レイン・オブ・アサシン 剣雨 / ミシェル・ヨー
レイン・オブ・アサシン 剣雨
/スー・チャオピン
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(41)
解説・ストーリー
武術の奥義を窮めたインドの王子、達磨[ルビ:だるま]大師の “伝説”をめぐる壮大な物語。達磨の遺体を手にした者は武術の覇権を握ると伝えられてきた――数百年後の明朝時代の中国では、暗殺組織〈黒石〉が達磨の遺体を手に入れようと暗躍。しかし〈黒石〉最強の女刺客、細雨[ルビ:シーユー](ケリー・リン)は組織を裏切り、達磨の遺体とともに失踪する。やがて細雨は曽静[ルビ:ザン・ジン](ミシェル・ヨー)と名乗り、配達人の阿生[ルビ:アシャン](チョン・ウソン)と出会い、都の片隅で穏やかな日々を過ごしていた。そんな中、迫り来る〈黒石〉凄腕の刺客たち。過去を捨てたはずの美しき女刺客は、人生の全てを懸け、壮絶な最終決戦に身を投じていくが――
武術の奥義を窮めたインドの王子、達磨[ルビ:だるま]大師の “伝説”をめぐる壮大な物語。達磨の遺体を手にした者は武術の覇権を握ると伝えられてきた――数百年後の明朝時代の中国では、暗殺組織〈黒石〉が達磨の遺体を手に入れようと暗躍。しかし〈黒石〉最強の女刺客、細雨[ルビ:シーユー](ケリー・リン)は組織を裏切り、達磨の遺体とともに失踪する。やがて細雨は曽静[ルビ:ザン・ジン](ミシェル・ヨー)と名乗り、配達人の阿生[ルビ:アシャン](チョン・ウソン)と出会い、都の片隅で穏やかな日々を過ごしていた。そんな中、迫り来る〈黒石〉凄腕の刺客たち。過去を捨てたはずの美しき女刺客は、人生の全てを懸け、壮絶な最終決戦に身を投じていくが――
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「レイン・オブ・アサシン 剣雨」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
武術の奥義を窮めたインドの王子、達磨[ルビ:だるま]大師の “伝説”をめぐる壮大な物語。達磨の遺体を手にした者は武術の覇権を握ると伝えられてきた――数百年後の明朝時代の中国では、暗殺組織〈黒石〉が達磨の遺体を手に入れようと暗躍。しかし〈黒石〉最強の女刺客、細雨[ルビ:シーユー](ケリー・リン)は組織を裏切り、達磨の遺体とともに失踪する。やがて細雨は曽静[ルビ:ザン・ジン](ミシェル・ヨー)と名乗り、配達人の阿生[ルビ:アシャン](チョン・ウソン)と出会い、都の片隅で穏やかな日々を過ごしていた。そんな中、迫り来る〈黒石〉凄腕の刺客たち。過去を捨てたはずの美しき女刺客は、人生の全てを懸け、壮絶な最終決戦に身を投じていくが――
「レイン・オブ・アサシン 剣雨」 の作品情報
「レイン・オブ・アサシン 剣雨」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
レイン・オブ・アサシン 剣雨の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CPDP10537 |
2011年12月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
17枚
|
0人
|
0人
|
【Blu-ray】レイン・オブ・アサシン 剣雨(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CPBP10538 |
2011年12月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
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0人
|
0人
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レイン・オブ・アサシン 剣雨の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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CPDP10537 |
2011年12月22日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
17枚
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0人
