アンダーグラウンド

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オモロいよ、ツッコミ無しで観れば！（それが出来れば苦労しないって・・＾＾

男女数人が廃虚の地下軍事基地に閉じ込められる。
暗闇の中、出口を探し求めていたら「何か」が襲い来る。
その「何か」は映画の事を考えているのか、１人ずつ殺してくれる＾＾

とにかく暗い・・格闘の様子も暗くて・・
まぁ、この手の暗闇映画をたくさん観てきた私にとっては
目を瞑っても何をしているのか手に取るように分かるのだが。。（な訳ねえだろっ！＾＾

「何か」を退治するため特殊部隊が潜入するも全滅したと言う約２分の超短いオープニングは不必要だ。
初っ端から○○○である事をネタバレしちゃってるよ・・（楽しみがチョ〜吹き飛んでしまった＾＾；
イントロでも予告編でも「何か」を秘密にしていたのに、なぜ初っ端からバラしちまうんだろうか・・

要するに、ツッコミ所満載で、出口の見つからない暗い地下で右往左往する話 <--こう言うの大好き！＾＾
仲間を救おうと危険を顧みず助けに向かう勇敢さ、ちゃんと武器を持って移動する、と言った所は良いのだが
そんな事よりも、「何か」の造形が気に入ったしオフザケも一切無し。

そこで「何か」について「モロネタバレ」するので、御注意を！！！



　　*****モロネタバレ*****



その「何か」とは何か？
それは、「最強の軍人」を創り出すため世界第二次世界大戦の時から
ＤＮＡ遺伝子組み換えとかで胎児の時から強くして産ませた水陸両生「奇形人間」である。
地下で軍人のように鍛え上げられ超人的なパワーを持ち人を喰らう（どこで鍛えたんだ？＾＾

車椅子生活のマッドサイエンティストらしきヨレヨレ爺さんの狂科学者が何故か未だに生きていて
さらに研究を重ねた結果、奇形人間を常に空腹状態にする事で、より狂暴になったと言う。
だが、餌食となるはずの元軍人との格闘では、あっさり負けちゃったりもする＾＾
しかも、太陽を嫌うので外出は不可能！（軍人になれないぢゃないか！＾＾
その爺さんも閉鎖された地下基地で人間を喰って生きて来たのだろか？＾＾

まぁ、それでも奇形人間は中々の造形だった。
記憶は不鮮明だが「０：３４ レイジ３４フン」の奇形人間をパワーアップした感じだ。
「極端」に言えばドラゴンボールの「ピッコロ」をホラー造形にしたような。
（ってか、ここまで説明する程のものでもないけど、書いちゃった＾＾）

とにかく、ず〜っと「サバイバル」なので程々に楽しんでくれいっ！＾＾

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作品冒頭の映像で、私の期待値はググッ↑と上がりましたが、その後の展開でググッ↓と下がりました。。（トホホ〜）

陸軍基地旧研究施設に“謎の知的生命体”撲滅の為、特殊部隊が潜入・・・しかし、一瞬のうちに全滅！！
「チラッ」と見せた“謎の知的生命体”の容姿は『ディセント』の地底人に似ている？と思えたのですが・・・。。
それから２年後・・・なんで２年も放置してるのか解りませんが、とにかく２年後。。その場所で若者が集まってディスコパーティーを行う。
で・・・その中の男女８人がお約束のように建物内に閉じ込められて、出口を探し彷徨うのですが、う〜ん観ずらい。。（減点）
で・・・“謎の知的生命体”の登場シーンもまさかの『ズコ〜ン』と壁突き破り？これでは建物内が逃げ場ナシになるからダメでしょ。。（減点）
で・・・１人１人なぜか狙われて殺される。一瞬で特殊部隊を全滅させた凶暴性はどこにいっちゃったの？（減点）
でも・・・主人公は殺されない。。【定説】
で・・・タイク博士による“謎の知的生命体”の全容が明らかになる。（ＶＴＲスタート）
ＤＮＡの配合と遺伝子の組み換えで生まれた兵士。名を“トロッグ”と言うらしい。。あ〜これで謎がなくなっちゃった。。（減点）
で・・・そのタイク博士が車椅子で登場。なんで生きてるのかが不思議ですが「死神博士」のようで・・・。。（加点）
で・・・博士が「ピィ〜」と笛を吹くと“トロッグ”が集合するのですねぇ〜、しかも統率がとれていて立ち振る舞いが『仮面ライダー』のショッカーのように見えてしまいましたよぉ。。（減点）
で・・・“トロッグ”をよく見るとボロボロの服着てるしぃ〜・・・そこは裸でいいでしょ。。（減点）
で・・・逃げる主人公を追う“トロッグ”は隊列組んでるしぃ〜・・・そこはバラけていいでしょ。。（減点）
で・・・主人公が扉を開けたら亡骸が「ザザザァ〜」それをよじ登って出口まで辿りつけるのか・・・って近すぎるだろぉ〜。。。（ツッコミ減点）
でも・・・助けに来た女性保安官の見事な“腕立て”には・・・。。（金メダル）

