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「パリ空港の人々」「灯台守の恋」のフィリップ・リオレ監督が移民問題を真正面から取り上げ、本国フランスで大ヒットしたヒューマン・ドラマ。ひょんなことから出会ったクルド難民の少年とフランス人中年男性が、次第に心を通わせ、絆を深めていく姿を真摯な眼差しで綴る。2008年12月。イラクの国籍を持つ17歳のクルド難民ビラルは、家族と共にロンドンに移住した恋人を追ってフランス北端の街カレへと辿り着く。しかし、ドーバー海峡を越えるべく密航を試みるも失敗に終わり、カレに足止めとなってしまう。ビラルは最後の手段として海峡を泳いで渡ることを決意、市民プールで出会った水泳コーチのフランス人シモンに泳ぎの指導を願い出るが…。 JAN:4988111840417
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
フランス |
原題: |
WELCOME |
監督: |
フィリップ・リオレ |
---|---|
製作: |
クリストフ・ロシニョン 、 クリストフ・ロシニョン |
出演: |
ヴァンサン・ランドン 、 フィラ・エヴェルディ 、 オドレイ・ダナ 、 デリヤ・エヴェルディ 、 ティエリ・ゴダール 、 セリム・アクグル |
脚本: |
エマニュエル・クールコル |
撮影: |
ローラン・ダイヤン |
音楽: |
ニコラ・ピオヴァーニ 、 ニコラ・ピオヴァーニ |
「パリ空港の人々」「灯台守の恋」のフィリップ・リオレ監督が移民問題を真正面から取り上げ、本国フランスで大ヒットしたヒューマン・ドラマ。ひょんなことから出会ったクルド難民の少年とフランス人中年男性が、次第に心を通わせ、絆を深めていく姿を真摯な眼差しで綴る。2008年12月。イラクの国籍を持つ17歳のクルド難民ビラルは、家族と共にロンドンに移住した恋人を追ってフランス北端の街カレへと辿り着く。しかし、ドーバー海峡を越えるべく密航を試みるも失敗に終わり、カレに足止めとなってしまう。ビラルは最後の手段として海峡を泳いで渡ることを決意、市民プールで出会った水泳コーチのフランス人シモンに泳ぎの指導を願い出るが…。 JAN:4988111840417
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
フランス |
原題: |
WELCOME |
監督: |
フィリップ・リオレ |
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製作: |
クリストフ・ロシニョン 、 クリストフ・ロシニョン |
出演: |
ヴァンサン・ランドン 、 フィラ・エヴェルディ 、 オドレイ・ダナ 、 デリヤ・エヴェルディ 、 ティエリ・ゴダール 、 セリム・アクグル |
脚本: |
エマニュエル・クールコル |
---|---|
撮影: |
ローラン・ダイヤン |
音楽: |
ニコラ・ピオヴァーニ 、 ニコラ・ピオヴァーニ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
110分 | 日 | オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DABR4041 | 2011年07月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
110分
字幕:
日
音声:
オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
DABR4041
レンタル開始日:
2011年07月08日
在庫枚数
10枚
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DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
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110分 | 日 | オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DABR4041 | 2011年07月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
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字幕:
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音声:
オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch
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2010年のフランス・セザール賞を総なめにしたという、フィリップ・リオレ監督の作品。
クルド難民問題という重いテーマを扱っているのですが、それは別にしても、主人公の少年のあまりに純粋で一途な思いに胸を打たれました。
舞台はフランス最北端の港町、カレ。
ドーバー海峡を挟んで、わずか30キロという距離にあるこの町には、イギリスへの密入国を企てる多くの難民たちが集まっていた。
イラクからやってきたクルド難民の17歳の少年ビラル。
