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新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険
新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険
新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険 / ジーン・ワイルダー
新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険
/ジーン・ワイルダー
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(6)
解説・ストーリー
名探偵シャーロック・ホームズの弟、シガーソンの活躍を描いたコメディ。兄の留守をあずかったシガーソンの前に、何者かに脅迫されているという美貌の歌手が現れる。事件を調査するうち、背後にホームズの宿敵、モリアーティ教授の影が……。シガーソン役にはG・ワイルダーが扮している。
名探偵シャーロック・ホームズの弟、シガーソンの活躍を描いたコメディ。兄の留守をあずかったシガーソンの前に、何者かに脅迫されているという美貌の歌手が現れる。事件を調査するうち、背後にホームズの宿敵、モリアーティ教授の影が……。シガーソン役にはG・ワイルダーが扮している。
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「新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
名探偵シャーロック・ホームズの弟、シガーソンの活躍を描いたコメディ。兄の留守をあずかったシガーソンの前に、何者かに脅迫されているという美貌の歌手が現れる。事件を調査するうち、背後にホームズの宿敵、モリアーティ教授の影が……。シガーソン役にはG・ワイルダーが扮している。
「新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険」 の作品情報
「新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
92分 |
日英 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR1063 |
2011年11月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
92分 |
日英 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR1063 |
2011年11月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:6件
広川ホームズの跳躍。
投稿日:2015/02/15
レビュアー:ぴよさん
ジーン・ワイルダー脚本・監督・主演の “THE” ジーン・ワイルダー”映画。
コメディの師匠格メル・ブルックスによく似たカラーで…つまりはあまり笑えない(笑)
薄いギャグを続け、時々ちょっと強目のギャグを置いては、ぬるっと引く。緩急の付け方
というより、ギクシャク加減で笑わせるような手法だ。
ところがこれ、吹き替え版で観ると、まるで別物になる。ギャグ・ソリスト広川太一郎の
超吹き替えにかかると、ギクシャクが滑らかになり、リズムらしきものが生まれているのだ。
ジーンがホームズの弟を「真顔」で演じているところに、広川の究極にバカバカしいセリフが
かぶさり、マーティ・フェルドマンの熊倉一雄がポツリポツリとツッコミを入れる。
冒頭のエリザベス女王の声をあてているのは、なんと淀川長治というから、これも珍しい。
マデリン・カーン演じる、嘘つきべったら漬けのジェニーが、案外凝ったキャラクターに
なっていて、多分ジーンの脚本作りの労力は、彼女の造形が主であるように思う。
マクガフィンたる“機密文書”には存在感も何もなく、この嘘つきジェニーの方が謎深い。
ただ、そこに裏や意味があるかといえば、まるでなんでもないというのが、いかにもメル…
いや、ジーン・ワイルダーっぽい“軽さ“だ。
お尻丸出しのギャグといい、でっかい手や靴のギャグといい、どうしてもドリフを連想してしまう。
75年と言えば『全員集合』全盛期の頃で、これは当時トレンドのギャグだったのだろう。
今ではもうほとんど見られない種類のギャグだが、改めて見ると「基本だなぁ」と思える。
結局ジーンが一番やりたかったのは、あのカンガルー・ダンスなのだろう。あれが一体どこ
から発想されたかというのが、この映画一番の謎かもしれないな、ぴょぴょんのぴょーん。
(ykk1976さんの映画会・第53回)
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
この映画会でジーン・ワイルダー主演は3本目。
( ネタばれあり )
この映画会でジーン・ワイルダー主演は3本目。
意外な人気ぶりですが、しかも本作( 初監督作でもある )は『 ヤング・フランケンシュタイン 』と『 大陸横断超特急 』のちょうど間に撮られた作品で、彼の絶頂期の3本続いてのレビューと言うことになりました。
彼のキャラとしては、一見まじめで普通なのに、窮地に陥ったり、周りの変な奴( リチャード・プライヤーとか、マーティ・フェルドマンとか )に関わったりするうちに、エキセントリックになって人格が崩れて一番ヘンな奴になってしまうのが、そのおかしさ
