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ウルトラマン / 黒部進

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旧作

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「ウルトラマン」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

テレビシリーズのエピソードで実相寺昭雄が監督した作品から第14話を除く、第15、22、23、34、35話を16ミリから35ミリにブローアップ、再編集して劇場公開したオムニバス。

「ウルトラマン」 の作品情報

作品情報

製作年:

1979年

製作国:

日本

「ウルトラマン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

けものみち

ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦

メカゴジラの逆襲

ライク・サムワン・イン・ラブ

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シン・ウルトラマンについて。 ネタバレ

投稿日:2022/06/07 レビュアー:CCR

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「シン・ゴジラ」で従来の怪獣映画の手法を庵野秀明が根底から別の視点で描いて新機軸を打ち出し大成功を収めて、今度はウルトラマンに着手した注目期待作だ。今回もオリジナルの初代に敬意を払いつつ全く新しい方向性を見せた。イントロは自分がリアルタイムではまった「ウルトラQ」の文字が流動しながら固定するタイトルシーンを用いて、ほんのちょっとだけだがゴメス、マンモスフラワー、ベギラ、ラルゲユウス、ゴーガ、パゴスを登場させた演出には好感が持てる。(当時テレビ時代の到来を予測していた円谷英二が自身のプロダクションを設立してTBSでSFテレビシリーズを企画した当初のタイトルは「UNBALANCE」だった。それが当時の東京オリンピックの人気で流行語になった「ウルトラC」にあやかって「ウルトラQ」に改題されて、本来はアメリカの「トワイライトゾーン」的なものを考えていたのが映画が先行した怪獣ものにあやかろうと、方向性が変っていく。だからこのシリーズには本来狙っていた怪獣の登場しない人間ドラマとしても見応えがある作品があった。「1/8計画」、「悪魔っ子」、「変身」や、当時子供には難解だとの理由で本放送では没になって再放送で初めて日の目を見た、夜空を走る電車に一人乗っていて降ろしてくれと叫ぶ中年男が、ラストは逆にオレを別の世界に連れて行ってくれと地上から懇願する最終作「あけてくれ!」なんていう、大人になった今見ると、皮肉の効いた秀作があった。「Q」と「マン」の成功は傑作怪獣を数多くデザイン造形していく彫刻家の成田亨、画家の高山良策の貢献度は計り知れない。彼等がいたからガラモン、ベキラ、カネゴン等が誕生した。)「シン」の構成は「マン」の怪獣、宇宙人が順繰りに別エピソードに区割りして登場してくる。自分は何の情報も仕入れないで観たので当然、人気のあるバルタン星人、レッドキング、ゴモラあたりが出てくると思っていた。パンフを読むと監督樋口真嗣のインタビューで、皆でネタを出して最終的には庵野が次の5つのエピソード(ネロンガ、ガボラ、ザラブ星人、メフィラス星人、ゼットン)でやりたいと述べたそうだ。この面子はゼットン以外は自分にはちょっと意外である。(オリジナルでインパクトのあったオレンジ色の制服の科特隊と称されたメンバーは、今回普通のスーツ姿の禍威獣特設対策室となっていて室長を演じる田中哲司もインタビューで「あれ?バルタン星人いないんだ。」ってチョイスがマニアックだと述べている。)更に大きな違いは今回ウルトラマンの胸に3分間限定のカラータイマーが無い。(樋口のインタビューによるとオリジナルは当時、時間制限を設けないと延々とウルトラマンと怪獣が戦わなくてはいけなくなるので経費節減の意味もあったそうだ。)その代り、今回ウルトラマンのエネルギーの残量が乏しくなると体色が赤色から緑色に変る。今回の怪獣達の造形デザインは当時とはかなり変えてきている。中でも一番良かったのは人間の姿の時は適役の山本耕史がクールに演じたメフィラス星人の造形だ。オリジナルでも他の宇宙人や怪獣達より知的で格上の強者タイプだったが今回も同様にシャープで両者の対決シーンもスペシウム光線に対して自ら光線を発してこれを遮断して互角の戦いを見せる。長澤まさみを巨大化させてビルの谷間を歩きながら美脚のスカート姿でキックさせるシーンも良かった。只、初代オリジナルにあったウルトラマンと怪獣達との肉弾戦取っ組み合いバトルシーンは少ない。特にゼットンの造形、大きさ、ウルトラマンとの対決シーンはオリジナルと全く異なる。大きさがウルトラマンより遙かに大きい超巨大サイズで且つ、宇宙空中に浮遊していて殆ど動かずウルトラマンと地上でバトルしないのだ。そして今回もウルトラマンはゼットンに完全に敗北する。これに人間達が英知を結集してゼットンに対するのもオリジナルと同じだ。このシーンが実質クライマックスなので自分はこの最後の対決シーンはちょっと拍子抜けした。樋口は「オリジナルを踏襲することばかりやって面白いでしょう、という作品にはしたくなかった。オリジナルが大好きなあるがゆえに、そこから離れたいという意識が常にありました。」というコメントが、特にこのゼットンの扱いにある。(余談だが週刊文春に連載しているみうらじゅんのコラムで本作のコメントをしていた。初代の旧作に対するリスペクトがハンパないと喜んでいる。主役の斎藤工と対談もしたそうで彼は映画の知識がハンパないが二人とも「サンダ対ガイラ」が特に好きな点で意見があったそうだ。みうらは今度は「シン・マタンゴ」をやってほしいとお願いしているが同感である。まず無理だろうが。)

