雪の花

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ベストセラー作家ガンエ（キム・ヒエ）を母親に持つ高校３年生のダミ（アラ）
可愛くて勉強も出来、何不自由なく幸せに暮らしているように見えますが、実は父親がいないという事にコンプレックスがある模様。
それでも素直に育っていたように見えましたが、母親代わりに面倒をみてくれていた祖母が急死。
そして１１年前に死んだと思っていた父親が生きていると知ったダミ。
祖母の死と父親の存在を知った事により母と娘のバランスが崩れていきます。
それまで素直だったダミが母親に反抗を繰り返すようになってゆき‥

自分の考えを押し付けるような母親と、それに反抗を繰り返す娘。。。
そして回想シーンで徐々に明らかになる父親との経緯‥

丁寧に描かれたドラマで私は好きでしたね。中盤過ぎまでは。
後半は‥話数が短縮されたのか？と思う程あっけない終わり方の気が‥
それまで母親と娘の周りにいる人達の事も丁寧に描かれていたと感じていたのですが〜
終わってみればあの人は？この人は？と少々消化不良の気がしました。

このドラマで唯一のイケメン役のキボム君。顔良し性格良しですが、あんな母親がいるなら結婚はしたくないぞ！と思わせられる、ちょっと複雑な環境で育った青年役を爽やかに演じていました。

余談ですがこの母娘が住む家が別荘みたいな感じでとっても素敵。その庭先でお茶を飲んだりするシーンが結構あったのですが‥
真冬の夜、庭先のパラソルの下で白い息を吐きながらワインを飲む場面を見て、優雅というよりも我慢大会みたい‥と思えてしまいました（汗）

現在、半分の８話まで視聴完了しました。

このドラマを視聴しようとした動機は、東方神起のチャンミンがこのドラマに出る予定だったという事と、
Super Juniorの『Ｋ．Ｒ．Ｙ』が挿入歌『歩みを止めて』を歌っているという、極めて正当（ミーハー）な理由からである。そしてキボム君だし＾＾

『Ｋ．Ｒ．Ｙ』Super Juniorの中でも極めて歌唱力が高いキュヒョン・リョウク・イェソンの３人組ユニットのことです
それぞれの頭文字をとって『Ｋ．Ｒ．Ｙ』クライと読みます。Ｋ−ＰＯＰ豆知識講座です。

さて問題の内容の方について書いてみましょう。

このドラマは、ズバリ！！『正統派ドラマ』です。
しっかり親子・家族というテーマが入っていると思います。
メインは演技派なキム・ヒエとＡｒａちゃんですから見応えはあると思います。
Ａｒａちゃんは当時１６歳で高校３年生のダミを演じています（驚!!）

有名作家の母を持つ娘　才色兼備　当然、羨望の眼差しかと思いきや、そうではない。
（実際、有名人の子供は虐められるという噂を聞くがやはり嫉妬の対象なのか）
娘が8歳の時に離婚をしている母。子育ては祖母に頼ってきた。
母にとっても、しっかり者で手のかからない自慢の娘
ある日を境に、娘の精神のバランスが崩れていく。情緒不安定になった感情の矛先は母へと鋭く向けられていく。消耗するだけなのに止められない。

ダミ凄いです。何しろ優秀な娘なので母の痛いところを突きます。
容赦ないです。実際親子喧嘩というものは、容赦ないと思うので理解出来ます。
字幕読んでばかりだと迫真の演技が見れません(汗)演技のみにリピなんかしちゃいました。
日本のドラマでしたらこの流れは『積み木崩し』という王道に行くのでしょう。。

キボム君の登場の仕方は格好いいです。K.R.Yは７話で流れました＾＾
母ガンエの回想シーンが多く　過去に残してきた宿題を解くような感じもします。
物語は４話から動き出します。

自分の人生に関係してくる特別な他人との物語だと思います。

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宮崎県がロケ地として出てきます。同県民の方は倍楽しめるんじゃないでしょうか？

さてドラマ見終わりました　今回　ネタばれありで書いちゃいます。注意

大真面目で正統派なのにツッコミどころもあり、それでも全体の内容は良かったと思います。親子の葛藤とかありえそうな題材ですし、心情が細やかなのでわかりやすかったです。

ガンエとダミの親子　葛藤しながらもお互いなくては、ならない存在　
前半冒頭『自分のことを言われるのはいいが、母を侮辱するのは許せない』
激怒するダミを感じたら、しっかり『親子愛』が刻まれていると理解できます。
祖母の急死、母の恋人、死んだと思っていた父の存在でダミの精神はバランスを崩し逆らうようになって行き、親子の葛藤が始まる。なぜ離婚したのか・・・。
サカエにはちょっとびっくりしましたよ。サカエの存在もですが、サカエの容姿にね！！
いかにも日本!!って感じなんですもんｗｗ
離れていた家族が時間を経て再会し、過去のわだかまりを清算し始めます。
離婚は全面的に母の我慢が足りなかったと誤解していた娘も大人になっていき順風満帆に行けば本当によかったのに。。ね

韓国の国民性か、、残酷ですよね　本当に。。
希望とか奇跡とか好む日本人としてはツライところです。
母の病気はくると思っていましたが、特殊な胃がん(気付いた時は手遅れってやつ)
これ、なんで胃がんにしたんだろう、私がダミならば強力なストレスを与え続けて
母を殺したのは自分だと責め続けそうだ。そして最後まで病気を隠した母を責めそうだ。
後悔ばかりが残りそうで辛かったです。

だけど、Araちゃん１６歳にしては大人びていて本当に堂々としています。
キボム君の切ない演技にＫＲＹもベストマッチ。

親子関係にわだかまりがある人　オススメします。（どんなオススメ…汗）
それでも良質ドラマでしょう

ＰＳ：ファンに怒られそうだけど、室長がユチョン系だと思います。
　　　下唇とか、ユチョンの伯父さんでも良さそう。検証してみて下さい。

題名につられてレンタルしてみましたが、本当にいらいらします。

こんなに反抗的な子供と、うっとうしい母親の物語は見た事ないよ。

わざわざ見る必要は無いと思います。