故郷の町から家族と共にロンドンに渡った恋人ミナに会いたい。その一心でビラルはイギリスを目指すのだった。
始めは輸送トラックにもぐりこみ、陸路での入国を試みる。
彼らの必需品はビニール袋。何に使うのかと思えば、検問通過の際にビニール袋をかぶって呼気の二酸化炭素が漏れないようにするのだ。(荷台に二酸化炭素検知器が差し込まれるのです。)
しかし、ビラルはパニックを起こしてしまい、密入国は失敗。仲間から責められるが、ビラルにはビニール袋をかぶれない、辛い体験があったことがあとで語られる。
船に乗ることもできない。仲介人に払うお金もない。
ビラルはついに、泳いでドーバー海峡を渡る決意をする。
なけなしのお金をはたいて、ビラルは水泳のレッスンを受ける。
ビラルの水泳コーチを引き受けることになったシモン(ヴァンサン・ランドン、「すべて彼女のために」でダイアン・クルーガーの夫役をしていた俳優さんです。)は、かつては有名水泳選手として活躍していたが、今では市民プールのコーチ兼監視役。妻のマリオンの心は離れ、離婚調停中だった。
何事にも事なかれ主義だったシモンは、難民援助の活動をしているマリオンの気をひくためもあり、ビラルの世話を焼くようになる。
難民問題というセンシティブな問題を扱っているため、本国フランスではかなり物議をかもしたとか。
難民を援助したというだけで、警察の尋問を受けたり、逮捕されることまであるのですね。
シモンの妻は難民のための炊き出しを手伝っていて、かなりリベラルな考え方の人物なのですが、そんな彼女でさえもシモンがビラルを家に泊めたことを知って、強く反対するのです。
原題は「Welcome」。シモンの隣家のドアマットの「Welcome」の文字が大きく写しだされますが、本当に私たちは彼らを受け入れる気持ちがあるのか、そう問いかけているようです。その隣人はシモンが難民を泊めていることを知って、警察に通報するのです。
しかし、私が胸を打たれたのは、ビラルの若さゆえのひたむきさと純粋さ。
彼女の写真をシモンに見せたときの目の輝きの美しさ。
そんなビラルと接するうちに、シモンは自分が失ったものを思い出すのです。
「ビラルは恋人に会うために、海峡を泳いで渡ろうとしている。
僕は目の前の君すら、手放そうとしているというのに。」
果たしてビラルは彼女のいるイギリスにたどりつくことができるのか?
胸が締め付けられました。
佳作です。おすすめします。
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ユーザーレビュー:16件
投稿日
2011/05/25
レビュアー
パープルローズ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
2010年のフランス・セザール賞を総なめにしたという、フィリップ・リオレ監督の作品。
クルド難民問題という重いテーマを扱っているのですが、それは別にしても、主人公の少年のあまりに純粋で一途な思いに胸を打たれました。
舞台はフランス最北端の港町、カレ。
ドーバー海峡を挟んで、わずか30キロという距離にあるこの町には、イギリスへの密入国を企てる多くの難民たちが集まっていた。
イラクからやってきたクルド難民の17歳の少年ビラル。
故郷の町から家族と共にロンドンに渡った恋人ミナに会いたい。その一心でビラルはイギリスを目指すのだった。
始めは輸送トラックにもぐりこみ、陸路での入国を試みる。
彼らの必需品はビニール袋。何に使うのかと思えば、検問通過の際にビニール袋をかぶって呼気の二酸化炭素が漏れないようにするのだ。(荷台に二酸化炭素検知器が差し込まれるのです。)
しかし、ビラルはパニックを起こしてしまい、密入国は失敗。仲間から責められるが、ビラルにはビニール袋をかぶれない、辛い体験があったことがあとで語られる。
船に乗ることもできない。仲介人に払うお金もない。
ビラルはついに、泳いでドーバー海峡を渡る決意をする。
なけなしのお金をはたいて、ビラルは水泳のレッスンを受ける。
ビラルの水泳コーチを引き受けることになったシモン(ヴァンサン・ランドン、「すべて彼女のために」でダイアン・クルーガーの夫役をしていた俳優さんです。)は、かつては有名水泳選手として活躍していたが、今では市民プールのコーチ兼監視役。妻のマリオンの心は離れ、離婚調停中だった。
何事にも事なかれ主義だったシモンは、難民援助の活動をしているマリオンの気をひくためもあり、ビラルの世話を焼くようになる。
難民問題というセンシティブな問題を扱っているため、本国フランスではかなり物議をかもしたとか。
難民を援助したというだけで、警察の尋問を受けたり、逮捕されることまであるのですね。
シモンの妻は難民のための炊き出しを手伝っていて、かなりリベラルな考え方の人物なのですが、そんな彼女でさえもシモンがビラルを家に泊めたことを知って、強く反対するのです。
原題は「Welcome」。シモンの隣家のドアマットの「Welcome」の文字が大きく写しだされますが、本当に私たちは彼らを受け入れる気持ちがあるのか、そう問いかけているようです。その隣人はシモンが難民を泊めていることを知って、警察に通報するのです。
しかし、私が胸を打たれたのは、ビラルの若さゆえのひたむきさと純粋さ。
彼女の写真をシモンに見せたときの目の輝きの美しさ。
そんなビラルと接するうちに、シモンは自分が失ったものを思い出すのです。
「ビラルは恋人に会うために、海峡を泳いで渡ろうとしている。
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君を想って海をゆく