ですが、初めからエキセントリックなところが、本作のあまり成功していない理由かな。
マデリーン・カーンは大学時代、演劇とともにオペラ歌手の道を学んでいただけあって、それを生かした役柄で、改めて美声を聞かせてくれてますが、ジーン・ワイルダーまで歌って踊ります。 芸達者ですね。
彼女が演じたキャラの多くは、男に飢えてるヘンな女。
それでもいやな感じはせず、中年女性のおかしさとちょっと哀しみがあるのがマデリーン・カーンの持ち味。
相変わらずとぼけていておかしいのは、マーティ・フェルドマン。
目玉ぎょろりの変顔は、バスター・キートンを思わせ、こういう古い時代設定にぴったりの古風な顔です。
記憶力抜群だが、頭を叩かないと、それも一からしか出てこないというギャグはバカバカしくて素直に笑いました。
オペラ歌手役のドム・デルイーズもメル・ブルックス映画や『 キャノン・ボール 』などバート・レイノルズ主演作の常連で懐かしい顔。
本作設定の1891年は、シャーロック・ホームズ原典に照らすと「 最後の事件 」が起こった年。
そこでホームズと対決するモリアーティ教授役のレオ・マッカーン。 斜視でアクの強い顔立ちで、代表作は『 わが命つきるとも 』のクロムウェル役や『 フランス軍中尉の女 』など。
もともとシェークスピア俳優で、『 ピンク・パンサー 』のハーバート・ロムもそうですが、大真面目な人がコメディをやると、妙なおかしさが出ます。 為替レートの計算のバカバカしさがおかしい。
さて、日本語吹替版でジーン・ワイルダーの声は『 Mr.Boo 』でもやっていた広川太一郎。
あいかわらずのうまさとおかしさで愉しみましたが、1981年放送の日曜洋画劇場版が基になっているようで、ビクトリア女王役の吹替えはなんと淀川さんらしい。
改めて聞いてみると、どうもそのようで、作る側のそういった遊びがうれしい。
(ykk1976さんの映画会 第53回のレビュー )
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ファニーフェイス
投稿日:2015/02/15
レビュアー:さっちゃん
毎度、遅参でご免下さい。
今回は多分、日付が変わる前にはアップできると思いますが、間に合わなかったら笑って許して下さい。なんせコメディだから、なんちって。
さて、ホームズものというと原典と絡めたパスティーシュもしくはパロディと、ただホームズの名前だけを借りたものとがありますが、今回のお題は後者ですね。といっても本作を貶そうという気持ちはありません。むしろ、かなりクオリティが高いのに吃驚しております。
基本として、ホームズ兄弟に、もう一人、弟がいたという設定で、二人の強烈過ぎる兄の影に隠れてしまったがゆえの悲喜劇という感じのお話でした。
映画としては、コメディ(どちらかというとスラプスティックのような印象ですが)にミュージカルの要素も入って、アクションや恋愛もぶち込んだ、ある意味、ごった煮的な作品になっておりますが、とっちらかってないで、それぞれの要素が生きているのはジーン・ワイルダーの才能なのだと思います。脚本・監督・主演なんてオーソン・ウェルズ並みでしょう。
しかし、『ヤング・フランケンシュタイン』でも共演したマーティ・フェルドマン、マデリーン・カーンというキャストは、ジーン・ワイルダーも気が合ったのか、今回も息がぴったりでした。特に人間データベースとでも言うべきフェルドマンが、頭を叩くと検索を開始するというのが、うまくギャグになってましたね(針飛び状態になる下りはゲラゲラ笑って観ていました。今の若い人はぴんとこないでしょうけど)。結構、本作はツボにはまったみたいで、かなり笑えました。
あと、クライマックスのフェンシングでのモリアーティ教授との対決は一転してアクションとなりますが、割と長めのカット割で見せてくれてました。アクションの苦手な役者さんだとカット割を短くしてごまかしたりするのですが『大陸横断超特急』でも見事にアクションを見せてくれたジーン・ワイルダーらしく、ちゃんと剣技を披露してくれました。また、敵役のモリアーティ教授を演じたレオ・マッカーンも体格に似合わぬ素早い動きを見せておりました。
さて、劇中で発砲シーンもあり、拳銃がアップになったりもしますので、ここで“趣味の時間”と行きたいところですが、ムチカシイです。多分、ギャンベッティの家でシガーソン達が見つかって突きつけられるのが、多分、オーストリア製のラスト&ガッサーというリボルバーかと思います。ひょっとすると間違いかもしれません。
あと、ラストでモリアーティ教授がぶっ放すのは、シガーソンは「ウェブリーNo2」と言ってましたが、そうかもしれないし(ウェブリーは時期によって様々なタイプがあるのです。有名なのは中折れ式ですが)もしかするとブルドッグというダブルアクション・リボルバーかもしれません。
いずれにしても本作は家族がいても(艶笑譚の箇所は別にして)そんなに気にすることなく観せられる作品だと思います。銃撃シーンもあるのに人死にが出ないのも安心して笑ってられる要因でしょう。
シャーロキアンだと、ちょっと物足りないと思いますが、その分、一般向けで気楽に笑って観られる作品でしょう。
(ykk1976さんの映画会:第53
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やっぱりマーティ・フェルドマン!
