パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」 の解説・あらすじ・ストーリー
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「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」 の作品情報
製作年: | 2007年 |
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原題: | PIRATES OF THE CARIBBEAN: AT WORLD’S END |
「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督: | ゴア・ヴァービンスキー |
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製作総指揮: | チャド・オーマン |
出演: | ジョニー・デップ 、 オーランド・ブルーム 、 キーラ・ナイトレイ 、 ジェフリー・ラッシュ 、 ジョナサン・プライス 、 ビル・ナイ 、 チョウ・ユンファ 、 ステラン・スカルスガルド 、 ジャック・ダベンポート 、 トム・ホランダー |
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドの詳細
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
169分 | 日本語英語吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWDR3473 | 2007年12月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
193枚 | 7人 | 6人 |
【Blu-ray】パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド(ブルーレイ)の詳細
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
169分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWBR1232 | 2011年04月20日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
35枚 | 3人 | 0人 |
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ユーザーレビュー:319件
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時代の変化を告げる「哀愁」を表現した意欲作。
シリーズ2作目にも増してディズニーブランドのイメージを突き崩した作品となりました。この海賊シリーズ、ディスニーにとってはブレークスルーとなる作品なのではないでしょうか。今後さらにダークな物語がディズニーからも誕生しそうで楽しみです。
しかし複雑です。観る前には人物関係をおさらいしておいた方が良いでしょう。裏切りと策略のジェットコースターで人物の位置関係がドンデン返しの連続。その伏線となる対人関係が前2作にあるので、前2作の自分物を把握していないとジェットコースターから落っこちてしまいます。しかしこの関係をしっかり把握していれば、起伏の激しい物語はとても面白くこの長尺が気にならないと思います。
物語としては単純な勧善懲悪ものでは無いところが良いです。ガラリーナさんのレビューにもありますがカオスに満ちた世界観が秀逸だと思います。その世界観はギリシャ神話や古事記などの多神教、しかも神の人間が混在しているような世界のお話です。そしてその神話の世界が時代の流れとともに終わりを告げようとする時代のお話です。それは神話の時代に終わりを告げると同時に海賊達の滅び行くことをも意味しています。
この時代遅れとなりつつある海賊達の姿はどこか滑稽ながらもセツナイ雰囲気が漂っているのです。この物語には沢山の主要なキャラクターが登場しますが、そういった意味ではこの映画の本当の主人公は人物では無く「時代の流れ」なのかも知れません。
単純な冒険活劇でなくなってしまった分、スカッと楽しめる映画ではありません。しかし私は敢えて冒険活劇に名を借り、精神世界を描こうとした本作に賛辞を送りたいと思います。これこそこのシリーズ最大の冒険だったのでは無いでしょうか。
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前作までを 整理してみましたが・・・
前作を未見の方や、私もかなり忘れてしまったので少し整理してみました。
船乗りだった父親とインド人の女性の間に生まれたジャック。
彼は、東インド会社のベケット卿の下で働き、ある貨物を輸送することを任されたジャックは、その貨物が奴隷だったことを知り、アフリカで彼らを解放する。それを知ったベケット卿は、ジャックにPの焼印をいれ、ジャックの船を沈ませる・・・
沈んだジャックの船を生き返らせたのが、デイヴィ・ジョーンズで、13年間ブラックパール号の船長になる事を条件に、その代わり100年間ジョーンズに仕えるという契約が交わされる。
しかし、13年間船長をし、その後100年間フライング・ダッチマン号で、下働きに甘んじるよりも、ジョーンズを倒し、不死の体を手に入れ、自由に海を駆け回り、ジョーンズの心臓を盗み出そうとしたのですが・・・
海の女神カリプソは、ジョーンズに、海で亡くなった者の魂を送る任務を10年間託す。カリプソに恋をしていたジョーンズは、10年に1度だけしか丘に上がれず、恋人と会うことを許されていたジョーンズは、仕事を怠り、10年目の約束の日に現れなかったカリプソを裏切りと取り、海賊会議でカリプソの封印方法を皆に教え、実行させる・・・
ここからがワールドエンドです。
2で、怪物クラーケンに飲み込まれたジャックの運命と、滅亡の危機に瀕した海賊たちの戦いが、カリブ海からアジアの極地までと描かれていきます。
ジョーンズの心臓を手に入れた東インド会社のベケット卿によって、海賊たちが次々と葬られていたさなか、
海賊終焉の危機に、ウィルとエリザベスは、捉えられたジャックを救出に行き、海賊たちに残された道は、9人の伝説の海賊を召集し、ベケット卿と最後の決戦を臨むことだった。
鍵を握る、9人目の人物とは・・・?
