ジャッキー・ブラウン

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１)サミュエルＬジャクソンは武器密売人。仲間が逮捕されれば保釈金を払い出所させてやるが直ちに抹殺する。自分を警察に売ると思うから。全く人を信じない。
２)その密売代金の運び屋が主人公の４４歳の黒人女性。スチュワーデスだが超安月給。逮捕されサミュエルに保釈して貰うがやはり命を狙われる。
３)ロバートデニーロは刑務所暮らしが長いせいがキレが無い。刑務所仲間サミュエルの言いなり。
４)白人女。サミュエルの彼女の一人だがヤクにふける毎日。
５)６)刑事２人。主人公を利用してサミュエルを捕まえようと必死。
７)５６歳の釈放融業者。主人公に惚れた？

この７人が複雑に絡む２時間半の長編ドラマ。タランティーノなんでハチャメチャを期待してたが何事も起きなかった。色々練った内容ではあるが普通だった。せめてドンパチだけでもぉ〜と思ったが残念無念・・

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観ようと思っていた「SAW・4」がどうしても見つからない・・・
探す、電話がなる。長話。探す、家事。探す、探す、探す・・・
今日はもう諦めた・・・

で、観たけど又観たくなって買ってしまったシリーズの、この
「ジャッキーブラウン」をなんとなく観た。

以前観た時はあまり俳優さんを知らなくて、知識不足での鑑賞。
買って良かった！新発見満載！

主演女優の「パムグリア」をはじめ、脇役達もほとんどが、主役級の俳優さんばかりじゃないですか！！！

デニーロ！？　サミュエルLジャクソン！？ブリジットフォンダ！？
更に、マイケルキートンまでｗｗｗ

めちゃめちゃ豪華ですね！が、しかし、ジャッキーブラウン（パム）が全然負けて無い！この存在感は物凄い！

なんと、タランティーノの若かりし頃の憧れの女優さんだったとか！

この作品では、お金を巡り、裏切りの嵐、殺しまで有り。
まぁ、いかにもタランティーノらしい。
が、やはり主役が女性だからか、若干パンチとユーモアが足りなかった様に思えた。

が、初めと終わりに流れるあの曲、めっちゃ好きですわ！
「110番街交差点」と、字幕スーパーに良く流れていた。
ここの感じ、メロディーがすっごいカッコイイ！
最高に映像と音楽が合っているシーンだと思う。

主役のパムの設定は40代半ば。
若干骨太タイプですが、何故か凄く魅力的。

2.3曲気に入らんのも有ったけど、これもサントラ、買いやな！
選曲がめっちゃカッコイイわ！

12年前の作品ですが、７０年代テイストを前面に押し出してるらしい。
でも、古さを感じさない一見複雑に見えて、案外スマートな作品。

これは、お勧めやわ！

あ！安心してや！ホラーちゃうからｗｗｗ

§*≧з≦) ぷっ!

まず、
タランティーノを観たあとは、ホットケーキの粉がホットケーキの粉に見えない。
ちょっと刻んで鼻から吸いたくなります。

続いて、この作品の無視できないポイントを挙げさせていただきます。

サミュエルのヘアスタイル（何がどうなったらこうなるの？）
サミュエルの顎の三つ編（１００％無視できない　何が何でも無視できない）
サミュエルの真っ白の半袖シャツと真っ白の半ズボン（まるでごっつの「兄貴」）
極上の音楽（公開当時、鑑賞後に「サントラ買いだね。」って、好きな人とハモりました）
ブリジット・フォンダのむらむら（好きなひとが横でむらむらしてました）
人がちょっとしか死なない（意外とね）
ドラッグがちょっとしか出てこない（意外とね）
デニーロの方向音痴（泣くほど笑える）

肝心のジャッキー・ブラウンは始終　いたってクールでまともなんだな。

サミュエルの頭のてっぺんからつま先までがどうなっちゃってるの？って感じ。ずるい。
これ、初顔合わせだったら共演者もやられちゃったと思いますよ。
この思考回路がたまらないってことなのよ。
この悪趣味を遥かに通り越して向こう側にタランティーノスタイルを創造する。
これがたまんないのよ。

何回観てもしびれちゃうんだからすごいよね。
世の中にはタランティーノが全然ダメな人がごまんといるわけじゃないですか。
そんな中、平凡な高校２年生だったわたしがタランティーノ（「パルプフィクション」）と出逢って、雷に撃たれたわけですよ。

タランティーノにしびれることができる自分に心底しびれます。
タランティーノにしびれることができる自分が心底すき。
タランティーノにしびれることができる自分を心底かわいいと思う。

それでいいじゃない。

タランティーノの思考回路を絵とか図とか音楽で繋げて見てみたい。
日常のいろんな場面にどんな曲が流れるのか横で歌ってほしい。

最後に
デルフォニックス”Didn't I blow your mind this time”にはまじでやられました。

ラストまでの展開はなんとなく読めてしまったのが正直な感想。
ちょっとタランティーノファンとしては、物足りなさを感じました。
でも、一つの映画としては、マジでかっこええです。
ヒロインのジャッキーももちろんかっこええですしね！

私が一番印象に残っているのは、ラストからエンドロールにかけて流れる曲。
モータウンな雰囲気がぷんぷんする、いかにも70年代の曲でかなりシブい！
やっぱり音楽の選曲に関しては、映画初監督作品の『レザボア・ドッグス』の時からタランティーノの才能に感嘆！

タランティーノの作品で初めて見たのがこれ。なんとなくまた見たくなって再レンタル。
ところでものすごく気になったのだが、「ジャッキー・ブラウン」のDVDには155分バージョンもある？　ネットで調べてみたところ、収録時間が155分と記されているケースがものすごく多い。181分バージョンとどう違うのだろうとすごく気にかかる。155分バージョンではもしかしたら再三指摘されている「長すぎ」という点が改善されているのだろうか。ぜひ見てみたいものである。
パム・グリアーのアップ顔と全身ショットがすごくかっこいい。アップ顔では口がひん曲がっているのである。それでこそジャッキー・ブラウンという気がする。全身ショットの迫力ボディはフィットネス筋肉美女ばかりが目立つ現在のハリウッドにおいては希少なボンキュッボーン。タバコをすぱすぱ吸いまくり、長い脚で大またに闊歩する姿は、ついつい後にくっついて行きたくなるほどかっこいい。
ロバート・フォスターもいい。冴えない中年のオッサンぽさを出そうとして、トイレで手を洗わない描写が再三されているが、穏やかな性質で実務に有能なエキスパートというものはどんなふうでもカッコイイものである。
サミュエル・L・ジャクソン。アフリカ系俳優の中ではいちばん好きなのだが、いつものどちらかというと泰然自若とした役柄に比較して、今回は気が小さく臆病で卑怯な悪党役を魅力的に演じていた。あのヘアスタイルとあごヒゲの三つ編み、可愛い。思わず引っ張ってみたくなる。
なんとなくカリフォルニアのショッピングモールに行きたくなった。