラマン志望の大学生が、ある男性に、ある女性の尾行をバイトで頼まれる。
その女性が事前にどこの公園に行くのか連絡が入り、そこへ出向いて写真も撮って知らせる。
この大学生が三浦春馬くんで、撮られる側の女性が井川遥。
美男美女。

この大学生・光司は男友達と同居してるのだけど、この友達も何だか不思議な感じ。
しょっちゅう会ってる幼馴染みの女の子(榮倉奈々)は、明るいコなんだけど意味ありげななさげな(笑)。
榮倉奈々の芝居が下手で気になってしまい、要らないシーンが随分あるような気もしたんだけど、ラストに向かってきちんと意味があるのかな、と思えてくる。
光司と姉(小西真奈美)との関係も、ものすごく繊細で微妙。
ファインダー越しに相手を真っすぐ見つめることになったためか、光司とこの3人の女性との関係が動き始める。

あの二人は、ああいうことで気持ちの落としどころが見つかったのかぁ…と思うと、それもとても不思議だった。
でも、そうだな。
自分にはあの環境の経験はないから、やっぱり想像が追いつかないか。

生きていると、望む望まざるとにかかわらず、面倒なこと、煩わしいこと、心底イヤなことも降りかかってくる。
どうしてもイヤだから逃れたいのに、現実だから受け入れるしかない。
全力でふりほどいてもできなかったのに、力をゆるめた途端、ふと楽になることってある。
あれは、何なんだろう?
急に、何の前触れも無く、「越える」のかな。
あれは、「生きろ」ってことなんだろう。
進んでいくしかない。
この映画のそれぞれの人物も私も、前を行こう。

秋口からの、東京のあちこちの公園の風景が観られるのだけど、とってもきれい。
この秋は銀杏があまりきれいな黄色にならなかったから、撮影が今年でなくてよかったなぁ。
ぼんやり、何となく通り過ぎゆくような映画だけど、不思議な余韻が残りました。

なんとも不思議な映画である。

投稿日

2011/12/05

レビュアー

KEE

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正直観ているときはなんだかぼんやりしすぎるし、エピソードがいろいろあるしで、登場人物が何を考えているのか全くわからず、かなり退屈してしまった。

しかし、観終わったときにいろいろ考えてみると、えらく深い映画だったな、と思うのだ。

登場人物が画面に出てきて、話が進んでいくにつれて、この人が実はどういう人で、どういう関係性があって、実はこういうことを考えているんだ、とういうことが観ている間にわかってくる。

最近の映画は説明が多すぎるか、回想でみせるか、ってことがあるので、ある意味この映画は新鮮だ。

人生普通に生きていると、いろんなことはこんな風に後付けでわかってくることばかりなんだと思う。

相手をまっすぐ正面から、しっかり見るということをいつの間にか忘れてしまって、違う角度で、自分の感覚だけで観てること多いよね。

そんなことを気づかされる映画です。

三浦春馬 みたいな弟とか幼なじみとかいたら人生楽しいだろうなあ。

やっぱり彼は可愛いね。

井川遥 とその夫とのエピソードもよかったです。

榮倉奈々 って下手くそだなあと思って観てたけど、終わってみると、なかなかいい役だった。

小西真奈美 と三浦春馬 の姉弟は、なかなか複雑でした。血がつながってないということがね。
いつも黒っぽい服をきている美咲が気になりましたが、ああ、なるほど、そういうことね、
いろんな想いを自分の中に閉じ込めてきたんだなあ、と。結局、どういう風にけじめがついたのか。

一番素敵だったのは、ゲイのマスター宇梶剛士 。こんなマスターいたら通い詰めますよ、このBAR。

人生って面白い。まずはじっくり相手をみつめることだね。

つまんない映画といえばそうなんだけど、いろいろ私は考えました。

映画館ではイビキがところどころ聞こえていたので、DVDでよろしいかと(笑)






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