登場人物も非常に多く、複雑に絡んだ人間関係の中で、コインの裏表のように、運と駆け引きが入り混じり、荒唐無稽とも思える話の展開で、次々と切り替わっていく様は、ちょっと辛いものがあります。
3では、ジャックの登場に1時間も待つようで、本当の主役ではないのでしょうが、ジャックの斜に構えたような態度、肝心なところは押さえているところは、流石ですね。
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怪レーツ・オブ・巴里ビアン
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mixiのガラリーナさんの日記に大絶賛であった「パイレーツ・オブ・カリビアン」を6月に家族で鑑賞。
つまんなかったら、ガラリーナさんに金を返してもらうか、体で払ってもらうつもりだったが、残念(笑)面白かった。
その時のレビューというか、日記から・・・
細かいことは考えちゃけない。これがハリウッド娯楽映画だ。超怒級スペクタクルコメディだ。・・と。壮大な画面の中で、卑怯者と裏切り者がいっぱいで、
「一体どうなっているんだ」
と思いつつも、興味が薄れることはない。娘と一緒なので吹き替えで見たのだが、エリザベス以外は違和感もない。(エリザベスはダメ。本職の声優なのだろうけど、彼女が檄を飛ばすたびにさめてしまう)
ところが、私ちょいとうとうとしてしまったのだ。つまらない訳ではない。なかなか楽しんでいたつもりだったのだが、開始から1時間あたりで、ちょいと記憶が飛んでいる。
かみさんも、2時間を過ぎた頃からコックリコックリしていた。
娘はというと、かみさんがコックリし始めた頃から飽きたようで、落ち着きが無くなっていた。開始前にトイレに行かせたのだが、上映中に2回トイレに付き合わされた。
「つまんなかった?」
「ううん、面白かった!」
とは言うのだが・・・・。
要するに長いのだ。しかも無駄に長い。物語の展開上、やむを得ないエピソードなら仕方ない。そうでも無いものが次から次へと展開され、しかも間延びした印象を受ける。編集とオミットで2時間程度にすることは充分可能だと思うのだ。
どうして3時間の長尺になっているのかわからない。
全体的に、アクションあり、笑いの小ネタありで楽しめるのだが、2の時の方がわかりやすい印象だった。2を観たときは当時5歳の娘も笑い転げていたが、3では、6歳になっている娘には理解できないところがあったようだ。
エンドロールを見ると STANTに大勢の名前が見える、CGだけではなく、実際に船の上で飛び回り、船から沢山の人がダイブしたのだろう。その苦労は報われていると思えるのだが、尺がなぁ・・・・。
エンドクレジットが終わった後に小ネタ。新庄が言っていたせいか、席を立つ人も少なかったが、別にねぇ・・・。なんとなくわかるし・・・。
映画終了後、娘が私にチューを仕掛けてきた。普通に受けていたら、唇の周りがぐちゃぐちゃに・・・
「あのお兄さんとお姉さん、お口を食べてるんだよ・・」
なるほど、子供にはそう見えるのか・・・
どちらかというと前2作より、大人向けに作られているようなので、DVDがレンタル解禁したら、もう一度、字幕版で観てみよう。
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★★★★☆ 勧善懲悪ではない、カオスな世界観にやられた
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こんちゃんさんに、金返せと言われなくて本当に良かった(笑)
それでも超娯楽大作でここまで賛否が分かれる作品も珍しいでしょう。私は、めちゃめちゃ楽しみました。映画館の大スクリーンをめいっぱい使った迫力映像にワクワクしっぱなし。「この映画3時間もあったの?」って息子も言うくらいどっぷりパイレーツワールドを堪能しましたわ。何がいいって、ハリウッド大作なのに泥臭いところ。ずぶ濡れになってチャンバラして、グイングイン舵をまわして、体張って戦うパイレーツ魂。空飛ぶ船も光線銃も出てこないかわりに、船から大砲をドッカ〜ン。このシンプルさがいい。滝の中を落っこちても、ひっくり返っても、大渦巻きにのまれても、船さえあれば何とかなる。それがパイレーツ。その心意気が憎いねえ。
