太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−

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太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男− / 竹野内豊
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「太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−」 の解説・あらすじ・ストーリー

太平洋戦争末期、玉砕の島サイパンで、たった47人で敵に立ち向かい、多くの民間人を守り抜いた実在の軍人、大場栄大尉の誇り高き戦いを映画化した戦争ドラマ。主演は竹野内豊、共演に唐沢寿明。監督は「愛を乞うひと」の平山秀幸。1944年。日本軍にとっての重要拠点であるサイパン島は、圧倒的な物量に勝るアメリカ軍の前に、陥落寸前まで追い込まれていた。そしてついに、サイパン守備隊幹部は日本軍玉砕命令を発令する。そんな中、玉砕を覚悟しながらも生き延びた大場栄大尉は、無駄死にすることなくアメリカ軍への抵抗を続けることを決意する。そんな彼のもとには、その人望を慕って、上官を失った兵士や民間人たちが集まってくるが…。

「太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−」 の作品情報

製作年: 2011年
製作国: 日本

「太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
128分 日本語 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
VPBT18598 2011年08月17日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
197枚 4人 1人

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ユーザーレビュー:56件

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むしろ子供に見せるべき

投稿日:2011/08/18 レビュアー:デジコン

太平洋戦争(大東亜戦争)のさなか、壮絶な消耗戦の果てにサイパンで玉砕した日本軍 第43師団の実在した将校、大場 栄(大尉)を描いた作品。
この時に海兵隊員として参加していた元アメリカ兵士の書いた本が元になっています。

内容の注釈はさておき、戦闘や内容全般の描写は割とソフトな方なので、中・高生程度の年代の方に見て欲しい。
たかだか60数年前に生きていたら、男女問わず、パン屋でも学生でも教師でも、戦争の渦中に放り込まれた現実を知ってもらいたい。

戦争は人間の最大最悪の愚行であり、当然日本では二度とあってはならないものですが、それに巻き込まれ翻弄されながら
命を散らした先人達の生き様を忘れてはなりません。自分の叔父はこの大戦で物資輸送船の搭乗員でしたが、航行中に
被弾し爆発、南方の海に沈みました。

内容は決してハードではなく、アメリカ側の視点も日本寄りでかなり温情的に描かれています。
また、日頃TVドラマで見ている役者ばかりなので、ドラマの劇場ムービー版のような空気を感じるのは致し方無いでしょう。

現在、劇場公開される和製戦争映画は稀です。日本の歩んだ事実を知るキッカケになることが、この作品の存在意義と
なるでしょう。



【寄り道】

このサイパン戦のアメリカ側の通信兵には、ナバホ族と呼ばれるネイティブアメリカンが選ばれていました。
彼らのコミュニケーションは文字を使用せず言葉のみであるため、日本軍が暗号解読できなかったからです。
そんな希少な存在の彼ら通信兵を護衛する役をニコラス・ケイジ主演で描いた「ウインドトーカーズ」は、
アメリカ側視点で描いた異色のサイパン戦映画です。未見の方には是非お勧めします。

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それでも前を向いて明日を生きていかねばならない

投稿日:2011/10/28 レビュアー:飛べない魔女

多くの軍人が、玉砕ということで民間人をも巻き込んで自決したり虐殺したり、
女子供にも自決を強要したり、
生きてその恥をさらすなという教えのもとに
天皇陛下万歳と叫んで死ぬことが美徳とされていたこの時代。
そんな時代にあって、大場大尉がポツダム宣言の後もまだタッポーチョ山で抵抗を続けていたものの
最終的にはアメリカ軍に投降し、潔く降伏、兵士を始め民間人の命を守った判断は素晴らしい。
あの投降シーンは心を打った。