し・か・し、私の感想はここからが本題。。
それはこの作品のエンディングに意義アリ。よくＤＶＤの特典に“もうひとつのエンディング”なるものが収録されてますが、この作品には“もうふたつのエンディング”をくっ付けた感じに観えました。。（私にはね）
最後逃げた男女がモーテルでのベッドシーン。
１・生きて帰れて良かった・・・チョイハッピーエンドパターン。。
２・実は彼氏も・・・よくある絶望パターン。。
３・まだ研究施設では・・・続編あるよ？パターン。。
これが、１，２，３の順で続くのですが、２のパターンで終わればよかったものの・・・３のエンディングが最後にあるので見終わって「スカッ！」としないのですよ。。
だって・・・これ続編なんてナイでしょ〜。。（トホホ〜）

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バカ者たちアッ間違えた、若者たちが地下の閉鎖された軍事基地に逃げ込み謎の怪物に襲われるというお話です。
イラクから帰還したストーム含め、ビリー、エリック、マット、ジェナ、イヴィ、ミラ、等10人くらいがパーティの後、
チンピラとケンカになってしまい、逃げて逃げて逃げ込んだ先が、真っ暗なビルの中でした。
コンクリートの壁に鉄の扉、窓など見当たらない。非常用ガス燈が見つかり火を灯し奥へ進んで行く。
何やら奇妙な音と光を感じるも気にしないで進む。階段がみるみる崩れたりして老朽化が進んいるようだ。
誰も居ないと思ったその瞬間、な・なんと、突然、何かが凄い速さで飛んで行った!!
そうです。そこには想像を絶する恐怖の怪物が待ち受けていたのです。ギャー体が引き千切られるぅ!!
人間の姿なのに顔や皮膚はキモい怪物で俊足俊敏です。後に知能もあることがわかる。(人間に産ませた!?)
怪物は、米軍が密かに作った最強の兵士らしいが失敗作のようだ。この怪物の他に車椅子のじいさん博士が住んでいた。
そこで疑問点が、博士は「兵士達はお腹がすいている」と言ってたけど、自分は何を食べて生きてるのかな・・・。
ジェナがそのじいさん博士に「私だけ助けて」と頼んでいたが、目玉を刳り貫かれる。頭は変だがまだボケは来てないようだ。
イヴィの捜索願が出たので、女性保安官がやって来たが、見るも無残な上半身だけの姿に・・・笑えた。
なんだかんだ言いながらも。なんかおもしろかった。こんなホラーが、私は好きですd(゜-^*)♪

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あまり設定にこだわらない性分ですが、本作は気になる個所がワンサカ。
その最もたるものは、かつて特殊部隊が全滅した地で、何も解決できていないのに若者たちがレイヴ・パーティー！やっていること。
普通、封鎖するでしょう。
その他、言いたいことはありますが、とりあえず黙っておきます。

基本はクリーチャー系で、造形的には及第点レベル。
地下水槽の設定は、かなりツボですね。
クリーチャーの設定は、安っぽいコミックレベルですが嫌いではありません。
ただし、ディテールはもう少し凝ってほしかったなあ。

反対に、魅力が不十分な俳優陣。
特にルックスとか悪くないけれど、スクリームがうるさ過ぎ。
人物描写が巧くないようです。
肝心のマットとストームの別れシーンなど、前半の描写不足がたたってシラけてしまいます。
逆にクリーチャーの正体については、キャラ達の物分かりが早すぎるのと、いかにもな説明映像でやはり興醒め。

それでは、全く駄目かというと、これがそうでもない。
クリーチャー自体には魅力があり、残酷描写もソコソコに盛り込んであります。
保安官の姿もインパクトあり。

そして、これまた駄目なラスト。
どんでん返し狙いで、引っ張りだこ飯状態。
総じて、素材が良いが、調理の仕方が不十分。
ディテールにこだわりを持っていれば、かなり良くなる気がします。

　本作は優れもんのホラーです。ここまでノンストップでみせてくれるホラーは、そんなに無いと思います。少し系統は違うかもしれませんが、迷路のような軍のシェルターを逃げ惑うところとか、奴らの造形とか、そんな雰囲気が地獄の変異とかディセントに似てると思いました。

　あんな凶暴な奴らを倒しに行くのに数人で行って、やられたら閉鎖するだけやなんて、軍も杜撰すぎるとか、あいつら長い間何食べて生きててん、とかツッコミ所は有ります。でも、そんな事がどうでもよくなるほど、スピード感あふれる画面、テンポの良い展開で圧倒してくれます。ただ、ラストの３、４分は要らんかったと思います。

　メンゲレの名前が出てきましたが、今の若い人は殆ど知らんのと違いますか（欧米の人には有名だと思いますが）。

　かなりエグイ場面も出てきますが、そういうのが大丈夫な人は、ぜひ観てください。おススメのホラーです。