ＳＲ　サイタマノラッパー２女子ラッパー☆傷だらけのライム

「ロックンロールは鳴り止まない！」はイマイチやったけど、「サイタマノラッパー」が素晴しかった
入江悠監督作品の「サイタマノラッパー２」を期待半分不安半分で観てみました（°∀°）b

うん♪まぁまぁ良い感じですｗ
根本的な問題山積状態ですが、それでも魅力に溢れてて、応援したくなる映画ですな♪

まず、根本的な問題として、２にも拘わらず画ヅラ的に上積みが非常に乏しいという問題があるっすね。。。

いや、まぁ出演者の顔ぶれは良くなってる（岩松了！安藤サクラ！）し、
機材的に良くなってるフシもある（カメラを動かしてるのは機材のおかげ！？）んやけど、
それが、前作のインパクトを上回る要素になってるかというと、そこまででは無いんよね〜。。。

で、なんでこれを根本的な問題と言ったかというと、前作がアレだけ話題になったのに、
予算規模が殆ど変わってない、ということから来る問題なんすよね。。。

規模的に仕方ない部分ではあるけど、観辛い、聞き取り難い、という映画としての根本的な問題は、
技術を身につけることで何とかしないといけないっすね（（φ（・д・。）

◇◆◇

で、ここからは褒めますが細かく書くと長くなるので、簡単に♪

結局、この映画がなんで、ロックンロール・・・よりも良いかっつーと、要するに"愛"っすね！！！
ラップに対する愛、どうしようもない奴らへの愛、夢を追いかける奴らへの愛・・・

この映画には、"愛"があるんすね！！！

やっぱ、作品に込めた熱い想いっつーのは、スクリーンを通しても伝わってくるんすよね〜♪

で、愛（熱さ）を感じたら、多少の拙さは許せるもんなんすよね、
今回も決して良く出来た映画とは言えないけど、こんだけアツイと許してしまうっすよね〜（（φ（・д・。）

ロックンロール・・・がアカンかったのは、結局、愛が無い（足りない）からなんよね〜（（φ（・д・。）

◇◆◇

この曲は耳に残るな〜♪
昨日の夜観たんやけど、今日の出勤中にずっと口ずさんでもーたよｗｗｗｗ

とにかく、低予算映画に"愛"がある人たちにオススメっす♪

個人的満足度　７２点！　オススメ度　７０点！（１を観てる人に限る）

　「SR サイタマノラッパー」の続編というより、場所と主役を変えてのもう一つの物語。
　サイタマから隣県グンマに移動し、今度は３０間近かの女子が主役という、いったいどういう展開になるのかと興味津々にさせられる。
　なにかとサイタマ、グンマのローカルな言い争いが勃発するのも面白く、「うちらのラップはグンマから外に出さない」の会話には、田舎対抗意識が感じられておかしかった。

　どうしてもVol．１と比較してしまうからだけど、女子となると結婚や出産、恋愛など、面倒なことが重なって、男子よりも夢を追うのが難しい、大変だなという印象を持った。恋愛のもつれなどが引きづられて、爽やかさではやや劣る。
　まあ夢と現実の狭間にゆれる大人たちの、切ない様子は良く分かるが、最後まで観てみると、なんだVol．１とパターンが同じかよと、どう評価していいのか分からない心境になった。たしかに法事の席での、女子たちのラップには心の叫びが聞こえてきて、感銘を受けるが、Vol．１を先に見てしまったせいか、やや感動の盛り上がりは薄かったように思う。この展開は二本目までは許せるだろうが、三本目ではどうかなと思った。（次はトチギらしいが）

　細かいことだけど、劇中マミーはソープ嬢で働いていたが、グンマに正直ソープ店は存在しないので（県条例のため）、グンマを題材にするにはやや説得力に欠けた。せいぜいキャバクラかピンサロにしておくべきだったと思う。
　いろいろ含めて多々Vol．１よりやや新鮮味が薄かった。★★★

ラップは国際的なものか？YES,英語じゃなくとも独語、中国語、モンゴル語、タガログ語などあらゆる言葉で歌われてる。共通しているのは韻を踏むこと、言葉の羅列が含まれること位に思っていたが最近のラップを聞くとそうでもなくただ平板にラップのリズムに乗せて歌う事も多いようだ。私にはただの恋歌をラップに乗せて歌うのはつまらないしラップでなくても良いような気がする。
この映画のように生活のどうしようもない鬱屈した感情をラップにしてぶつけるようなスタイルが好きだ．韻だってちゃんと踏もうとしている。
ただしこの映画の韻は「埼玉、OOたま、ださいたま」とか「借金、街金、不渡り手形、みんな纏めてこい！」とか稚拙でローカルなものが多いがある種の抑圧されたエネルギーがほとばしるのを感じた。

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前作とても胸が熱くなったが、同じようなエンディングにする為、主人公を追い込む様は同じ。

仲間の気持ちを動かす為に悪戦苦闘している中盤は見ていて、少林サッカーと同じ種類の映画だと感じた。

主人公の胸の内を一気にラップするエンディングは、前作で評判よかったのか、同じ落としどころでまたかよって感じだった。

親父の最後の言葉はよかったね。

個人的に１作目をあまり評価できなかったが、私はこっちのほうに好感が持てる。
１作目よりは金がかかってるので、役者やロケやエキストラが充実し、とても観やすい。話もそこそこ面白いし小さいエピソードや脇役の役者もいい感じ、ラスト父親に言った一言はとても良くそこで締めたのがうまい。
しかし冷静に考えると、よくある青春ドラマの盛り上がり部分をラップに変えただけの話になってないだろうか？
この監督、技術は高そうだから次は脚本にもっと力を入れて、もう少し大きな話を映画にしてみたらいいと思う。