先ずは字幕で、二度目は吹き替えで。
字幕もいいけど、やっぱり「広川&熊倉」御大コンビ(当時はまだ中堅?)は最高です!
「洋画はナマ声」、俳優本人のじゃ無いと興が削がれるんですが、ことコメディに関してはその限りじゃ無いのが度々。
欧米的笑いのツボってちょっと微妙でいまいちノれない感が(←私だけ?)。
でもそのあたりを強力にサポートしてくれるのが、吹き替え脚本と「上手過ぎる」声優さん達です。
思えば『新サイコ』や『ヤング・フランケンシュタイン』も御大コンビ、最高でしたねぇ。
かつて大ブームだった香港製コメディチック・カンフーものも、声優さん達のちから無くしてあのヒットは無かったかと。
『Mr.BOO』シリーズに至っては完全和製コメディと化し、むしろバージョンアップしてしまってます。
本作では天知総子さんも加わって、歌の部分もなかなかのもの。
セリフは吹き替え、歌はオリジナルもままありますが、やるならとことんじゃ無いとね。
いやぁ、面白かったです。
昨秋からBSのジェレミー・ブレッド版(グラナダTV)を見倒して、いい加減満腹な筈なんですが、やっぱりホームズものって面白い。
シリアスでもコメディでも鉄板のオリジナルあればこそ、その上ジーン・ワイルダーでこの面々なんだからハズレなワケがありません。
中身皆無は先刻承知のお気楽鑑賞。
期待に違わぬ阿呆らしさも、芸達者の面々のイキイキ躍動感に引きずられ、最後まで苦も無く楽しめました。
おそれおおくもビクトリア女王がふっくらお顔で「クソったれ」なんですから、つかみはバッチリ。
大英帝国なんぼのもん?に始まって、我らがシガーソンとサッカーの迷コンビにジェニー嬢の突き抜けっぷりが最高。
モリアーティ教授に至っては、あまりのユルさ加減に呆然です。
推理と冒険と、適度にアクションも盛り込んで、予想通りのハッピーエンド。
いやぁ、ほんとに楽しかったです。
ジーン・ワイルダーを押しのけて、やっぱり一番はマーティ・フェルドマン!
小首かしげて、あのギョロ目でニッコリ微笑みかけて欲しいなぁ。
どうしてもマデリン・カーンがジェーン・フォンダに見えてしまうのは、何故?
カンガルー・ダンス、私も一緒に踊りたい!
(ykk1976さんの映画会・第53回)
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ジーン・ワイルダーのホームズ
投稿日:2011/11/02
レビュアー:よふかし
シャーロック・ホームズのパロディ映画はいくつか観ましたが、僕がホームズ好きなせいか、どれも結構面白く観てしまいます。ジーン・ワイルダーが原作にはないホームズの出来の悪い弟に扮した本作もなかなか楽しめました。
派手派手なガイ・リッチーの最新『シャーロック・ホームズ』同様に推理要素はほとんどなく、モリアーティ教授や盗まれた機密文書なんかが題材になる、アドベンチャー系のホームズ譚になっています。婦人の恋文を取り戻すプロットなんてのも原作に由来していますね。というか、予算規模もCG要素もまったく異なるガイ・リッチー版ホームズと、実は本作は結構似ているのでは? と思ったりもしました。
しかし本作はギャグ映画。それもジーン・ワイルダーですから、アクの強いギャグがいくつも続きます。巨大な丸ノコギリの罠を脱出したはいいが、夜会服の背中だけが破れてしまい、お尻丸出し。それを観た貴婦人たちがバタバタ失神するという、ベタな展開も。でもまあ、のんびりしているのですが、割とテンポが悪くないうえに、うそつきキャラが可愛いマデリン・カーン(性的に興奮すると本当のことを言うという、トンデモキャラが素晴らしい笑)、ギョロメの斜視がなんとも奇っ怪でおかしいマーティ・フェルドマン(独特の間がおかしい)という、お馴染みの面々が実に楽しいですね。モリアーティ教授もすっかりおバカな癇癪持ちの変人に変えられていて、大笑いです。
名監督ビリー・ワイルダーにもホームズもの『シャーロック・ホームズの冒険』があって、これはネッシーものでまた楽しいのですが、本作と混同されませんよう。懐かしく楽しみました。『サイレント・ムービー』などもまた観てみたいですね。55点。
このレビューは気に入りましたか?
