少女たちの羅針盤 / 成海璃子
少女たちの羅針盤
/長崎俊一
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全体の平均評価点: (5点満点)
(13)
解説・ストーリー
第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞で優秀作に選ばれた同名小説を成海璃子、忽那汐里、森田彩華、草刈麻有というフレッシュなキャストで映画化した青春ミステリー。監督は「8月のクリスマス」「西の魔女が死んだ」の長崎俊一。廃墟となったホテルでネットシネマの撮影が始まろうとしていた。ヒロインは新進女優の舞利亜。しかし、いくつもの不可解な出来事が舞利亜を恐怖に陥れていく。彼女には、4年前に謎の事件よって突然活動停止となった伝説的女子高生劇団“羅針盤”のメンバーだったという誰も知らないはずの過去があったのだが…。
第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞で優秀作に選ばれた同名小説を成海璃子、忽那汐里、森田彩華、草刈麻有というフレッシュなキャストで映画化した青春ミステリー。監督は「8月のクリスマス」「西の魔女が死んだ」の長崎俊一。廃墟となったホテルでネットシネマの撮影が始まろうとしていた。ヒロインは新進女優の舞利亜。しかし、いくつもの不可解な出来事が舞利亜を恐怖に陥れていく。彼女には、4年前に謎の事件よって突然活動停止となった伝説的女子高生劇団“羅針盤”のメンバーだったという誰も知らないはずの過去があったのだが…。
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「少女たちの羅針盤」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞で優秀作に選ばれた同名小説を成海璃子、忽那汐里、森田彩華、草刈麻有というフレッシュなキャストで映画化した青春ミステリー。監督は「8月のクリスマス」「西の魔女が死んだ」の長崎俊一。廃墟となったホテルでネットシネマの撮影が始まろうとしていた。ヒロインは新進女優の舞利亜。しかし、いくつもの不可解な出来事が舞利亜を恐怖に陥れていく。彼女には、4年前に謎の事件よって突然活動停止となった伝説的女子高生劇団“羅針盤”のメンバーだったという誰も知らないはずの過去があったのだが…。
「少女たちの羅針盤」 の作品情報
「少女たちの羅針盤」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
少女たちの羅針盤の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TCED1288 |
2011年12月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
少女たちの羅針盤の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TCED1288 |
2011年12月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
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|
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ユーザーレビュー:13件
サスペンスとしては弱いけど、ドラマ面はよかった
てっきり青春ものかと思ったら、サスペンスでした。
広島県福山市のミステリー文学のコンクールで、優秀賞をとった作品が原作だとか。
若い女優が映画の撮影のために福山市の廃墟に行くが、現場で渡された台本が違っていた。
控室には「お前が人を殺したことを知っている」というメモが。彼女の顔が見えないまま、回想シーンへ。
4人の女子高生のドラマになる。
「羅針盤」という劇団を立ち上げた4人。いったい誰が誰を殺したの?と思いながら見ていたけど
全くわからない。
ところが結局は、サスペンスとしては唐突で安っぽい結末に終わってしまった^^;
でもドラマ面はなかなかよかったと思う。
傷つきやすい青春時代、夢に向かってがむしゃらに突き進む少女たちがまぶしかった。
誰でもみんなそれぞれ事情があるわけだし、共感しながら見れた。
自分でもよくわからない衝動があったり、未熟だけどキラキラ輝いてる時代。
未来があるから輝いていられるのかな。
サスペンスとしてはイマイチだけど、サスペンスタッチになっていないと私は見なかったと思うので
これはこれでよかったと思います。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
東南西北の方が・・・・
投稿日:2011/12/03
レビュアー:me2st
内容の解説は得意ではないので省略するとして・・・思っていたよりも楽しめました。
路上ライブの内容からすると、コントとしか思えないから、ネーミングは東南西北の方が良かったかも?
成海璃子は好きではないけど、それを差し引いても楽しめた。監督が良いのかもしれない。
個人的には、割と途中で話しが読めてしまう事が多いけど、この映画に関しては終盤まで読めなかった。
かなり眠い時間に観たけど、最後まで寝ないで観られた事からして退屈しない映画かも。
それにしても、成海璃子のアップはやばいだろ。ニキビ?で撮影時期がばれるぞ。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ネタバレしても楽しめる?(^_^;)
主人公4人の女の子たちの初々しい演技と友情ストーリーにはキュウゥンときたけど、
なんでミステリーを絡ませる必要があったんだろう?
青春物語本編から時々ミステリーシーンに転換するのだが、その度に暖まった気持ちが冷める。
監督は一体全体どっちがやりたかったんだろう?
