ミックマック

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ミックマック / アンドレ・デュソリエ

全体の平均評価点:(5点満点)

56

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「ミックマック」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が「ぼくの大切なともだち」のダニー・ブーンを主演に迎えて贈るファンタジー・コメディ。不幸な人生を送る主人公が、その原因を作った2大軍事企業を相手に、個性豊かな仲間たちと繰り広げる壮大なイタズラの行方を風刺とユーモアを織り交ぜ綴ってゆく。幼い頃に、父親を地雷で亡くした男、バジル。ある夜、彼は発砲事件に巻き込まれ、銃弾が頭に埋まったまま生きていくハメに。やがて彼は、廃品回収をしながら共同生活を送るユニークな仲間たちと出会う。そんなある日、父親を殺した地雷と自分の頭に残る銃弾を製造した会社を同時に発見したバジルは、この2つのハイテク企業に復讐することを決意するが…。

「ミックマック」 の作品情報

作品情報

製作年: 2009年
製作国: フランス
原題: MICMACS A TIRE−LARIGOT/MICMACS

「ミックマック」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:56件

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1〜 5件 / 全56件

弱者が強者にひと泡吹かせる痛快作

投稿日:2011/04/03 レビュアー:ミルクチョコ

「アメリ」のジャン・ピエール・ジュネ監督によるファンタジック、かつ社会派な痛快ブラックコメディです。
ミックマックとは、いたずらという意味らしいです。
幼い頃に、父を地雷で失ったバジル(ダニー・ブーン)は、発砲事件に巻き込まれて、頭に銃弾が残ってしまいます。おまけに仕事も家も失った彼は、幸か不幸か廃品をリサイクルして暮らす奇妙な集団に仲間入りして、軍需産業を相手に復讐を企てます。

バジル+7人の仲間たちがそれぞれに1芸に秀でていて、使用するのは、廃品、ガラクタのみ。あっと驚くミッションを遂行していくのですが、それがおとぎ話スタイルで、相手が武器製造の死の商人というところも、社会時評な面もあって、毒が効いています。それぞれの特技を生かしたアイデアと機転でユーモラスに事が運ばれていくのには、思わず笑ってしまいます。

社会的には全く認められない人達の集まりが、各自の唯一の特技を寄せ集めたら、こんなにも大きな組織を潰せる。なんて考えただけでも楽いし、現代社会とコミットできない外れ者たちの奇人変人ぶりをここまで極端に描いてくれると、面白いです。
そしてどんな人にも、何らかの才能が有るよって思わせてくれます。まっすぐに生きている人達がコミカルに表現されていて、幸せそうだし、人の生きがいって分かりませんよね。
しかも落とし所が、恋愛じゃなくて、悪徳資本家撃退にまで発展するから痛快です。
社会からちょっぴり逸脱した人たちへの愛が全編に溢れていて、胸にしみます。こういう遊び心あふれた映画は私は好きです。ファンタジーな世界に浸ることができる人にはお勧めです。
ジュネ作品ならではの、ファンタジックなパリの風景も健在です。

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80点(秀作) ネタバレ

投稿日:2011/05/17 レビュアー:ホヨマックス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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フランス版「チャップリン」のようで、アイデアに富んだ芸術作品!

不慮の事故で脳に銃弾が残ってしまった(ジャケの)主人公が愉快な仲間達とチームを組んで
悪徳軍事武器会社の社長2人を破滅に追いやるまでのコメディー (ある意味反戦映画?

主人公を始め登場人物「全員」に嫌味がまっったくない。敵味方関係なくみ〜んな応援したくなる。
コメディーつっても爆笑ではなく微笑系。あえて微笑に抑えた所さえも芸術性を感じた。
そ〜れにしてもよ〜くこんな事思いつくわぁ^^
でも、ドラマを普段観ない私にとっては途中で飽きてしまうのが少し難かな?
まぁ、最大の見所ラストはもう文句無しだ!

