モータル・コンバット

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　香港の孤島で行われている格闘大会の話。

　人間界だ魔界だとそこの戦いらしいですが、ゲームを知らないで見るとそこら辺の設定からしてよくわからず入り込めない映画でした。モータルコンバットという大会をやっていますが、
いつの間にか戦いが始まって、いつの間にか決勝とかになっています。どういうトーナメント表なのかとかわからないです。映画の大半が格闘シーンですが、その肝心の見所もいまとなっては古臭くて緩い格闘でそれはそれで味があって良いっちゃ良いですが、やっぱりきついです。主人公は弟をカタキ役に殺されてるらしく、その傷を乗り越えて戦うというのが目的ですが、そういうのは正直どうでもいい映画で、とにかくアクションを見せるのをメインに据えていて、そのアクションが退屈なので終始退屈に感じてしまいました。手が四本ある怪物とか凍らせるのとか忍者とかぶっ飛んだキャラクターもそこまで魅力的に見えなかったです。


　格闘の時に流れる音楽がカッコいいのとケイリー・ヒロユキ・タガワさんにアクション俳優のイメージなかったですが、ちゃんと戦っているように見えるのが凄かった映画でした。

「モータルコンバーッ」の掛け声と共に始まるテクノ調オープニングが、高揚感を仰ぎます。

同名のゲームを映画化したもので、アメリカ特有の濃い〜キャラがひたすら格闘を繰り返すだけの内容。
もとのゲーム自体が異臭を放つ存在で、デザインも設定も異色。
ゲームにはあるまじき残酷技などでカルトな人気を博しておりました。

それの映画化だから、さぞヘタレな映画かと思いきや、思った以上の出来栄え。
肝心の格闘シーンも、ロビン・ショウを中心に技のキレる脇役が頑張っています。残念なのは、敵役が大したことないところ。

どうせならもう少しキャラもド派手に演出してもらいたかったのですが、一般公開を考えればこの辺が限度かもしれません。

惜しむらくは、同理由から残酷シーンが極端に少ないこと。
ゲームのキャラは必殺技を持っていて、それが決まると骨と肉が分離したり、首がすっ飛んだりというスプラッター系。
実現したら、格闘スプラッターという新たなジャンルの先駆者となり得たのですが……。

また、魔界の雰囲気も良く出来ています。
魔人像など、小道具もマニアウケ。

がんばったで賞は獲得です。

　皆さんボロクソに書かれてますが、私は最後まで見れたし、悪くはないと思いました。

　人類と人類の住むこの世界を救うため、主人公達が出場する格闘トーナメントの戦いを描いた映画です。このモータル・コンバットという戦い、という大きな筋は通っていますが、対戦相手をどうやって選んでいるかなど結構いい加減で、何時の間にか決勝戦になってたりします。この辺の適当なストーリー展開は別として、アクションは良いところが結構有りました。でも、手のひらから蛇が出たりしておもしろいな、と思ってたら、この蛇があっさり自爆したり、やる気あんのか、という様なヘボな格闘シーンがあったりと中身にムラが多いです。１００分の内１／３くらいはいい所が有ったと思います。

　ただし、私の守備範囲はかなり広いので、よっぽどの駄作で無い限り、悪くは書きません。駄作か否かは、自分で見て判断してください。

予告編は面白そうだったんですがね。武術大会に出る連中のアクションが非常にぬるいので、もう何も言うことはありません。忍者がＣＧの技を出すところだけ、ちょっと面白いけれど、あとは無残でした。暇つぶしするにももっと良い映画があると思います。

格闘シーンや映像の工夫は少しはみられるものの、話の中身はスカスカで100分間格闘だけを見せられたって感じでした。格闘ゲームだからしょうがないかもしれませんが、もう少し話がほしかったです。あとは、いろんな人種がでてくるんですが、敵　味方関係なく重要ないいキャラがでてもあっという間に死んでしまうので残念でした。しかし、眠くはならなかったので、その点は良かったと思います。