星守る犬

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星守る犬 / 西田敏行

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「星守る犬」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

泣けると評判を呼びベストセラーとなった村上たかしの同名マンガを西田敏行主演で映画化した感動ドラマ。仕事も家族も失った不器用で心優しい中年男性が愛犬と繰り広げる宛てのない旅の行方を見つめる。共演に玉山鉄二、川島海荷。監督は「スープ・オペラ」の瀧本智行。夏の北海道。林の中で一台のワゴン車が見つかり、中から中年男性の白骨死体が発見される。さらに、そばには犬の遺体も。男性のほうは死後半年が経過している一方、犬のほうはまだ死んでからそれほど日が経っていなかった。遺体の処理を請け負った市役所福祉課の青年・奥津は、この男性と犬の関係に興味を持ち、男性の所持品を頼りに、東京から北海道までの道程を辿る旅に出るのだが…。

「星守る犬」 の作品情報

作品情報

製作年:

2011年

製作国:

日本

「星守る犬」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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レッドクリフ Part II−未来への最終決戦−

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eiko[エイコ]

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1〜 5件 / 全54件

星の数ほど涙が出ました

投稿日:2011/12/10 レビュアー:ショコランナ

はぁ〜。。。泣き過ぎて、言葉も出ません。
しばらくは誰にも会えないくらい、目が腫れて真っ赤。

ってくらい号泣しました。
じゃあ、それほどこの映画が良かったかと問われれると、どうなんだろっていう感じで、
良かった悪かったどうだった、というのはあまり関係なく、
涙が溢れ出てしまったのでした。

北海道の、とあるキャンプ場近くで、車の中から見つかった
死後半年となる男性の遺体と、男性の愛犬らしき犬の遺体。
現場を訪れた、市役所勤めの奥津京介は、
その姿無き一人と一匹に興味を持ち、彼らの生前の足どりを追っていく。
ストーリーは、基本的に楽しいものでは無いし、
終始、陰鬱な表情の奥津を見ているだけでも、なんとなく暗くなってくる。
そんな中、奥津が足どりを追う、今は亡き男性と犬がまだ生きていたときの
過去・回想シーンの方は逆にほのぼの出来て、現在と過去の雰囲気が対照的だったのが
救いでした。その、救いに一役買っていたのが、中年男性役の西田敏行。
西田敏行と共に、海景色や釣りという文字が目に入ったり、海の音が耳に入ってくると
どうしても「釣りバカ」が思い出されて、何となく愉快になれたので、
男性役が西田敏行で良かったな〜、と思いました。
だけど、のちにはもう、釣りバカどころじゃなくなってしまって・・・

男性の生き方は、決して素晴らしいというものではなく、
何も大きな感銘を受けることもなく、ただ哀しい。
そこからは、ただ普通に真面目に、人好く生きていても、
なかなか幸せはつかめず、少しずつ幸せは逃げていく、そんな想いを抱きました。
星でいうと、流れ星は願いを叶えてくれるのでなく、
願いなんて叶えないよう逃げていくばかり、というようなマイナス的な考え。
そこに、私が常日頃から愛しく思っている、犬の痛々しいほどの忠誠心、
健気さといったものが加わってきてしまったからもう、号泣。。。

映画の中で言っていた「星守る犬」の意味については、どうもあまりピンとこなくて、
その通り〜!とは思えなかったのですが、その代わり、私の中では男性&秋田犬ハッピーが
ひまわり畑でいつまでも幸せそうに触れ合っている姿が、星みたいにキラキラ残っていて、
それだけが、この映画の唯一のなぐさめになってます。
犬たちの熱演にオマケして、☆4つ。

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じんわり ネタバレ

投稿日:2012/02/01 レビュアー:ウンコロビッチ中将

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決してハッピーエンドではありません。
そして、決して楽しかったり笑えたりする映画でもありません。
(西田の情けない男っぷりが笑える場面はあるにしても(笑))

そして、西田の情けない男っぷり、頼りない旦那・お父さんっぷりが
笑えてそして哀しいのであります。

うん、奥さんや娘さんからしてみたら
冗談じゃないよね。それは判るし、私も女だから共感できるよ
「ただ話を聞いて、愚痴にうんうんうなづいてくれるだけでよかったんだ」って