心温まり楽しく愉快な気分になれるので、ぜひ手に取ってみて下さいっ!^^

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機械仕掛け

投稿日:2011/05/14 レビュアー:ロンリー火真西

J・P・ジュネ監督らしい作品です
デリカテッセンやロスト・チルドレンの世界観に近い作品で、個性的な登場人物や映像感覚などはジュネ監督らしいです

機械仕掛けがたくさんでてきますが、ストーリー自体も機械仕掛けのようで、一見ちらかっていてまとまりがないように見えますが、最後まで見ると全体的によくまとまっていて理路整然としています

コメディになってはいますが、色んな要素が入れられていますので見ていて飽きませんし、引き込まれます

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"笑い"と"愛"で世界は変えれるのかも知れない♪←コレが映画だ! ネタバレ

投稿日:2011/02/25 レビュアー:KASPAR

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先週の日曜日(9月19日)は「大脱走 」「瞳の奥の秘密 」「ミックマック」の3本を観てきました♪
その中から今日は、「アメリ」のジャンピエールジュネ監督最新作の『ミックマック』を紹介します(°∀°)b
ふむふむ(・〜・)キターーー!!!これはもしかしたら2010年ナンバー1になるかも知れないっすね!
今年(2010)の新作では初の90点台付けちゃいます(°∀°)b

◇◆◇

久しぶりに素晴らしい映画に出合ってもーたっす♪
再鑑賞やDVD鑑賞を除くと、なんと2009年10月レビューの『私の中のあなた』以来、約1年ぶりの90点台つけちゃいました!!!
ちなみに2008年(ブログ開始)以降で、90点以上付けた劇場鑑賞映画は、『グラントリノ 』『私の中のあなた 』『ミスト 』と、この『ミックマック』の合計4本のみです(°∀°)b
『午前10時の映画祭』のせい(←せい?)で、頻繁に90点台が出てますが、実は90点台はほとんどでない(年間2−3本)のです((φ(・д・。)これはチェックですな!

【ネタバレはしてないつもりですが、展開やテーマについては書きますので、ご理解の上でお読み下さい】

いやー、観終わった瞬間に、あまりの素晴らしさに叫びそうになってもーたっすよ(」°□°)」<スバラシスギルヤンケー!!!
久しぶりに、映画を観た〜っと思える震えるラスト数シーンを味わったっすねー♪←この数シーンは一生忘れること無いっすね(`・ω・´)ゝ
全体的には、結構ブラックで痛烈な社会風刺コメディなんやけど、なんなんだこの美しさは!!!なんなんだこの愛らしさは!!!

こんなにも愛おしく思える映画に出合ったのはいつ以来やねん♪

◇◆◇

映画は、地雷と銃弾によって何気ない日常を奪われた男(バジル)が、兵器会社の社長たちへの大掛かりなMICMACK(イタズラ)するのを映し出すんやけれども、あくまでも視点は俯瞰的で子供達への視線のように温かく彼らを見守ってる♪
せやから、観客たちは、主人公達に感情移入(共感)して、供にイタズラをしてるというよりも、彼らを見守るジュネと同じ親のような視線で、このイタズラ小僧たちを温かく見守るようになってるんすね♪
このイタズラ小僧たちのやることは、大人(国、企業)の常識からはかけ離れた無茶苦茶な理論に基づいてるんやけれども、彼らの指摘は決して間違っているわけではなくて、"大人としての常識"がどれだけ"人間としての常識"からズレてしまったのを教えてくれる・・・
誰もが根本的に人間として間違ってると解ってることが、なぜだかこの現代社会では正しいこと(常識)とされているんすよね・・・
それは社会のために仕方の無いことだとされているんすね・・・

仕方が無い・・・
仕方が無い???
仕方が無いって何やねんヽ(`Д´)ノ!!!

私達は、その指摘(問題提起)に返す言葉が見つから無いんすよね・・・そうは言ってもこの問題はあまりにも複雑で解決策なんて無いやないかと、彼らの行動を見守りながらそう思うんすよね・・・
彼らはがんばったけど、根本的な解決にはなら無いんよなー・・・っと少し醒めた感情が心に残るんすね(´・ω・`)

そして、壮大なミックマックが結末を迎えた後、この映画はこの問題の答えとしての根本的な解決策を提示するんすね・・・
それは甘ったるーい現実味の無い解決策なんすね・・・
甘ったるくて現実味は全く無いんすけれども、人間の根本的な部分への圧倒的な信頼の元に成立するその提言の愛らしさに、自分は完全にやられてもーたんすね・°・(ノД`)・°・
それが何の解決策にもならないことは知ってるんやけど、この映画のためにも、自分のためにも、信じたいから・・・信じたいから信じることにします(°∀°)b

この美しくて切なくて温かいラストシーンの為ならば、自分の中にあるちっぽけな現実主義的な考え方なんて、ゴミ箱に捨ててやろうじゃないかと思うわけです(`・ω・´)ゝ!!!