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ユーザーレビュー
広川ホームズの跳躍。
投稿日
2015/02/15
レビュアー
ぴよさん
ジーン・ワイルダー脚本・監督・主演の “THE” ジーン・ワイルダー”映画。
コメディの師匠格メル・ブルックスによく似たカラーで…つまりはあまり笑えない(笑)
薄いギャグを続け、時々ちょっと強目のギャグを置いては、ぬるっと引く。緩急の付け方
というより、ギクシャク加減で笑わせるような手法だ。
ところがこれ、吹き替え版で観ると、まるで別物になる。ギャグ・ソリスト広川太一郎の
超吹き替えにかかると、ギクシャクが滑らかになり、リズムらしきものが生まれているのだ。
ジーンがホームズの弟を「真顔」で演じているところに、広川の究極にバカバカしいセリフが
かぶさり、マーティ・フェルドマンの熊倉一雄がポツリポツリとツッコミを入れる。
冒頭のエリザベス女王の声をあてているのは、なんと淀川長治というから、これも珍しい。
マデリン・カーン演じる、嘘つきべったら漬けのジェニーが、案外凝ったキャラクターに
なっていて、多分ジーンの脚本作りの労力は、彼女の造形が主であるように思う。
マクガフィンたる“機密文書”には存在感も何もなく、この嘘つきジェニーの方が謎深い。
ただ、そこに裏や意味があるかといえば、まるでなんでもないというのが、いかにもメル…
いや、ジーン・ワイルダーっぽい“軽さ“だ。
お尻丸出しのギャグといい、でっかい手や靴のギャグといい、どうしてもドリフを連想してしまう。
75年と言えば『全員集合』全盛期の頃で、これは当時トレンドのギャグだったのだろう。
今ではもうほとんど見られない種類のギャグだが、改めて見ると「基本だなぁ」と思える。
結局ジーンが一番やりたかったのは、あのカンガルー・ダンスなのだろう。あれが一体どこ
から発想されたかというのが、この映画一番の謎かもしれないな、ぴょぴょんのぴょーん。
(ykk1976さんの映画会・第53回)
この映画会でジーン・ワイルダー主演は3本目。
投稿日
2015/02/15
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり )
この映画会でジーン・ワイルダー主演は3本目。
意外な人気ぶりですが、しかも本作( 初監督作でもある )は『 ヤング・フランケンシュタイン 』と『 大陸横断超特急 』のちょうど間に撮られた作品で、彼の絶頂期の3本続いてのレビューと言うことになりました。
彼のキャラとしては、一見まじめで普通なのに、窮地に陥ったり、周りの変な奴( リチャード・プライヤーとか、マーティ・フェルドマンとか )に関わったりするうちに、エキセントリックになって人格が崩れて一番ヘンな奴になってしまうのが、そのおかしさ
ですが、初めからエキセントリックなところが、本作のあまり成功していない理由かな。
マデリーン・カーンは大学時代、演劇とともにオペラ歌手の道を学んでいただけあって、それを生かした役柄で、改めて美声を聞かせてくれてますが、ジーン・ワイルダーまで歌って踊ります。 芸達者ですね。
彼女が演じたキャラの多くは、男に飢えてるヘンな女。
それでもいやな感じはせず、中年女性のおかしさとちょっと哀しみがあるのがマデリーン・カーンの持ち味。
相変わらずとぼけていておかしいのは、マーティ・フェルドマン。
目玉ぎょろりの変顔は、バスター・キートンを思わせ、こういう古い時代設定にぴったりの古風な顔です。
記憶力抜群だが、頭を叩かないと、それも一からしか出てこないというギャグはバカバカしくて素直に笑いました。
オペラ歌手役のドム・デルイーズもメル・ブルックス映画や『 キャノン・ボール 』などバート・レイノルズ主演作の常連で懐かしい顔。
本作設定の1891年は、シャーロック・ホームズ原典に照らすと「 最後の事件 」が起こった年。
