朱蒙（チュモン）

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　「韓国版三国志」とでもいうような長編歴史スペクタクルドラマと言うべき作品です。
　全８１話と、果てしなく続くような、気の遠くなるような話です。韓国ではすんごい視聴率で、このドラマが始まると、町に人がいなくなったとか（昔の日本における「君の名は」現象・・・。他の韓国ドラマを見ても、数十年前の日本を彷彿させることが多いですね。
　１話から３話まででは、チュモンよりも、親の代の話がメインです。３話目で突然、２０年ほど話が飛びますけど。チュモンはへなちょこのナンパ野郎ですね（お、俺のことか？）この時点での、中心人物はヘ・モスかと思われますが、演じるホ・ジュノはドラマ「ホテリアー」、「オールイン 運命の愛」、映画、「シルミド」などでおなじみの人ですね。
　ＢＳフジでは、今週までで１２話、放送してますけど、当初だらだらした印象で、
「なんだ、それほどのものでも無いじゃん」
と思っていたのが、１０話を過ぎた頃から、俄然面白くなっていました。ですから、このＤＶＤをレンタルして、期待はずれと思った人も、せめて５巻くらいまでは見てから判断した方がいいですよ。オタエ姉さんによればＢＳでは、けっこうカットされているようですし、日本語吹き替えなので本当の臨場感が、著されているのかわからないので、ＤＶＤでも一通り鑑賞するつもりです。

　チュモンの人物像について、ネットで検索してみました。

朱蒙(チュモン)＊＊＊＊　本作品中の設定　＊＊＊＊＊

　高句麗の始祖・東明聖王と呼ばれる高朱蒙(コ・チュモン)。百発百中の弓の名手。漢帝国に滅ぼされた古朝鮮流民のリーダーであったヘ・モス将軍と漢に蹂躙されたハベク族長の娘・柳花を両親にもって生まれたが、プヨ国クムファ王の王子の一人として育てられた。

　　　　　　　＊＊＊＊　韓国の神話　＊＊＊＊＊＊

　紀元前３７年、その高句麗を建国したとする人が「朱蒙＝チュモン」であり、王名を「東明王」といいます。神話では東扶餘の地で、水神・河伯（ハベク）の娘「柳花（ユファ）」は天から降りた強い光によって身籠もり、不思議なことに大きな卵を産む。卵がかえり、男の子が産まれ、武芸に優れた凛々しい若者に成長する。この若者が後の高朱蒙（東明王）となります。

　なかなか、先が楽しみなドラマではあります。
　ところで、商団の首領・ヨンタバルを見て、
「お！麻原彰晃！」
と思ったのですが、私だけですか・・・・？

まだまだ序盤ですので、しばらくは腕慣らし、雰囲気に馴染むまではもうしばらくのご辛抱を。全８１話収録日数３８０日近い期間頑張り抜いて行く出演者にスタッフさん。ラストシーンにめぐり合うまで１年半は掛かりそうですね。BSデジタル放送より先に行く訳にはイカン裏事情がありそうです。CS,KNTV放送を観ていた際は、月火と週２話。最初は５０話予定が、大好評に付き延長放送になったとか。期待が膨らんで参りますね〜〜

さて今回は予告通り、人物相関をご説明いたします。ご参考まで。

１、ヘモス将軍（ホ・ジュノ）→チュモンの実父、民族の英雄。
　　　　　　　　両目も失明し、不遇な幽閉生活を送る。親子とは
　　　　　　　　知らずに、チュモンに武芸を教える。
２、ユファ姫（オ・ヨンス）→チュモンの母。
　　　　　　　　ヘモス将軍を慕うも、死んだと思い、幼い子のた
　　　　　　　　め、将軍の悲願のために、ブヨの王子、クムワ王
　　　　　　　　の側室となる。　　　　　　　　　　　
３、クムワ王（チョン・グァンリョル）→ヘモスの親友、同志なる
　　　　　　　　死んだと思いユファとその子を引き取る。二人の
　　　　　　　　男の子がいるも、チュモンを事の他可愛がる。
　　　　　　　【ほぼ最後の回まで出演し、重要な役目を演じる】
４、チュモン（ソン・イルグク）→クムワ王に甘やかされ情けない
　　　　　　　　奴に育つも、様々の試練を乗り越え逞しい男に
　　　　　　　　成長し、真の英雄となる。
５、ソソノ（ハン・へジン）→商団の娘。男勝りながらチュモンと
　　　　　　　　相思相愛の仲？になるも、果たして結ばれるのか
　　　　　　　　・・・？？これは先のお楽しみ。
６、テソ王子（キム・スンス）→クムワ王の長男。チュモンに嫉妬
　　　　　　　　激しい憎悪、殺意を持ち続ける。さて、どんな将
　　　　　　　　来が待ち受けているのか？ソソノの横恋慕するも
　　　　　　　　漢の太守の娘と政略結婚をする羽目に・・・
７、ヨンポ王子（ウォン・ギジュン）→クムワ王の次男。全くいつ
　　　　　　　　もいつも、やることなすことドジ男。何年たって
　　　　　　　　も変わらず情けない男です。
８、ブヨの王妃（キョン・ミリ）→クムワ王の正室。王の愛されな
　　　　　　　　ず、嫉妬と憎しみの権化。テソ、ヨンポ王子の母
　　　　　　　　。反面、可哀想な人でもあるんだな〜・・・？
９、ヨミウル神女（チン・ヒギョン）→神通力が優れ、王も存在を
　　　　　　　　重視。後にチュモンを助ける。しかし、すごい権
　　　　　　　　力だな〜と、内心不安？
１０、プドゥクプル大使者（イ・ジェヨン）→ブヨ国のために必死
　　　　　　　　なるも冷酷無比な面もあり。眼光鋭い。先が読め
　　　　　　　　無い人でもあり。
１１、マリ、ヒョンポ、オイ→三羽烏的な三人なるも最後までチュ
　　　　　　　　モンの側近として役目を果たす。それぞれに個性
　　　　　　　　あり。中でもモジャモジャ頭のヒョンポには・・
　　　　　　　　・・先で思い掛けない恋路が待っています？？？
１２、ヨンタバル→商団の長で、ソソノの父。存在感ありますね〜
１３、ウテ、サヨン→ヨンタバルの信頼する部下である。後の・・
　　　　　　　　・であり、サヨンは何故か色っぽい？？
１４、モパルモ、ムソン→鍛冶頭であり後々までチュモンの片腕
　　　　　　　　となり助ける。ムソンは飲んべ〜だが人は良い？
１５、プヨン（イム・ソヨン）→神女だったがチュモンのせいで宮
　　　　　　　　殿から追い出されるが、何かとチュモンを助ける
　　　　　　　　が、どうも先が・・・？？可愛い娘さんです。
あと数名ワルたちがいますが割愛。
と、書き出してみましたが、お役にたちましたでしょうか？
どうぞ、最後まで存分にお楽しみ下さい。