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【Blu-ray】レイン・オブ・アサシン 剣雨(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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CPBP10538 |
2011年12月22日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
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ユーザーレビュー:41件
過去のある夫婦 VS 4人の刺客
達磨(だるま)大師のミイラ化した遺体を手中に収めた者は、武術界の覇権を握ることが出来るという伝説が囁かれていて。。。暗殺組織・黒石の首領が、武術の奥義を究めた達磨大師の遺体を強奪しようと企む話です。
組織を抜けてミイラの半分を奪って逃走したザン・ジン(ミシェル・ヨー)が主役で、過去を消し去り、新たな人生を歩むも、再び戦いに巻き込まれてしまう元暗殺者を好演しています。
顔立ちの似た二人が交互に登場する冒頭、似ているけど別な人だよね?と思っていたら、実は同一人物でした。遺体を奪い、顔を変えて雲隠れしていたのでした。武侠映画に出生の秘密は付き物ですが、本作では中国医術の整形が使われていて、ちょっと悲しい過去が隠されていたりと中々面白いです。シーユーからザン・ジンに名を変え、整形により顔も変えたシーユーの贖罪の物語と言うことも出来るかもしれません。
もう一つの見どころが、ザン・ジンとアシャン(チョン・ウソン)の行く末です。惹かれあった夫婦が、妻の正体を知ることで、変化していくのですが、そこにもう一つの隠されたドラマがあります。風采の上がらない夫アシャンは一体何者なのか?この辺は、思わず笑ってしまうくらいに都合が良すぎる感じもありますが。。
刺客の面々も個性派揃いで、堅気になりたいショーン・ユー。普段は、麺屋の主人として愛する妻子を持ち、悲劇性も感じさせる人物だったりと、刺客の背景が描かれているのも面白いです。こういった描写が物語に深みを添えているように思います。
冒頭の出来事が、クライマックスの伏線になっているなど、剣劇アクションはもちろん手に汗モノですが、登場人物それぞれの造形も殺し屋たちのそれぞれの思惑もあったりと、自己犠牲や赦しなども加わって意外な切なさを覚えました。
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23人の会員が気に入ったと投稿しています
切ない武侠アクション
投稿日:2011/11/16
レビュアー:よふかし
ジョン・ウーは共同監督なんだそうですが、どれほどかかわっているのかは不明。映画をみた感じだと、そんなに「らしさ」は感じられません。
傑作とはちょっと言い難いんですが、心に残る武侠アクションです。ピーター・カムのせつないテーマ曲が鑑賞後にはしばらく頭から離れなかったのですが、人生をやり直したいという女暗殺者(ミシェル・ヨー)の気持ちがひしひしと伝わってくるところがよいです。
愛した男(チョン・ウソン)に過去を知られまいと、彼に見えないように背後のみで戦う銀行強盗のシーンなどは、その願いとアクションのギミックがうまく組み合わされている場面。彼女を追ってくる暗殺者たちも単なる戦闘員ではなく、殺しに魅せられていたり、妻子のためなど、短くもその人物像を十分に描き出していて、手際がとてもいいと思いました。同じことは暗殺組織「黒石」ボスの転輪王にも言えて、彼の抱えた「欠損」が執拗な追跡に向かわせる。その物悲しい秘密を知ったときの暗殺者ジャンチン(バービー・スー好演)の嘲り具合がいいですね。
そういえばこの映画は、皆が何か「喪失感」を抱えていて、それを「達磨大師の遺体」というマクガフィンなもので埋め合わせようとする。しかし決して欠落は埋められないということも、実は皆が知っている。そんな人生の切なさを背景にしたアクション映画であるところが僕を惹きつけるのだと思います。
もちろんさまざまなシーンでの、工夫されたアクションも見応えがあります。ワイヤーアクションに抵抗がなければ、大のお勧めです。(ケリー・リンのことは内緒です笑)。70点。
このレビューは気に入りましたか?
11人の会員が気に入ったと投稿しています
数合わせレンタルのつもりが、大ヒット(笑)
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
いや、よかった!