扱うテーマがあまりにも異質で、リアリティーも天と地ほど開きがあるこの2つを、
同じような重さで扱ってしまったことがなんとも解せない。
確かに最後まで真相はわからず、そして意外だったけど、
その驚きより 安っぽい印象のほうが勝ってしまった。
(実は関心もなかったし、ドキドキもしなかったし、種明かしも「あ、そう、で?」という感じ)
残念だ。
(2012.2.29 視聴)
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B 後半の舞台劇ぽいシナリオは悪くない
投稿日:2012/01/20
レビュアー:かづしげ
四人の少女全員均等に焦点をあてたシナリオはよくできてる。舞台劇が好きな人なら満足度は高いだろう。それぞれ傷を抱えた同志的友情は深度が感じられた。ミステリーが加味されているが、舞台劇ぽく捉えると友情を炙り出す方向でよく効いている。劇中劇も結構興味を惹きつける力があるし、ライターはそちらが本職じゃないのかな。
主役クラスの成海璃子は、本作と「武士道シックスティーン」しか観てないせいか、演技傾向が鈴木杏とかぶる。すべり気味すれすれの熱演はコメディタッチでおもしろい。
忽那汐里は徐々に巧くなっているのが感じられて嬉しいね。終盤のブランコシーンや謎解きシーンなど、好きだからか余計よく見えた。
森田彩華は一見屈託無く見えて陰のある男前少女を上手に演じていた。四人の中で三つか四つは年長だし一番巧かったかな。ヘアスタイルなど一時期の上戸彩(オスカーの先輩後輩関係でドラマでも何度か共演してる)を意識してるのかなとつい思ってしまう。
(端役じゃなく)メインの役を演ずる草刈麻有は初めて観たが好い役をもらったね。可愛いだけじゃないんだ。お父さんより巧くなりそう(爆)
※レーティングは、A+,A,A->B+,B,B->C+,C,C- の9段階。
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いまどきのアイドル映画
ヘンな映画だった。廃墟から始まったのでホラー映画かと思っていたら、演劇に打ち込む女子高生たちの青春映画となり、終わってみたらミステリーだった。(笑) 予備知識が全くなかったので、少々面食らった感じ。でも、終盤の展開は強引でしょう。百歩譲っても、唐突な感じは否めない。原作があるようだから、映画の作りに不満を言うよりも、そちらにクレームをつけるのが正解かも知れない。
先輩部員と喧嘩して演劇部を飛び出した主人公。友人と一緒に劇団を立ち上げる。たった4人の劇団は“羅針盤”と名付けられ、やがてストリートライブで名前が知れ渡って行く。或る日、演劇フェスティバルに誘われて出場する。観客の反応も良かった。むしろ、絶賛と言っていい。スタンディング・オベイションで拍手をおくられたのは、“羅針盤”だけだった。しかし、賞を取ったのは、彼女たちではなかった。
……というお話し。
成海璃子さん演じる主人公の行動力には、ビックリする。それくらいでないと有名になれないのは分かるが、もう少し躊躇いがあっても良かったんじゃないの? 何だか浮き世離れした印象を受けた。言い換えれば、現実味に乏しいってことである。映画というより漫画のような短絡さだった。
この後、物語は急展開する。“羅針盤”のフェスティバル出場が、単なる“咬ませ犬”だったことを知って主人公は大暴れ。一枚咬んでいた演劇部顧問を殴ってしまう。(苦笑)
どうして、この手の作品は「大人の世界はキタナイ」みたいな展開を好むんだろう? 然も、ドア越しに真実を立ち聞きしてしまうなんて、ちょっと幼稚すぎる脚本ではないか。理想と現実を対比させるなら、キチンと描かないと子供たちは間違った方向に進むゾ。
そして、仲間の1人に転機が訪れる。母親がどこかの金持ちと再婚することになり、ストリートでのパフォーマンスをやめさせられる。懐かしい大映テレビのドラマを見ているような気分だった。(失笑)
その上、主人公までもが、あっさりと演劇部に戻ってしまう。「何だかなぁ」である。
そして、惨い事件が起きて、仲間の1人が自殺する。この辺りまで来ると、安易なストーリー展開に腹が立って来る。定番の青春映画は好きだが、作中に盛り込まれる出来事が奇をてらい過ぎていていただけない。主人公にキスをする女の子のエピソードなんかがそうだ。作為的と言えばいいのか、登場人物の感情の流れが自然ではない。描き込みが足りないのだ。
監督は、長崎俊一さん。ATGの『九月の冗談クラブバンド』でデビューして以来、ちゃんと観て来たつもりだが、どうも本作品は期待外れだった。ナチュラルな光を用いて、作品によって映像を変える器用さも持ち合わせている監督さんだ。以前から「アクション・シーンも含め、もっと評価されていいのに」と思っていたが、買いかぶりだったのだろうか。どうも納得出来ない。もっとも、粗筋を追っただけの脚本にも問題があるのだが……。
映画は、いきなりミステリーに変化してクライマックスを迎える。舞台は現在に戻り、犯人を追い詰め、羅針盤メンバーの自殺(?)の真相が明かされる。たいしたサスペンスがあるわけでもないし、緻密な伏線がはられているわけでもない。ドンデン返しもない。
成海璃子さん演じる主人公が謎解きをする気持ちも理解出来なかった。観客をミスリードする台詞は、反則でしょ。(笑) 真相を最後まで隠すために、カメラは不自然な動きを強いられている。この唐突な謎解きは、理解し難かった。
どう考えても、ミステリーは余分だし、青春映画としては凡庸だが、劇中劇である"羅針盤"の舞台だけは、滅法面白そうだった。全部、観たかったなぁ。(笑)
或る意味、いまどきのアイドル映画であることに間違いはない。“羅針盤”のメンバーを演じる女の子4人も、なかなか良かった。成海璃子さんしか名前は知らないが、きっとまたどこかのスクリーンで再会する時が来るだろう。宮崎あおいさんによく似た女の子と、ボーイッシュな女の子が印象に残った。
ザンネン!
