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タップス / ジョージ・C.スコット

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「タップス」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

長い歴史を持つ陸軍幼年士官学校が時代の流れのため、廃校になることになった。そのことに反発した生徒達は武装し校内に立てこもる。そんな中、州兵たちが駆け付け必死の説得を開始するのだが……。 JAN:4988142428080

「タップス」 の作品情報

作品情報

製作年:

1981年

原題:

TAPS

「タップス」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

キッドナップ

オール・ザ・キングスメン

マイノリティ・リポート

メイズ・ランナー:最期の迷宮

ユーザーレビュー:16件

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1〜 5件 / 全16件

硬派な映画、おすすめです。

投稿日:2004/10/05 レビュアー:パープルローズ

久しぶりに硬派な映画を観ました。おもしろかったです。
長い歴史をもつバンカーヒル陸軍幼年学校。11,12歳の少年も宿舎生活を送りながら厳しい訓練を受けていて、「えっ、ほんとにこんな学校があったの?」と驚きながらみていると、時代遅れだからという理由で閉校されることに。そこに不幸な事故が重なり、ティモシー・ハットンはじめ生徒たちは自分たちの信じてきたものを守るため学校に篭城。そして訪れる崩壊。生徒たちの心の葛藤が丁寧に描かれています。
この映画には若き日のトム・クルーズとショーン・ペンが出演しています。トムはこの映画のあと、悪役のオファーが続いたそうですが、それもうなづけますね。20年の時を経て、この秋公開される「コラテラル」ではどんな悪役を演じてくれるのか楽しみです。ともにビッグスターになってしまったふたりだけど、もう1度共演が実現するといいなと思ってしまいました。

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ティモシー・ハットン & トム・クルーズ & ショーン・ペン ネタバレ

投稿日:2006/05/26 レビュアー:tautou

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 公開当時、何回劇場で泣いただろう。泣いた、泣いた、頭が痛くなるほど泣いた。今思うとあそこまで泣くことはなかっただろうと思いますが、憧れの寮生活と、清らかで一途なティモシーくんにやられちゃってたのだと思います。

 一方、ごっついトム・クルーズはイヤでイヤで、「あんたがドドドドドって始めるから大変なことになっちゃったのよ」と怒ってました(笑)。ショーン・ペンには「白い人」という印象しかありませんでした。二人がこんなにビッグになるとはまったく予想できませんでした。

 今観ても古臭い感じは全然ありません。生徒たちのまっすぐな思いに胸を打たれます。



 

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繊細な若者たちの空しい反抗

投稿日:2017/04/25 レビュアー:趣味は洋画

まず、本作のスチール写真を見ていただきたい。
中央がティモシー・ハットン21歳。
向って左がショーン・ペン21歳。
向って右がトム・クルーズ19歳。
いずれも後に大物となる名優たちの、若かりし頃の3人揃った珍しい写真かもしれない。

3人の若者たちは、伝統と歴史を誇るバンカーヒル・ミリタリー・アカデミー(全寮制の陸軍幼年学校)の生徒たちである。開校以来1世紀半に及び、厳しい規律の下、多くの生徒たちに教練を叩き込んできた学校だが、時代の流れか、廃校の危機に瀕している。生徒たちに慕われている校長のベイシュ将軍(ジョージ・C・スコット)は、存続のための抵抗を呼びかけるが、理事会の決定で1年以内に廃校となることが決定する。進級して全校の生徒指揮官となったブライアン(ティモシー・ハットン)は、閉鎖撤回を実力で勝ち取るため、150余名の在校生に呼びかけ、武器庫からマシンガンや手榴弾などを手にして籠城を始める。アレックス(ショーン・ペン)やデヴィッド(トム・クルーズ)、JC(ジャンカルロ・エスポジート)ら、繊細だが血気盛んな若者たちが同調した...。

そもそもの発端は学校閉鎖という事案だが、引き金となったのは、卒業ダンスパーティの夜、生徒たちと街の若者による他愛ない理由の喧嘩である。それが乱闘となり、止めに入ったベイシュ将軍の儀礼用拳銃が発射されて若者が死亡、将軍が警察に連行されたことによる。

後半は生徒側と州軍による緊迫したにらみ合いが続くが、徐々に情勢は州軍に傾き、紆余曲折の結果、ブライアンは籠城作戦終了を決断する。
ところが、である。どこの世界でも変わり者は存在するわけで、トム・クルーズ演じるデヴィッドは狂ったようにマシンガンを乱射する。さらにデヴィッドが、州軍の指揮官カービー大佐(ロニー・コックス)を狙撃したことから、州兵による一斉攻撃が始まるのだ。