香港映画ってここまで進んでたのか・・・・
私もそうなんだけど、華流、韓流の特に時代物ってだけで、
拒否感ある方も、多いかと思うけれど、これを見逃すのはもったいないと思う。
唯一の難点は【ワイヤアクション】でござい!といってるような、
【ワイヤアクション】を隠そうともしない、アクション(笑)
【ワイヤアクション】時に撮影したコマを、たぶんそのままの縮尺に近いフレーム割で
使っているので、どうしたって、重力とか物理法則を考えるとおかしな
場面ってのはあるんだけど、そこはご愛嬌。
まーこれは、日本の時代劇の殺陣と同じく「現実としてはあり得ない」という
観点で見ちゃいけない、伝統みたいなものだろう(笑)
そこさえ受け容れれば、中国や韓国にありがちな
不思議な力とか、超自然とかそういうのに逃げることなく
物語をきちんとまとめている所も好感。
日本の時代劇(チャンバラではない(笑))に似て
絶対悪みたいな存在とか、虫酸の走る悪玉ってのはいない。
登場人物それぞれが、納得できるかどうかは別として
それなりの背景をきちんともっている。
なのでだからこそ、ラストのご都合主義ではあるが
きちんと勧善懲悪、ハッピーエンドに収まった
王道おとぎ話エンディングの収まりが良い。
ミッシェル=ヨーも、さすがに容色の衰えは隠せない(苦笑)ものの、芯ある女性剣士を好演
対照的なバービィー=スーの小悪魔的妖艶もよかったな。ミッシェル=ヨーを白芙蓉とすれば、バービィ=スーは紅牡丹か(笑)
男性の好み的にはどっちも半々くらいじゃなかろうか(苦笑)
男性もメイン二人がこれまた、対照的ながら好演。
こちらの方は、結果として善玉の方も騙しているので、
悪玉さんの親分の方もなかなか良かった(笑)
てか、いくら親の仇とるためとはいえ、ボンボンのそれも男性が
あんなうまく女性が全く気付かないほど騙せるかぁ???とは思うけど(笑)
ま、いずれにしろ、
ほんとね、後味いいし、ハラハラドキドキもあるし、
束の間の平凡だけど幸せなひとときみたいな描写もあって
こういう映画、ハリウッドでも少なくなったねーという
すっきり安心映画、久しぶりに見せてもらいました。
パチパチパチ。拍手を贈りたい。
香港版、プリティウーマン的ハッピーエンド安心映画(笑)
お正月のおともに激しくおすすめ!(笑)
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
武術の奥義
投稿日:2012/10/02
レビュアー:こうさま
評価72点(100点満点)
「レッドクリフ」のジョン・ウー監督が共同でメガホンをとった作品で一言で言えば達磨大師のミイラを巡る武術バトルでゲーム感覚。
明朝時代の中国、転輪王率いる暗殺組織「黒石」がミイラを奪うために宰相父子を襲うがミシェル・ヨー扮する細雨が組織を裏切りミイラを奪って姿を消すところからストーリーは始まる。過去と決別し新しい人生を目指す細雨は顔を変え名前も曾静と変えて新しい生活を始め、阿生という朴訥な配達人と結ばれるのだがこの幸せは長くは続かない。よくあるストーリー展開なんだが本作のメインはやはり壮絶な武術アクション、ワイヤーアクションを駆使して空中を飛び回るところが見せ場。妖艶な殺し屋、奇術を駆使する殺し屋、針を武器とする殺し屋とキャラもなかなか豊富で面白い。
細雨(曾静)の夫阿生が大人しい青年から変身する辺りも想定内とはいえなかなかの迫力、ジョン・ウー監督お得意の白い鳩は飛ばないが、ミシェル・ヨーが飛んでくれる。彼女ももう50近いハズ、明るいところで見るとやはり大年増感が否めないのは仕方のないところだろう。
現実味には欠けるが楽しい武術バトル。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
安心安全の娯楽作
久しぶりに観るワイヤーアクションですが以前ほど違和感は感じられず(単に慣れただけ?)、そのスピード感、美しい型と共に武侠映画の醍醐味が味わえました。