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1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
サスペンスとしては弱いけど、ドラマ面はよかった
投稿日
2012/12/31
レビュアー
みなみ
てっきり青春ものかと思ったら、サスペンスでした。
広島県福山市のミステリー文学のコンクールで、優秀賞をとった作品が原作だとか。
若い女優が映画の撮影のために福山市の廃墟に行くが、現場で渡された台本が違っていた。
控室には「お前が人を殺したことを知っている」というメモが。彼女の顔が見えないまま、回想シーンへ。
4人の女子高生のドラマになる。
「羅針盤」という劇団を立ち上げた4人。いったい誰が誰を殺したの?と思いながら見ていたけど
全くわからない。
ところが結局は、サスペンスとしては唐突で安っぽい結末に終わってしまった^^;
でもドラマ面はなかなかよかったと思う。
傷つきやすい青春時代、夢に向かってがむしゃらに突き進む少女たちがまぶしかった。
誰でもみんなそれぞれ事情があるわけだし、共感しながら見れた。
自分でもよくわからない衝動があったり、未熟だけどキラキラ輝いてる時代。
未来があるから輝いていられるのかな。
サスペンスとしてはイマイチだけど、サスペンスタッチになっていないと私は見なかったと思うので
これはこれでよかったと思います。
東南西北の方が・・・・
投稿日
2011/12/03
レビュアー
me2st
内容の解説は得意ではないので省略するとして・・・思っていたよりも楽しめました。
路上ライブの内容からすると、コントとしか思えないから、ネーミングは東南西北の方が良かったかも?
成海璃子は好きではないけど、それを差し引いても楽しめた。監督が良いのかもしれない。
個人的には、割と途中で話しが読めてしまう事が多いけど、この映画に関しては終盤まで読めなかった。
かなり眠い時間に観たけど、最後まで寝ないで観られた事からして退屈しない映画かも。
それにしても、成海璃子のアップはやばいだろ。ニキビ?で撮影時期がばれるぞ。
ネタバレしても楽しめる?(^_^;)
投稿日
2012/03/10
レビュアー
ケセラ
主人公4人の女の子たちの初々しい演技と友情ストーリーにはキュウゥンときたけど、
なんでミステリーを絡ませる必要があったんだろう?
青春物語本編から時々ミステリーシーンに転換するのだが、その度に暖まった気持ちが冷める。
監督は一体全体どっちがやりたかったんだろう?
