最後の賭け

最後の賭けの画像・ジャケット写真
最後の賭け / イザベル・ユペール
全体の平均評価点:
(5点満点)

11

  • DVD
ジャンル:

「最後の賭け」 の解説・あらすじ・ストーリー

『引き裂かれた女』のクロード・シャブロル監督による犯罪スリラー。カジノにやって来た客を色仕掛けで騙し小金を稼ぐ日々を送っていた詐欺師・ヴィクトールとベティ。そんなある日、彼らは大金が入ったアタッシュケースを持つ男を狙うが…。

「最後の賭け」 の作品情報

製作年: 1997年
製作国: フランス
原題: RIEN NE VA PLUS

「最後の賭け」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

最後の賭けの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
105分 日本語 1:ドルビーデジタル/ステレオ/フランス語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DABR4094 2011年11月04日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
14枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:11件

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1〜 5件 / 全11件

折れた指

投稿日:2011/11/25 レビュアー:裸足のラヴァース

今年は某映画評論家の仕掛けなどがあり シャブロル追悼の意味合いも含めて 彼の作品が何本も公開されて慶賀に堪えないね もっとも紀伊国屋に独占されてしまうであろうから外盤など買ってしまったのですが なんとレンタル解禁とはねえ びっくりです この角川+シネマクガフィンと 紀伊国屋の流通関係はどうなってるのかしら? マクガフィンって名称が笑えるんだけど 紀伊国屋がマクガフィンなのかしら なはは

最近作と思っていたら少し前の作品 画質はいまひとつ 撮影は何とも無頓着 しかし赤のユペールにたちまち引き込まれます 賭博場での男と女の出会い おとぼけユペールを見守る ミシェル・セローは何ものなのか この冒頭が18分もあって長いこと 経済効率抜きでやっているようでさっぱり展開がわかりません さらっと場面は変わり キャンピングカーで暮らすせこい詐欺の二人組であるのがわかります スイスで一仕事の前にパリへと話はつながり

税対策も含めて よく言えば合理的であろうとする詐欺師ですが まあやっぱせこいこと 老いたセローと若いユペールとの共同生活と仕事 ミシェル・セローが主人公ですね つまりシャブロルの爺さん賛歌 「引き裂かれた女」もそうだけど そううまくいかないぞ人生は ははは<これ僕朕のこと このせこいセローは「二重の鍵」の無頼漢ベルモンドの老いさらばえた姿かもしれない そしてスイスの雪景色の中 組織犯罪グループのダブルクロスに巻き込まれてしまう

手の内をさらしあったゲーム 鞄とゆうマクガフィン しかし映画の見えないところで色々な何かがある 隠されているものたち事情たち 「トスカ」のおまけが初期シャブロルの雰囲気で このお遊びが楽しい 後半のボスの邸宅がまたまた長すぎて構成を無視しています 混濁した未消化を楽しんでいるような演出 こんなの輸入盤で見せられたらたまらんですわ 最後の作品たちの渋い完成度のシネマではありません いくらか娯楽に傾いている多面的な作品のあるシャブロルの面白さが楽しめるのです

日本公開には至らない傑作ではない この種めっぽう面白いフランス映画が実は ぎょうさんあることを実感させてくれる 嬉しいような悔しいような作品です

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ハッピー…エンド?!ネタバレ

投稿日:2012/03/11 レビュアー:まみもぉ

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シャブロルらしくない?ストレートに楽しいお話でした。
スカッと爽やかな清涼飲料ワインみたいでした。
時々、毒が入ってるんじゃないかと疑って観ましたが、
シャブロル睡魔は襲ってきませんでした。

変装してくれるのでいろんなイザベル・ユペールを拝めます。
パッとかつらを取ってもサマになってるところはスゴイ。
カリブ海での黒ニットワンピにスニーカーは、私的好みど真ん中でした。
相棒(師匠?)のミシェル・セローの堂々とした挙動不審振りがかわいい。
最初から、このふたりの関係が最後まで、はっきりとしてないところが詐欺師同士らしくてよかったです。
大雑把なんだか、手が込んでいるのか、そんな曖昧さは
ため息の出る見事なロケ地が相殺してくれました。
   
ブラック・コメディと言うより、巧みなボケとつっこみで客を飽きさせない夫婦漫才。
互いの技量は信頼し合ってるのに、信用していないコンビ。
脇の登場人物もこけそうな笑いを提供してくれました。
マフィアさん達は特に。
追い詰められる度、セローの大きなマナコがくりくり?動いて、笑ってしまいます。

♪すべてを変えてしまえばいい〜
リフレインされるBGM、見つめ合うふたり。
まさかのハッピーエンド?
シャブロルこぶしの利いたフランス演歌デュエット。
曲目…原題は『Rien ne va plus』(賭けはそこまで)
(でも、騙すのなら構いません。
ただし、騙し続けること。賭ける前に騙すこと)  と、続きそう。


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フランス女には勝てまへん

投稿日:2012/02/09 レビュアー:ポッシュ

 楽しかったです。

 爺さんと中年女の詐欺師コンビ・・・なんて言うとショボい感じは否めず、やけに現実的でチマチマした慎重な手口も派手さに欠けるしキャンピングカー暮らしってところもトホホなんだけど。いやいや、この度はこの詐欺師コンビの2人にすっかり魅了されました。