武侠物語はその名の通り武術をもって正義を行う勧善懲悪劇(と勝手に理解しているのですが)。
本作は(かなりクラシックではありますが)ユーモアも折り込まれ、忍術まがいやエロチックな場面もそこここに配された定型純粋娯楽作。
ジョン・ウーが絡むと良くも悪くもこういう雰囲気になるんですねぇ。
物語は「お宝を巡る争奪戦」、よくある欲望の追求劇です。
しかし物的欲求ではありません。
「武術界を牛耳る権力」はともかく「無くした身体の一部」なんて悲壮感すらあります。
ダシにされ分割までされた達磨大師はどう思われるか、なんて事は別にして、血眼で探す割には案外簡単に在処が分かるのがいささか拍子抜けします。
やはりこれはアクションを見せたいが為の演出ですが、絡む刺客達の個性付けがしっかりされているのが面白いですね。
整形して市井に埋もれ、愛に目覚める主人公。(彼女が一番面白味がありませんでしたが。)
罪人あがりの小娘の色っぽさ、ああも簡単に凄腕の刺客に仕上がってる不思議。
据え膳喰わぬ清廉潔白居士。
愛妻家の麺屋の主人。(ショーン・ユーって事に気付きませんでした。何だか貫禄出てますねぇ。)
奇術師まがいの武芸者。
闇の大組織に見えた「黒石」が割合ショボくて、ボスの「告白」には腰が砕けました。(笑うところじゃ無いんですが…笑)
死んだ筈が生きていて、またその筈が生きていて、またまたその筈が………。
姿形まで違うんですから、もう殆ど反則でしょう。
ま、細かい事は気にせず楽しむのがコツなんでしょうね。
武術の精神性や男女の愛憎劇にもかなりの比重がおかれていますが、こちらも肩肘張るまでには至りません。
傷だらけのハッピーエンドも含めて「安心安全」の娯楽作品でありました。
しかし、ミシェル・ヨーはもう四十代後半の筈。
大スターがこのおトシでこのアクションとは(スタントも使ってるでしょうが)、「香港映画恐るべし」です。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
過去のある夫婦 VS 4人の刺客
投稿日
2011/12/21
レビュアー
ミルクチョコ
達磨(だるま)大師のミイラ化した遺体を手中に収めた者は、武術界の覇権を握ることが出来るという伝説が囁かれていて。。。暗殺組織・黒石の首領が、武術の奥義を究めた達磨大師の遺体を強奪しようと企む話です。
組織を抜けてミイラの半分を奪って逃走したザン・ジン(ミシェル・ヨー)が主役で、過去を消し去り、新たな人生を歩むも、再び戦いに巻き込まれてしまう元暗殺者を好演しています。
顔立ちの似た二人が交互に登場する冒頭、似ているけど別な人だよね?と思っていたら、実は同一人物でした。遺体を奪い、顔を変えて雲隠れしていたのでした。武侠映画に出生の秘密は付き物ですが、本作では中国医術の整形が使われていて、ちょっと悲しい過去が隠されていたりと中々面白いです。シーユーからザン・ジンに名を変え、整形により顔も変えたシーユーの贖罪の物語と言うことも出来るかもしれません。
もう一つの見どころが、ザン・ジンとアシャン(チョン・ウソン)の行く末です。惹かれあった夫婦が、妻の正体を知ることで、変化していくのですが、そこにもう一つの隠されたドラマがあります。風采の上がらない夫アシャンは一体何者なのか?この辺は、思わず笑ってしまうくらいに都合が良すぎる感じもありますが。。
刺客の面々も個性派揃いで、堅気になりたいショーン・ユー。普段は、麺屋の主人として愛する妻子を持ち、悲劇性も感じさせる人物だったりと、刺客の背景が描かれているのも面白いです。こういった描写が物語に深みを添えているように思います。
冒頭の出来事が、クライマックスの伏線になっているなど、剣劇アクションはもちろん手に汗モノですが、登場人物それぞれの造形も殺し屋たちのそれぞれの思惑もあったりと、自己犠牲や赦しなども加わって意外な切なさを覚えました。