扱うテーマがあまりにも異質で、リアリティーも天と地ほど開きがあるこの2つを、
同じような重さで扱ってしまったことがなんとも解せない。
確かに最後まで真相はわからず、そして意外だったけど、
その驚きより 安っぽい印象のほうが勝ってしまった。
(実は関心もなかったし、ドキドキもしなかったし、種明かしも「あ、そう、で?」という感じ)
残念だ。
(2012.2.29 視聴)
B 後半の舞台劇ぽいシナリオは悪くない
投稿日
2012/01/20
レビュアー
かづしげ
四人の少女全員均等に焦点をあてたシナリオはよくできてる。舞台劇が好きな人なら満足度は高いだろう。それぞれ傷を抱えた同志的友情は深度が感じられた。ミステリーが加味されているが、舞台劇ぽく捉えると友情を炙り出す方向でよく効いている。劇中劇も結構興味を惹きつける力があるし、ライターはそちらが本職じゃないのかな。
主役クラスの成海璃子は、本作と「武士道シックスティーン」しか観てないせいか、演技傾向が鈴木杏とかぶる。すべり気味すれすれの熱演はコメディタッチでおもしろい。
忽那汐里は徐々に巧くなっているのが感じられて嬉しいね。終盤のブランコシーンや謎解きシーンなど、好きだからか余計よく見えた。
森田彩華は一見屈託無く見えて陰のある男前少女を上手に演じていた。四人の中で三つか四つは年長だし一番巧かったかな。ヘアスタイルなど一時期の上戸彩(オスカーの先輩後輩関係でドラマでも何度か共演してる)を意識してるのかなとつい思ってしまう。
(端役じゃなく)メインの役を演ずる草刈麻有は初めて観たが好い役をもらったね。可愛いだけじゃないんだ。お父さんより巧くなりそう(爆)
※レーティングは、A+,A,A->B+,B,B->C+,C,C- の9段階。
いまどきのアイドル映画
投稿日
2013/03/17
レビュアー
みなさん(退会)
ヘンな映画だった。廃墟から始まったのでホラー映画かと思っていたら、演劇に打ち込む女子高生たちの青春映画となり、終わってみたらミステリーだった。(笑) 予備知識が全くなかったので、少々面食らった感じ。でも、終盤の展開は強引でしょう。百歩譲っても、唐突な感じは否めない。原作があるようだから、映画の作りに不満を言うよりも、そちらにクレームをつけるのが正解かも知れない。
先輩部員と喧嘩して演劇部を飛び出した主人公。友人と一緒に劇団を立ち上げる。たった4人の劇団は“羅針盤”と名付けられ、やがてストリートライブで名前が知れ渡って行く。或る日、演劇フェスティバルに誘われて出場する。観客の反応も良かった。むしろ、絶賛と言っていい。スタンディング・オベイションで拍手をおくられたのは、“羅針盤”だけだった。しかし、賞を取ったのは、彼女たちではなかった。
……というお話し。
成海璃子さん演じる主人公の行動力には、ビックリする。それくらいでないと有名になれないのは分かるが、もう少し躊躇いがあっても良かったんじゃないの? 何だか浮き世離れした印象を受けた。言い換えれば、現実味に乏しいってことである。映画というより漫画のような短絡さだった。
この後、物語は急展開する。“羅針盤”のフェスティバル出場が、単なる“咬ませ犬”だったことを知って主人公は大暴れ。一枚咬んでいた演劇部顧問を殴ってしまう。(苦笑)
どうして、この手の作品は「大人の世界はキタナイ」みたいな展開を好むんだろう? 然も、ドア越しに真実を立ち聞きしてしまうなんて、ちょっと幼稚すぎる脚本ではないか。理想と現実を対比させるなら、キチンと描かないと子供たちは間違った方向に進むゾ。
そして、仲間の1人に転機が訪れる。母親がどこかの金持ちと再婚することになり、ストリートでのパフォーマンスをやめさせられる。懐かしい大映テレビのドラマを見ているような気分だった。(失笑)
その上、主人公までもが、あっさりと演劇部に戻ってしまう。「何だかなぁ」である。
そして、惨い事件が起きて、仲間の1人が自殺する。この辺りまで来ると、安易なストーリー展開に腹が立って来る。定番の青春映画は好きだが、作中に盛り込まれる出来事が奇をてらい過ぎていていただけない。主人公にキスをする女の子のエピソードなんかがそうだ。作為的と言えばいいのか、登場人物の感情の流れが自然ではない。描き込みが足りないのだ。
監督は、長崎俊一さん。ATGの『九月の冗談クラブバンド』でデビューして以来、ちゃんと観て来たつもりだが、どうも本作品は期待外れだった。ナチュラルな光を用いて、作品によって映像を変える器用さも持ち合わせている監督さんだ。以前から「アクション・シーンも含め、もっと評価されていいのに」と思っていたが、買いかぶりだったのだろうか。どうも納得出来ない。もっとも、粗筋を追っただけの脚本にも問題があるのだが……。
映画は、いきなりミステリーに変化してクライマックスを迎える。舞台は現在に戻り、犯人を追い詰め、羅針盤メンバーの自殺(?)の真相が明かされる。たいしたサスペンスがあるわけでもないし、緻密な伏線がはられているわけでもない。ドンデン返しもない。
成海璃子さん演じる主人公が謎解きをする気持ちも理解出来なかった。観客をミスリードする台詞は、反則でしょ。(笑) 真相を最後まで隠すために、カメラは不自然な動きを強いられている。この唐突な謎解きは、理解し難かった。
どう考えても、ミステリーは余分だし、青春映画としては凡庸だが、劇中劇である"羅針盤"の舞台だけは、滅法面白そうだった。全部、観たかったなぁ。(笑)
或る意味、いまどきのアイドル映画であることに間違いはない。“羅針盤”のメンバーを演じる女の子4人も、なかなか良かった。成海璃子さんしか名前は知らないが、きっとまたどこかのスクリーンで再会する時が来るだろう。宮崎あおいさんによく似た女の子と、ボーイッシュな女の子が印象に残った。
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少女たちの羅針盤
(C)映画「少女たちの羅針盤」製作委員会 ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。