こういう展開にはお決まりの「悲しい結末」が待っているのだが、若者たちの繊細な心理、反抗心がリアルに描かれており、やはり傑作といえるだろう。

ティモシー・ハットンは本作の前年、80年「普通の人々」でいきなりアカデミー助演男優賞を受賞している。無名映画1本とTV作品7本に出演しただけの20歳の快挙だった。
対するショーン・ペンはTV作品4本に出てはいたが、本作が実質的なスクリーン・デビュー。
トム・クルーズも、同年「エンドレス・ラブ」の出演があるものの、やはり実質的には本作デビューといってよいだろう。
特に後者2人は、その後のイメージとかけ離れた役柄で出演している。

若者揃いのキャストの中、作品を締めているのはやはりジョージ・C・スコット。
70年「パットン大戦車軍団」で、複雑な個性をもったパットン将軍を見事に演じ、アカデミー主演男優賞を受賞するも、それを拒否。
以外にも3作品にわたっていずれもノミネートを辞退するという、変わり者(?)だったが、彼のそうした‘受賞コンクールはご免だから...’という姿勢には賛同者も多かったと云われている。
その彼が、やはり将軍兼校長役で登場するのだから、我々ファンには堪らない。

題名の「タップス」とは戦死者の葬儀に際して演奏される、弔意を表すラッパの事だそうだ。
(ウィキペディアによる)

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名誉に恥じぬ行動

投稿日:2011/04/17 レビュアー:はち

憧れとか、尊敬とかそういったことで動くことの出来る
年齢の子どもたちだからこそ、純粋にまた士気高くいられる
のだろう。故に、悲劇を招く。痛ましい。

大人たちはもっと姑息で、立てこもる彼らに向かって
補給路を断ったり、母親の声を届けたりする。
体面を保てないから、より強固な組織力を持って対抗しようと
する。意識の高い者たちに、権力でねじ伏せようと思っても
心は曲げられないとは思わないのだろうか。

幼年士官学校ってある種、洗脳教育っぽいところが
あるのは確か。軍隊も規律が乱れては行動できないから、
また徹底的な洗脳が必要なのだと思うが、「正義とテロ」
が紙一重にならないことを祈るばかり。
自由のために銃を持つことを許した国なのだから。

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若さゆえの悲劇 ネタバレ

投稿日:2010/01/04 レビュアー:さっちゃん

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 この作品も今、見返すと結構な芸達者が揃っています。確か、これも二本立ての一本で、もう一本は『ザ・アマチュア』というCIAのアナリストが恋人を大使館の人質事件で殺され、重要機密を楯にして工作員の訓練を受け、仇の潜む東欧へ潜入するという諜報戦の非情さを描いた地味めな作品でした。エド・ローターとか好きな俳優も出ていて、良く出来た作品でした。これもDISCASさんの在庫にないので可能なら入れていただけるとうれしいのですが。
 あまり余談が長くなると本来のレヴューを忘れてしまいます。本筋に戻りましょう。芸達者揃いと書きましたが、まず筆頭がジョージ・C・スコットです。この人は本人は好きではないみたいなのですが、割と軍人役が多いような気がします。『パットン大戦車軍団』なんかウォー・モンガーのパットン将軍を演じてぴったり嵌っていました。本作でも陸軍幼年士官学校(この辺り不勉強なのですが多分ウェストポイントを目指す若者を養成する学校だと思われます。)の校長を演じています。
 次に主役のティモシー・ハットンですが、生徒たちのリーダー格で、廃校には反対だが、かといって武力に訴えるような真似にも与しないという複雑な立場で苦悩するという役を自然に演じています。
 そして、ティモシー・ハットンの苦労をぶち壊そうとするのがまだブレイクする前のトム・クルーズであります。この作品ではほとんどトリガー・ハッピーですぐ射ちまくりたがる兄ちゃんといった風で、この頃は後の、その役に成りきるような凄い役者になるとは思いもしませんでした。
 それから学校に武器を持って立て籠もった生徒たちを何とか穏やかに投降させようと粘り強い説得を続ける州兵の指揮官がロニー・コックスです。名前を聞いても顔がすぐに浮かばない方が多いと思いますが、『ロボコップ』第1作で悪辣な社長を演じた人です。そうかと思うと『ビバリーヒルズ・コップ』(おや、これも警官ものですね。)でビバリーヒルズの警察署の堅物部長を演じた人でもあります。
 物語はこの幾多の軍人を輩出した幼年士官学校が経営難から理事会により廃校の決定を下され、さらに学校のパーティーに乱入してきた町の不良が校長の拳銃を奪おうとしてもみ合いになり、誤って銃が発射され、その不良が死亡するという事件が起きます。事ここに至って生徒たちは封印されていた武器を取って学校に立て籠もることになります。その説得に駆けつけた州兵との間で何とか穏やかに解決しようと話し合いが持たれますが、様々な食い違いから事態は急速に悪化していきます。そして、ついに悲劇が起こってしまうのです。
 若者の純粋さと、それゆえに信じるものが絶対と思い込み、周囲を思いやることもなく破局に向かって走り続ける悲劇を丁寧に描いた佳作だと思います。