切ない武侠アクション
投稿日
2011/11/16
レビュアー
よふかし
ジョン・ウーは共同監督なんだそうですが、どれほどかかわっているのかは不明。映画をみた感じだと、そんなに「らしさ」は感じられません。
傑作とはちょっと言い難いんですが、心に残る武侠アクションです。ピーター・カムのせつないテーマ曲が鑑賞後にはしばらく頭から離れなかったのですが、人生をやり直したいという女暗殺者(ミシェル・ヨー)の気持ちがひしひしと伝わってくるところがよいです。
愛した男(チョン・ウソン)に過去を知られまいと、彼に見えないように背後のみで戦う銀行強盗のシーンなどは、その願いとアクションのギミックがうまく組み合わされている場面。彼女を追ってくる暗殺者たちも単なる戦闘員ではなく、殺しに魅せられていたり、妻子のためなど、短くもその人物像を十分に描き出していて、手際がとてもいいと思いました。同じことは暗殺組織「黒石」ボスの転輪王にも言えて、彼の抱えた「欠損」が執拗な追跡に向かわせる。その物悲しい秘密を知ったときの暗殺者ジャンチン(バービー・スー好演)の嘲り具合がいいですね。
そういえばこの映画は、皆が何か「喪失感」を抱えていて、それを「達磨大師の遺体」というマクガフィンなもので埋め合わせようとする。しかし決して欠落は埋められないということも、実は皆が知っている。そんな人生の切なさを背景にしたアクション映画であるところが僕を惹きつけるのだと思います。
もちろんさまざまなシーンでの、工夫されたアクションも見応えがあります。ワイヤーアクションに抵抗がなければ、大のお勧めです。(ケリー・リンのことは内緒です笑)。70点。
数合わせレンタルのつもりが、大ヒット(笑)
投稿日
2011/12/26
レビュアー
ウンコロビッチ中将
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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いや、よかった!
香港映画ってここまで進んでたのか・・・・
私もそうなんだけど、華流、韓流の特に時代物ってだけで、
拒否感ある方も、多いかと思うけれど、これを見逃すのはもったいないと思う。
唯一の難点は【ワイヤアクション】でござい!といってるような、
【ワイヤアクション】を隠そうともしない、アクション(笑)
【ワイヤアクション】時に撮影したコマを、たぶんそのままの縮尺に近いフレーム割で
使っているので、どうしたって、重力とか物理法則を考えるとおかしな
場面ってのはあるんだけど、そこはご愛嬌。
まーこれは、日本の時代劇の殺陣と同じく「現実としてはあり得ない」という
観点で見ちゃいけない、伝統みたいなものだろう(笑)
そこさえ受け容れれば、中国や韓国にありがちな
不思議な力とか、超自然とかそういうのに逃げることなく
物語をきちんとまとめている所も好感。
日本の時代劇(チャンバラではない(笑))に似て
絶対悪みたいな存在とか、虫酸の走る悪玉ってのはいない。
登場人物それぞれが、納得できるかどうかは別として
それなりの背景をきちんともっている。
なのでだからこそ、ラストのご都合主義ではあるが
きちんと勧善懲悪、ハッピーエンドに収まった
王道おとぎ話エンディングの収まりが良い。
ミッシェル=ヨーも、さすがに容色の衰えは隠せない(苦笑)ものの、芯ある女性剣士を好演
対照的なバービィー=スーの小悪魔的妖艶もよかったな。ミッシェル=ヨーを白芙蓉とすれば、バービィ=スーは紅牡丹か(笑)
男性の好み的にはどっちも半々くらいじゃなかろうか(苦笑)
男性もメイン二人がこれまた、対照的ながら好演。
こちらの方は、結果として善玉の方も騙しているので、
悪玉さんの親分の方もなかなか良かった(笑)
てか、いくら親の仇とるためとはいえ、ボンボンのそれも男性が
あんなうまく女性が全く気付かないほど騙せるかぁ???とは思うけど(笑)
