エクスペリメント

おすすめ度★★☆☆☆

『es』と同じ原作ということだけど、描かれ方のテイストが随分違ってる気がします。
『es』の方がスタンフォード監獄実験そのものをよく再現していて、
こちらの方は登場人物の個性やドラマに視点を置いている感じです。

概ね良好な評価のようですが、個人的にはちょっとタイクツでした。
『es』のほうが断然おもしろかったな。

わざわざ今時こんなヌルくて曖昧なものをリリースするのは何故だろう。
劣化版だな・・・こりゃ(+_+)

ただ、フォレスト・ウィテカーの粘着質な変態さんはハマリ役でしたね。
彼はこういうキャスティングが多いですよね。
今回も映画観ていてキモい！ウザい！！と何度も叫びそうになるほどの名演技でした！

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あの「es(エス)」には劣るも、でもオモロい！

２３人が１日千ドルの報酬で２週間の心理実験に集り、看守役８人と囚人役１５人に分かれる。
実験にはルールがあり、誰であろうとルールを破る者には報酬が与えられない。
だが、ルールを破る囚人に対しては看守の判断で相応の罰を与えねばならない、と言うのが問題だった。
初めは皆ふざけていたが、やがて看守役が支配欲に駆られ囚人に制裁を下すようになり事態は深刻な方向へ・・

やられっ放しの囚人役に「エイドリアン・ブロディ」がピッッタリ!!! 似合い過ぎてるよぉ＾＾
目が血走る「エイドリアン・ブロディ」は初めて見た!!! 最大の見所かも？＾＾
支配者へと変貌する「フォレスト・ウィテカー」は「ラストキング・オブ・スコットランド」の時は
インパクトが強烈だったが、それに比べたら本作では迫力不足・・
「es(エス)」が死闘編なら、本作はちょっとしたバトル編か緩いイジメ編かな？
どうしてもホラー描写を求めてしまう私にとっては「死闘」が無いのが残念だが、それでも充分オモロかった！

さぁ、貴方も束縛される苦しさを味わうがいい＾＾

魅力的な出演者やし、[es-エス-]と同じ元ネタやしということで、映画館に行こうと思ってたんやけど、
「普通」「それなり」「中の下」「esには劣る」「esとは根本的に違う」「何も残らない」などなど・・・
まー中途半端な感想しか聞かなかったので、ＤＶＤ待ちとなった「エクスペリメント」を観ましたｗ

で、まぁ、どうやったかというと・・・うん、普通ｗｗｗ

まぁ悪くも無いんすけど、映画にするための盛り方（フィクションの足し方）が下手なんで、
"誰にでもありえそう感"を全く感じなくて、ぜんぜん怖さが無いっすね（σω-）。o ○

なんつーか、ＴＶで盛り盛り再現ＶＴＲを観てるぐらいの面白さしかないっすш(｀∇´*)ш

有名俳優使って、ありえへんセット組んで、異常なキャラ付けしまくって、これで実話を謳われてもなぁ〜。。。

まぁ、それなりに観れなくも無いけど。。。オススメっつーほどでは無いなぁ〜

個人的満足度　６１点！　オススメ度　６０点！

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これは「ES」のリメイクではなく、元ネタが同じなんですよね？
実は「ES」もそんなに面白いと思わなかったので、期待せずに見ましたが
やっぱりイマイチでした^^;

まず、エイドリアン・ブロディは演技うまいし、文句ないんだけど
デモ行進で女性と知り合って、インドへ行こうってなんなの？不自然な展開…。

そして、高報酬の出る心理実験に参加。
刑務所の設定で、被験者は囚人と看守に分けられる。
看守役になった、母親に支配され、多分、学生時代にも虐げられていたバリス（フォレスト・ウィテカー）。
チンピラ風のワルそうな若者もいて、誰がリーダーになるかと思われたが
バリスは、しょっぱな頑張って存在感をアピールすることに成功、
じわじわと地位を固めていく…
その心理状況がよくわかる、フォレスト・ウィテカーの熱演が秀逸！
殴りに行きたくなったもの…(−−〆)

かなり痩せてたけど、役づくり？

異常事態が起こったら中止になるはずなのに、監視カメラの故障かと思ったら
確信犯の実験だったんだなあ。
カメラの向こうの映像はないけど、監視している奴らは
「やっぱりあいつが…」なんてほくそえんでいたりして。

過激すぎる、許されない実験だった…
めちゃくちゃストレスを感じた。

クライマックスはあっけなくて「えっ？？？」って感じで終わった。
ウィテカーすごかった、それだけ。

そうそう、オープニングのVTR。肉食動物の捕食はよく見るけど
同種のケンカはそう見ることがないので、興味深かった。
特にキリンのケンカ…やっぱり首使うのね、迫力あった。

オリジナルの「es［エス］」も観ましたが、リメイクの方が映像も内容も素晴らしいと思いました。なにしろ主演が今をトキメク(？)エイドリアン・ブロディとフォレスト・ウィッテカーですから面白くないわけが有りません。
オリジナルで、この心理人体実験に参加したのは学生でしたが、リメイクは社会人です。また、リメイクは実験中に主催者側が全く姿を現さないのもとてもミステリアスで良かったです。でも、一番違うのはラストだと思いました。私はリメイクの方が好きです。

高額な報酬目当てに2週間刑務所で過ごす。参加者は看守役と囚人役に分かれる。ルールは絶対破ってはならない。破ればその場で終了し報酬は払われません。
刑務所内すべてに監視カメラが設置され、四六時中監視されている。従って、こんな閉鎖空間に置かれた人間が、それも看守と囚人ですから正常心で過ごせるわけがありません。看守役が囚人役の管理を行い何もかも命令する立場になるわけですが、次第にエスカレートしていきます。囚人はたまったもんじゃ有りません。
異常なほど壮絶な戦いが待っていました・・・。

事実を基に描いたドイツ作品と言うことですが、こんな人体実験を行ったのは許せないことです。
しかし、作品としてはとても面白かったです。お薦めです。