でもさー、少し世代はずれるだろうけど、話に聞く戦後を支えた日本人の
お父さんたちって、大体はこんなもんじゃなかったのかなー

そして、酒色に溺れるわけでもなく、
暴力を振るうわけでもなく、
支配的・命令的なわけでもない。
当事者じゃないから言えることなのかもしれないけど、
私にはこの西田演じるお父さんを責める気にはなれなかったなぁ。

リストラされ、心臓病をかかえ、不景気でハローワークにいくも
身体的な弱みと、不景気と年齢とで仕事はみつからない。
そこへ運悪く、奥さんの実家のあれやこれやと、娘の非行。
運が悪い、あるいは、運が悪い時に限って不幸が重なることを想定して
全てに対処しておけなんて私は言えない(笑)

逆に申し訳ないけど、
主人公に好意的だから、表面上は良い人にみえるんだけども
玉山鉄二と、川島海荷演じる、公務員と高校生には全く共感できなかった(苦笑)
まぁ、演じる二人に共通する境遇「たまたまスカウト(紹介)されてやってみたら面白かったので」という
芸能界入りの理由とともに、人生経験の少なさと、薄い人間性が見えちゃうんだなぁ
ごめんね、二人のファンの人(笑)

薄いというのは、言いすぎかな・・・
んー、つまり二人の年齢と経験ではまだ、自分と違う、特に不幸側寄りに違う境遇の人の
人生を演じるにはまだまだよのぉ(汗)ってことだわね。
ま、年齢と経験的に無理もないか・・・(それも才能と勉強しだいって気はするけど(苦笑))

いずれにしろ、
西田、岸本、藤、三浦、温水、余と、それぞれ人生をきちんと感じさせる芝居だけに、
玉山、川島のシーンだけ、嘘くさい綺麗さによる、というより、きちんと泥や汚れがついてないような
違和感を感じてしまうのです。脇が居る場面は支えられてなんとかなっても
特に二人だけのシーンとなるとね・・・・(笑)

ま。このクラスの役者さん達と比べたらかわいそうか・・・・(笑)


私も、あるいは、俺も・・・・
もう少し運がなかったら、もう少し身体が弱かったら・・・・
もしかしたら、同じ境遇になっていたかもしれない・・・・

決して幸せな映画でも、笑える映画でもありませんし
特に思い当たる節があったりすると、むしろ身につまされたりする場面もあるとは思いますが、
観終わった後に、不思議と ほっこりと出来る映画だと思います。

バビロンの陽光を、この作品のあとに観たので
順番を間違えた(苦笑)  ※むこうはズシーン(汗)

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野垂れ死にの男と犬

投稿日:2011/11/06 レビュアー:パープルローズ

林の中に放置されたワゴン車で発見された、中年男性と犬の遺体。
その処理を任された市職員の奥津(玉山鉄二)は、ワゴン車に残されたレシートを頼りに、男性の足跡を辿る旅にでる。

「ノルウェイの森」ですごく素敵だった玉山くんが目当てだったけど、この映画ではなんだか地味でぱっとしない。まあ公務員の役だから、地味なのは仕方ないか。その彼は、飼っていた犬の世話を放棄してしまったという過去を持っているわけで。途中で知り合った家出娘(川島海荷)と旅を共にするはめになるのです。

遺体の男性の生前を演じるのが西田敏行。この人、生理的に好きではないのだけど、全く見たくもない半裸のシーンがあったのにげんなり。確か大病をして、煙草はドクターストップがかかったと聞いたけど、煙草を吸うシーンがけっこうあったので、人のことながら大丈夫なのかと心配してしまう。

ワゴン車に残されたレシートの店を訪ねる旅の途中に、温水洋一、中村獅童、三浦友和などが登場。彼らから話を聞いてゆくうちに、興津の中に死んだ男の人物像が次第に出来上がってゆく。
それはいいのだけど、終盤の彼が死に至る経緯は完全に興津の想像にすぎないわけで、それをこんなふうに美談に仕上げるのはおかしくないか。
言葉は悪いけど、野垂れ死にした男に飼い犬が巻き込まれたというだけのことじゃないのか。
見方によっては、奥さん(岸本加代子)が悪かったようにもとれるところが、私はいちばん気にいりませんでした。