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不滅のヒーロー、ウルトラマン

投稿日:2011/05/18 レビュアー:ミツゴン

 テレビ作品のオムニバスだが、単純な勧善懲悪モノにおさまってない作品集。特にこの本編では必殺ワザのスペシウム光線を使用していないことに尽きる。ただし、バトルシーンの回顧時は使用している。
 ただの子供向けのストーリーでなく対ジャミラは当時の宇宙開発を考えさせられるシリアスな話となっている。反対にウルトラマンの概念を覆すようなコミカルな話も含まれている。特に対スカイドンでは科特隊の作戦にはじまりウルトラマンの変身ポーズまでコミカルに描かれている。屋上でスプーンを差し上げて変身しようとしたシーンは有名だ。このシーンの前に「ハヤタはスプーンをお皿に置いて席を離れた=スプーンを持って屋上に行っていないことになる」ことは、後に黒部進氏や石井伊吉(毒蝮三太夫)氏が当時のエピソードととして語っていました。ハヤタ隊員の右手に注目していれば良く分かります。
対シーボーズではウルトラマンとシーボーズのコミカルなやり取り(バトルシーンとは呼べない)が異彩を放っています。
 リアルタイムで劇場版のウルトラマンを見ることが出来なかった私には充分楽しめました。次は「長篇怪獣映画ウルトラマン」を借りたいと思います。

