エリート・スクワッド

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容赦しない描写イイネ！＾＾

ブラジルの犯罪都市ではギャングに警察すら太刀打ちできない。
ってか、無数の汚職警官らが裏でギャングと組んでるので治安が良くなるはずもない。
でもマジメな警官が取り締まってピンチになり警察の手に負えなくなると
主役の特殊部隊らが登場し容赦なく一掃する。
要は、主人公の部隊長のナレーション付きで経験した事を映画化しているようだ。

映画として観るよりも「ドキュメンタリー」として観ればオモロい。
ドキュ風味に製作してるのですんなり入って行けるだろう。
最初はつまんなさそう・・に思えるが段々オモロくなる。

その後の様子を描いた完全続編のパート２もオモロかった。

　ホントにそんなヤバイのって思う位怖いね、リオのスラム街は。警察組織も腐り切ってる。ホントにそこまで？？　現実ならこれも超ヤバイ、、、そんな街にBOPEというこれまたヤバイ軍警察の特殊部隊。突撃で殺しまくるなど戦場そのもの。こんなことが許されるのか法治国家で。何倍もの誇張があるに決まってると思いたいが、遠い国のことなので事実確認はできない。
　オレンジ光を使った夜の撮影が印象的。BOPEの入隊訓練描写は迫力がある。ポリ袋の使い方がやばい。やばいと何回言ったかな 笑　　作品としては構成にやや難があるのか私が悪いのか、BOPEと普通の警察を始めの内は混同してしまったが、半分辺りでその疑問は解消された。前半は警察組織の腐敗描写で興味を引っ張ってくれるし、後半はリズムが出ておもしろい。社会派寄りのクライムアクション娯楽作品。

追伸：翌日、続編を観た。当初Ｂ評価としたが、本作は続編と一体で観た方がずっとおもしろい。よってＢ＋評価に格上げする。娯楽作としても楽しめるが、社会派作品としても優れている。


※レーティングは、A+,A,A-＞B+,B,B-＞C+,C,C- の9段階。

そんなに期待してなく、適当な気分で見始めたにも関わらず、
あっと言う間に引き込まれ、
大変満足のゆく鑑賞でした。

ブラジルの腐敗した警察の中で、
唯一、汚職を許さない特殊部隊の話。

いやぁ〜、警察官という概念が、根底から日本と異なるブラジル。
この特殊部隊、ほぼ軍隊。
この隊に入るのに数週間の訓練をするんだけど、
この訓練がもう過酷。

麻薬ディーラーとの抗争が、警察の仲間が殺されて以降は、
私闘に変わっているのも怖い。
逮捕して、裁判で裁くなんて意識がない。
まぁ、映画なんで全てが実情とは思わないけど。

なんでこの国はいつまでたっても治安がよくならないんだろう。
その昔、白人達がドカドカと押し寄せて、
黒人達をさらって奴隷にして裕福な暮らしを目論んでいたのに。
年月が経つと、白人が堕落した社会を作って、抜け出せないでいる。
因果応報なのか。

久しぶりに社会派映画として、いい作品に出会えた。

感想･総評：まるでやくざの抗争を見ているような感じ

対象年齢：中学生以上（残酷な場面多い。Ｈ場面はほとんどなし）

食事中に見られるか：無理

ドキュメンタリー風の映画です。
警察が手に負えなくなったら特殊部隊が鎮圧します
という流れです。
警察はギャングに武器を売ったり、ワイロもらってたり
特殊部隊は人をゴミのように扱い目的を達成していく。
生々しい話でした。