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1〜 5件 / 全16件

タップス

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:16件

硬派な映画、おすすめです。

投稿日

2004/10/05

レビュアー

パープルローズ

久しぶりに硬派な映画を観ました。おもしろかったです。
長い歴史をもつバンカーヒル陸軍幼年学校。11,12歳の少年も宿舎生活を送りながら厳しい訓練を受けていて、「えっ、ほんとにこんな学校があったの?」と驚きながらみていると、時代遅れだからという理由で閉校されることに。そこに不幸な事故が重なり、ティモシー・ハットンはじめ生徒たちは自分たちの信じてきたものを守るため学校に篭城。そして訪れる崩壊。生徒たちの心の葛藤が丁寧に描かれています。
この映画には若き日のトム・クルーズとショーン・ペンが出演しています。トムはこの映画のあと、悪役のオファーが続いたそうですが、それもうなづけますね。20年の時を経て、この秋公開される「コラテラル」ではどんな悪役を演じてくれるのか楽しみです。ともにビッグスターになってしまったふたりだけど、もう1度共演が実現するといいなと思ってしまいました。

ティモシー・ハットン & トム・クルーズ & ショーン・ペン

投稿日

2006/05/26

レビュアー

tautou

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 公開当時、何回劇場で泣いただろう。泣いた、泣いた、頭が痛くなるほど泣いた。今思うとあそこまで泣くことはなかっただろうと思いますが、憧れの寮生活と、清らかで一途なティモシーくんにやられちゃってたのだと思います。

 一方、ごっついトム・クルーズはイヤでイヤで、「あんたがドドドドドって始めるから大変なことになっちゃったのよ」と怒ってました(笑)。ショーン・ペンには「白い人」という印象しかありませんでした。二人がこんなにビッグになるとはまったく予想できませんでした。

 今観ても古臭い感じは全然ありません。生徒たちのまっすぐな思いに胸を打たれます。



 

繊細な若者たちの空しい反抗

投稿日

2017/04/25

レビュアー

趣味は洋画

まず、本作のスチール写真を見ていただきたい。
中央がティモシー・ハットン21歳。
向って左がショーン・ペン21歳。
向って右がトム・クルーズ19歳。
いずれも後に大物となる名優たちの、若かりし頃の3人揃った珍しい写真かもしれない。

3人の若者たちは、伝統と歴史を誇るバンカーヒル・ミリタリー・アカデミー(全寮制の陸軍幼年学校)の生徒たちである。開校以来1世紀半に及び、厳しい規律の下、多くの生徒たちに教練を叩き込んできた学校だが、時代の流れか、廃校の危機に瀕している。生徒たちに慕われている校長のベイシュ将軍(ジョージ・C・スコット)は、存続のための抵抗を呼びかけるが、理事会の決定で1年以内に廃校となることが決定する。進級して全校の生徒指揮官となったブライアン(ティモシー・ハットン)は、閉鎖撤回を実力で勝ち取るため、150余名の在校生に呼びかけ、武器庫からマシンガンや手榴弾などを手にして籠城を始める。アレックス(ショーン・ペン)やデヴィッド(トム・クルーズ)、JC(ジャンカルロ・エスポジート)ら、繊細だが血気盛んな若者たちが同調した...。

そもそもの発端は学校閉鎖という事案だが、引き金となったのは、卒業ダンスパーティの夜、生徒たちと街の若者による他愛ない理由の喧嘩である。それが乱闘となり、止めに入ったベイシュ将軍の儀礼用拳銃が発射されて若者が死亡、将軍が警察に連行されたことによる。

後半は生徒側と州軍による緊迫したにらみ合いが続くが、徐々に情勢は州軍に傾き、紆余曲折の結果、ブライアンは籠城作戦終了を決断する。
ところが、である。どこの世界でも変わり者は存在するわけで、トム・クルーズ演じるデヴィッドは狂ったようにマシンガンを乱射する。さらにデヴィッドが、州軍の指揮官カービー大佐(ロニー・コックス)を狙撃したことから、州兵による一斉攻撃が始まるのだ。

こういう展開にはお決まりの「悲しい結末」が待っているのだが、若者たちの繊細な心理、反抗心がリアルに描かれており、やはり傑作といえるだろう。

ティモシー・ハットンは本作の前年、80年「普通の人々」でいきなりアカデミー助演男優賞を受賞している。無名映画1本とTV作品7本に出演しただけの20歳の快挙だった。
対するショーン・ペンはTV作品4本に出てはいたが、本作が実質的なスクリーン・デビュー。
トム・クルーズも、同年「エンドレス・ラブ」の出演があるものの、やはり実質的には本作デビューといってよいだろう。
特に後者2人は、その後のイメージとかけ離れた役柄で出演している。