 運が巡ってきたのか魔が差したのか良く分からないままにヤバイ仕事に足を突っ込んでしまう2人。上手くいったんだか失敗したんだかも良く分からないし、スリリングなんだかノンビリしてるんだかも分からない、なんとも不思議な色味を帯びつつ奇妙なテンポでお話は進んでいく。駆け引きの妙やら最後は相手の出方次第なんてところ、詐欺って恋愛に似てるのかもしれん。要は相手の心を掴めるかどうかなんですな。

 それにしても、本作のイザベル・ユペールはなんともユニークなヒロインだ。若い女の子なら「チャーミングな小悪魔」的なステレオタイプの女になりがちなところを、中年女のふてぶてしさで紋切り型を打破してる。だからと言って鼻白むような大物感はなく、むしろ庶民的でぜんぜんゴージャスじゃない(これはユペール本人の資質か)。でも、我が道を行く自我の強さ、気の強さがなかなかカッコよくて、かと思えばちゃんと男に甘える可愛らしさも持ち合わせているという、嗚呼、フランス女には勝てまへん〜な、アンビバレントの嵐、魅力的なヒトってこういう振り幅を持っていますわねぇ。あやかりたいのう。

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軽妙な犯罪喜劇。秀作。

投稿日:2011/11/03 レビュアー:よふかし

 今年公開されたクロード・シャブロル監督晩年の作品中でも、もっとも軽やかに楽しめる、映画っていいなあと心から思わせるコミカルな犯罪劇。フィルモグラフィーを見ると『沈黙の女』と『嘘の心』という秀作の間に作られた97年の作品だ。
 イザベル・ユペールとミシェル・セローの詐欺師コンビが見つけた大きなカモ。500万スイスフランを見事奪取できるか? 騙し騙されのコンゲームはのっぴきならない事態も呼んで……というのがメインプロット。
 まず僕が気に入ったのが、ロケの楽しさ。南仏エクス=レ=バンの高級カジノから始まり、ケバブ屋がおかしいパリを経て、スイスのスキー・リゾート、さらにカリブの島へ。まるで007のよう、とは解説書にある表現だが、むしろ僕はヘプバーンの『シャレード』あたりを思い出す(リゾートの高級ホテルは僕の映画的幸福感と深く結びついているのだ)。
 ヘプバーンが衣装で楽しませてくれたように、ユペールが次々に着替えるファッションも見どころ。最初の赤から緑や黒などカラフルな装いが目を引くが、あっと驚くのはウィッグを使った一瞬の変身。珍しくはない小道具だけど、見事にドキリとさせる瞬間が演出されていて、うまいなあと唸る。
 食事のシーンが多いのも本作の特徴。ワイン、チーズ・フォンデュ、クロワッサン、キャビア、機内食……食べたり飲んだりしながら会話して、次の一手を相談し考える詐欺師たち。食事は偽装であると同時に日常で、ふたりにとって生きることと詐欺は同じことであり、まさにプロであることを端的に示しているのだ。モーリス(フランソワ・クリュゼ)がスイスでひどく酔っ払ってしまうのは、彼が素人だからである。
 セローとユペールの関係がよく分からないこと、ユペールはセローを裏切ろうとしているのかどうか、その真意が隠されていることがサスペンスの基調をなしている。詐欺師としては小物だが、自分のルールに忠実なセローが、相棒のユペールの狙いが分からずアタフタする様子が実に可笑しい。
 サスペンスとユーモアの絶妙な混ざり具合、まさにヒチコックである。たとえばスキー場でのリフトのシーンなど、すごく目新しい仕掛けとは言えないかもしれないが、やはりうまいなあ。カリブに行くと事態が急変して、それまでとはちょっと肌合いの異なる緊迫したシーンになるのだが、この転調も◎。まあ確かに「ムッシューKは甘い」というのはその通りだと思うけど笑。
 犯罪喜劇、という言葉に反応できる大人にお勧め。75点。
 

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とっても幸せ

投稿日:2011/11/16 レビュアー:カプチーノ

乾いた湿気というと変ですが、しっとりしているのですが、明るいさっぱりして雰囲気があるの映画が好きです。
この作品がそうでした。
日本映画だと話の内容が暗いと、湿り気を帯びたまま終わってしまう作品が多いのに比べて、
フランス映画は、設定の暗さと関係なく話が明るく展開することがあります。
垢抜けている。
この映画も、いかがわしい幕開けにもかかわらず、からりと乾燥した印象で進む。
ギャングの金を横取りした詐欺師カップルのお話。
これだと悲惨な展開になりそうですが、このお洒落なフランス映画は、颯爽としています。
気持ちがいい。
謎解きには、重点を置いていないのか、
サスペンス映画なのに展開やオチは予想が出来てしまうという欠点もあります。
でも、そういった欠点を俳優とバックの風景が補っています。
主役二人のキャラクターがいい。
どこか間が抜けていて、愛嬌がある。それでいて、しっかりしている。愛すべきキャラ。
そして、風景が抜群。
スイス、フランスの綺麗な景色にうっとりとしてしまいます。
映画は、こうでなくっちゃあ。
主人公と一緒に旅をしているような、得した気分に浸れます。
映画を観て、こんなに幸せな気分に浸れるなんて、めったにないこと。
傑作と言い切ってしまいます。

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