そこでホームズと対決するモリアーティ教授役のレオ・マッカーン。 斜視でアクの強い顔立ちで、代表作は『 わが命つきるとも 』のクロムウェル役や『 フランス軍中尉の女 』など。
もともとシェークスピア俳優で、『 ピンク・パンサー 』のハーバート・ロムもそうですが、大真面目な人がコメディをやると、妙なおかしさが出ます。 為替レートの計算のバカバカしさがおかしい。
さて、日本語吹替版でジーン・ワイルダーの声は『 Mr.Boo 』でもやっていた広川太一郎。
あいかわらずのうまさとおかしさで愉しみましたが、1981年放送の日曜洋画劇場版が基になっているようで、ビクトリア女王役の吹替えはなんと淀川さんらしい。
改めて聞いてみると、どうもそのようで、作る側のそういった遊びがうれしい。
(ykk1976さんの映画会 第53回のレビュー )
ファニーフェイス
投稿日
2015/02/15
レビュアー
さっちゃん
毎度、遅参でご免下さい。
今回は多分、日付が変わる前にはアップできると思いますが、間に合わなかったら笑って許して下さい。なんせコメディだから、なんちって。
さて、ホームズものというと原典と絡めたパスティーシュもしくはパロディと、ただホームズの名前だけを借りたものとがありますが、今回のお題は後者ですね。といっても本作を貶そうという気持ちはありません。むしろ、かなりクオリティが高いのに吃驚しております。
基本として、ホームズ兄弟に、もう一人、弟がいたという設定で、二人の強烈過ぎる兄の影に隠れてしまったがゆえの悲喜劇という感じのお話でした。
映画としては、コメディ(どちらかというとスラプスティックのような印象ですが)にミュージカルの要素も入って、アクションや恋愛もぶち込んだ、ある意味、ごった煮的な作品になっておりますが、とっちらかってないで、それぞれの要素が生きているのはジーン・ワイルダーの才能なのだと思います。脚本・監督・主演なんてオーソン・ウェルズ並みでしょう。
しかし、『ヤング・フランケンシュタイン』でも共演したマーティ・フェルドマン、マデリーン・カーンというキャストは、ジーン・ワイルダーも気が合ったのか、今回も息がぴったりでした。特に人間データベースとでも言うべきフェルドマンが、頭を叩くと検索を開始するというのが、うまくギャグになってましたね(針飛び状態になる下りはゲラゲラ笑って観ていました。今の若い人はぴんとこないでしょうけど)。結構、本作はツボにはまったみたいで、かなり笑えました。
あと、クライマックスのフェンシングでのモリアーティ教授との対決は一転してアクションとなりますが、割と長めのカット割で見せてくれてました。アクションの苦手な役者さんだとカット割を短くしてごまかしたりするのですが『大陸横断超特急』でも見事にアクションを見せてくれたジーン・ワイルダーらしく、ちゃんと剣技を披露してくれました。また、敵役のモリアーティ教授を演じたレオ・マッカーンも体格に似合わぬ素早い動きを見せておりました。
さて、劇中で発砲シーンもあり、拳銃がアップになったりもしますので、ここで“趣味の時間”と行きたいところですが、ムチカシイです。多分、ギャンベッティの家でシガーソン達が見つかって突きつけられるのが、多分、オーストリア製のラスト&ガッサーというリボルバーかと思います。ひょっとすると間違いかもしれません。
あと、ラストでモリアーティ教授がぶっ放すのは、シガーソンは「ウェブリーNo2」と言ってましたが、そうかもしれないし(ウェブリーは時期によって様々なタイプがあるのです。有名なのは中折れ式ですが)もしかするとブルドッグというダブルアクション・リボルバーかもしれません。
いずれにしても本作は家族がいても(艶笑譚の箇所は別にして)そんなに気にすることなく観せられる作品だと思います。銃撃シーンもあるのに人死にが出ないのも安心して笑ってられる要因でしょう。
シャーロキアンだと、ちょっと物足りないと思いますが、その分、一般向けで気楽に笑って観られる作品でしょう。
(ykk1976さんの映画会:第53
やっぱりマーティ・フェルドマン!