若者揃いのキャストの中、作品を締めているのはやはりジョージ・C・スコット。
70年「パットン大戦車軍団」で、複雑な個性をもったパットン将軍を見事に演じ、アカデミー主演男優賞を受賞するも、それを拒否。
以外にも3作品にわたっていずれもノミネートを辞退するという、変わり者(?)だったが、彼のそうした‘受賞コンクールはご免だから...’という姿勢には賛同者も多かったと云われている。
その彼が、やはり将軍兼校長役で登場するのだから、我々ファンには堪らない。

題名の「タップス」とは戦死者の葬儀に際して演奏される、弔意を表すラッパの事だそうだ。
(ウィキペディアによる)

名誉に恥じぬ行動

投稿日

2011/04/17

レビュアー

はち

憧れとか、尊敬とかそういったことで動くことの出来る
年齢の子どもたちだからこそ、純粋にまた士気高くいられる
のだろう。故に、悲劇を招く。痛ましい。

大人たちはもっと姑息で、立てこもる彼らに向かって
補給路を断ったり、母親の声を届けたりする。
体面を保てないから、より強固な組織力を持って対抗しようと
する。意識の高い者たちに、権力でねじ伏せようと思っても
心は曲げられないとは思わないのだろうか。

幼年士官学校ってある種、洗脳教育っぽいところが
あるのは確か。軍隊も規律が乱れては行動できないから、
また徹底的な洗脳が必要なのだと思うが、「正義とテロ」
が紙一重にならないことを祈るばかり。
自由のために銃を持つことを許した国なのだから。

若さゆえの悲劇

投稿日

2010/01/04

レビュアー

さっちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 この作品も今、見返すと結構な芸達者が揃っています。確か、これも二本立ての一本で、もう一本は『ザ・アマチュア』というCIAのアナリストが恋人を大使館の人質事件で殺され、重要機密を楯にして工作員の訓練を受け、仇の潜む東欧へ潜入するという諜報戦の非情さを描いた地味めな作品でした。エド・ローターとか好きな俳優も出ていて、良く出来た作品でした。これもDISCASさんの在庫にないので可能なら入れていただけるとうれしいのですが。
 あまり余談が長くなると本来のレヴューを忘れてしまいます。本筋に戻りましょう。芸達者揃いと書きましたが、まず筆頭がジョージ・C・スコットです。この人は本人は好きではないみたいなのですが、割と軍人役が多いような気がします。『パットン大戦車軍団』なんかウォー・モンガーのパットン将軍を演じてぴったり嵌っていました。本作でも陸軍幼年士官学校(この辺り不勉強なのですが多分ウェストポイントを目指す若者を養成する学校だと思われます。)の校長を演じています。
 次に主役のティモシー・ハットンですが、生徒たちのリーダー格で、廃校には反対だが、かといって武力に訴えるような真似にも与しないという複雑な立場で苦悩するという役を自然に演じています。
 そして、ティモシー・ハットンの苦労をぶち壊そうとするのがまだブレイクする前のトム・クルーズであります。この作品ではほとんどトリガー・ハッピーですぐ射ちまくりたがる兄ちゃんといった風で、この頃は後の、その役に成りきるような凄い役者になるとは思いもしませんでした。
 それから学校に武器を持って立て籠もった生徒たちを何とか穏やかに投降させようと粘り強い説得を続ける州兵の指揮官がロニー・コックスです。名前を聞いても顔がすぐに浮かばない方が多いと思いますが、『ロボコップ』第1作で悪辣な社長を演じた人です。そうかと思うと『ビバリーヒルズ・コップ』(おや、これも警官ものですね。)でビバリーヒルズの警察署の堅物部長を演じた人でもあります。
 物語はこの幾多の軍人を輩出した幼年士官学校が経営難から理事会により廃校の決定を下され、さらに学校のパーティーに乱入してきた町の不良が校長の拳銃を奪おうとしてもみ合いになり、誤って銃が発射され、その不良が死亡するという事件が起きます。事ここに至って生徒たちは封印されていた武器を取って学校に立て籠もることになります。その説得に駆けつけた州兵との間で何とか穏やかに解決しようと話し合いが持たれますが、様々な食い違いから事態は急速に悪化していきます。そして、ついに悲劇が起こってしまうのです。
 若者の純粋さと、それゆえに信じるものが絶対と思い込み、周囲を思いやることもなく破局に向かって走り続ける悲劇を丁寧に描いた佳作だと思います。

1〜 5件 / 全16件