ただ、アメリカ軍からフォックスと呼ばれるほどの巧みな戦術で敵を翻弄したというが、
映画の中ではその巧みな戦術が今一つ描き切れていないように思った。

小さな赤子の命を繋ぐ大場大尉とアメリカ軍大尉。
あの子供の繋がれた命がこれからくる日本の平和への明るい未来だ。
ただ、私の勘違いかもしれないが、赤ん坊を見つけたときから大場大尉らが投降するするまでの時間経過はかなりあったと解釈するが、何故か赤ん坊は赤ん坊のままで全く大きくなっていないのには苦笑した。

余談だけど、大場大尉は1992年に79歳で亡くなっている。
愛知県の市議会議員を11年間務めたり、帰国後も活躍した人のようだ。

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戦場の描写が生ぬるすぎる。

投稿日:2011/09/07 レビュアー:Garapan

例えば、艦砲射撃の炸裂ひとつとってみても不正確。艦砲射撃の凄まじさがまるで分かっていない。あんな、手榴弾が破裂したようなチンケなものであるはずがない。
また、兵士の死屍累々のシーンにしても五体満足に転がっているはずがないのだ。
米軍側が記録した当時の8ミリフィルムの映像を一度でも見れば、こうした描写が単なる子供騙しであることはすぐに気づくはず。
太平洋戦線を同じく舞台に描いたスピルバーグの『パシフィック』の方がよほど現実に近い。
そういう悲惨な描写をこの映画では敢えて捨象しているが、そんなただの娯楽映画にしてしまってよいのか?

サイパンなどの南洋諸島の激戦では、日本人の殆どが悲惨な運命を辿ったわけで、
このように生還を果たせるような幸運に恵まれたのはごくごく一部にすぎない。
その意味では「太平洋の奇跡」という題名に偽りはないのだが、
それならば、いかに凄惨で過酷な状況にあったかをもっと正確に描かなければ、
「奇跡」の本当の意味が映画を見ても全然伝わってこないのだ。

加えて、米軍の描き方が嘘に満ち満ちている。
当時の状況でこんな“人道的”な米軍などあるものか。

結局、この映画も現代の感覚、現代の価値観、現代の歴史認識で描いているにすぎず、
「当時の現実」を著しく歪める役割しか果たしていない。
大場大尉の史実をダシに使って、「現代風のドラマ」にアレンジしただけだ、要するに。
(軍人に向かってあんな物言いをする従軍看護婦など論外)

いったい何を伝えたかったのだろうか、この映画は…。

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大場大尉殿の勝利

投稿日:2011/09/19 レビュアー:裸足のラヴァース

正直言って「中学教師」に失望して以来 平山秀幸で感心したものは一本も記憶にないというか ほとんど見てなくて今作によって大いに反省させられた次第であります

黒沢清がREDとゆう撮影機材で撮ったこの作品がすごい効果をあげているとどこかで発言し 遂に青山真治が「東京公園」でREDを使って撮影を敢行したのだが そのREDの撮影が実際に素晴らしく 同じくREDかもしれないと記憶するイーストウッドの「硫黄島からの手紙」に戦争映画として少しも負けていないのが驚異的だ 加古隆なんか嫌いなので音楽はだめだが 音響は優秀 自殺のピストル音など一部やりすぎなくらいだ また編集が素晴らしくて とにかくこの種映画でセンチメンタルに堕す寸前に画面を切り替えてしまう胸のすくようなカッティングをやっているのです 結果 映画は自堕落なショットがひとつもない

「ならず者部隊」から「ディファイアンス」へとお話の内容は推移していくのだが しかし「ディファイアンス」のようにキャンプの様子などとりたてて描写されない 冒頭では制圧まで一ヶ月の期限を上官に定められ 映画もまたその枠に 縛りをかけられるはずが 都合500日以上の攻防と相成ったわけだが ここでもフォックスと呼ばれるほどの作戦をちっとも見せてくれない みんな省略してしまう映画術のすごさ

