マンドレイク　人喰い植物のえじき

　可もなく不可もなく、というか、大きく盛り上がるところがあまり無いので、スーッと観れるところが本作の評価点でしょうか（そんなところが評価できるかどうかは別として）。

　ツタヤさんのジャンル分けではＳＦになっていますが、ホラーやと思って観てました。それなりに襲うところは良く出来ていたと思いますが、昼間に襲うシーンもたくさん有ったので、それ程怖さは感じませんでした。こう書くと、いったい何が良かったんや、と思ってしまいますが、悪いところがあまり無かったところが、良かった部分ですね。

　そんなにグロシーンも無いし、エロも無いので、子供と一緒にも観れる作品だと思います。どうしてもヒマでしょうがない時に限っては、鑑賞に堪えうる作品だと思います。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

マニア心をくすぐって止まない、ライオンズ・ゲート社のキャンペーンが再始動！！
今回はＵＭＡシリーズということで、期待と不安がごっつんこ。
でもね、制覇せずにはいられないのよ、これが。
マニアの勲章、ライオンズ・ゲートのキャンペーン制覇。
学生時代に知っていたら、入社したい会社Ｎｏ.１だよ、ライオンズ・ゲート社。

さて、本作は予想通りのクオリティ。
オーソドックスでヒネリなく、怪物も植物ということで恐怖度低し。
蔓を人間の体に巻きつけ大切断、という画もあるだけにちょっと惜しい。
どうせなら、四肢に巻きつけて引きちぎるとか、首チョンパとか、もっとグロくもできたはず。

ヒロインも一応おりますが、お決まりのタンクトップじゃないし。
恐怖度足りない時は、タンクトップですよ。ゴハンですよ。
全編通して魅力薄いですが、マンドレイクのお姿はソコソコ。
また、頼もしいマッコールを演じたマックス・マティーニさんはＢ級アクション俳優として可能性を秘めた存在。

このＵＭＡシリーズ、何作あるのでしょうか？

とにかくアッサリしています。

大金持ちが、お宝探しの探検隊を派遣。
驚くほどアッサリ目的の短剣を発見し、一件落着と思いきや・・・
警告を無視して短剣を盗んだ瞬間から、植物クリーチャーや死に絶えたはずの部族が襲撃を。
ＣＧによる植物の敵は安っぽく、グロは少なく、エロは皆無ですが、
Ｂ級モンスター映画と割り切って観たら、ギリギリ許せるかと。
とてもヒマがあれば。

森の神が襲うとなると、やっぱり木の根っこや枝からの攻撃のみという事になるんでしょうね。
まぁイラッとした人は死んで助かるべき人は助かったのだからイイのでは？って事でしょうか？
でもあの原住民は人喰いの木に生贄をせっせと捧げてたんですね。今回の様に「探検」や「宝探し」の名の元に外部の人間が森に入ってきたら捕まえてドンドンと生贄になって貰えばイイけど、普段は人が寄り付かない場所でしょ？自分等の身内から出してたんですかね。
役に立たないとか、何とか言い訳を付けてね。
そもそもあの短剣を抜いたから森の神が怒って皆殺しの勢いで殺しのシーンの連続になるんでしょ？あの原住民の生贄って必要だったの？矛盾を感じます。
最後は妙にスッキリした終わり方でしたが、あれは「殺人」にはならないんですよね？

原題の”マンドレイク”だけなら手が出なかったかも？
副題で”人食い植物のえじき”が付くと一気に興味が湧いてきます。

きっと”えじき”という単語が持つ魔力かも？(*^.^*)
ジャケ写と”マンドレイク”から『淫獣学園』的なギルガメッシュ臭を感じたせいもあるでしょう…(・・。)ゞ

だが、しかし！

そんな妄想を持って本作品を手にするとイタイ目に遭うこと間違いなしっ！

そこはLIONSGATE制作ですから、お固いのです…(・・。)ゞ

ステレオタイプの登場人物、一目で生還者と犠牲者が判別できてしまう不安要素ゼロの演出…
露出度の高い美女が登場するわけでもなく、エロも無ければグロも無い。

ただ、作品中盤にみられる女性が犠牲となる場面で、
”これは演出ミスでは？”と思えるシーンには心がざわついたかも？