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ここは素直に泣いておこう

投稿日:2011/12/09 レビュアー:俺も自腹だもん

 私、映画館に行かなくてよかったです。いい意味で、だいの大人が映画館で号泣なんて恥ずかしくて・・・・・・・(〃▽〃)
もし原作どうりにハッピーちゃんの死に際のモノローグがあったらホントに恥ずかしくて席を立てんわ。犬好きにはとてもじゃないが涙なしじゃ見れないっす。
まあいろいろ言いたいことはあるでしょうがマニアにはほど遠い私にはじゅうぶん泣けました。
 ところでうちのラッキー(ダックスフンド)は付き合っちゃくれんだろうなぁ・・・・・・。

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「お父さん」の生き様には共感できないが、犬のいじらしさに泣けた

投稿日:2014/07/08 レビュアー:飛べない魔女

「お父さん」・・・結局最後まで身元不明で名前は判りません。
でもね、お父さん、いくら奥さんと娘さんに出て行かれたからといって
いくら心臓の病を抱えていたからといって
こんなふうに人生を簡単に諦めちゃっていいの?
こんな生き方しちゃっていいの?
愛犬のハッピーとワンボックスカーで旅するのはいいけど、
旅の終点に死を選ぶのは良くないよ。
巻き添えになったハッピーがかわいそうだよ。
お父さんは優しくて暖かい人だけど、その最終的な生き方には共感できないなぁ・・
哀しすぎるよ・・

そしてそのお父さんのが何物なのか、このまま身元不明のまま無縁仏になっちゃうのを気の毒に思った市職員・奥津が
おとうさんの残したレシートを頼りに、東京から旭川をお父さんの通ったであろう軌跡を引き返してきます。
それは不思議な力で導かれるように、お父さんに関わった様々な人と出会いながら
お父さんがどんな人だったのか、何故あそこにいたのかを次第に知ることになります。
奥津がそこまでする理由が少し弱い気がしますが、そこはドラマですから良しとしましょう。

人の人生は悲喜こもごも。
その人と一緒に生きる犬の一生もまた同じなのではないでしょうか。
ハッピーにとっては、誰よりもハッピーを愛し、愛情を注いだお父さんと一緒にいられることが最高の幸せだったのかもしれません。
ただ、最後が哀れすぎます・・
お父さんは、「星守る犬」(手に入らないものを求める人)に自らなってしまったのです。
もっと、人生と戦うべきだったのに・・

ワンちゃんたちの人間を超えた素晴らしい演技に拍手です。

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星守る犬

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星の数ほど涙が出ました

投稿日

2011/12/10

レビュアー

ショコランナ

はぁ〜。。。泣き過ぎて、言葉も出ません。
しばらくは誰にも会えないくらい、目が腫れて真っ赤。

ってくらい号泣しました。
じゃあ、それほどこの映画が良かったかと問われれると、どうなんだろっていう感じで、
良かった悪かったどうだった、というのはあまり関係なく、
涙が溢れ出てしまったのでした。

北海道の、とあるキャンプ場近くで、車の中から見つかった
死後半年となる男性の遺体と、男性の愛犬らしき犬の遺体。
現場を訪れた、市役所勤めの奥津京介は、
その姿無き一人と一匹に興味を持ち、彼らの生前の足どりを追っていく。
ストーリーは、基本的に楽しいものでは無いし、
終始、陰鬱な表情の奥津を見ているだけでも、なんとなく暗くなってくる。
そんな中、奥津が足どりを追う、今は亡き男性と犬がまだ生きていたときの
過去・回想シーンの方は逆にほのぼの出来て、現在と過去の雰囲気が対照的だったのが
救いでした。その、救いに一役買っていたのが、中年男性役の西田敏行。
西田敏行と共に、海景色や釣りという文字が目に入ったり、海の音が耳に入ってくると
どうしても「釣りバカ」が思い出されて、何となく愉快になれたので、
男性役が西田敏行で良かったな〜、と思いました。
だけど、のちにはもう、釣りバカどころじゃなくなってしまって・・・