そして、私は今作独特の「死生観」がえらく気に入りました。「天国」か「地獄」かの二元論ではなく、その中間があると言う。つまり「生と死の境界」という曖昧な部分が存在している。しかも、そこに地図とコンパスがあれば船で行けちゃうというのがユニーク。それに境界地帯で死体が海の上を流れてゆくさまは、三途の川としか思えないんですね。つまり、この作品は、キリスト教観にあまり縛られていない。どちらかと言うと、中間的なムードを肯定する東洋的発想の方がしっくり来るような気がします。
で、そのように考えていくと、もともとジャック・スパロウという人物そのものが、混沌の象徴のように思えます。イイ奴なのか、悪い奴なのか判然としない。あっちの味方になったりこっちの味方になったりするどっちつかずの生き方は、これまでの娯楽大作には決して見られないヒーロー像です。正義を見せた相手に悪意を見せたりもします。そこで、分裂してしまうという事なんですね。この表現には本当に感心しました。これはまさに、ジャックの中にいろんな自分が存在していて、彼自身もそれをもてあましているということです。まさに混沌です。
この辺りの描写は、正直物語にはあまり関係ありません。ですから、ここが退屈な方はおのずと、作品全体の尺の長さが気になってくるんじゃないでしょうか。「1」が公開された時に、予想以上にジャックのパーソナリティがウケた(その理由については、また別次元の話としていろいろ語れそうです)。ですから、「2」以降は彼の持つ混沌をうまく活かせるよう、海の世界を構築し始めた。そのためには、従来の善か悪かというわかりやすい世界観から逸脱する必要があったんではないでしょうか。ですから本作のエンディングが全てがまーるく収まりました、となっていないのも納得なのです。
さて、そうなると、ジョニー・デップの凄さを感じざるを得ません。こんなに曖昧で混沌としたキャラクターをいろんな人々から愛される人物に仕立て上げられたのは、ジョニー・デップだったからでしょう。砂漠の石ころがカニになって、大量ガニに追いかけられる、なんてシーンは実に観念的です。しかし、こういうシーンを難なくこなせるのは、やっぱり彼のセンスだとしか思えない。また、日頃の彼を見ていてもあまりつかみ所がなく、一面的なとらえ方ができません。そのわからなさがジャック・スパロウと見事に重なっているのです。
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見事に難破船になりました、私・・・
やはり、きちんと1作目、2作目をおさらいしてから
この3作目に臨むべきでしたね。
人物関係やら、敵対関係がさっぱりわからず
眠りの海に沈没しかけること数回・・・
JUCEさんの仰る通りジェットコースターから
振り落とされましたです、はい・・・
子供たちは意外にちゃんと覚えていたようで
ストーリーにもついていっていたようですし
楽しんでいたようです。
わからないながらも、最後まで見たい気持ちには
させてくれるので、やはり面白いということでしょうね。
キャスティングもジョニー・デップにオーランド・ブルーム、
キーラ・ナイトレイと申し分無しだし
撮影にもすごくお金をかけていて豪華な冒険超大作というのは
否定のしようもありませんね。
いつか、時間のあるときにぜひ3部作まとめて再見したいです。
ただし、やはり尺が長いので、ちょっと躊躇しちゃいますね。
もう少しコンパクトにまとめていただけると
ありがたいですよね。
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パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド