スタンド・バイ・ミー / ウィル・ウィートン
スタンド・バイ・ミー
/ウィル・ウィートン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(139)
解説・ストーリー
モダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの非ホラー短編を基に、R・ライナーが少年時代の想い出をさわやかに描き上げた名編。オレゴンの田舎町、行方不明になった少年の死体を見つけようと、ちょっとした冒険旅行に出かける4人の少年の姿を描く。
モダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの非ホラー短編を基に、R・ライナーが少年時代の想い出をさわやかに描き上げた名編。オレゴンの田舎町、行方不明になった少年の死体を見つけようと、ちょっとした冒険旅行に出かける4人の少年の姿を描く。
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「スタンド・バイ・ミー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
モダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの非ホラー短編を基に、R・ライナーが少年時代の想い出をさわやかに描き上げた名編。オレゴンの田舎町、行方不明になった少年の死体を見つけようと、ちょっとした冒険旅行に出かける4人の少年の姿を描く。
「スタンド・バイ・ミー」 の作品情報
「スタンド・バイ・ミー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
スタンド・バイ・ミーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
88分 |
日本語 |
英:モノラル、日:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
RDD11012 |
2003年05月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
32枚
|
2人
|
1人
|
【Blu-ray】スタンド・バイ・ミー 製作25周年記念 HDデジタル・リマスター版(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
88分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/英語 3:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
BRR11012 |
2011年11月29日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
15枚
|
0人
|
1人
|
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/モノラル/英語
3:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語
スタンド・バイ・ミーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
88分 |
日本語 |
英:モノラル、日:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
RDD11012 |
2003年05月26日
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在庫枚数 |
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2位登録者: |
32枚
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2人
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1人
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【Blu-ray】スタンド・バイ・ミー 製作25周年記念 HDデジタル・リマスター版(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
88分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/英語 3:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
BRR11012 |
2011年11月29日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
15枚
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0人
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1人
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1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語
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ユーザーレビュー:139件
覚えてる?みんなで観たあの夏の日を・・・これは僕たちの映画だ!
今、30代を生きている僕たちの映画『スタンドバイミー』を"午前十時の映画祭"で観てきました。
本当に久しぶりにこの映画を観た。いろんなことを思い出した。いろんなことを思い出せなかった。
□■□■□
初めて見たのは、13歳・・・ほぼ主人公達と同世代・・・その時に観た映画の中の世界は、全てが現実とはかけ離れたものだったけど、全てが現実的に感じられた。
共感したとか、感情移入したとか、そういうものでは全く無くて・・・
僕は間違いなくその中に"居た"。
この映画の中での出来事も、映画を観た後にみんなで祭りに行ったことも、祭りからの帰り道で池に落っこちたことも、全て僕が経験したこととして心の中で生きている大切な宝物だ。
そんな感覚になることは、15歳を過ぎた頃から経験していない・・・
その頃から、もう映画の中には入れなくなってしまった・・・
そういえば、その頃からこの作品は観てなかった・・・
あれから20年たって観た思い出の作品は、今も煌びやかに輝いてはいるけれど、当然もう映画の中には入れなくて、大人になった主人公と同じ視点でしか観ることが出来ない・・・
それは、この映画の真っ当な観方かもしれないけれど・・・
これはもう"僕の『スタンドバイミー』"ではない・・・
自分にとっては全く別の作品になってしまった・・・
□■□■□
20代〜30代の、自分と同じようにリアルタイムでこの作品に接した人たちは、自分と同じようにこの映画に対して特別な想いを抱いてる人も多いんやないやろか?
僕はあのとき『スタンドバイミー』を観たのでは無く・・・
僕はあのとき『スタンドバイミー』を経験したんだ・・・
個人的満足度 92点! オススメ度 90点
このレビューは気に入りましたか?
20人の会員が気に入ったと投稿しています
痛めつけられた子供たちに涙する
投稿日:2008/04/02
レビュアー:ポッシュ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
私はつねづね女に生まれて良かったと思ってるし、「自分が男だったらなぁ」みたいな悔しい思いをしたこともないのだけど、この作品を観るといつも「少年」という存在に憧れてしまう。ちょっとだけ「少年」ってやってみたかったな〜などと思ってしまう。そんでもって、主役のゴーディ少年のように野宿の晩にリバー・フェニックスと語り合って、彼の肩にそっともたれてみたい・・・って、こりゃ女の感情ですな。
少年たちの友情が、その時は永遠に続くかのような固い絆に思えるけれど、階層や能力の違いで結局は疎遠になっていく現実。子供時代にはそんな残酷な“差異”は見えない、だからこそ純粋にお互いを信頼し、何の偏見もなく“仲間”として受け入れあえることが、なんと尊いことか。
そして、リーダー的存在のクリス(R・フェニックス)は、そういう純粋さを持ちながらも、きちんと現実を見すえている。みんなと一緒に就職クラスに入ると言うゴーディに「子供は簡単に可能性を捨ててしまう。誰かがそれを注意してやらなきゃいけないんだ。お前は進学クラスに行くべきなんだ」と彼が諭すシーンで私は泣いた。なんて大人なんだろう、この子は。
ここに出てくる少年たちは、大人たちに裏切られ傷ついている。変人のテディ(コリー・フェルドマン)は父親から虐待を受けているし、ゴーディ(ウィル・ウィートン)は両親の関心が亡くなった兄にしか向いていないことに耐え難い寂しさを覚えているし、クリスは担任教師にヒドイ目に合わされている。太っちょのバーン(ジェリー・オコンネル)だけが、そういうエピソードがなく子供らしい無邪気さにあふれているのが、ちょっと救い。
思えば、この子たちはイジメっ子のティーンエイジャー、キーファー・サザーランドたちに小突かれたり脅されたりしても、泣いたりしなかった。悪態ついて食ってかかって、体では負けても心では負けてなかった。ところが、テディは父親を侮辱された時に号泣し、ゴーディは父親が自分を愛してくれないと泣き、あの気丈なクリスだって担任教師の話を打ち明けた時に悔し涙を流すのだ。
圧倒的に強い立場にいる大人が無防備な子供を傷つけることが、いかに残酷なことかと思わされる。彼らが見に行く「子供の死体」は、「痛めつけられた子供」を代表しているようにも思えるし、大人になっていく彼らにとって、輝かしい「子供時代」を葬り去ることの象徴であるようにも思えた。
このレビューは気に入りましたか?
18人の会員が気に入ったと投稿しています
郷愁
男の子ってツボが違いますよね。
私のふたりの息子たちも、少し前までTVとか観ながら、
それのどこが可笑しい?ってところで、よくふたりで爆笑してました。
二日間の冒険。
振り返れば、人生で一番楽しくてワクワクした、
再び体験することのできない、最大級に特別な二日間。
小さかろうが、狭かろうが、
目の前に見えているものだけが、
世界のすべて。
彼らにとって、それ以外は世界と認めるに値しなかった。
ゴーディ、クリスのそれぞれが、
家族に関する悲しみを胸に持ちながらも、
仲間と過ごすときだけは、その悲しみは世界の隅へ追いやって、
はしゃいだり、諍いながらも力を合わせて、
目標へ向かっていく様子は、
痛々しさと相反しながらも、その彼らなりの友情に温まりました。
もう、彼らの胸のなかにしか存在しないけれど、
他人には、何の意味もなくても、
思い出なんて言葉では括りきれない、
何ものにも換えられない宝もの。
きっとみんなひとつは持ってるそれぞれの宝ものに、
想いを馳せて、タイムトリップさせられる作品だと思います。
このレビューは気に入りましたか?
14人の会員が気に入ったと投稿しています
4人の少年の冒険談なのに懐かしくノスタルジーに浸ってしまう作品
投稿日:2004/11/15
レビュアー:RUSH
この作品はあまりに有名なので一度は見なければと思いつつも今になってしまった(^^ゞ。でも評判通りなかなか良い作品だった。原作はあのスティーブン・キング。私は彼の作品はホラー的な作品ばかりだろうと思っていたので、この映画の原作がスティーブン・キングだとは恥ずかしながらこの間まで知らなかった(^^ゞ。
4人の少年、父親に耳を焼かれてもなおこよなく父を愛するテディ、みんなのリーダー的存在のクリス、ちょっとお間抜けでひょうきんなバーン(彼が一番子供らしい感じがするのは私だけだろうか(笑))、そしてこの作品の司会進行役でもあり、4人の中では一番賢く、兄の死により父親から嫌われていると思いこんでいるゴーディ。ある日、秘密基地に潜んで遊んでいるとバーンがおもしろい話を持ってきた。それは行方不明になっているブラワーの死体があるというのだ。彼らは英雄になる為にその死体を探しに行く事にあるのだが・・・・。
彼らの旅の途中野宿するシーンでゴーディが作っている小説の話をするが、その話に結構大笑いさせてもらった。それから、クリスとゴーディの会話は子供とは思えないぐらいの会話のように聞こえた。最近の子供もそうなのだろうか。私が子供の頃はこんな高度な会話なんかした記憶がない(^^ゞ。しかし、会話の内容がとても良く、全くうらやましい限りであった。一度はこんな友人を持ちたいものである。また、年上の悪ガキどもと死体を巡って言い争ったシーンでは、明らかにクリスとゴーディの方が大人であった(笑)。
子供時代の2日間の冒険談が描かれるが、見ていると自分の子供時代とどうしても重ねて見てしまっている自分に気が付く。私もこれぐらいの歳には色々やんちゃな事をしていたものである。河原の崖を登ったり、時には落ちたり、山に登って迷子になったり、河で泳いで魚をつかんだり、溺れたりといろんな思い出が頭の中で蘇ってきた。特にラストシーンのみんながそれぞれに別れて行くシーンは見ている者をノスタルジーな気分にさせてくれる。
90分弱とそれほど長くない作品であるが、スティーブン・キング原作で映画化されたものの中では一番の出来具合なのではないだろうか。この作品は誰にでも見て欲しい作品で後世にも残したい名作であると思う。
このレビューは気に入りましたか?
12人の会員が気に入ったと投稿しています
友へ
中学、高校の時の親友がいました、仮にFとしましょう。
家から数百メートルのところに家があって、毎日のように家に入り浸っていたこともありますし、勝手知ったるで、当人が留守の時に上り込んでいたこともあります。
おかあさんにもよくしていただきました。
家を改築して、奴の部屋が新しくなったときには泊まりに行きましたし、僕の親戚がある宮崎県には一緒に旅行に行きました。
何かと人見知りの激しい僕にしては珍しいことです。
理数系が得意で頭のいい奴で、京大生の家庭教師がついていましたし、中学の時はアマチュア無線をやってましたし、ギターも独習で引けるようになりました。
まじめな努力家でしたね。
音楽は歌謡曲など聞かずクラシックとか映画音楽とか聞いていたのですが、天地真理のファンになり部屋にポスターを張ってましたし、「フィジカル・グラフィティ」を買ってその音楽性に惹かれてツェッペリンを聴いてましたね。
ぼくと違って他人の悪口、陰口を言わないやつでしたし、実直で、いい争いしたり、けんかした記憶がない。 振り返ってみても、いやな思い出が一つもない。
いっしょに観た映画は、大阪・梅田のニューOSというシネマ・スコープの劇場で『 レッド・サン 』、宮崎の旅行先で『 ソルジャー・ボーイ 』が記憶にあります。
いっしょにいて、とにかくうまがあったんですね、なぜか。
それが高校3年の後半、大学受験のころから、あまり家に行かなくなりました。
僕が浪人で、Fが京大に合格して、ぼくが引け目を感じたのか、行かなくなって疎遠になってしまいました。
家族の病気や、僕自身の鬱屈した感情からあまり人付き合いをしなくなり、暗―い時を過ごし、最終的には引きこもりになったりした時期がありましたから、仲違いしたわけではないのに、何か引け目を感じて、ますます疎遠になってしまいました。
最後に会ったのは、大学時代のころでしょうか、町で偶然にあって、一分ほどの立ち話。
「おう、どうしてる。 気になっていたんや。 また一度あって話そう。 また来いや」でした。 その時は「行く行く」と言っていて、とうとう行かずじまい。
奴の家の前を通るたびにいつもどうしているかな、と思いつつ、一度疎遠になるとなかなか訪れづらくなり、何十年も経ってしまいました。
昨年の10月、近所のスーパーで、偶然Fのおかあさんと会った母が、Fの消息を聞くと、亡くなってました。
数日後母とFの家を訪れて、お線香をあげてきました。 三十数年ぶりの訪問で、おかあさんも最初僕のことがわかりませんでした。
肺がんだったそうです。 僕が知っていたころは、まじめな奴で親や教師に隠れてでも吸っていたことはありませんか、かなりタバコを吸うようになっていたそうです。
Fの風貌は、ウィル・ウィートンやリバー・フェニックスのような美男子ではなく(笑)、ややしゃくれたあごの特徴がある奴でしたが、遺影は当然のことながら、威厳のある立派な男の顔でしたね。
大学時代はスキー部だったそうです。
大学院を出て、さる大手電機メーカーに研究員として就職し、そこは電池の性能の高さで世界的に有名なのですが、その分野の研究開発に従事し、勤めながら博士号も取り、最終的には研究所所長にまでなりました。
ドイツ語も話し、出張でロシアに行ったりしていたそうです。 大したお話もできませんでしたが、奥さんと娘さん、Fの死後生まれたお孫さんにもお会いしました。
たしかに足跡を遺した彼の人生でした。
兵庫県に住んでいましたが、入院していて、最後は京都に、太秦に帰りたいと言っていたそうです。 今実家にはおかあさんが独りで住んでられます。
生きてるうちにもう一度会っておけばよかったと思っても、後悔先に立たず。
声を掛けてくれたのに、いじけて疎遠になって、我ながら友達がいのない自分です。
この歳になると、ぼつぼつ家族や知り合いの訃報を聞き、さびしくなりますが、いい思い出しかないFの死はショックでしたね。
今日が彼の三回忌に当たります。
陰ながら、冥福を祈ります。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
覚えてる?みんなで観たあの夏の日を・・・これは僕たちの映画だ!
投稿日
2010/06/28
レビュアー
KASPAR
今、30代を生きている僕たちの映画『スタンドバイミー』を"午前十時の映画祭"で観てきました。
本当に久しぶりにこの映画を観た。いろんなことを思い出した。いろんなことを思い出せなかった。
□■□■□
初めて見たのは、13歳・・・ほぼ主人公達と同世代・・・その時に観た映画の中の世界は、全てが現実とはかけ離れたものだったけど、全てが現実的に感じられた。
共感したとか、感情移入したとか、そういうものでは全く無くて・・・
僕は間違いなくその中に"居た"。
この映画の中での出来事も、映画を観た後にみんなで祭りに行ったことも、祭りからの帰り道で池に落っこちたことも、全て僕が経験したこととして心の中で生きている大切な宝物だ。
そんな感覚になることは、15歳を過ぎた頃から経験していない・・・
その頃から、もう映画の中には入れなくなってしまった・・・
そういえば、その頃からこの作品は観てなかった・・・
あれから20年たって観た思い出の作品は、今も煌びやかに輝いてはいるけれど、当然もう映画の中には入れなくて、大人になった主人公と同じ視点でしか観ることが出来ない・・・
それは、この映画の真っ当な観方かもしれないけれど・・・
これはもう"僕の『スタンドバイミー』"ではない・・・
自分にとっては全く別の作品になってしまった・・・
□■□■□
20代〜30代の、自分と同じようにリアルタイムでこの作品に接した人たちは、自分と同じようにこの映画に対して特別な想いを抱いてる人も多いんやないやろか?
僕はあのとき『スタンドバイミー』を観たのでは無く・・・
僕はあのとき『スタンドバイミー』を経験したんだ・・・
個人的満足度 92点! オススメ度 90点
痛めつけられた子供たちに涙する
投稿日
2008/04/02
レビュアー
ポッシュ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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私はつねづね女に生まれて良かったと思ってるし、「自分が男だったらなぁ」みたいな悔しい思いをしたこともないのだけど、この作品を観るといつも「少年」という存在に憧れてしまう。ちょっとだけ「少年」ってやってみたかったな〜などと思ってしまう。そんでもって、主役のゴーディ少年のように野宿の晩にリバー・フェニックスと語り合って、彼の肩にそっともたれてみたい・・・って、こりゃ女の感情ですな。
少年たちの友情が、その時は永遠に続くかのような固い絆に思えるけれど、階層や能力の違いで結局は疎遠になっていく現実。子供時代にはそんな残酷な“差異”は見えない、だからこそ純粋にお互いを信頼し、何の偏見もなく“仲間”として受け入れあえることが、なんと尊いことか。
そして、リーダー的存在のクリス(R・フェニックス)は、そういう純粋さを持ちながらも、きちんと現実を見すえている。みんなと一緒に就職クラスに入ると言うゴーディに「子供は簡単に可能性を捨ててしまう。誰かがそれを注意してやらなきゃいけないんだ。お前は進学クラスに行くべきなんだ」と彼が諭すシーンで私は泣いた。なんて大人なんだろう、この子は。
ここに出てくる少年たちは、大人たちに裏切られ傷ついている。変人のテディ(コリー・フェルドマン)は父親から虐待を受けているし、ゴーディ(ウィル・ウィートン)は両親の関心が亡くなった兄にしか向いていないことに耐え難い寂しさを覚えているし、クリスは担任教師にヒドイ目に合わされている。太っちょのバーン(ジェリー・オコンネル)だけが、そういうエピソードがなく子供らしい無邪気さにあふれているのが、ちょっと救い。
思えば、この子たちはイジメっ子のティーンエイジャー、キーファー・サザーランドたちに小突かれたり脅されたりしても、泣いたりしなかった。悪態ついて食ってかかって、体では負けても心では負けてなかった。ところが、テディは父親を侮辱された時に号泣し、ゴーディは父親が自分を愛してくれないと泣き、あの気丈なクリスだって担任教師の話を打ち明けた時に悔し涙を流すのだ。
圧倒的に強い立場にいる大人が無防備な子供を傷つけることが、いかに残酷なことかと思わされる。彼らが見に行く「子供の死体」は、「痛めつけられた子供」を代表しているようにも思えるし、大人になっていく彼らにとって、輝かしい「子供時代」を葬り去ることの象徴であるようにも思えた。
郷愁
投稿日
2012/01/08
レビュアー
蒼生
男の子ってツボが違いますよね。
私のふたりの息子たちも、少し前までTVとか観ながら、
それのどこが可笑しい?ってところで、よくふたりで爆笑してました。
二日間の冒険。
振り返れば、人生で一番楽しくてワクワクした、
再び体験することのできない、最大級に特別な二日間。
小さかろうが、狭かろうが、
目の前に見えているものだけが、
世界のすべて。
彼らにとって、それ以外は世界と認めるに値しなかった。
ゴーディ、クリスのそれぞれが、
家族に関する悲しみを胸に持ちながらも、
仲間と過ごすときだけは、その悲しみは世界の隅へ追いやって、
はしゃいだり、諍いながらも力を合わせて、
目標へ向かっていく様子は、
痛々しさと相反しながらも、その彼らなりの友情に温まりました。
もう、彼らの胸のなかにしか存在しないけれど、
他人には、何の意味もなくても、
思い出なんて言葉では括りきれない、
何ものにも換えられない宝もの。
きっとみんなひとつは持ってるそれぞれの宝ものに、
想いを馳せて、タイムトリップさせられる作品だと思います。
4人の少年の冒険談なのに懐かしくノスタルジーに浸ってしまう作品
投稿日
2004/11/15
レビュアー
RUSH
この作品はあまりに有名なので一度は見なければと思いつつも今になってしまった(^^ゞ。でも評判通りなかなか良い作品だった。原作はあのスティーブン・キング。私は彼の作品はホラー的な作品ばかりだろうと思っていたので、この映画の原作がスティーブン・キングだとは恥ずかしながらこの間まで知らなかった(^^ゞ。
4人の少年、父親に耳を焼かれてもなおこよなく父を愛するテディ、みんなのリーダー的存在のクリス、ちょっとお間抜けでひょうきんなバーン(彼が一番子供らしい感じがするのは私だけだろうか(笑))、そしてこの作品の司会進行役でもあり、4人の中では一番賢く、兄の死により父親から嫌われていると思いこんでいるゴーディ。ある日、秘密基地に潜んで遊んでいるとバーンがおもしろい話を持ってきた。それは行方不明になっているブラワーの死体があるというのだ。彼らは英雄になる為にその死体を探しに行く事にあるのだが・・・・。
彼らの旅の途中野宿するシーンでゴーディが作っている小説の話をするが、その話に結構大笑いさせてもらった。それから、クリスとゴーディの会話は子供とは思えないぐらいの会話のように聞こえた。最近の子供もそうなのだろうか。私が子供の頃はこんな高度な会話なんかした記憶がない(^^ゞ。しかし、会話の内容がとても良く、全くうらやましい限りであった。一度はこんな友人を持ちたいものである。また、年上の悪ガキどもと死体を巡って言い争ったシーンでは、明らかにクリスとゴーディの方が大人であった(笑)。
子供時代の2日間の冒険談が描かれるが、見ていると自分の子供時代とどうしても重ねて見てしまっている自分に気が付く。私もこれぐらいの歳には色々やんちゃな事をしていたものである。河原の崖を登ったり、時には落ちたり、山に登って迷子になったり、河で泳いで魚をつかんだり、溺れたりといろんな思い出が頭の中で蘇ってきた。特にラストシーンのみんながそれぞれに別れて行くシーンは見ている者をノスタルジーな気分にさせてくれる。
90分弱とそれほど長くない作品であるが、スティーブン・キング原作で映画化されたものの中では一番の出来具合なのではないだろうか。この作品は誰にでも見て欲しい作品で後世にも残したい名作であると思う。
友へ
投稿日
2013/07/26
レビュアー
ロキュータス
中学、高校の時の親友がいました、仮にFとしましょう。
家から数百メートルのところに家があって、毎日のように家に入り浸っていたこともありますし、勝手知ったるで、当人が留守の時に上り込んでいたこともあります。
おかあさんにもよくしていただきました。
家を改築して、奴の部屋が新しくなったときには泊まりに行きましたし、僕の親戚がある宮崎県には一緒に旅行に行きました。
何かと人見知りの激しい僕にしては珍しいことです。
理数系が得意で頭のいい奴で、京大生の家庭教師がついていましたし、中学の時はアマチュア無線をやってましたし、ギターも独習で引けるようになりました。
まじめな努力家でしたね。
音楽は歌謡曲など聞かずクラシックとか映画音楽とか聞いていたのですが、天地真理のファンになり部屋にポスターを張ってましたし、「フィジカル・グラフィティ」を買ってその音楽性に惹かれてツェッペリンを聴いてましたね。
ぼくと違って他人の悪口、陰口を言わないやつでしたし、実直で、いい争いしたり、けんかした記憶がない。 振り返ってみても、いやな思い出が一つもない。
いっしょに観た映画は、大阪・梅田のニューOSというシネマ・スコープの劇場で『 レッド・サン 』、宮崎の旅行先で『 ソルジャー・ボーイ 』が記憶にあります。
いっしょにいて、とにかくうまがあったんですね、なぜか。
それが高校3年の後半、大学受験のころから、あまり家に行かなくなりました。
僕が浪人で、Fが京大に合格して、ぼくが引け目を感じたのか、行かなくなって疎遠になってしまいました。
家族の病気や、僕自身の鬱屈した感情からあまり人付き合いをしなくなり、暗―い時を過ごし、最終的には引きこもりになったりした時期がありましたから、仲違いしたわけではないのに、何か引け目を感じて、ますます疎遠になってしまいました。
最後に会ったのは、大学時代のころでしょうか、町で偶然にあって、一分ほどの立ち話。
「おう、どうしてる。 気になっていたんや。 また一度あって話そう。 また来いや」でした。 その時は「行く行く」と言っていて、とうとう行かずじまい。
奴の家の前を通るたびにいつもどうしているかな、と思いつつ、一度疎遠になるとなかなか訪れづらくなり、何十年も経ってしまいました。
昨年の10月、近所のスーパーで、偶然Fのおかあさんと会った母が、Fの消息を聞くと、亡くなってました。
数日後母とFの家を訪れて、お線香をあげてきました。 三十数年ぶりの訪問で、おかあさんも最初僕のことがわかりませんでした。
肺がんだったそうです。 僕が知っていたころは、まじめな奴で親や教師に隠れてでも吸っていたことはありませんか、かなりタバコを吸うようになっていたそうです。
Fの風貌は、ウィル・ウィートンやリバー・フェニックスのような美男子ではなく(笑)、ややしゃくれたあごの特徴がある奴でしたが、遺影は当然のことながら、威厳のある立派な男の顔でしたね。
大学時代はスキー部だったそうです。
大学院を出て、さる大手電機メーカーに研究員として就職し、そこは電池の性能の高さで世界的に有名なのですが、その分野の研究開発に従事し、勤めながら博士号も取り、最終的には研究所所長にまでなりました。
ドイツ語も話し、出張でロシアに行ったりしていたそうです。 大したお話もできませんでしたが、奥さんと娘さん、Fの死後生まれたお孫さんにもお会いしました。
たしかに足跡を遺した彼の人生でした。
兵庫県に住んでいましたが、入院していて、最後は京都に、太秦に帰りたいと言っていたそうです。 今実家にはおかあさんが独りで住んでられます。
生きてるうちにもう一度会っておけばよかったと思っても、後悔先に立たず。
声を掛けてくれたのに、いじけて疎遠になって、我ながら友達がいのない自分です。
この歳になると、ぼつぼつ家族や知り合いの訃報を聞き、さびしくなりますが、いい思い出しかないFの死はショックでしたね。
今日が彼の三回忌に当たります。
陰ながら、冥福を祈ります。
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