ま、いずれにしろ、
ほんとね、後味いいし、ハラハラドキドキもあるし、
束の間の平凡だけど幸せなひとときみたいな描写もあって
こういう映画、ハリウッドでも少なくなったねーという
すっきり安心映画、久しぶりに見せてもらいました。
パチパチパチ。拍手を贈りたい。
香港版、プリティウーマン的ハッピーエンド安心映画(笑)
お正月のおともに激しくおすすめ!(笑)
武術の奥義
投稿日
2012/10/02
レビュアー
こうさま
評価72点(100点満点)
「レッドクリフ」のジョン・ウー監督が共同でメガホンをとった作品で一言で言えば達磨大師のミイラを巡る武術バトルでゲーム感覚。
明朝時代の中国、転輪王率いる暗殺組織「黒石」がミイラを奪うために宰相父子を襲うがミシェル・ヨー扮する細雨が組織を裏切りミイラを奪って姿を消すところからストーリーは始まる。過去と決別し新しい人生を目指す細雨は顔を変え名前も曾静と変えて新しい生活を始め、阿生という朴訥な配達人と結ばれるのだがこの幸せは長くは続かない。よくあるストーリー展開なんだが本作のメインはやはり壮絶な武術アクション、ワイヤーアクションを駆使して空中を飛び回るところが見せ場。妖艶な殺し屋、奇術を駆使する殺し屋、針を武器とする殺し屋とキャラもなかなか豊富で面白い。
細雨(曾静)の夫阿生が大人しい青年から変身する辺りも想定内とはいえなかなかの迫力、ジョン・ウー監督お得意の白い鳩は飛ばないが、ミシェル・ヨーが飛んでくれる。彼女ももう50近いハズ、明るいところで見るとやはり大年増感が否めないのは仕方のないところだろう。
現実味には欠けるが楽しい武術バトル。
安心安全の娯楽作
投稿日
2012/01/20
レビュアー
まりこ
久しぶりに観るワイヤーアクションですが以前ほど違和感は感じられず(単に慣れただけ?)、そのスピード感、美しい型と共に武侠映画の醍醐味が味わえました。
武侠物語はその名の通り武術をもって正義を行う勧善懲悪劇(と勝手に理解しているのですが)。
本作は(かなりクラシックではありますが)ユーモアも折り込まれ、忍術まがいやエロチックな場面もそこここに配された定型純粋娯楽作。
ジョン・ウーが絡むと良くも悪くもこういう雰囲気になるんですねぇ。
物語は「お宝を巡る争奪戦」、よくある欲望の追求劇です。
しかし物的欲求ではありません。
「武術界を牛耳る権力」はともかく「無くした身体の一部」なんて悲壮感すらあります。
ダシにされ分割までされた達磨大師はどう思われるか、なんて事は別にして、血眼で探す割には案外簡単に在処が分かるのがいささか拍子抜けします。
やはりこれはアクションを見せたいが為の演出ですが、絡む刺客達の個性付けがしっかりされているのが面白いですね。
整形して市井に埋もれ、愛に目覚める主人公。(彼女が一番面白味がありませんでしたが。)
罪人あがりの小娘の色っぽさ、ああも簡単に凄腕の刺客に仕上がってる不思議。
据え膳喰わぬ清廉潔白居士。
愛妻家の麺屋の主人。(ショーン・ユーって事に気付きませんでした。何だか貫禄出てますねぇ。)
奇術師まがいの武芸者。
闇の大組織に見えた「黒石」が割合ショボくて、ボスの「告白」には腰が砕けました。(笑うところじゃ無いんですが…笑)
死んだ筈が生きていて、またその筈が生きていて、またまたその筈が………。
姿形まで違うんですから、もう殆ど反則でしょう。
ま、細かい事は気にせず楽しむのがコツなんでしょうね。
武術の精神性や男女の愛憎劇にもかなりの比重がおかれていますが、こちらも肩肘張るまでには至りません。
傷だらけのハッピーエンドも含めて「安心安全」の娯楽作品でありました。
しかし、ミシェル・ヨーはもう四十代後半の筈。
大スターがこのおトシでこのアクションとは(スタントも使ってるでしょうが)、「香港映画恐るべし」です。
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