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ウルトラマン

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シン・ウルトラマンについて。

投稿日

2022/06/07

レビュアー

CCR

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「シン・ゴジラ」で従来の怪獣映画の手法を庵野秀明が根底から別の視点で描いて新機軸を打ち出し大成功を収めて、今度はウルトラマンに着手した注目期待作だ。今回もオリジナルの初代に敬意を払いつつ全く新しい方向性を見せた。イントロは自分がリアルタイムではまった「ウルトラQ」の文字が流動しながら固定するタイトルシーンを用いて、ほんのちょっとだけだがゴメス、マンモスフラワー、ベギラ、ラルゲユウス、ゴーガ、パゴスを登場させた演出には好感が持てる。(当時テレビ時代の到来を予測していた円谷英二が自身のプロダクションを設立してTBSでSFテレビシリーズを企画した当初のタイトルは「UNBALANCE」だった。それが当時の東京オリンピックの人気で流行語になった「ウルトラC」にあやかって「ウルトラQ」に改題されて、本来はアメリカの「トワイライトゾーン」的なものを考えていたのが映画が先行した怪獣ものにあやかろうと、方向性が変っていく。だからこのシリーズには本来狙っていた怪獣の登場しない人間ドラマとしても見応えがある作品があった。「1/8計画」、「悪魔っ子」、「変身」や、当時子供には難解だとの理由で本放送では没になって再放送で初めて日の目を見た、夜空を走る電車に一人乗っていて降ろしてくれと叫ぶ中年男が、ラストは逆にオレを別の世界に連れて行ってくれと地上から懇願する最終作「あけてくれ!」なんていう、大人になった今見ると、皮肉の効いた秀作があった。「Q」と「マン」の成功は傑作怪獣を数多くデザイン造形していく彫刻家の成田亨、画家の高山良策の貢献度は計り知れない。彼等がいたからガラモン、ベキラ、カネゴン等が誕生した。)「シン」の構成は「マン」の怪獣、宇宙人が順繰りに別エピソードに区割りして登場してくる。自分は何の情報も仕入れないで観たので当然、人気のあるバルタン星人、レッドキング、ゴモラあたりが出てくると思っていた。パンフを読むと監督樋口真嗣のインタビューで、皆でネタを出して最終的には庵野が次の5つのエピソード(ネロンガ、ガボラ、ザラブ星人、メフィラス星人、ゼットン)でやりたいと述べたそうだ。この面子はゼットン以外は自分にはちょっと意外である。(オリジナルでインパクトのあったオレンジ色の制服の科特隊と称されたメンバーは、今回普通のスーツ姿の禍威獣特設対策室となっていて室長を演じる田中哲司もインタビューで「あれ?バルタン星人いないんだ。」ってチョイスがマニアックだと述べている。)更に大きな違いは今回ウルトラマンの胸に3分間限定のカラータイマーが無い。(樋口のインタビューによるとオリジナルは当時、時間制限を設けないと延々とウルトラマンと怪獣が戦わなくてはいけなくなるので経費節減の意味もあったそうだ。)その代り、今回ウルトラマンのエネルギーの残量が乏しくなると体色が赤色から緑色に変る。今回の怪獣達の造形デザインは当時とはかなり変えてきている。中でも一番良かったのは人間の姿の時は適役の山本耕史がクールに演じたメフィラス星人の造形だ。オリジナルでも他の宇宙人や怪獣達より知的で格上の強者タイプだったが今回も同様にシャープで両者の対決シーンもスペシウム光線に対して自ら光線を発してこれを遮断して互角の戦いを見せる。長澤まさみを巨大化させてビルの谷間を歩きながら美脚のスカート姿でキックさせるシーンも良かった。只、初代オリジナルにあったウルトラマンと怪獣達との肉弾戦取っ組み合いバトルシーンは少ない。特にゼットンの造形、大きさ、ウルトラマンとの対決シーンはオリジナルと全く異なる。大きさがウルトラマンより遙かに大きい超巨大サイズで且つ、宇宙空中に浮遊していて殆ど動かずウルトラマンと地上でバトルしないのだ。そして今回もウルトラマンはゼットンに完全に敗北する。これに人間達が英知を結集してゼットンに対するのもオリジナルと同じだ。このシーンが実質クライマックスなので自分はこの最後の対決シーンはちょっと拍子抜けした。樋口は「オリジナルを踏襲することばかりやって面白いでしょう、という作品にはしたくなかった。オリジナルが大好きなあるがゆえに、そこから離れたいという意識が常にありました。」というコメントが、特にこのゼットンの扱いにある。(余談だが週刊文春に連載しているみうらじゅんのコラムで本作のコメントをしていた。初代の旧作に対するリスペクトがハンパないと喜んでいる。主役の斎藤工と対談もしたそうで彼は映画の知識がハンパないが二人とも「サンダ対ガイラ」が特に好きな点で意見があったそうだ。みうらは今度は「シン・マタンゴ」をやってほしいとお願いしているが同感である。まず無理だろうが。)

不滅のヒーロー、ウルトラマン

投稿日

2011/05/18

レビュアー

ミツゴン

 テレビ作品のオムニバスだが、単純な勧善懲悪モノにおさまってない作品集。特にこの本編では必殺ワザのスペシウム光線を使用していないことに尽きる。ただし、バトルシーンの回顧時は使用している。
 ただの子供向けのストーリーでなく対ジャミラは当時の宇宙開発を考えさせられるシリアスな話となっている。反対にウルトラマンの概念を覆すようなコミカルな話も含まれている。特に対スカイドンでは科特隊の作戦にはじまりウルトラマンの変身ポーズまでコミカルに描かれている。屋上でスプーンを差し上げて変身しようとしたシーンは有名だ。このシーンの前に「ハヤタはスプーンをお皿に置いて席を離れた=スプーンを持って屋上に行っていないことになる」ことは、後に黒部進氏や石井伊吉(毒蝮三太夫)氏が当時のエピソードととして語っていました。ハヤタ隊員の右手に注目していれば良く分かります。
対シーボーズではウルトラマンとシーボーズのコミカルなやり取り(バトルシーンとは呼べない)が異彩を放っています。
 リアルタイムで劇場版のウルトラマンを見ることが出来なかった私には充分楽しめました。次は「長篇怪獣映画ウルトラマン」を借りたいと思います。

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