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紀元前後の古代社会を舞台にし、主人公チュモンを中心とした恋愛、親子の絆、嫉妬や野心、夢などを描き、現在に通じることが多々あるかも・・・？
満州から、朝鮮半島に及ぶ大国、高句麗を建国するという英雄の、人間的魅力も好感を感じちゃいました。
民族の英雄を父に持ちながら、もともとは、気弱で、少々頼りない青年。チュモン「ソン・イルグク」と恋に落ちるヒロイン、ソソノ「ハン・ヘジン」が、彼に抱いた第一印象は、「情けない男」だった。その情けない男が、二人の兄からいじめにあい、数々の試練を乗り越え、逞しい男として変化していく様は、痛快と言えば、痛快でしょうか？
父ヘモス「ホ・ジュノ」と、母ユファ「オ・ヨンス」と後の扶余の王クムワ「チョン・グァンリョル」に及ぶ関係と、
チュモン、ソソノ、テソの三角関係と、二つの世代に渡る宿命の恋愛劇が、ドラマの魅力に迫ります。
１巻では、親の世代、ヘモスとクムワの男の熱い友情が、壮大なスケールのもと描かれています。
脚本も「オールイン」のチェ・ワンギュ、「チェオクの剣」のチョン・ヒョンスと骨太な作品に仕上がっていると思いますが、どうしてこんなに、小出しにするのでしょうね？
２巻は、７月１８日リリースのようです。
続けて、一気に見たいところですが・・・

全８１話の作品ですからだまだ先は長いですが，決して飽きさせません。息つく暇もない戦闘シーンがきっとあなたを虜にしますよ。

朱蒙は異例のスケールで描かれた荘厳な韓国歴史エンターテイメントで，主人公の朱蒙（チュモン）を演じたソン・イルグクやハン・ヘジンら若手実力派俳優たちの演技がドラマに深みを与えています。
朝鮮半島の歴史や、重要な要素として絡み合う「鉄」と「塩」については、 ストーリーを理解するうえで欠かせないポイントです。
広大な大地をバックに繰り広げられるストーリーと，ふたつの世代にわたる宿命の恋愛劇，チュモン，ソソノ，テソの三角関係を中心としたラブストーリー的展開など，韓ドラとしての味付けもあり，流石に制作費３００億ウォンをかけ，常に３０％以上の視聴率を稼いだといわれる作品だけのことはあります。
そんなチュモンに魅せられて，百済の都プヨに行ってきました。
しかし，朱蒙のロケ地となったのはプヨのさらに南方，全羅南道羅州市にある三韓志テーマパークですので今回は無理，プヨにある「ソドンヨ」のテーマパークに行って古きよき時代をしのびました。プヨは日本の奈良や飛鳥とどこか似ていて，心休まる静かないいところです。
『朱蒙』のロケ地である三韓志テーマパークには８０億ウォンの巨費が投じられ，約４万２千坪に１００棟の宮殿や民家が造成されています。次回はきっと行って見ようと思っています。
チュモンに出演した俳優たちについては別のディスクに書き込みますので読んで見てください。

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　悪いヤツは、どこまでも悪く、正義の味方は正義を貫く。そして、これでもかと言うほど主人公に苛烈な運命を背負わせていく韓国ドラマの王道です。まあ、安心して観ていられますね。

第２１話
　クムワが３人の息子に武芸大会をやらせますね。最初の弓の対決ではチュモンが目隠しで、神業的速射で圧勝します（おお！ヘモスのようだ！）
　拳法対決ではヨンポはあっさり敗退、テソとの剣術対決は引き分けです。臣下たちの前で軟弱な道楽者のイメージを払拭したチュモンの株は、うなぎ登りでっせ！

　んで、落胆したテソはソソノを訪ねるんですが、あらためてプロポーズを断る返事を告げられるわ、ソソノの意中の人物がチュモンであることを知るわ、踏んだり蹴ったりです（笑）
　挙げ句の果てに、テソはクムワの元へ行き、タムル弓を折ったのはチュモンだとチクります。何て奴っちゃ！

第２２話
　テソの命令でヨミウルを亡き者にしようと、ナロは山中で手勢を率いて襲いかかりますが、偶然やってきたヨンタバル一行のチュモンとウテが助けます。その後、宮殿に戻ったヨミウルはクムワに対面し、思いのたけをぶちまけてプヨを立ち去ります。
　クムワは、ヨミウルのことを心配しているのに、うまくいかんなあ・・・。

　そして、チュモンはヨミウルから、ヘモスが実の父親であるという衝撃の事実を聞かされます。