映画がちょっと弛緩してるかなと感じるシークェンス まるで「パブリックエネミズ」のジョニデが警察署に侵入する幻想場面のように ゆるい基地への侵入シーン しかしここを脱出する時 夜空の爆撃機を仰ぎ見るものすごいショットがある つまり爆撃機の仰角ショットのために 侵入シーンはマクガフィンとして存在しているのだ

あるいはラストは 大尉はジープに乗せられて収容所に着き 降ろされると米兵はさっさと立ち去ってしまう 竹野内はぷらぷら入っていってすたすた裏門まで行き着いてしまって 爆笑寸前 しかしそこは海であり 赤ん坊を抱いた井上真央  が待っている 私には守るべきものがある 死ぬことに意味があるのか 祖国とは何か 戦争とはなにか〜〜〜 などと絶叫などせず ラストのためのラストがあるだけなのに唖然とする のだがそれに対応するように 大場大尉が降伏を決意して下山 調印儀式まで無駄な演出が一切ない素晴らしさ 心地よくどこまでもこちらを混乱させてくれるのだ

戦争物にして黒沢明的なわざとらしい統制された演技はない 竹野内の抑制された演技はしかしわかりにくいのだが それは心理的な演技ではないのだろう 死ぬ為に戦うのではなく 勝つ為に戦うのが大尉の戦争を生きる論理であり倫理なのであり映画はそれに沿っていくのだが しかし敗戦の気配が大尉を混乱させるので 事実が生み出す曖昧さが 大場大尉の内面を不透過にしているのだろう

戦争にまつわるヒューマン・ドラマではなく 戦争映画を撮るときの内なる法則やら 距離の取り方 倫理の問題について再考させる 日本の戦争映画に異質な思考をもたらしてくれる貴重な作品だ

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太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−ネタバレ

投稿日:2019/09/17 レビュアー:片山刑事

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 サイパン島の戦いが終わった後も山の中に隠れている日本兵と彼らをリスペクトするアメリカ兵の話。

 サイパン島の戦いが序盤で描かれて、司令部の自決後に総攻撃で壊滅して。という流れがあって主人公の大場大尉が山の中で逃げてという流れと大場大尉という凄い日本人がいるということを知って何とか降伏させようとするアメリカ兵の流れが描かれます。

 山の中に逃げ込んで苦しい生活の中、主人公がどういう考えを持って動いているのかとかよく伝わってこなくて何をしたいのかがわからず。周りが降伏してくれ、降伏などありえぬと騒いでいるだけなので、行動の動機を明確にしてほしかったです。現代的視点から見ると「日本兵は降伏しない」と最後まで意地を張っているだけにしか見えない男でした。

 アメリカサイドも登場してから最後まで日本に理解ある男で、終始「日本兵すごい」しか言わないのであまり血の通った人物に見えなかったです。わかりやすいステレオタイプなキャラクターではありましたが、魅力的ではなかったです。

 フォックスと呼ばれた男らしいですが、一体どこがフォックスなのだろうか? という戦略戦術の凄さとかまるでなくて、ただ射撃して撃った撃たれたを見せるだけでアクションシーンとしても退屈なところが続きました。唐沢寿明さん演じるスキンヘッドの男なんて一体何がしたかったのか謎で魅力的なのに退場の仕方が頭悪すぎてテンションの下がる暴走キャラでした。

 徹底抗戦を主張する部下の山田孝之さんも暴走するキャラクターで勝手に発砲して事態を悪化させたりしても、特に何の制裁とかもなくそのままというのも気持ちの落としどころが難しかったです。

 せっかく大場大尉という実在の人物をモチーフにしているのにいかに彼がやったことが凄かったのかという偉大さや凄さなどが全く伝わってこなくて残念な映画でした。日本のバンザイ突撃って闇夜に隠れてやると思っていましたが、真昼間に突っ込んでくるんだとか、山を下りるときに綺麗な服に着替えていて、それを置いておける場所があるんだと勉強になる映画でした。

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