とりあえず、しばらくは・・・仕方ないんで←それがあかんのやってヽ(`Д´)ノ

◇◆◇

ほぼジュネとして完璧な映画なんやけど、決して万人向けな映画では無いんで、絶対面白いよ!っとオススメし難いのがジュネ映画の難しいとこやねー・・・(´д`lll)
合わない場合もあるやろうけど、作品の完成度は非常に高いんで、出来たら劇場で観てください!という微妙な言い回しでしかオススメ出来ないのがツライ・°・(ノД`)・°・フレンチコメディは日本で受けないんよねー・・・
自分は、とにかく大好きな映画です♪

甘ったるいメッセージやけど、こんなにも現実の世界が苦いんやから、コレぐらい甘くて丁度良いんやないかなと思うのです♪

個人的満足度 91点! オススメ度 80点!

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男性版「アメリ」

投稿日:2011/03/03 レビュアー:パープルローズ

よふかしさんとKASPARさんが、全く正反対のレビューを書いておられるのがおもしろいですね。
私はその中間くらいかな。

始まりは1970年代で黄色っぽい色調。始まってすぐにお葬式があるところも「アメリ」と同じで、まさに男性版「アメリ」といった感じの作品です。

幼い頃に、父親を地雷で亡くしたバジル。その30年後、ビデオ店の店員となったバジルは、発砲事件の巻き添えになり、頭に銃弾が埋まったままの状態に。
家も職も失ったバジルは、路上で知り合った男の案内で、奇妙な仲間たちと共同生活を送ることになる。
ある日、バジルは父を殺した地雷と、自分の頭に埋まった銃弾を製造したふたつの会社を偶然みつけ、仲間と共に壮大な復讐を計画する。

「アメリ」の中で、食料品店のおやじにいたずらするところがあるんですが、私はあれがいまいち好きになれませんでした。そりゃあ、おやじはいやな奴だったけど、「人の幸せをみると、自分も幸せになれる」といいつつ、一方で嫌いな奴にはあんなことをしてるのが、どうもなじめなくて。

「ミックマック」の方もそれに似たいたずらをして、ふたつの会社が争うように仕向けてゆくわけですが、こちらには一応理由があるので、そのあたりは気になりませんでした。
反戦メッセージがあまり押し付けがましくないところもよかったです。

とにかく回りくどくて、手の込んだミックマック(いたずら)の数々と、超個性的なバジルの仲間たち。
きっとジュネの世界が好きな人にはたまらない映画だと思います。
私はクスクス笑いくらいで、そう何度も観たいとは思いませんでしたが、梅田ガーデンシネマのスタッフさんたちがおそろいで着ていたミックマックTシャツがかわいくて、欲しかったです。

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ミックマック

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弱者が強者にひと泡吹かせる痛快作

投稿日

2011/04/03

レビュアー

ミルクチョコ

「アメリ」のジャン・ピエール・ジュネ監督によるファンタジック、かつ社会派な痛快ブラックコメディです。
ミックマックとは、いたずらという意味らしいです。
幼い頃に、父を地雷で失ったバジル(ダニー・ブーン)は、発砲事件に巻き込まれて、頭に銃弾が残ってしまいます。おまけに仕事も家も失った彼は、幸か不幸か廃品をリサイクルして暮らす奇妙な集団に仲間入りして、軍需産業を相手に復讐を企てます。

バジル+7人の仲間たちがそれぞれに1芸に秀でていて、使用するのは、廃品、ガラクタのみ。あっと驚くミッションを遂行していくのですが、それがおとぎ話スタイルで、相手が武器製造の死の商人というところも、社会時評な面もあって、毒が効いています。それぞれの特技を生かしたアイデアと機転でユーモラスに事が運ばれていくのには、思わず笑ってしまいます。

社会的には全く認められない人達の集まりが、各自の唯一の特技を寄せ集めたら、こんなにも大きな組織を潰せる。なんて考えただけでも楽いし、現代社会とコミットできない外れ者たちの奇人変人ぶりをここまで極端に描いてくれると、面白いです。
そしてどんな人にも、何らかの才能が有るよって思わせてくれます。まっすぐに生きている人達がコミカルに表現されていて、幸せそうだし、人の生きがいって分かりませんよね。
しかも落とし所が、恋愛じゃなくて、悪徳資本家撃退にまで発展するから痛快です。
社会からちょっぴり逸脱した人たちへの愛が全編に溢れていて、胸にしみます。こういう遊び心あふれた映画は私は好きです。ファンタジーな世界に浸ることができる人にはお勧めです。
ジュネ作品ならではの、ファンタジックなパリの風景も健在です。

80点(秀作)

投稿日

2011/05/17

レビュアー

ホヨマックス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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フランス版「チャップリン」のようで、アイデアに富んだ芸術作品!