投稿日
2015/02/15
レビュアー
まりこ
先ずは字幕で、二度目は吹き替えで。
字幕もいいけど、やっぱり「広川&熊倉」御大コンビ(当時はまだ中堅?)は最高です!
「洋画はナマ声」、俳優本人のじゃ無いと興が削がれるんですが、ことコメディに関してはその限りじゃ無いのが度々。
欧米的笑いのツボってちょっと微妙でいまいちノれない感が(←私だけ?)。
でもそのあたりを強力にサポートしてくれるのが、吹き替え脚本と「上手過ぎる」声優さん達です。
思えば『新サイコ』や『ヤング・フランケンシュタイン』も御大コンビ、最高でしたねぇ。
かつて大ブームだった香港製コメディチック・カンフーものも、声優さん達のちから無くしてあのヒットは無かったかと。
『Mr.BOO』シリーズに至っては完全和製コメディと化し、むしろバージョンアップしてしまってます。
本作では天知総子さんも加わって、歌の部分もなかなかのもの。
セリフは吹き替え、歌はオリジナルもままありますが、やるならとことんじゃ無いとね。
いやぁ、面白かったです。
昨秋からBSのジェレミー・ブレッド版(グラナダTV)を見倒して、いい加減満腹な筈なんですが、やっぱりホームズものって面白い。
シリアスでもコメディでも鉄板のオリジナルあればこそ、その上ジーン・ワイルダーでこの面々なんだからハズレなワケがありません。
中身皆無は先刻承知のお気楽鑑賞。
期待に違わぬ阿呆らしさも、芸達者の面々のイキイキ躍動感に引きずられ、最後まで苦も無く楽しめました。
おそれおおくもビクトリア女王がふっくらお顔で「クソったれ」なんですから、つかみはバッチリ。
大英帝国なんぼのもん?に始まって、我らがシガーソンとサッカーの迷コンビにジェニー嬢の突き抜けっぷりが最高。
モリアーティ教授に至っては、あまりのユルさ加減に呆然です。
推理と冒険と、適度にアクションも盛り込んで、予想通りのハッピーエンド。
いやぁ、ほんとに楽しかったです。
ジーン・ワイルダーを押しのけて、やっぱり一番はマーティ・フェルドマン!
小首かしげて、あのギョロ目でニッコリ微笑みかけて欲しいなぁ。
どうしてもマデリン・カーンがジェーン・フォンダに見えてしまうのは、何故?
カンガルー・ダンス、私も一緒に踊りたい!
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ジーン・ワイルダーのホームズ
投稿日
2011/11/02
レビュアー
よふかし
シャーロック・ホームズのパロディ映画はいくつか観ましたが、僕がホームズ好きなせいか、どれも結構面白く観てしまいます。ジーン・ワイルダーが原作にはないホームズの出来の悪い弟に扮した本作もなかなか楽しめました。
派手派手なガイ・リッチーの最新『シャーロック・ホームズ』同様に推理要素はほとんどなく、モリアーティ教授や盗まれた機密文書なんかが題材になる、アドベンチャー系のホームズ譚になっています。婦人の恋文を取り戻すプロットなんてのも原作に由来していますね。というか、予算規模もCG要素もまったく異なるガイ・リッチー版ホームズと、実は本作は結構似ているのでは? と思ったりもしました。
しかし本作はギャグ映画。それもジーン・ワイルダーですから、アクの強いギャグがいくつも続きます。巨大な丸ノコギリの罠を脱出したはいいが、夜会服の背中だけが破れてしまい、お尻丸出し。それを観た貴婦人たちがバタバタ失神するという、ベタな展開も。でもまあ、のんびりしているのですが、割とテンポが悪くないうえに、うそつきキャラが可愛いマデリン・カーン(性的に興奮すると本当のことを言うという、トンデモキャラが素晴らしい笑)、ギョロメの斜視がなんとも奇っ怪でおかしいマーティ・フェルドマン(独特の間がおかしい)という、お馴染みの面々が実に楽しいですね。モリアーティ教授もすっかりおバカな癇癪持ちの変人に変えられていて、大笑いです。
名監督ビリー・ワイルダーにもホームズもの『シャーロック・ホームズの冒険』があって、これはネッシーものでまた楽しいのですが、本作と混同されませんよう。懐かしく楽しみました。『サイレント・ムービー』などもまた観てみたいですね。55点。
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