男性の生き方は、決して素晴らしいというものではなく、
何も大きな感銘を受けることもなく、ただ哀しい。
そこからは、ただ普通に真面目に、人好く生きていても、
なかなか幸せはつかめず、少しずつ幸せは逃げていく、そんな想いを抱きました。
星でいうと、流れ星は願いを叶えてくれるのでなく、
願いなんて叶えないよう逃げていくばかり、というようなマイナス的な考え。
そこに、私が常日頃から愛しく思っている、犬の痛々しいほどの忠誠心、
健気さといったものが加わってきてしまったからもう、号泣。。。

映画の中で言っていた「星守る犬」の意味については、どうもあまりピンとこなくて、
その通り〜!とは思えなかったのですが、その代わり、私の中では男性&秋田犬ハッピーが
ひまわり畑でいつまでも幸せそうに触れ合っている姿が、星みたいにキラキラ残っていて、
それだけが、この映画の唯一のなぐさめになってます。
犬たちの熱演にオマケして、☆4つ。

じんわり

投稿日

2012/02/01

レビュアー

ウンコロビッチ中将

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決してハッピーエンドではありません。
そして、決して楽しかったり笑えたりする映画でもありません。
(西田の情けない男っぷりが笑える場面はあるにしても(笑))

そして、西田の情けない男っぷり、頼りない旦那・お父さんっぷりが
笑えてそして哀しいのであります。

うん、奥さんや娘さんからしてみたら
冗談じゃないよね。それは判るし、私も女だから共感できるよ
「ただ話を聞いて、愚痴にうんうんうなづいてくれるだけでよかったんだ」って

でもさー、少し世代はずれるだろうけど、話に聞く戦後を支えた日本人の
お父さんたちって、大体はこんなもんじゃなかったのかなー

そして、酒色に溺れるわけでもなく、
暴力を振るうわけでもなく、
支配的・命令的なわけでもない。
当事者じゃないから言えることなのかもしれないけど、
私にはこの西田演じるお父さんを責める気にはなれなかったなぁ。

リストラされ、心臓病をかかえ、不景気でハローワークにいくも
身体的な弱みと、不景気と年齢とで仕事はみつからない。
そこへ運悪く、奥さんの実家のあれやこれやと、娘の非行。
運が悪い、あるいは、運が悪い時に限って不幸が重なることを想定して
全てに対処しておけなんて私は言えない(笑)

逆に申し訳ないけど、
主人公に好意的だから、表面上は良い人にみえるんだけども
玉山鉄二と、川島海荷演じる、公務員と高校生には全く共感できなかった(苦笑)
まぁ、演じる二人に共通する境遇「たまたまスカウト(紹介)されてやってみたら面白かったので」という
芸能界入りの理由とともに、人生経験の少なさと、薄い人間性が見えちゃうんだなぁ
ごめんね、二人のファンの人(笑)

薄いというのは、言いすぎかな・・・
んー、つまり二人の年齢と経験ではまだ、自分と違う、特に不幸側寄りに違う境遇の人の
人生を演じるにはまだまだよのぉ(汗)ってことだわね。
ま、年齢と経験的に無理もないか・・・(それも才能と勉強しだいって気はするけど(苦笑))

いずれにしろ、
西田、岸本、藤、三浦、温水、余と、それぞれ人生をきちんと感じさせる芝居だけに、
玉山、川島のシーンだけ、嘘くさい綺麗さによる、というより、きちんと泥や汚れがついてないような
違和感を感じてしまうのです。脇が居る場面は支えられてなんとかなっても
特に二人だけのシーンとなるとね・・・・(笑)

ま。このクラスの役者さん達と比べたらかわいそうか・・・・(笑)


私も、あるいは、俺も・・・・
もう少し運がなかったら、もう少し身体が弱かったら・・・・
もしかしたら、同じ境遇になっていたかもしれない・・・・

決して幸せな映画でも、笑える映画でもありませんし
特に思い当たる節があったりすると、むしろ身につまされたりする場面もあるとは思いますが、
観終わった後に、不思議と ほっこりと出来る映画だと思います。

バビロンの陽光を、この作品のあとに観たので
順番を間違えた(苦笑)  ※むこうはズシーン(汗)