不慮の事故で脳に銃弾が残ってしまった(ジャケの)主人公が愉快な仲間達とチームを組んで
悪徳軍事武器会社の社長2人を破滅に追いやるまでのコメディー (ある意味反戦映画?

主人公を始め登場人物「全員」に嫌味がまっったくない。敵味方関係なくみ〜んな応援したくなる。
コメディーつっても爆笑ではなく微笑系。あえて微笑に抑えた所さえも芸術性を感じた。
そ〜れにしてもよ〜くこんな事思いつくわぁ^^
でも、ドラマを普段観ない私にとっては途中で飽きてしまうのが少し難かな?
まぁ、最大の見所ラストはもう文句無しだ!

心温まり楽しく愉快な気分になれるので、ぜひ手に取ってみて下さいっ!^^

機械仕掛け

投稿日

2011/05/14

レビュアー

ロンリー火真西

J・P・ジュネ監督らしい作品です
デリカテッセンやロスト・チルドレンの世界観に近い作品で、個性的な登場人物や映像感覚などはジュネ監督らしいです

機械仕掛けがたくさんでてきますが、ストーリー自体も機械仕掛けのようで、一見ちらかっていてまとまりがないように見えますが、最後まで見ると全体的によくまとまっていて理路整然としています

コメディになってはいますが、色んな要素が入れられていますので見ていて飽きませんし、引き込まれます

"笑い"と"愛"で世界は変えれるのかも知れない♪←コレが映画だ!

投稿日

2011/02/25

レビュアー

KASPAR

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先週の日曜日(9月19日)は「大脱走 」「瞳の奥の秘密 」「ミックマック」の3本を観てきました♪
その中から今日は、「アメリ」のジャンピエールジュネ監督最新作の『ミックマック』を紹介します(°∀°)b
ふむふむ(・〜・)キターーー!!!これはもしかしたら2010年ナンバー1になるかも知れないっすね!
今年(2010)の新作では初の90点台付けちゃいます(°∀°)b

◇◆◇

久しぶりに素晴らしい映画に出合ってもーたっす♪
再鑑賞やDVD鑑賞を除くと、なんと2009年10月レビューの『私の中のあなた』以来、約1年ぶりの90点台つけちゃいました!!!
ちなみに2008年(ブログ開始)以降で、90点以上付けた劇場鑑賞映画は、『グラントリノ 』『私の中のあなた 』『ミスト 』と、この『ミックマック』の合計4本のみです(°∀°)b
『午前10時の映画祭』のせい(←せい?)で、頻繁に90点台が出てますが、実は90点台はほとんどでない(年間2−3本)のです((φ(・д・。)これはチェックですな!

【ネタバレはしてないつもりですが、展開やテーマについては書きますので、ご理解の上でお読み下さい】

いやー、観終わった瞬間に、あまりの素晴らしさに叫びそうになってもーたっすよ(」°□°)」<スバラシスギルヤンケー!!!
久しぶりに、映画を観た〜っと思える震えるラスト数シーンを味わったっすねー♪←この数シーンは一生忘れること無いっすね(`・ω・´)ゝ
全体的には、結構ブラックで痛烈な社会風刺コメディなんやけど、なんなんだこの美しさは!!!なんなんだこの愛らしさは!!!

こんなにも愛おしく思える映画に出合ったのはいつ以来やねん♪

◇◆◇

映画は、地雷と銃弾によって何気ない日常を奪われた男(バジル)が、兵器会社の社長たちへの大掛かりなMICMACK(イタズラ)するのを映し出すんやけれども、あくまでも視点は俯瞰的で子供達への視線のように温かく彼らを見守ってる♪
せやから、観客たちは、主人公達に感情移入(共感)して、供にイタズラをしてるというよりも、彼らを見守るジュネと同じ親のような視線で、このイタズラ小僧たちを温かく見守るようになってるんすね♪
このイタズラ小僧たちのやることは、大人(国、企業)の常識からはかけ離れた無茶苦茶な理論に基づいてるんやけれども、彼らの指摘は決して間違っているわけではなくて、"大人としての常識"がどれだけ"人間としての常識"からズレてしまったのを教えてくれる・・・
誰もが根本的に人間として間違ってると解ってることが、なぜだかこの現代社会では正しいこと(常識)とされているんすよね・・・
それは社会のために仕方の無いことだとされているんすね・・・

仕方が無い・・・
仕方が無い???
仕方が無いって何やねんヽ(`Д´)ノ!!!

