ティンカー・ベルと妖精の家

このシリーズも見始めたので、続けて見ています。
４作で完結のようなので、お付き合いしようと思ってます。

３作目の本作は、妖精と人間と触れ合いの物語。
「みんなで助け合っていこう」「いつまでも夢を持って生きていってね」
という、至極真っ当なメッセージが伝わってきます。
悪い人も出てこないし、ハラハラシーンもユルい^^;
でも映像はきれいだし、ディティールがていねいで細やか、夢いっぱいの世界で
小さい女の子は夢中になって見ることでしょうね。

ティンクは相変わらず暴走気味…迷惑かけてるけど、あやまらないね〜いいの？？

今回、ティンクと光の粉を持つ男の子との恋物語でもあるのかな…と思ったら、
彼の出番はほとんどなし。次回、スポットが当たるのかな。

ティンクの声は、人間には気持ちのいいベルの音に聞こえるんですね。
今回は、夏のメインランドを訪れたティンカー・ベルが、人間の少女リジーの作った“妖精の家”に好奇心いっぱいで入ってしまうところから始まります。
妖精を信じてはいても、本物の妖精に遇うのは初めてのリジー。
仲間の妖精のもとに帰ろうとするティンクでしたが、リジーは“妖精のことをもっと教えて”と引き止めます。
お蔭で私も妖精について色々学ぶことができました。（笑）
妖精は赤ちゃんの笑い声から生まれるんです！
妖精はたんぽぽの綿毛ほどの重さしかないとか、洋服はどうやって作るとか、苦手な動物は何か？とか・・・リジーがノートに図解入りで書き記していきます。
ティンクがノートに寝そべって、その輪郭をリジーが鉛筆でかたどっていくのが可愛かったなあ！
普通は、人間には姿を見せない妖精ですが、純粋に妖精が大好きなリジーとティンクは心を通わせていきます。
そして、ティンクを心配した妖精仲間たちが救助に駆けつけたり、リジーの父親が妖精が実在することを世間に発表しようとしたり、ちょっとハラハラドキドキの場面もありました。
特典の妖精についてのお勉強と簡単な確認テストも面白かったです。
空想好きな少女たちにお勧め。

シリーズ全作（４本）観ていますが、その中で今作（３作目）が一番面白いです。
大人でも楽しめるキッズアニメです。

このシリーズ、全部面白いのになぜ話題にならないのか不思議です。
１作目　ティンカーベル
２作目　月の石
３作目　妖精の家（今作品）
４作目　輝く羽の秘密
全部面白かったです。

これから観る人は、１作目から順番に観る事をオススメしますが、
１本だけ観るならこの、妖精の家が１番面白かったです。

９０点！

ティンカー・ベル4部作の中の第3弾！
前作、「秋」をテーマにした第2弾では、
ティンカー・ベルのわがままぶりが目に付く内容でしたが、
今作はさわやな「夏」がテーマ。
雨が多かったり、人間のお家の中のシーンが
メインだったので、特に第1・2弾より秀でて「夏」っていう
さわやかさを受けたってわけではないけれど、
相変わらずの、可愛らしく鮮やかな映像に、
うっとり癒されました。

ストーリーの方は、ティンクがなんと、
人間に捕まってしまうという大ハプニング。
なんか、現実の世界で多々、人間（子供）に
捕まえられていく昆虫その他、小さな生物たちの気分を
ちょっぴり味わえてしまいました。
でも、ティンクを捕まえた少女・リジーは、
妖精好きの優しい女の子でホッと一安心。
リジーとティンクの、とってもほのぼの和やかな交流も、
その間、ティンクの身を案じる仲間たちの助け合いもまた、
心地よいものでした。
物づくりの得意なティンクですが、今回は物だけではなく、
物でない大切なものも修復してくれます。
前作のわがままティンクを振り返ると、
成長も感じられるストーリー。
温かな気持ちになれる良い作品だと思いました。
親子での鑑賞をおすすめします。
私は一人でも楽しめましたけど〜。

こんなに楽しい気分になれるアニメはあまりないと思います、でもあまり注目されてないようですネ。
３作共すごく好きです。