野垂れ死にの男と犬

投稿日

2011/11/06

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パープルローズ

林の中に放置されたワゴン車で発見された、中年男性と犬の遺体。
その処理を任された市職員の奥津(玉山鉄二)は、ワゴン車に残されたレシートを頼りに、男性の足跡を辿る旅にでる。

「ノルウェイの森」ですごく素敵だった玉山くんが目当てだったけど、この映画ではなんだか地味でぱっとしない。まあ公務員の役だから、地味なのは仕方ないか。その彼は、飼っていた犬の世話を放棄してしまったという過去を持っているわけで。途中で知り合った家出娘(川島海荷)と旅を共にするはめになるのです。

遺体の男性の生前を演じるのが西田敏行。この人、生理的に好きではないのだけど、全く見たくもない半裸のシーンがあったのにげんなり。確か大病をして、煙草はドクターストップがかかったと聞いたけど、煙草を吸うシーンがけっこうあったので、人のことながら大丈夫なのかと心配してしまう。

ワゴン車に残されたレシートの店を訪ねる旅の途中に、温水洋一、中村獅童、三浦友和などが登場。彼らから話を聞いてゆくうちに、興津の中に死んだ男の人物像が次第に出来上がってゆく。
それはいいのだけど、終盤の彼が死に至る経緯は完全に興津の想像にすぎないわけで、それをこんなふうに美談に仕上げるのはおかしくないか。
言葉は悪いけど、野垂れ死にした男に飼い犬が巻き込まれたというだけのことじゃないのか。
見方によっては、奥さん(岸本加代子)が悪かったようにもとれるところが、私はいちばん気にいりませんでした。

ここは素直に泣いておこう

投稿日

2011/12/09

レビュアー

俺も自腹だもん

 私、映画館に行かなくてよかったです。いい意味で、だいの大人が映画館で号泣なんて恥ずかしくて・・・・・・・(〃▽〃)
もし原作どうりにハッピーちゃんの死に際のモノローグがあったらホントに恥ずかしくて席を立てんわ。犬好きにはとてもじゃないが涙なしじゃ見れないっす。
まあいろいろ言いたいことはあるでしょうがマニアにはほど遠い私にはじゅうぶん泣けました。
 ところでうちのラッキー(ダックスフンド)は付き合っちゃくれんだろうなぁ・・・・・・。

「お父さん」の生き様には共感できないが、犬のいじらしさに泣けた

投稿日

2014/07/08

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飛べない魔女

「お父さん」・・・結局最後まで身元不明で名前は判りません。
でもね、お父さん、いくら奥さんと娘さんに出て行かれたからといって
いくら心臓の病を抱えていたからといって
こんなふうに人生を簡単に諦めちゃっていいの?
こんな生き方しちゃっていいの?
愛犬のハッピーとワンボックスカーで旅するのはいいけど、
旅の終点に死を選ぶのは良くないよ。
巻き添えになったハッピーがかわいそうだよ。
お父さんは優しくて暖かい人だけど、その最終的な生き方には共感できないなぁ・・
哀しすぎるよ・・

そしてそのお父さんのが何物なのか、このまま身元不明のまま無縁仏になっちゃうのを気の毒に思った市職員・奥津が
おとうさんの残したレシートを頼りに、東京から旭川をお父さんの通ったであろう軌跡を引き返してきます。
それは不思議な力で導かれるように、お父さんに関わった様々な人と出会いながら
お父さんがどんな人だったのか、何故あそこにいたのかを次第に知ることになります。
奥津がそこまでする理由が少し弱い気がしますが、そこはドラマですから良しとしましょう。

人の人生は悲喜こもごも。
その人と一緒に生きる犬の一生もまた同じなのではないでしょうか。
ハッピーにとっては、誰よりもハッピーを愛し、愛情を注いだお父さんと一緒にいられることが最高の幸せだったのかもしれません。
ただ、最後が哀れすぎます・・
お父さんは、「星守る犬」(手に入らないものを求める人)に自らなってしまったのです。
もっと、人生と戦うべきだったのに・・

ワンちゃんたちの人間を超えた素晴らしい演技に拍手です。

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