私達は、その指摘(問題提起)に返す言葉が見つから無いんすよね・・・そうは言ってもこの問題はあまりにも複雑で解決策なんて無いやないかと、彼らの行動を見守りながらそう思うんすよね・・・
彼らはがんばったけど、根本的な解決にはなら無いんよなー・・・っと少し醒めた感情が心に残るんすね(´・ω・`)

そして、壮大なミックマックが結末を迎えた後、この映画はこの問題の答えとしての根本的な解決策を提示するんすね・・・
それは甘ったるーい現実味の無い解決策なんすね・・・
甘ったるくて現実味は全く無いんすけれども、人間の根本的な部分への圧倒的な信頼の元に成立するその提言の愛らしさに、自分は完全にやられてもーたんすね・°・(ノД`)・°・
それが何の解決策にもならないことは知ってるんやけど、この映画のためにも、自分のためにも、信じたいから・・・信じたいから信じることにします(°∀°)b

この美しくて切なくて温かいラストシーンの為ならば、自分の中にあるちっぽけな現実主義的な考え方なんて、ゴミ箱に捨ててやろうじゃないかと思うわけです(`・ω・´)ゝ!!!

とりあえず、しばらくは・・・仕方ないんで←それがあかんのやってヽ(`Д´)ノ

◇◆◇

ほぼジュネとして完璧な映画なんやけど、決して万人向けな映画では無いんで、絶対面白いよ!っとオススメし難いのがジュネ映画の難しいとこやねー・・・(´д`lll)
合わない場合もあるやろうけど、作品の完成度は非常に高いんで、出来たら劇場で観てください!という微妙な言い回しでしかオススメ出来ないのがツライ・°・(ノД`)・°・フレンチコメディは日本で受けないんよねー・・・
自分は、とにかく大好きな映画です♪

甘ったるいメッセージやけど、こんなにも現実の世界が苦いんやから、コレぐらい甘くて丁度良いんやないかなと思うのです♪

個人的満足度 91点! オススメ度 80点!

男性版「アメリ」

投稿日

2011/03/03

レビュアー

パープルローズ

よふかしさんとKASPARさんが、全く正反対のレビューを書いておられるのがおもしろいですね。
私はその中間くらいかな。

始まりは1970年代で黄色っぽい色調。始まってすぐにお葬式があるところも「アメリ」と同じで、まさに男性版「アメリ」といった感じの作品です。

幼い頃に、父親を地雷で亡くしたバジル。その30年後、ビデオ店の店員となったバジルは、発砲事件の巻き添えになり、頭に銃弾が埋まったままの状態に。
家も職も失ったバジルは、路上で知り合った男の案内で、奇妙な仲間たちと共同生活を送ることになる。
ある日、バジルは父を殺した地雷と、自分の頭に埋まった銃弾を製造したふたつの会社を偶然みつけ、仲間と共に壮大な復讐を計画する。

「アメリ」の中で、食料品店のおやじにいたずらするところがあるんですが、私はあれがいまいち好きになれませんでした。そりゃあ、おやじはいやな奴だったけど、「人の幸せをみると、自分も幸せになれる」といいつつ、一方で嫌いな奴にはあんなことをしてるのが、どうもなじめなくて。

「ミックマック」の方もそれに似たいたずらをして、ふたつの会社が争うように仕向けてゆくわけですが、こちらには一応理由があるので、そのあたりは気になりませんでした。
反戦メッセージがあまり押し付けがましくないところもよかったです。

とにかく回りくどくて、手の込んだミックマック(いたずら)の数々と、超個性的なバジルの仲間たち。
きっとジュネの世界が好きな人にはたまらない映画だと思います。
私はクスクス笑いくらいで、そう何度も観たいとは思いませんでしたが、梅田ガーデンシネマのスタッフさんたちがおそろいで着ていたミックマックTシャツがかわいくて、欲しかったです。

1〜 5件 / 全56件